意外と知らない!?結婚祝いのプレゼントの相場と新常識

親しい友人や同僚の結婚の報告を聞き結婚祝いのプレゼントを考えたとき、いくらくらいのものを選ぶか、何を贈れば喜ばれるか、いつ渡そうかと迷うことはありませんか?意外とどうしよう…と悩むことも多い、結婚祝いのプレゼントの相場とマナーの新常識についてまとめてみました。



結婚祝いのプレゼントとは

昔と今で変わってきた結婚祝い

昔も今も、親しい友人やお世話になった人の結婚は嬉しいものです。自然とお祝いの気持ちを伝えたくなりますね。

昔からの正式な結婚祝いの作法は、挙式の1週間前までの大安や先勝などの吉日の午前中に、お祝いの品物またはお祝い金をご自宅へ持参するというものだそうです。しかし現在では、式に出席する場合、仲人などを除けばご祝儀として披露宴にお祝い金を持参するのが一般的となっています。

そして本来、お祝いは品物だったそうです。そしてその場合、割れる・壊れる・切り裂くなどの言葉を連想する陶器や刃物、また消耗品であるいわゆる「消えもの」を贈ることを避ける風習がありました。しかし、今では食器やガラス製品はプレゼントの定番としてタブーではなくなってきています。カラトリーのセットも喜ばれるプレゼントとして人気ですし、親しい仲なら食べ物や入浴剤などもタブーというわけではないようです。

このように時代とともに習慣やタブーは少しずつ変わってきています。ただ、しきたりを重視する家もありますので知識としては知っておいて、気をつけたほうがいい場合もあるかもしれませんね。ただ時代が変わっても、結婚祝いは基本的にはお祝いの気持ちの表現であるということは、変わらないのかもしれません。

結婚祝いを贈るのはどんな場合?

昨今では、結婚祝いをご祝儀以外でプレゼントするのは次のような場合ではないでしょうか。

・招待された結婚式・披露宴を欠席する場合
・式には招待されなかったが、お祝いの気持ちを表したい場合
・会費制のパーティーや2次会には出席したが、更にお祝いの気持ちを表したい場合
・挙式をしない場合、又はごく近い身内だけで挙式を済ませる場合

招待状を受け取ったものの何らかの都合で式を欠席する場合は、欠席の返事を出すと同時にお祝いのプレゼントを考えるといいようです。また、式には招待されなかったけれどもお祝いしたい場合や、身内だけの挙式の場合や入籍したという報告を聞いた時も、お祝いを考えるタイミングだと思います。

会費制のパーティーや2次会だけ参加したという場合も、親しい間柄でお祝いの気持ちを表したいと思ったら、プレゼントを贈れば喜ばれるのではないでしょうか。個人的にでもいいですし、仲間と連名でもいいと思います。

結婚祝いを選ぶとき注意すること

結婚祝いにはいくつかタブーとされることがあります。まず、割れる・壊れる・切り裂くなどの言葉を連想させる品物を贈るのは避けるという慣習があります。例えば割れたり欠けたりする陶磁器、切り裂くを連想させるナイフなどは以前は結婚祝いとして贈るのはタブーとされていました。

しかし、今は食器やカラトリーはむしろプレゼントの定番となっているので、特にしきたりを重視する相手でなければそれほど気にする必要はないかと思います。しかし包丁やハサミなどの刃物や鏡などを贈るのは、特に本人のリクエストがあるとき以外は避けた方が無難かもしれません。

また、タブーとされる数字というものもあります。基本的には割り切れる「偶数」を避け、割れない「奇数」を吉とするようです。しかし苦や死を連想させる「9」と「4」はタブー、「8」は末広がりで吉数とされています。

ただ現在では、ペアグラスなど2脚を贈ることはごく一般的です。ペアに関しては偶数でも何も問題ないと思います。「6」と「12」も偶数ですが半ダース・1ダースと考えてOKとすることもあるそうです。お祝い金も基本的に偶数は避けますが、「2」と「8」はよしとされているようです。

貰って嬉しい定番のプレゼントは?

