経験者に学ぶ、借金苦から抜け出す10の方法

お金が足りない、今月はちょっとだけお金を借りよう、翌月もお金が足りない、まだまだ大丈夫…そんなことを積み重ねていくうちにいつのまにか借金苦に陥り、支払に追われる日々。利息だけでこんなに損をしてしまっている。こんな地獄のような生活から早く抜け出したい。借金の悩みはそれ自体から解放されないといつまでも続く苦しみです。



借金苦にはまる人の特徴

こんな人は注意

借金まみれになってしまう人の特徴というものがあります。著者の身近な人で借金苦に陥っている人の特徴をいくつかまとめてみました。自分がそれに当てはまるのかどうか、試してみてください。

・お金に無知である
・ほしいものを我慢できない
・見栄っ張りである
・どちらかというと性格がおおざっぱで、どんぶり勘定である
・物事を真剣に考えない
・感情のコントロールができない

こういった人が借金を抱えて毎月の支払に追われているように思います。

【お金に無知である】
お金に特化せず、世の中をあまり知らない人という方が近いかもしれません。当然お金に対しての知識も薄く、どうすれば得をするのか損をするのかあまり考えることができないタイプに多くみられます。

【ほしいものを我慢できない】
ほしい、と思ったら手に入れないと気が済まない典型的なタイプが買い物症候群になりやすいと感じます。著者も買い物が好きでクレジットカードを複数枚持ち、支払に追われた経験があります。

【見栄っ張りである】
収入に見合わないものを持とうとし、自分をよく見せたい、という人に多いです。特に高級ブランドを持つこと自体にステイタスを感じ使いこなせないうちに流行が終わるとともに飽きてしまってゴミになる、というパターンです。これも著者は経験済みです。あのバックを買うお金があれば貯金すればよかったと思って後悔しているのは言うまでもありません。

【どちらかというと性格がおおざっぱで、どんぶり勘定である】
どんぶり勘定というのは一見太っ腹に見えますが、単純に細かい事が苦手なタイプに多いと思います。割り勘にしたつもりが計算間違いで自分が多く払っていた、という経験もきっとあるのではないでしょうか。

【物事を真剣に考えない】
これは将来の設計などをきちんと立てていない人といってもいいと思います。近い将来でもいいのでプランをきちんと立てていれば、むやみやたらにお金を使ってしまう、ということは考えにくいと思います。

【感情のコントロールができない】
感情のコントロールができない、ということはもちろんほしいものも我慢できないですし、ストレスが溜まって衝動買いや過食に走る、何かと自分へのご褒美と言い訳して高価なものを沢山購入する、という人は借金苦の要素があると思います。

どうでしょうか。身近にいるパターンを紹介してみましたが、身に覚えがあるという人はいるのではないでしょうか。



1:クレジットカードの使い過ぎ

リボ払い地獄

非常に便利なクレジットカード。大きなお買い物をするときには、これ1枚で決済が取れてしまうので、現金が減った、という感覚がありません。

ここがクレジットカードの落とし穴。1活払いだと利息が付かない場合も多いですが、分割払いやリボ払いをすると利息もつきますし、延々と支払いが終わらない。そういった「カード地獄」に陥ることも。

分割払いは先が見えているので、一定期間苦しい生活に耐えれば終わりますが、リボ払いはいつ終わるのか先が見えにくいのが特徴です。

そんなカード地獄から抜け出す方法はいったいどんな方法でしょうか。

・リボ払いは二度としない
・少額でもいいので臨時で支払いをこまめにする

この二つでリボ払い地獄から早く抜け出すことが可能となるでしょう。

リボ払いは元金に対して利息が付きますが、元金が減れば利息はその分減り、逆に元金が増えれば利息が増える仕組みです。

毎月支払う金額が少なければ元金がなかなか減りませんので、金額によっては元金よりも利息を多く払っている状況になりかねません。

多くのクレジットカード会社は、ATMで臨時に支払うことができるようですので、余裕がある月は少し多めに、余裕のない月は1,000円でもいいので臨時で支払うことをお勧めします。

