憧れの地下室!費用とメリット・デメリットからランキングまで徹底解説

新築で自分の家を建てるなら地下室を作ってみたい!と夢を持ってる人は多いですよね?日常とは一線を画す地下室というスペースは秘密基地のようで、そこで自分の趣味の世界を広げたい!と思う人が多いようです。でも、地下室費用はわかりにくいし、メリット・デメリットもわからず不安に思う人も多いようです。そのすべてを徹底解説いたします!



夢の地下室ランキング

予算を気にせずに「もし地下室を作るなら何に使う?」を私の周囲にアンケートを取りました。あなたならどんな地下室を作りますか?こちらがランキングトップ10です!

1位 シアタールーム(映画鑑賞室)

やはり!と思った方も多いと思いますが地下室はシアタールームにしたい!という意見が圧倒的に多かったです。地下室は遮音性が高いため大音量で映画を楽しむ事が出来ます。また、光も入りにくいため地下室は映画館のようで映画鑑賞に最適と考える人が多いようです。

2位 音楽スタジオ(カラオケルーム)

地下室に自分専用の音楽スタジオがあったら!と音楽好きの人は思いますよね?ピアノーやギターを演奏する時に音を気にせずにいつでも楽しめる地下室は最高の場所のようです。また、カラオケで大きな声で歌ってストレスを解消したい!と考える人もいるようです。

3位 本に囲まれた書斎

場所を取る書籍を図書館のように広いスペースに収める事が出来る地下室にあったら、、、と思う方も多いでしょう。静かな地下室で本の世界に入り込む事を夢見る人も多いようです。壁一面を本棚にし、そこに自分だけの空間を作れたら最高ですよね。

4位 ワインセラー

地下室は夏と冬の温度差が激しくないため、昔から食料貯蔵庫として使われてきました。ワインブームの影響でワインセラーを地下室に作りたいという意見も多いようです。地下に好きなワインのコレクションがあればちょっとした自慢の空間になりそうですね。

5位 寝室

実は私も今、地下室のある家に住んでいます。そして地下には寝室を構えています。なぜなら夏はひんやりと冷たく、冬は暖かいからです。うちの場合はドライエリアという吹き抜けの構造になっているため、一階から光も入り空気の流れもあり快適な空間となっています。そして遮音性が高いため質の高い睡眠が取れるようになりました。個人的には地下室に寝室を設置するのをお勧めします。

6位 ランドリー

主婦の数人からランドリー!という意見が出ました。特に平日忙しくて週末にまとめて洗濯をしている主婦には、地下室に自分専用の乾燥・アイロンまで出来るランドリーが夢だそうです。遮音性が高いため、夜中でも洗濯機をまわす事ができ、音楽を聞きながらアイロンをかけるなんて素敵ですよね。

7位 アトリエ

誰にも邪魔されない秘密基地!の地下室には自分の趣味の世界を思う存分楽しみたい!という夢が詰まっているようです。手芸、工作、プラモデルなど専用の道具が沢山ある場合、置き場所を気にせずにアトリエとして使用出来るのは魅力的ですよね。また、半地下タイプの地下室やドライエリアという光を取り込むタイプの地下室だと自然光も入ってくるので絵画を楽しむ部屋としても使えます。

8位 自分専用ジム

ランニングマシーンやダンベルなどジム機器は大きいものが多いため場所をとります。その点でも地下室はスペースを確保しやすいため、地下室に自分専用のジムが欲しいという声もありました。また、地下室は頑丈な構造で出来ているので激しい運動をしても振動を他の階に伝わらず思いっきり身体を動かせるため、理想の場所と言えるようです。

9位 バー

地下室に自分専用のバーが欲しいという意見は男性からが多かったです。地下室で好きな音楽を聞きながら、バーカウンターでまったりとくつろぐのは大人の夢の世界ですね。日常と一線を画す空間だからこそ、贅沢なのかもしれません。

10位 ガレージ

男性に多い意見でした。趣味の車修理を半地下のガレージで思う存分したいとの事です。音も時間も気にしないで自分の世界に没頭したいという気持ちはわかりますよね。



地下室費用はどのくらい?

どんな事に費用がかかる?

