入院費用の日額はいくら必要?何か金額差を生むかを説明します

実際に入院してみないと分からないので不安に思う方が多いはずです。転ばぬ先の杖で保険に入ろうと思っても実際にどれだけの保証がいいか分からずに保険屋さんに勧められるままに加入する方も多いようです。入院するとどのくらいの費用がかかるのかをまとめてみました。



入院に必要なお金の知識

入院費用の日額平均は?

平均的に入院費用の日額は21,000円とされているようです。ですがこの金額には純粋に治療費だけの金額ではありません。ここに含まれているのはお食事代と差額ベッド代、交通費(見舞いに来る家族の交通費も含まれています)や衣類や日用品なども含まれての価格なのです。

個人の入院生活の過ごし方がここに全部含まれていますので、人によってかかる金額には物凄く差があるのです。この数字を元に医療保険の事を考えると毎月の支払が大変な事になってしまいそうですね。

1日あたりの医療費(自己負担額)はどれくらい?|公益財団法人 生命保険文化センター
参照:公益財団法人 生命保険文化センター 2015/12著者調べ

実際の入院費用の日額の内訳は?

お食事代は1律で1食当たり260円です。1日3回で780円になります。テレビ代や家族の宿泊費なども自己負担になります。
パジャマ代や下着なども病院のを使用すればレンタル代がかかりますが、この辺りは家族の協力があればお金はかかりません。ですが家族にその都度来てもらえば家族の食事代や交通費もかかってきます。

手術・検査・投薬などの医療費の平均的な自己負担額は5,120円、そしてこれに差額のベッド代がかかります。

節約できるところはたくさんありそうですが、入院中はそれでなくてもストレスがかかりますのでどのぐらいで自分が快適に過ごせるのか、回りに負担をかけないで済むのかを考えたくなりますね。

入院費用は1日あたりどれくらい必要?|役立つデータ公開中!|住友生命保険
入院費用は1日あたりどれくらい必要?みんなの生活に役立つデータ公開中!みんなの未来づくりデータ集のページです。住友生命保険公式ウェブサイト。2015/12時点 著者調べ



入院費用の日額を抑えたい!

差額ベッド代が重要です

入院費用の日額を高くするのはこの差額ベッド代ではないでしょうか?この差額ベッド代と言うのは、自分が利用する病室によって1日ごとにかかる利用料の事を言います。価格は大部屋となる部屋から個室まで様々な設定があり、リゾートホテルのような部屋まである病院もあるそうです。価格も0円から始まり20数万円とものすごい差が生じてきます。
知らない人との同室も不安ですし、出来ることならお風呂やトイレがあってプラーベートが確保できる病室がいいですよね。ですが全額自己負担です。長期入院やいつ出られるかも分からない状況だといくら請求されるのかと不安になってしまいますよね。

入院にかかる費用「差額ベッド代」って何ですか?|役立つデータ公開中!|住友生命保険
入院にかかる費用「差額ベッド代」ってなんですか?みんなの生活に役立つデータ公開中!みんなの未来づくりデータ集のページです。住友生命保険公式ウェブサイト。 2015/12月現在 著者調べ

差額ベッド代でのトラブル

差額ベッド代の請求については病院と患者さんの間でトラブルになることもあるようです。

・ベッドの空きがないので断ると入院できない雰囲気だった
・大きな手術の後、医師から感染症の予防の為に個室を勧められた
・病院側からの十分な説明もないままに差額ベッドの部屋を勧められて同意させられた

差額ベッドの利用は本人の希望が無ければ料金は発生しないことが前提となっています。ベッドの空きが無いのは病院側の都合ですし、治療上の使用でも患者から求めてないのでなければ利用しても料金は発生しないのです。
そして最後のケースは患者さんが訳も分からないうちに同意書にサインさせられてしまったという酷い話しです。入院の話を進める際には差額ベッド代は払いたくないことを予め相談するとこのようなトラブルには巻き込まれずにすむかもしれませんね。

入院費用や治療費を払い戻す

高額療養制度ってなに?

健康保険などで70才未満の方は3割負担で医療を受けることができますね。ですが医療費が高額になってくると生活が苦しくなってくるため1カ月の自己負担の上限が決められています。この上限額を超えた場合に払い戻しが受けられるのです。これを[高額療養制度]といいます。

例えば総医療費が50万円かかったとします。3割負担なので15万円の請求がありました。高額療養制度を利用して67,570円の払い戻しがあり、自己負担は82,430円ですみます。
<この例で使用した計算式:80,100円+(総医療費-267,000円)×1%>

あくまでも医療費に対する制度なので食事代や差額ベッド代は適用されません。また保険適応外である先進医療も対象外です。*年齢や所得によっても自己負担限度額は変わってきます。

高額な医療費を支払ったとき | 健康保険ガイド | 全国健康保険協会
参照:全国健康保険協会 2015/12月時点 著者調べ

他にもこんな使い方ができます

高額医療費制度では病院から請求された金額を1度全部支払ってから申請して払い戻しをしてもらうのですが、多額の出費は返ってくると分かっていても辛いですよね。

入院することが事前に分かっているのであれば「限度額適用認定証」の交付をうけて病院の窓口に提示することで、ひと月の支払額が自己負担限度額までとなりますので安心して入院生活を送ることが出来ると思います。

同一世帯で家族が同じ月に病気やけがなどをして医療機関で受診した場合、一人で複数の医療機関にかかった時や一つの医療機関で入院と外来で受診した時などは、自己負担額は家族で合算することが出来ます。その金額が自己負担限度額を超えていれば越えてる金額が払い戻されます。
70才以上の方ならば制限なしに合算が出来、70才未満の方は自己負担金額が21,000円を超えた場合のみ合算が出来ます。



まとめ

入院費用も節約しようと思えばいくらでも節約できるということが調べてみて分かりました。自信が病気になった時に自分に支払い能力がないのにどうなるのだろうと思っていたので調べてみて安心しました。

実際に入院しなければ分からないことですが、いつどんな時に自身がその立場になるか分かりません。食事が1食で260円1日で780円1カ月で23,400円です。その他にも飲み物だって買いますし、テレビカードや雑誌も買ってしまいます。入院費以外の出費もあなどれませんので無理ない範囲で抑えられるところは抑える努力をしたほうが良さそうですね。

※本記事の情報は、一般的または筆者個人の調査によるものです。法令などの改正、前提事実や個人状況の違いや変化によって、掲載内容と実際の結果が異なってしまう可能性があります。 従って本記事の掲載内容については一切の責任を負いかねますので、内容の解釈や実践はご自身の責任で行い、専門家に相談されることを推奨いたします。