2:キャッシングをしない

お金を借りる癖を治す

お金がないからお金を借りる。これは負の連鎖とも言えるでしょう。きちんと金銭管理ができている人は、お金が足りない月はそれなりに切り詰めて生活をしていると思います。

今の時代は簡単にお金を借りることができてしまいます。

クレジットカードのキャッシング機能やキャッシング専用のカードなど、カードを作るときはよほどのことがない限り審査に引っかかるということはなさそうです。

働いていればたいていの人がお金を借りることが可能だと思います。

キャッシングを一度してしまうと自分の収入だと勘違いしてしまうこともあり、1万円程度であればすぐに返済が可能だ、と手を出してしまいますが翌月その1万円を返済したがためにまた足りなくなり、またキャッシングをする、というキャッシング癖がついてしまいます。

キャッシング癖のある人は大きなお金を借りることもなんとも思わなくなる傾向にあるようです。そうなる前に以下の対策を早めに取りましょう。

・キャッシング機能をやめる
・残債は臨時で少額でもいいのでこまめに払っていく

リボ払い地獄もそうですが、臨時で支払う事ができる場合は少しの額でもいいので払っていき元金を少なくしていく努力をすると早めに借金苦から抜け出せるでしょう。



3:見栄を張らない

無駄遣いの原因

女性に多くみられるのが、ブランドを身にまとい友達との食事はちょっと贅沢に高めのレストランに行く。休日はエステに行ったりおしゃれな街でカフェをする。

その生活を見せたくて、都度写真をとりSNSにアップする。私は生活がこんなに充実しているの、と言わんばかりのアピールをする。

その投稿をみた多くの女性たちは憧れたりマネをしたりするのでしょうが、これ意味あるのでしょうか。

見栄を張るのはビジネスマンが大切な商談をするときには必要かもしれません。しかし普通のOLさんが日常生活で見栄を張るのは意味がないと思います。

見栄を張ることで沢山の無駄なお金を使うことになります。ブランド品や食事代など本来は自宅にあるもので済ませられるはずなのに、見せたいためにお金を使う。

こういった見栄っ張りな性格で借金を作ってしまうケースは少なくありません。見栄っ張りな人は以下のことを試して自分を見つめなおしてみてください。

・同じ見栄っ張りな友人との関係を整理する
・1か月でもいいので自分が本当に必要で使用したものを書き出してみる
・不要なブランド品は売って返済に充てる

まずは自分を振り返ることで、反省することで見栄のために借金はしなくなると思います。

4:NOという勇気を持つ

甘い勧誘にのらない

人間関係がうまくいっていない時期や金銭面で苦労している時期などに、なぜか声がかかる甘い勧誘があります。

「簡単に儲かる副業があるよ」「初期投資は必要だけどすぐに元がとれるよ」と言われて話をきくと、なんだか本当に儲かる気になってくるかもしれません。「誘ってくれたのは友人だということもあり断りにくいし、もしかしたら自分の為に誘ってくれているのかも。」など色々な気持ちが錯綜するでしょう。しかしこういったときこそ冷静になるべきだと思います。

甘い勧誘はビジネスや気持ちを整理するようなものなど色々とありますが、自分が本当にこれをやっていいのか、一旦話を聞いてよく調べて考えることをお勧めします。

5:保証人にならない

恐ろしい連帯保証人

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こちらも友人関係などが間に入っている厄介なパターンです。連帯保証人とは例えば友人が何かの契約等で借主になった際、その友人が支払い不能になった場合連帯保証人に請求が行きます。

連帯保証人は借主に代わってその負債を背負うことになります。例えば会社を起こすときなど連帯保証人をつけることが多いようです。

友人が会社を起こす、おめでたい話ですが連帯保証人になってほしいとお願いされた場合はきちんとお断りするほうが良いでしょう。

その人との関係性や自分の財産に余裕があるかどうかにもよりますが、たいていの人は大きな借金が突然降ってきた場合に支払いに対応できる能力を持ち合わせていないと思います。