業者やその土地の状況によってかなり異なりますが、一坪あたりどの工事にどのくらいかかるかの例をあげて説明します。

■仮説工事費:3万円/坪
工事の準備のための費用です。大型車などが出入りするため、ガードマン等の手配が必要になります。

■山止め工事費・掘削・残土処理:22万円/坪
当然ながら、地下室を作るという事は地面に大きな穴を堀って土を外に出します。この工事で出た土の処分費がかかります。その際にもし、水が出てヘドロ状になった土は産業廃棄物としての処分費がかかります。

掘る際には土が崩れて中に入らないように崩れ防止工事します。この工事を山止め工事といわれ、外周すべてに施します。

■躯体工事費:35万円/坪
コンクリートで箱を作り地下室の形を作っていきます。コンクリート工事は躯体の壁、床、天井に20~25センチの厚さに表面積に塗ります。その際にコンクリートが流れ出さないように枠を作る型枠工事やコンクリート内の鉄筋工事も必要になります。

更に重要なのが防水工事と断熱工事です。ここをきっちりと工事してもらう事によって結露を防ぐ事ができ、快適な地下室生活となります。

■電気・空調・給排水工事:20万円/坪
どのような設備を設置するかでかかる費用は大きく違いますが、ベーシックな設備の場合を想定しています。

■仕上げ工事:なし
ここではコンクリート打ちっぱなしのモダンな内装にすると想定して、仕上げ工事はかからない想定にしました。もし、内装も大工仕事で内部の床、壁、天井を作りたい場合は別途費用がかかります。

ここでの試算は坪単価80万円となり、もし10坪の地下室を作りたい場合は800万円かかると想定されます。ここからもわかるように、山止め・土工事と躯体工事が工事費の中で大きな割合を占めていて、処理する土の量、使用するコンクリート量・鉄筋量などで費用が大きく変わってきます。

地下室工事の作業工程について詳しいサイトをご紹介しますので、参考になさってください。

地下室工事の作業工程│地下室110番
参照元:地下室110番(2015年12月著者調べ) 地下室のことなら地下室110番にお任せください。地下室工事の作業工程を写真付きでご紹介します。弊社では豊富な設計・施工実績のもと、低価格で地下室のプランニングや坪40万円〜の地下付住宅を実現します!

そもそも地盤は大丈夫?

地下室を作る上で大切なのが地盤調査です。もし、地盤を調べた結果、地盤が弱い場合は地盤補強が必要ですし、地下水がある場合はその処理費用もかかります。ここでは地盤調査費用について解説します。

有料の簡単な調査

スウェーデン式サウンディング試験と呼ばれるもので、費用は5万円ほどです。調査できる内容としては深さが10メートルほどで、土質や地下水位はわからないようです。

有料の本格的な調査

ボーリング調査と呼ばれるもので費用は20万円から30万円ほどかかります。調査できる内容としては深さが50~60メートルほどで、土質や地下水位などがわかります。

無料で調べる方法

お住まいの役所で出している「環境地図情報」の中の地盤情報を参考にする方法や、民間会社のデーターを参考にすれば無料で調べる事もできます。ここではジオテック(株)のフリーデータサービスで無料で参照できます。

住宅地盤情報提供システム GEODAS(ジオダス)
参照元:GEODAS(ジオダス)(2015年12月著者調べ) 家にとって地盤はとても大切です。正しい知識が、欠陥住宅・地震からあなたの家をまもります。



地下室費用を下げるには?

タイプによってコストが違う

地上の建物と地下室の金額の差は、土を掘る量と山止めの大きさ、そして防水の量です。つまり、地下室のタイプでコストを抑える事ができます。

■完全地下タイプ
地下室の天井が地盤面と同じ高さで地下室全体が埋まっているタイプです。地下室の天井の高さが2.6メートルと想定した際にはその分、土を掘る量、山止めの大きさ、防水の量も多くなるためコストもかかります。

■半地下タイプ
地下室の定義は地下の床が地盤面下で、地下室の天井高の1/3以上が地盤面より下にあることとされています。ですので、完全地下タイプほど深く掘らずに、半地下で作る事でコストダウンを見込む事ができます。

広い方が坪単価が下がる

地下室の建築には、山止め杭打ち機械、大型掘削機、クレーン車、コンクリート圧送ポンプ車、クレーン車など、地上階住宅建築では使用しない重機車両を使用します。そして大量の土と生コンクリート、鉄筋などの重量物の運搬にも費用がかかります。これらの工事費は全体の工事費の中でかなりの割合を占めることになるのです。

これは、地下室の狭い、広いに関係なく掛かる費用なのであまり狭い地下室だと結果的に高くつくことになります。一般的には9坪以下の狭い地下室はコストパフォーマンスが悪いとされ、15坪以上の広い地下室の方がコストパフォーマンスが良く、比較的割安に地下室を作る事が出来ると言われています。

