お金にまつわる博物館は、小中学生に意外な穴場!? 施設まとめ

家でお友達とゲームにはうんざり。と言っても、アミューズメント施設やテーマパークはお金がかかるし…。そんなお母さんたちにぜひお勧めしたいのが、国や独立行政法人・自治体などが運営する博物館の活用です。無料でありながら数時間から半日遊んで学べるスポットも珍しくありません。中でも今回は、お金にまつわる博物館をご紹介します。



お金の博物館は観光名所

コレクションの陳列ではない


「お金の博物館なんてただコインコレクションが並んでいるだけでしょ?」とピンとこない方も多いと思います。しかし、意外にも、世界最大級の旅行サイト「トリップアドバイザー」では、中央区の人気観光スポット17位に貨幣博物館、18位に日本銀行が入るなどなかなかの健闘ぶりです。

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巨大な石の貨幣は存在する


筆者自身の経験で恐縮ですが、実は石器時代のお金は石だったと幼少期少なからず信じていました。これは、1970年代にヒットしたテレビアニメ「はじめ人間ギャートルズ」で、主人公である架空の原始人らが巨大な石の貨幣を転がす描写からイメージしたのだと思います。

もちろん今となっては、生きるための食糧がすべての価値である原始時代、持ち運びに困難な巨大石を貨幣としてやり取りするなんてことは、非効率だし、あくまでもフィクションだと知っています。

ところが、そんな巨大石の貨幣が、用途は少し違えども、ミクロネシアのヤップ島に存在し、今も現存するというのです。私がそんな新たな発見をしたのも日本橋にある貨幣博物館でした。 自分にとって身近なものである「お金」の不思議や歴史であれば、子供たちも親しみをもって楽しく学べるのではないでしょうか。そこから日本の歴史に興味をもってくれれば、尚良しですね!

そんなわけで、東京近郊にあるお金の博物館・施設をまとめてみました。



貨幣博物館(三越前駅)

一億円の重さを、全力で体験!


文句なしの施設です。日本銀行創立100周年を記念し1985年11月に開館したもので、館内には古代から現在までの日本の貨幣や記念硬貨などが展示されています。来場者の「期待しないで行ったら予想以上でびっくりした!」という口コミにも、なるほどと納得です。

貨幣博物館では、時代の流れとともに、お金の移り変わりが紹介されています。大正・昭和の金融危機、銀行倒産など、日本人であれば当然知っておくべき歴史がとてもわかりやすく解説されています。

小学1 年生である私の息子にはやや難しすぎると思いましたが、意外に楽しめたようです。偽札づくり防止の技術に感動し、一億円の重さを持ってみるという体験コーナーでは大興奮でした。確かに1億円の重さはそうそう経験できるものではありません。

リニューアル新オープンに期待

しかし、残念ながら、この施設は2015年10月現在、リニューアルのため閉館中です。リニューアルオープンは2015年11月21日です。これまで以上に充実した施設になることは間違いないでしょう。リニューアル後、貨幣博物館で、お金について親子でちょっとマジメに考えてみるのはどうでしょうか?

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貨幣博物館

日本銀行(三越前駅)

さすがの中央銀行!管理も厳重


明治29年竣工した日本銀行は、日本で初の本格的石造建築です。さすがの中央銀行だけあって近くで見ると荘厳でなんとも言えないノスタルジックな雰囲気を醸し出しています。建造物としても一見すべき建物です。ただし、いきなり行っても日本銀行内部の見学はできないのでご注意を。事前の申し込みが必要です。

トリビアの宝庫、日銀見学ツアー

見学ツアーでは、ためになるビデオを見たあと、いざ旧地下金庫へ。まずは金庫入口の大きすぎる扉に驚きます。厚さはなんと90㎝。重さは約25トンだそうです。この旧地下金庫にはいろいろな秘密も隠されているとか。見学するときのお楽しみに説明は控えますが、日銀には「へえー」とボタン押ししたくなるトリビアがいっぱいつまっています。

その他にも、歴代総裁の肖像画が飾られていたり、総裁用の金ぴかエレベーターに乗れたりと、とにかく内容の濃い見学ツアーです。子供というよりむしろ大人のほうが興奮しそうですね。

見学ツアーは、事前に申し込みし許可をもらう必要があります。申込みは余裕をもって行ってくださいね。

広報イベント・見学等 :日本銀行 Bank of Japan



造幣局東京支局(JR大塚駅)

激レアな貨幣も展示


構内に設置された博物館では古銭、記念貨幣、勲章など約1000点が展示されています。
また、「幻の金貨」といわれる昭和7年の20円金貨や、発行されず日の目を見ることがなかった貨幣、造幣局創業当時の試作貨幣など、造幣局でしか見ることのできないレアな貨幣も展示されています。

感動!お金が生まれる瞬間を見る


そして、造幣局でのおすすめは、何といっても工場見学です。これは、事前の電話予約が必要ですが、実際に貨幣が製造される過程を見ることができ、子供たちにとって貴重な忘れられない経験となることは間違いありません。夏休みの自由研究課題にもばっちりですね。

独立行政法人 造幣局 : 工場見学(東京支局)

お金も知れば、怖くない


いかがでしたか?実は、私自身、金融が大の苦手でした。家計の家計簿さえままならない。ニュースで見る金融ネタはちんぷんかんぷん。それが、お金の博物館を訪れて以来、不思議と苦手意識が薄らぎました。子供はもちろん、親だって、まだまだ発展途上です。お金のこと、金融のこと、子供と一緒に楽しく学べるといいですね。