もし連帯保証人になってしまい借金苦から抜け出せない人がいましたら、債務整理や最終的には破産宣告することを検討したほうが良いかもしれません。

破産すると当面の間クレジットカードを作れない、銀行口座を開設できない等の不便なことはあるようですが、いつまでも働いたお金の大半を借金返済に充てる生活を続けているよりも、そのほうが良いという方もいると思います。

大きな負債は精神的な健康も損ない、自殺をしてしまう人もいるほどです。そうなってしまう前に専門家にまずは相談をして、自分が抱えている負債額と支払い能力を明示することで整理することが可能だと思います。

連帯保証人とは? | 連帯保証人徹底ガイド
出典元:連帯保証人徹底ガイド(2015年11月時点 著者調べ)

6:ギャンブルをやめる

ギャンブルは借金のもと

ついつい楽しくてハマってしまうギャンブル。パチンコや競馬など賭け事を楽しむことは決して悪いことではありません。

しかし一度儲けておいしい思いとしてしまうとなかなか抜け出せず、負けてしまった際にはギャンブルで勝って負けた分を取り返そうとする人もいます。

ギャンブルはやりすぎてしまうと金銭感覚が麻痺してしまい、1か月の収支をコントロールすることも難しくなります。

なんとなく今回は勝てる気がする、と根拠のない自身がでてしまい少しくらい負けてもいいか、と思ってしまうのがギャンブルです。

こうしてギャンブルで負けては取り返そうと借金を繰り返し、いつのまにか大きな金額に膨れ上がっているということもあります。

・ギャンブルで作った借金をギャンブルで返さない
・1か月にギャンブルを楽しむ金額を設定する
・他のストレス解消法を見つける

ギャンブルをやめることや、制限することは強い意志を持つことが大切だと思います。逆に意思を固めなければ借金はどんどん増えていくものだと思ったほうがいいでしょう。

ストレスがたまってギャンブルに走る人は多いと思いますが、ストレスが原因であれば他の解消法を見つけることでギャンブルにはまることはなくなり、借金返済に集中できると思います。

7:貢ぐことをやめる

いいように利用されるだけ

キャバクラやホストクラブ通い、恋人へのプレゼントなど男女間で発生する利害関係。これはやりすぎてしまうとたちまち借金地獄になってしまう危険があるでしょう。

お酒が好きか嫌いか別にしても、キャバクラやホストクラブはそれ特有の楽しさがあるのでハマりやすく、感情が入るので自分が好きな店員さんがいるとナンバーワンになるように協力するために高額なお酒を頼む、同伴をしたいがために食事へ頻繁に連れていく、ということで自分を満足させる効果があると思います。

楽しい場所に行くと気が大きくなってお金をたくさん使いがちです。キャバクラやホストクラブ通い以外に恋愛関係においても相手から好かれたいがために、プレゼントを沢山あげるなどして貢いでしまう人は、歯止めがきかなくなり借金を作りやすくなりやすいようです。

残念ながらこうした自分の行動に目を覚ますのは、気持ちがなくなってからというパターンが多いように思います。気が付いたら貢いでいて支払いに追われていた、なんてことがないように。どうしても行きたいのであれば予算を決めることをお勧めします。

また恋人へのプレゼント攻撃は相手に利用される場合が多く、メリットが少ないと思いますのでやめましょう。それで縁が切れるのであれば初めから恋愛関係など成立しない相手だったと思うほうが賢明でしょう。

8:車にお金はかけない

1台で十分

ある程度の収入があり余裕がある人は別ですが、収入に余裕がない中で趣味が車という人は借金地獄に陥りやすいといえるでしょう。車を趣味としている人は国産車ではなく、外車が好きな人が多いように思います。外車は燃費が悪いのでガソリン代がかかることは承知のうえで趣味を楽しんでいるようです。

また所有する車が1台では物足りず、2台3台所有する人もいるようです。所有すること自体は悪いことではありません。しかしすべてローンが残っている状態で複数台所有したり車の改造にお金かけるといったことは借金の原因になりやすいです。