地下室のメリット

■土地の有効活用が出来る
都会の狭小住宅などの場合、地下室を利用することによって同じ敷地で1.5倍の床面積を確保する事ができます。広い土地を買うよりも安くつく場合もあるようです。

■温度環境の管理がしやすい
地下室は年間を通して温度が安定しているため、昔から食料貯蔵庫に活用されてきました。現代においても省エネの面でも最適な空間となります。

■遮音性が高い
土に囲まれている地下室は遮音性、吸音性に優れているため静かな空間です。シアターやスタジオに向いているのもそのためです。また、寝室として使用する場合もプライバシーを保つ事ができ、都会の喧噪から離れられる空間となるようです。

■地震・火災・台風でも安心
地下室の造りはとても強固で頑丈なので地震・火災・台風などの災害に強いとされています。

■ドライエリアで明るく開放的な地下室に出来る
ドライエリアとは、空堀りと呼ばれる地下室の外側に設けられた空間で、吹き抜けのようになっているエリアです。ドライエリアがある事により採光・防湿・風の通り・避難経路の確保などができ、地下室の環境が格段に良くなります。

地下室のデメリット

■建築費用が高くつく
やはり地上建物に比べると地下室は地下を掘削する必要がある分工事費が高くつきます。

■地下室の経験を積んだベテラン業者が多くない
地下室を作るには経験と知識が必要になりますので、業者の選定を慎重に行う必要があります。

■結露やカビの不安がある
結露やカビに関しては正しい知識に基づいた設計・施工で問題解決できるようです。

どこに頼めばいいの?

口コミやネットで評判の高い、良い地下室を作る業者をいくつかご紹介します。

地下室110番

地下室に関しての豊富な知識と経験がある業者のようです。

地下室のことなら地下室110番のスペシャリストにお任せください
参照元:地下室110番(2015年12月著者調べ) 地下室のことなら地下室110番にお任せください。地下室のプランニング、坪40万円〜の地下室付住宅を実現します!弊社では豊富な設計・施工実績で安心、低価格の地下室作りを紹介します。

株式会社高橋監理

丁寧で真面目な対応をしてくれて比較的安価で地下室をつくってくれると評判のようです。

地下室の施工・建設・建築デザイン・住宅設計に新しい提案 株式会社 高橋監理
参照元:株式会社高橋監理(2015年12月著者調べ)

(株)ヴァンクラフト空間環境設計

過去に地下室を作った実績が多い業者です。地下室に関しての知識が豊富という事のようです。

地下室ができるまで | (株)ヴァンクラフト空間環境設計 | 変形地・狭小地・段状地・傾斜地を活かす!!敷地に合わせた「低価格擁壁兼用地下室付・地下室付・低価格地下車庫付住宅」で難問を解決した住宅デザイン多数。
参照元:(株)ヴァンクラフト空間環境設計(2015年12月著者調べ) 地下室付、低価格地下車庫付、低価格擁壁兼用地下室付など低価格地下空間を自在に取り込んだ単世帯住宅から二世帯住宅・多世帯住宅などを設計提案。屋上付、エレベーター付、太陽光ソーラー発電システム付、全館空調システム付住宅も設計提案。さらにはRC造と木造による混構造など自由構造住宅や断熱・遮熱塗材『ガイナ・GAINA』を採用した遮熱・断熱・省エネ・低炭素住宅を実現した住宅など多様な住宅を設計提案する住宅デザイン事務所。(株)ヴァンクラフト空間環境設計

理想の地下室を求めて

理想の地下室を作るには地盤の問題やコストの面、そして業者の選定などいくつかの課題がある事がわかりました。しかし、経験豊富な業者と共に自分の理想の地下室をコストを抑えながら作り上げる方法もある事がおわかりいただけたかと思います。

それぞれの土地の状況やどのような地下室を求めているかによって地下室費用は大きく変わってきますが、どのような費用がかかり、どのようなメリット、デメリットがある事をふまえて計画を建てる事が大切になってくると思います。
※本記事は一般的な情報に過ぎず、適用法令等の改正、前提事実や個人状況の違いおよび変化によって、掲載内容と実際の結果が異なってしまう可能性があります。従って本記事の掲載内容については一切の責任を負いかねますので、内容の解釈や実践はご自身の責任で行い、専門家に相談されることを推奨いたします。