実は借金していた結婚相手!さぁ、あなたならどうする!?

「いよいよ結婚」と思った矢先、相手に借金がある事が発覚!さぁ、あなたはどうしますか?



借金する結婚相手の5W1H

ようやく将来を分かち合える運命の人に巡り合えた!そう思ったのもつかの間、突然頭を鈍器で殴られたようなショックを受けるのがこの「結婚相手の借金」問題。一言で「借金」と言ってもいろいろとありますのでまずは相手の借金について知る必要があります。

「WHAT」

「何のための借金なのか。」まずそれが気になるところです。誰にだっていろいろと事情はありますし、已むに已まれぬ何かがあったのかもしれません。ここで「借金なんて!!」と突っぱねて相手を拒絶するのは簡単ですが、そのためにせっかく巡り合えた運命の人かもしれない人をみすみす逃すのももったいないとおもいます。

まずは何のためにした借金なのかを聞いてみましょう。この時、間違ってもいきなりケンカ腰になってはいけません。ここで短気を起こすと後々自分のためになりませんので、必要な情報を手に入れるまでは冷静に、抜け漏れなく聞いておく必要があります。

「WHO」

「誰の借金なのか」。借金に馴染みのない人には当然本人の借金に決まっているじゃないか、と思われるかもしれません。しかし、世の中には他人の借金を背負ってしまうという不思議な事態も起こるのです。有名なところでは、保証人になったら肩代わりをする羽目になった、というパターン。

その他にはだれか困っている友人・知人を助けるために、自分がお金を用意しようとして借金をしてしまうお人よしのパターン。あるいは身内の誰かの負債を、家族一蓮托生で背負っているパターン。

困っている人のために、という場合は傍目に聞く分にはとてもいい人なのですが、今後あなたがその「いい人」の巻き添えになっていく可能性があるということをよくよく肝に銘じておく必要があります。また、家族一蓮托生ならばあなたも今後そのメンバーとして迎えられるわけですから、当然のことながら返済の頭数に入ってしまう可能性もあるかもしれません。

「WHERE」

「どこから借りたのか」。本来の「WHERE」は主に「場所」に使うものですが、この場合は残念ながらお金を借りた相手です。借金先は身内、知人、クレジットカードのキャッシング、クレジットカードのリボ払い、銀行、消費者金融…と挙げれば様々ですが、借りた相手によっては今後の容赦ない取り立てが予想されますし、またはあなたが思い描いている新婚生活とはかけ離れた生活を強いられる可能性が出てくるでしょう。

「WHEN」

「いつ借りたのか」。そんなこと、もうどうだっていいじゃないか、もう借りてしまったものなのだから…。と相手は言うかもしれませんが、そういうわけにはいかないのです。もし彼が「200万円の借金がある」と告白したとして、その「200万円」は今現在の残が「200万円」という可能性が高く、もしかしたら本当はその倍以上あったのかもしれないわけです。

この時の考え方は二つです。

「すごい!今まで一人でそんなに返済を頑張ってここまで減らすことができたのね!」
「この人はそんな大金を借りるような人なのだ」

どちらも表裏一体なのですが、お金を借りることを何とも思っていない人、借金が怖くない人というのは意外に多いものです。彼の今ある借金が、一体どういう性質のものなのかを冷静に分析する必要があります。

「WHY」

「なぜ借金をしたのか」。これは一つ目の「WHAT」と同じだと思われるかもしれませんが、違います。借金をしなくてはいけなかった理由です。これは彼の人間関係などを知るいい機会です。彼を助けてくれる人はいなかったのか、ご両親がご存命ならばこのことをご存じなのか。ご存知ならばその借金について援助をしてもらうことはできないのか。

もしくは自分の借金は自分でどうにかしろというスタンスなのか。人に助けを求めずに一人で頑張ろうとするタイプなのか。これに関しては彼の評価がどうというよりは、今後の生活にもかかわってきます。ご両親が、息子が困っていても「もう成人だから」と突き放すタイプならば、今後何か困った事があっても助けを求めることは難しいということかもしれません。