貰って嬉しい定番のプレゼントは次のようなものがあります。

・現金や商品券
・新居・新生活に関するもの
・その他記念になるもの

何かと物入りな新婚さんには、現金や商品券は嬉しい贈り物のようです。それだけではちょっと、と思う場合は、花束を添えるとぐっと華やかになります。

新居で使えるもの・新生活に必要なものも喜ばれそうですね。ペアグラスやペアのカップなどの食器類、鍋類やブレンダー・コーヒーメーカーなどのキッチン用品などが定番のようです。エプロンやペアのパジャマなどの衣類もよさそうです。ホームベーカリーやルンバなどの家電を貰ってとても嬉しかったなどという声もあるようです。

もし、新婚カップルが実家でご両親と同居する場合などは、既に実用的なものは揃っていると思うので、何か記念になるようなものを選ぶといいかもしれません。フォトフレーム・アルバムや時計などはいい記念になりそうですね。



お祝いの相場には幅がある

結婚祝いの相場には5,000円から100,000円くらいまでの幅があります。
その幅は、贈る相手との関係の深さとシチュエーションによって変わるようです。

身内に贈る場合

身内に贈る結婚祝い金の相場は、兄弟姉妹で100,000円、甥や姪で50,000円、その他の親戚で30,000円くらいが相場ではないかと言われているようです。式に出席する場合はご祝儀として包めばいいと思いますが、挙式をしない場合は、ご祝儀の相場と同程度をお祝いとして贈るといいのではないかと思われます。

ただ家庭内のバランスというものもあるので、家族同士で話し合っておくといいようです。例えば兄姉より弟妹が多く出すのも、ちょっと困ったことになりそうですよね。兄弟同士で同額、もしくは年齢に応じた配慮が必要かもしれません。

結婚式を欠席する場合

招待された結婚式を欠席する場合は、挙式の前に結婚祝いを贈るといいと思います。その場合の相場は、ご祝儀の1/2〜1/3を目安とすることが多いようなので、年齢にもよりますが友人・知人なら、10,000円前後の品を贈ればよいのではないでしょうか。

ただ、直前に招待された式を欠席しなければならくなった場合は、先方にはキャンセル料などが発生してしまうかもしれません。そういうときは持参するはずだったご祝儀の相場である30,000円を目安に、同額程度を贈るといいと思います。

友人・知人へ贈る場合

日頃親しくしている友人・知人として結婚祝いを贈る場合の相場は、ご祝儀の1/2〜1/3くらいを目安するといいようです。大体10,000円前後のものを贈ればよさそうですね。

ただそれほど親しくない相手に高価なものを贈るという場合は、かえって気を遣わせてしまうことになるかもしれません。贈られた側は、内祝いとして半額〜1/3程度のものをお返しする慣習があるからです。かえって恐縮されてしまうのも本意ではありませんから、5,000円〜10,000円くらいを目安とするといいのではないでしょうか。

喜ばれてしかもお得な贈り方は?

具体的にリクエストを聞いてみる

親しい間柄なら、予算を伝えて欲しい品物を具体的に相手に聞いてみるのもいい方法だとと思います。結婚祝いのプレゼントは同じようなものを持っていたり、贈られたりしてかぶってしまうこともありがちですが、実際に必要なリクエストの品を贈ればきっと喜んでもらえるのではないでしょうか。

またこの方法なら、リクエストの品物の価格を比較しながら、安く購入できるショップを探すことができます。リクエストをした時点で相手は正規の価格を知っていると思いますが、その想定より安く手に入れることもネットショップなどを活用すれば出来るかもしれませんね。

金券ショップを利用する

金券なんて味気ないと思うかもしれませんが、実は贈って一番喜ばれるのは現金または商品券などの金券だ、というアンケート結果もあるそうです。商品券などは、金券ショップを利用すると実際の額面よりも安価に手に入れられることもあります。相手にも喜ばれて、自分もお得な贈り物と言えるのではないでしょうか。

もう少し気持ちを表したいと思うのなら、ホテルのギフト券などはいかがでしょう?実際の額面より安く手に入れられるものを探して贈ることもできますし、贈られた新婚夫婦もホテルのレストランなどで食事を楽しみながら、ロマンチックなひとときを過ごせそうですね。同じようにレストランの食事券などもよさそうです。カップルにはきっと喜んでもらえると思います。

送料を抑える

ある程度の金額以上だと、送料無料のネットショップも多いですよね。送料が別のお店だと、予算以内に留めようとすると、実際のプレゼントの金額を抑えなければならなくなります。予算いっぱいを相手へのプレゼントの代金にあてるためには、送料無料のショップを探してみるのがお勧めです。

相手との間柄にもよりますが、新居へ遊びに行った際などに直接持参するのもいいのではないかと思います。直接お祝いの言葉とともにプレゼントすれば、心のこもった印象深いお祝いになりそうです。

連名でプレゼントをする

披露宴に招かれていない場合なら、複数の友人や同僚と連名で贈ることもあると思います。例えばひとり数千円ずつの予算でも複数で贈ることで高価なプレゼントを贈ることができます。相手にあらかじめ連名で贈ることと予算を伝えてリクエストを聞いてみれば、少し高価で欲しかった実用的なものを贈ることができて喜んでもらえるのではないでしょうか。

