【年収1000万円】生活の実情を調べてみたら、意外な結果に!?

年収1000万円…あなたは憧れますか?年収1000万円にまつわるあれやこらやをまとめてみました。果たして、年収1000万円はどんな生活ができるのでしょう⁈



年収1000万円のイメージ

イメージ

年収1000万円と聞いて、あなたはどの様なイメージがわきますか?少なくともたくさんもらっているなというイメージはあるのではないでしょうか。1000万円稼ぐ人のことを【一本プレイヤー】といったり、「年収1000万円以上の人じゃないと結婚できませ~ん」と言う女性がいたりします。

この様なイメージから年収1000万円というのはある種、お金持ち・裕福家庭の入り口の目安の数字になっているように思います。実際にこの年収からどの様な生活ができるのかを検証していきます。

年収1000万円の人の割合

まずは、日本の平均年収から1000万円を見ていきましょう。国税庁の民間給与実態統計調査では、日本の平均年収は【約414万円】でした。

また男女別では、
◆男性 平均511万円
◆女性 平均272万円
です。

女性はアルバイトやパートなども多く含まれているのでそれだけ、年収が下がっています。と、いうことは年収1000万円の男性は平均年収の2倍の稼ぎがあることになりますね! では年収1000万円という年収をもらっている人はいったいどれくらいの割合でいるでしょうか。以下国税庁の調査の結果です。

年収1000万円以上の収入がある人
◆男性:6.2%
◆女性:0.9%
◆男女合計:3.9%

なんと男性でも、100人に約6人ほどの割合になります。女性にいたっては、ほとんどいないという結果に…女性で年収1000万円はかなり難しそうですね。また、男性の年収1000万円越えも狭き門といった印象を受けます。

標本調査結果|統計情報|国税庁
参照元:国税庁 (2015年11月 著者調べ)



現実の生活はどんな感じ?

手取り収入いくらになるの?

年収1000万円といっても、税金や保険料などひかれるものがあるので1000万円まるごと入るわけではありませんよね。給料から天引きされる基本的なものとして、

◆税金(住民税・所得税など)
◆社会保険(健康保険・雇用保険・厚生年金など)

これらが天引きをされます。これらを年収1000万円から引いた後、手元に入ってくるお金(=手取り)は、約700万円~800万円です。ボーナスなどが出る会社に勤めている場合は、月額50万円のお金が家庭に入り、別でボーナスが入ってくるようなイメージでしょう。

平均支出から考えてみよう

では、この年収でどのくらいの生活ができるのか、一般生活費から検証してみます。
総務省のまとめたデータによると、2人以上いる勤労者世帯の消費支出は1ヵ月平均318,755円でした。

勤労者世帯の全年齢が入っているので、どちらかと言えば支出の額が多いようには思いますが、これを単純に年収1000万円世帯の予想月額の手取り収入から引くと約18万円は余分にはいっているということになります。18万円といえば、大卒の初任給の手取り分くらいはあるのではないでしょうか。貯金しておくもよし、いつもの生活の質を上げるもよしですが、支出平均から考えるとびっくりするほど余裕があるわけではないので、貯金にまわしておく方が現実的でしょう。

統計局ホームページ/家計調査年報(家計収支編)平成26年(2014年)
参照元:総務省 (2015年11月 著者調べ)

年収1000万円のメリットデメリット

どれくらい貯金できるか?

実際に入ってくるお金と、出ていくお金から予想をしたところ、基本的には貯金をしておくのが現実的ではないかと著者は考えました。数字的にみても「夢にみるほどの裕福な暮らし」が、できるわけではなさそうです。

夫婦2人で生活をしている場合、2割~3割の貯金をするのが一般的な目安とされています。また、子育てをしているの場合は1割~2割です。

仮に月に50万円の給与があったとしたら、こんな感じになるでしょう。
・夫婦2人であれば、10万~15万円
・子育てをしている場合は5万円~10万円

こうしてみても、上記で述べた平均支出からみた、余分に入る18万円はほぼ貯金に回したほうがいいということが明確になってきます。

しかし、これにボーナスも半分くらいを貯金したとすれば、毎月の貯蓄とは別に50万~100万円も貯金できます。このボーナスの貯金と、毎月の貯金額を合わせれば年間110万~280万円の貯金ができることになります。貯金の貯まるスピードはやはり年収1,000万円の人のメリットでしょう。

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知らなかったデメリット!!

年収1,000万円の生活って基本はどの様な感じなのだろうといろいろ調べていくと、なにやら年収1,000万円にデメリットもあるようです。なんと結果的に税金がたくさん取られてしまう層でもあるのです。

例でいうと、主婦のパートでも年収を○○万円以上超えたら、○○万円までの所得がないと損であるといった話があるように、ある一定のボーダーラインを越えてしまうとそれだけ税金を支払う必要が出てきます。その為にぎりぎりそのボーダーラインに乗っかってしまう、年収1,000万円世帯は、年収が増えても手元に入ってくるお金はあまり増えていないという現象も起きてしまうようです。

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いつかは突破したい大台“年収1000万円”。しかし、達成した後に広がる世界はバラ色ではなかった。見栄消費のアリ地獄、際限のない教育費、職場では首切りに怯えながら働く。国の税金や社会保障の負担対象として狙われてもいる。不幸な年収1000万円の実像と本音に迫った。



裕福なイメージから一転

年収1,000万円以上をもらっている人の割合からすれば、1,000万円を稼ぐということは難しいのだなということを感じました。しかし意外なデメリットや、生活の質をそこまで上げることが出来ないなど現実的な問題もあるでしょう。

また、年収でそれぞれ検証をしていったので、世帯収入で考えるとまた違った年収1,000万円に近い生活をしている方も増えてくると思います。デメリットや、裕福な生活への憧れを考えるとやはり年収1,000万円目標よりも夢のある年収2,000万円を目標にしてもいいかもしれません…口にすれば夢は叶うかも?!