「HOW」

「いくらなのか」。本来の「HOW」、「どうやって」とは違います。「HOW MUCH」です。「借金がある」と思いつめた表情で告白をした後で金額を聞いてみたら「10万円だった」ならどんなにいいでしょう。しかし残念ながら、こうした告白で打ち明けられる金額は100万円くらいからスタートすることが多いものです。自分が一緒に頑張ってみて返済の目途が立つ金額なのかどうか、まずはここが分岐点になるでしょう。

この時、たとえあなたの貯蓄額で完済が可能であったとしても、決してそれだけはしない方がいいでしょう。なぜならば、それはあなたの借金ではないからです。自分の借りたお金を誰かが代わりに返してくれたらどうでしょうか。とても楽でありがたいと思うでしょうが、それでは「借金の返済」という苦しみを、たいして味わっていないことになります。

苦しい思いをしたら何かを学ぶこともあるかもしれませんが、あなたが良かれと思って今、返済を助けてしまうと、後々あなたが苦しむことになるかもしれません。



結婚相手の彼は何系借金?

借金がある事がわかりました。どのような借金なのかもおおよそ把握することができました。ここから先は、あなたの問題です。「彼と結婚して、本当に幸せになれるのか…?」。その答えを見つけるために、まずは分析をしましょう。

よくある系

誰にだってちょっとした借金はあります。「私にはそんな借金無い!」と思われるかもしれませんが、例えばカードの分割払いやリボルビング払いも借金のうちに入ります。脱毛や痩身でエステサロンに通ってクレジットカードを使ったり、ローンを組んだことはありませんか?もしかしたら彼の借金もそういった日常のちょっとしたものかもしれません。

就職活動や社会人生活でスーツが必要になって、貧乏だった学生時代にローンで購入した、といったものです。まずは自分に置き換えて考えてみましょう。自分の過去の散財を棚に上げて相手を責めるようなことはしないようにしましょう。

今後自分が気をつけてあげれば防ぐことができるようなささやかな出費が借金になってしまったのならば、今後のあなたの教育次第で未来の夫は成長してくれるかもしれません。

欲望の赴くまま系

一言でいえばギャンブルです。パチンコ、スロット、麻雀、競馬、競輪、競艇・・・あくまでも趣味としてたしなみ程度に自分で上限を決めてたまにするくらいならば目をつむってあげることも大切でしょう。誰にだって趣味はあります。

しかし、今抱えている借金がこれらギャンブルのためにできてしまい、そして膨らんでしまった借金ならば、残念ながら見切りをつけることも視野に入れる方があなたのためかもしれません。借金をするほどのギャンブルは、もはや趣味ではなく依存症です。重度であろうが軽度であろうが、あなたの今後にいい影響を与えるものではないと思う方が現実的でしょう。

イメージしてみてください。週末二人で過ごそうとしたら、彼が朝一番から出かけてしまった。もしも自分が妊娠して体調が悪い時に彼がパチンコに出かけてしまったら?赤ちゃんが生まれてへとへとになっている時に夫がギャンブルで遊び歩いていたら?

妄想だと言われるかもしれませんが、借金をするほどのギャンブル依存症が相手ならばあながち妄想ではなく、現実味があるかもしれません。

いつまでも少年系

よく、男の人はいくつになっても少年のようだ、と言います。自分の趣味にお金をつぎ込んでしまうことが往々にしてあります。趣味の車、社会人になって始めたゴルフ、学生時代からやっているスノーボード、子供のころから大好きな鉄道模型、カメラが趣味で高額なレンズを購入してしまう…。

趣味は人それぞれです。無趣味よりは自分がストレスを発散できたり、没頭したりすることができるものがあるのはとても素敵なことでしょう。しかし、今後は結婚して一家の主となるのです。所帯を持つのであれば、これまでのように給料を無計画に趣味につぎ込むことはできないのだということを理解してもらうべきでしょう。

そうすると、もともと結婚願望の薄い男性などは「自分のお金を好きに使えないなら結婚はしたくない」という結論に至る場合もあるかもしれません。そこは二人でよく話し合って、納得してから次のステップに進めるようにしましょう。「あなただけじゃなく、私も今後は気をつけるから」という態度が大切になるかもしれません。