ひと手間かけることで金額以上の価値に

実際の金額以上の価値をプレゼントに付け加えることができるのが、心のこもったメッセージカードや手紙です。お祝いの気持ちを込めたカードを添えれば、場合によってはプレゼントの品以上に喜んでもらえるかもしれませんね。連名で贈る場合なら、色紙やカードの寄せ書きも喜ばれそうですね。

親しい友人に贈るなら、フォトフレームやアルバムなどに記念になる写真を入れて贈るのもいい方法だと思います。披露宴や2次会で撮った写真があるなら、それを編集してアルバムにしたり、気に入ったフォトフレームに入れてプレゼントしてもきっと喜んでもらえると思います。お金には変えられないプレゼントに友情も深まるのではないでしょうか。



この相場でいいか迷ったときは

自分と似た立場の人に聞いてみる

シチュエーションや相手との関係によって変化するのが結婚祝いの相場なので、本当にこれでいいのか迷うこともあると思います。そんなときは、自分と同じような立場の人に相談してみるといいと思います。

例えば式には招待されていないけど仲のいい同僚の結婚を祝いたいとき、自分と同じような立場の他の同僚たちに相談してみるのはどうでしょうか。案外皆同じように迷っていて、相談したことをきっかけに連名で寄せ書きやプレゼントを贈る話に発展するかもしれません。

地域の人に聞いてみる

結婚式などのお祝い事は、地域によって常識に差があることがあります。例えば、北海道では結婚式は会費制で行うことが慣習となっていて、親族以外は式でご祝儀を包む習慣がほとんどないそうです。そのため親しい友人として更にお祝いの気持ちを表したい時は、数千円〜10,000円くらいを目安としたプレゼントを贈ることが多いようです。

このようにお祝い事には地域によって違う習慣があるので、新郎または新婦の地元で行われる結婚式に出席する場合などは地元出身の人に聞いてみるといいかもしれません。

贈る相手のリクエストを聞いてみる

親しい相手なら、これが一番確実なようにも思います。本人が欲しいものを確実に渡せますし、既に持っているものとかぶる心配もありません。不要なものや趣味に合わないものをを贈る心配がないという意味でもリクエストが聞ける状況なら是非聞きたいところですね。

結婚祝いを贈るタイミングは?

正式な作法では、挙式の1週間前までの大安などの吉日の午前中に持参するようにするようです。午後2時〜3時くらいなら午後でも許容範囲のようでうすが、いずれにせよ相手方の都合に合わせるべきかと思われます。招待状を受け取ったら出来るだけ早く、自分で持参するのが本来の礼儀なのですが、現在では、披露宴当日ご祝儀としてお祝い金をを渡すことが一般的となっています。

お祝いの品を贈るときも、デパートなどから直接発送することが増えているようです。その場合も忙しい挙式直前は避け、式の1〜2カ月前から遅くとも挙式1週間前には届けられるようにするといいようです。披露宴当日お祝いの品物を持参するのは、相手に負担となるのお勧めできません。

招待された結婚式・披露宴を欠席する場合は、披露宴に欠席することが決まったらすぐ贈るようにするといいと思います。遅くとも挙式1週間前には届くようにします。

また、式に招待されなかった場合や挙式を行わない場合は、結婚の報告を受けたときが贈るタイミングなのではないかと思います。最近ではいろいろなケースがあるので、式の後日になることもあると思います。会費制のパーティーや2次会には出席したけれども、お祝いのプレゼントもしたい場合などは挙式の前にこだわらなくてもいいかもしれません。ようは気持ちです。

またおめでた婚では、結婚祝いよりも出産祝いが先になるようなケースもあるようです。新郎新婦を思いやる気持ちさえあれば、多少旧来のマナーと違っても、相手にもそれが伝わり喜んでもらえるのではないでしょうか。

まとめ

贈る相手との関係性で相場が変わる結婚祝いのプレゼント、意外と難しいと感じた人もいたかもしれません。でも、相手の喜ぶ姿を思い浮かべながら贈り物を選ぶ楽しさもあると思います。

二人の門出を祝いたい!という気持ちがあればきっと喜んでもらえるはずです。自分たちのためにいろいろ考えて選んでくれた、その時間とその気持ちが何よりの贈り物だと思ってもらえるのではないでしょうか。大切な友人の喜ぶ顔を想像しながら、楽しくお祝いできる大人でありたいですね!