車は維持するだけでもお金がかかります。保険代や車検代、駐車場代やガソリン代。年間で数万円程度ではなく数十万単位の出費となります。ただでさえ維持費がかかる車を趣味としている方で借金から抜け出すには以下の方法を検討してみるとよいでしょう。

・まずは車のローンを完済させる
・完済するまでは複数台持つことはしない
・予算範囲内で趣味を楽しむ

ポイントは車のローン完済でしょう。それだけでも数万円ほど月の予算枠が広がりますので、ローンがあるうちは我慢するほうが賢明だと思います。お金がかかる趣味ですので他の趣味をセーブする方法もあわせて検討することをお勧めします。

9:生活のため、をやめる

自己管理をきちんとする

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自己コントロールができない人がやってしまうまとめ買いや衝動買い。安いからといってまとめ買いしたりストレスがたまったから自分へのご褒美、と言い訳して衝動買いをする。これは生活費を圧迫してしまうので生活費のために借金を作ってしまうパターンです。このパターンで借金を作る人は感情のコントロールが得意ではない人に多くみられると思います。

また出費額が小さいので浪費していることに気がつかないことが多く、クレジットカードの明細をみてびっくりすることも少なくないでしょう。最近はネットショッピングにハマる女性が増えているそうですが、品物自体を目にしていないにも関わらず、口コミが良かったからといって本当に必要でもないものをストレス解消に購入してしまうケースもあるようです。

衝動買いで購入した洋服や靴などは「生活のため」と理由づけしていつのまにか支払いが困難になるくらい買ってしまい、クレジットカードの支払いが滞るといったこともあると思います。こういったケースは自己コントロールが必要となりますが、なかなか性格的なものは改善しにくいので、思い切って返済が終わるまでの一定期間、クレジットカード自体所有するのをやめることをお勧めします。

完済するまでの一定期間と決めていれば、返済することに気持ちが傾きますのでいつのまにかストレスを衝動買いで解消すること自体忘れてしまうことになります。他に、可能であれば完済証明をもらうことをお勧めします。自己コントロールがきちんとできるようになるには、自分に厳しい課題を与えることが効果的と言えるでしょう。

借金返済後に取得した完済証明をみて、二度と同じことはしない、と誓うくらいの意志が必要です。

10:安易に投資をしない

投資はきちんと勉強してから

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もっとお金がほしいと欲が出てしまい、投資は儲かると聞きつけまともに投資のリスクなども勉強せずに貯金をつぎ込んで失敗してしまった、という話を聞いたことはありませんか?

投資にはリスクがあります。成功すればそれなりにお金が増えますのでお金を増やす方法としては悪くありません。実際に多くの方が様々な形で投資をはじめて財産を増やしている人もいます。

しかし始める前には必ずリスクなど勉強する必要があると思います。投資はただのおいしい儲け話ではありません。

投資で失敗してしまうと大きな借金に代わってしまいます。このパターンで借金を背負った場合は以下の方法で借金苦から抜け出すことをお勧めします。

・金額が大きく支払い困難であれば債務整理などを考え専門家へ相談する
・投資の勉強をしっかり行い、何がいけなかったのか振り返る
・自分が投資に向いている性格なのか把握し、向いていないようであれば貯金など無難なものを選択してお金を貯める

すでに作ってしまった借金を返済するのは大変ですが、貯金が少しでも残っている場合はそれには手を付けずに、専門家へ相談し貯金を返済に充てるようアドバイスがあれば指示に従うという方法をとるとよいでしょう。

借金苦から抜けだすために

借金を作ってしまう原因はいろいろありますが、身をもって感じたのは小さなことでもできる事は早めにやるということです。繰り上げ返済や専門家への相談など問題が小さいうちに着手することで解決策も多く借金苦から抜け出すにも早いと思います。

※本記事は一般的な情報に過ぎず、適用法令等の改正、前提事実や個人状況の違いおよび変化によって、掲載内容と実際の結果が異なってしまう可能性があります。従って本記事の掲載内容については一切の責任を負いかねますので、内容の解釈や実践はご自身の責任で行い、専門家に相談されることを推奨いたします。