【子なし夫婦の老後】の幸せ論!もう可哀想なんて言わせない!

結婚をしたら当たり前のように子供を産んで育てるという風潮が根深く残る日本では、「子供がいません」というとどうしても「可哀想」、「老後が大変」という目で見られてしまうことも少なくありません。でもいろいろ知っていくとなんだか楽しそう子なし老後!そんなポイントと老後のお金について考えてみます。



「子なし夫婦=可哀想」の原理?!

人と同じ方向を向きたがる日本人

結婚をして20代や30代のときは、「子供は?」「孫はいつできるの?」という言葉を、「今日は天気がいいですね?」というくらい軽い感じで聞いてこられる場面が多くあります。子供のいない家庭を選択した場合でも、不妊治療を頑張っている段階でもこれらの言葉には非常にストレスがかかるものでしょう。

そして、年齢が上がっていくと周りの人は子供というワードは使わなくなりますが、どこかで「老後とかどうするのだろうか…」という目で見られているように感じてきたりするものでしょう。

海外からの日本人のイメージとしては、待つ場合は列を作ってきちんと並べるし、公共のルールも守れるといったものがあります。これらのイメージ通り、列から少し外れてしまうと可哀想だとか、変わってるという感情で見てしまいがちなところもまた日本人の特徴かもしれません。

本当に可哀想なのは…

とある場面で、中年の女性のある言葉が耳に入ったのをすごく強烈に覚えています。それは、「一番つらいのは、一生懸命に産み育てた子供たちが、成人していったら全く疎遠になってしまうことだ。」というような言葉でした。

仮に子なし夫婦を【可哀想】という目線で見るのであれば、子供のいる家庭は以下のメリットがあるということがいいたいのではないでしょうか。

・老後を見てもらえる
・孫との楽しい時間が過ごせる

しかし、これはあくまでも親と子が良好な場合に限られるのかもしれません。どこかの段階で疎遠になった場合、家族がいるから安心だし、楽しい老後になるといった保証はないでしょう。大切なのは、子供がいるのかいないのかではなく、現在も老後もどの様な家庭を築いていくのか、その家庭にいて家族みんなが幸せなのかということが大切でしょう。

子供がいない夫婦の「絆」は、どう生まれるか | 晩婚さんいらっしゃい! | 東洋経済オンライン | 新世代リーダーのためのビジネスサイト
「公務員モテ」を経験し、37歳で結婚した村上博之さん(仮名、39歳)。結婚後2年で夫婦の寝室は別、休日も別行動という新婚生活になっているようです。



メリットあります!

子どもを大学卒業まで育てると

子どもを大学卒業まですべて公立の学校に入れた場合でも、一人当たり約3,000万円もの費用がかかると言われています。もちろん二人、三人と子供が増えれば2倍、3倍とお金はかかりますし、私立にいったり浪人・留年などもあればどんどん費用がかかってしまうでしょう。

しかし、子供がいないとなると単純計算すればこの3,000万円は老後に貯めておくことができることになります。もしくは家の購入や、資産運用をしたりと老後までの準備にゆとりがでることも事実でしょう。

心と時間ゆとり

新婚当初などは親や周りに【子供を産む】というプレッシャーをかけられて、ストレスが溜まってしまうという意見も多くあるでしょう。しかし、子供がいないからこその心のゆとりや時間のゆとりも子なし夫婦のメリットを語る上て欠かせないものでしょう。

・自分の大好きな仕事に没頭できる
・子供関係(ママ友など)の人間関係のトラブルを回避できる
・子育てにかかる時間を自分のために使える
・夫婦状態をいつまでも恋人のように楽しめる

以上のようなことがよくあげられます。実際に周りを見てみても子なしの夫婦はとても仲のいいイメージがあります。お互いしか、家族がいないからこそ充実した夫婦二人の生活を送れるのかもしれません。

この状態が老後も続くので、そういった意味では人生の中で時間と気持ちにも余裕ができることでしょう。

金銭面はどうだろう…

老後の生活にはいくら必要?

では実際には老後に毎月いくらぐらい必要なのでしょうか?夫婦二人で最低でも月に約22万円ほどは必要だと言われています。またもう少しゆとりのある生活にする場合は月に約35万円ほど必要でしょう。

また、60歳時点で平均余命などから夫婦二人が生涯を終えるまでに必要なお金は1億円ともいわれています。これらの数字をみていると、やはりしっかりと貯金をしなくてはならないというのも事実としてあるといえます。

「生活保障に関する調査」|公益財団法人 生命保険文化センター
参照元:生命保険文化センター(2015年11月 著者調べ)

全部貯金しておかなくても大丈夫?!

「老後に向けてこんなに貯金をしておかないといけなかったんだ」と思っている方も多いのではないでしょうか。しかし、すべてを貯金しておかなくてならないわけではありません。

平均年収の会社員の夫が40年間就業し、その間妻が専業主婦であっても月額約23万円もの厚生年金が支払われています。夫婦二人のライフスタイルで年金がどれくらいもらえるのかのシミュレーションを行って、今後の人生のマネープランを考えておく必要があるでしょう。

平成22年度の年金額について |報道発表資料|厚生労働省
参照元:厚生労働省 (2015年11月 著者調べ)



夫婦で出来る喜びを感じよう!

どのようなことでも一長一短があるものです。子供のいない夫婦だから、できないことを考えるよりも子供のいない夫婦だから老後にこんな楽しみが待っているんだと考えることも大切であることを感じました。

また子供がいないをデメリットとして感じる風潮があるのは老後の金銭面の援助がないといったところもあるのでしょう。しかし、実際に子供がいる夫婦であったも子供の援助なしで生活をされている方も山ほどいます。老後の金銭面に対しては特に、夫婦二人の問題として計画をたてておく必要があるでしょう。