苦労は買ってでも…系

「苦労は買ってでもしろ」と言いますが、親に学費を負担してもらって大学生活をエンジョイした人もいれば、自分で学費を工面しながら大学で勉強をした人もいます。貸与型の奨学金制度を利用して大学に通った人は、社会人になってからも数百万円になる学費の返済を続けている人がほとんどで、その毎月の返済に生活を圧迫されている人がほとんどでしょう。

学生時代は利息のみの返済で、卒業と同時に元金の返済が始まるように設定していたりすると、まだ返済が始まったばかりになりますので残額も相当なものになるでしょう。他にも、資格取得のための専門学校に通う際に組んだ学資ローンなど、自己啓発のための借金などがあります。

こうした借金は向上心があってこその借金なので、よほどとんでもないことにでもなっていない限りは支えてあげたいものです。そして、この手の借金が他の借金と違う大きな点は、「人に言える」ということでしょう。

ほかの借金は自分の甘さや、だらしなさからくるものなので、後ろめたかったり恥ずかしかったりするものです。そうすると周りには言えないので、助けを求めることもできずにストレスが溜まるかもしれません。

一方でこうした自己啓発のための借金は「学費の返済を今でも頑張っている」というような言い回しが可能なため、生活が苦しい時などに誰かに打ち明けやすく、精神的に楽になります。

家系

身内の誰かの失態を家族全員で補っている、そんな借金があります。父親が事業に失敗した、兄弟が他人にケガをさせた慰謝料、母親が作ったギャンブルの借金等々です。このタイプは、残念ながらもう新しい出会いを探すべきなのかもしれません。

「愛があれば」と盛り上がっているときには思うかもしれませんが、いざ生活が始まって現実がのしかかってくるようになると、あっという間に気持ちが冷めてしまうかもしれません。それから先は後悔に次ぐ後悔…。たとえ彼がどんなにいい人であったとしても、彼の家族のためにあなたの人生が大きく変わるかもしれないのです。

彼単独の借金ならば、彼のご両親に助けを求めることもできたかもしれませんが、家族ぐるみとなってしまうともはや逃げ場はありません。もしかしたらあなたの実家まで苦しめることになるかもしれないのです。よく「彼と結婚するのであって、彼の家族と結婚するわけじゃない」とは言いますが、彼が家族の借金の返済に絡んでいる以上、結婚することで、あなたも彼とその家族の運命共同体になってしまうのでしょう。

「いつかそのうち」の幻想

彼に収入が一切ない時に支えた、彼が外で遊びまわっていたのを文句も言わずに理解して待っていた…。成功した作家や芸人の妻と呼ばれる人にありがちな内助の功ですが、その内助の功が報われる人は、ごくごくほんのひとつまみでしょう。

その「いつかそのうち成功するだろう」「いつかきっと報われるだろう」という幻想は、多くの場合幻想に終わります。夢も希望も無いようですが、それが現実かもしれません。

晩婚化が進むこのご時世、結婚まで考えられる人に次いつ出会えるかわからない、という焦りはとても大きなものでしょう。しかし、その焦りのためにこれからの人生の大半を、自分は何一つ恩恵にあずかっていない借金の返済のために費やすことが、本当に正しいのでしょうか。

「一緒に返済をしよう」と心に決めて一緒になったとしても、子供が欲しいと思ったときに諦めるしかない状況にいる可能性が高いかもしれません。

その時、彼に対する気持ちが変わらずに、これから先も一生共にできるという絶対的な自信を持つことができるでしょうか。



「本当の幸せ」とは

あなたが思い描いていた結婚生活はどのようなものだったでしょう。手に手を携えてお互いが苦しい時には助け合い、励ましあって喜びを共にする、そんな生活ではないでしょうか。しかし、スタートラインに立つ前からそこに困難が待ち受けていると知ったら、まずは自分を守る事を考えるべきかもしれません。

あなたの人生はあなたの物ではありますが、あなたを育ててくれた家族、友人、そういった人たちの前でこれからも笑顔でいられるかどうか、それがとても大切なことではないでしょうか。スタートラインに立つ前から、自分の愛情を試すかの如く現れた彼の借金。それを一緒に乗り越える決断をするかどうかはあなた次第でしょう。

もしかしたら、それを共に乗り越えることで彼とはより強い絆で結ばれていくかもしれません。どうか、あなたが笑顔を絶やさず幸せでいられるような選択をされますように。