[FXとは?]これから始めたい方必見!投資の取引かんたん基礎講座

みなさんも「FX」という言葉は、一度は聞いたことがあるのではないでしょうか?FXは、「ForeignExchange」の略称である「外国為替証拠金取引」です。FXに興味がある方や、お金を増やしたいと思っている方は、必見です!FXとは、どんなものなのか?そのメリットやデメリットも合わせて、ポイントをまとめてみました。



「外国為替取引」って何のこと?

外国為替取引について

まず初めに、外国為替取引について説明したいと思います。

みなさんが海外旅行に出く時、自分が持っているお金[日本円]を、その[相手国の通貨]へ両替する必要が出てきますよね!

例えば、オーストラリアにへ行くと仮定した場合、日本の銀行で[日本円]を[豪ドル]に両替するとします。この円と豪ドルを両替すること[行為]を外国為替取引といいます。要は、異なる2つの通貨を転換する取引のことです。

■為替レートを「1豪ドル=100円」と仮定すると、10,000ドル両替したいと考えた場合、

・100円×10,000ドル=100万円が必要

ということになるのです。※ここでは、手数料は含んでいません。

つまり「100万円」を「10,000ドル」に両替することは、「100万円」で「10,000ドル」を[買う]ことと同じであると言えるでしょう。通貨の両替は、対象となる対価も「お金」であるため、レートの計算等から難しく感じるかもしれません。しかしながら、物の売り買いと変わらない行為なのです。

外国為替取引とは、この「通貨売買」の取引のことと思って頂いて良いでしょう。

外国為替とは:セントラル短資FX
参照元:セントラル短資FX(2015年11月時点、著者調べ)



FX:「外国為替証拠金取引」とは?

FX(外国為替保証金取引)について

FXとは、「外国為替証拠金取引」、金融商品取引法に規定される「デリバティブ取引」のことです。英語では、外国為替を「Foreign eXchange」と言い、そのFとXを取って、「FX」と呼ばれています。海外では、「Forex」とも呼ばれています。

日本では、1998年まで個人で外国為替証拠金取引を行うことが不可能でしたが、1998年に外国為替及び外国貿易法が改正されたことにより、個人でも取引が可能となりました。それ以来、個人投資家の注目を集めており、金融商品の中で大きく成長し続けている商品と言って良いでしょう。

FXを簡単に説明すると、「為替レート」を利用して、利益を上げること!と言えば早いかもしれません。日々「為替レート」は、変動するため、所有している「お金」を売買することで、差額で利益が出るというわけです。反対に、損失を被ることも有り得るため、注意する必要があります。 FXで利益を出す方法は、2通り考えられます。

■為替レートの変動を利用して利益を出す:「為替差益」
■金利差を利用して利益を出す:「スワップポイント」

証拠金を利用した外国為替取引:セントラル短資FX
参照元:セントラル短資FX(2015年11月時点、著者調べ)

いわゆる外国為替証拠金取引について:金融庁
参照元:金融庁(2015年11月時点、著者調べ)

為替差益により利益を得るとは?

海外旅行に行く際、銀行や空港などで、円をドルやユーロに両替することになると思います。ここでは、ヨーロッパへ旅行すると仮定しましょう。

・為替レート:[1ユーロ=130円]だった場合、[13万円=1,000ユーロ]という計算になります。

その旅行が終わり日本へ帰った時、使わなかったその[1,000ユーロ]を日本円に両替するとしましょう!その時点の

・為替レート:[1ユーロ=140円]だった場合、[1,000ユーロ=14万円]という計算になります。

つまり、外貨へ替えて、日本円に戻したことにより、13万円が14万円になったことになりますよね!売買の手数料を考えなければ、これだけで1万円の利益を得たことになるでしょう。つまり、「通貨を売買することで、利益を得る取引」と考えて頂いて良いでしょう。

また、日本円と外国通貨のやり取りだけではなく、[ユーロと米ドル]、[米ドルと英ポンド]など、日本以外の通貨同士も取引することも可能です。このように、異なる2国間の通貨を取引することで、利益(為替差益)を得るという仕組みが、FX(外国為替証拠金取引)なのです。

外国為替証拠金取引(FX)リスクについて: ソニー銀行
参照元:ソニー銀行(2015年11月時点、著者調べ)

金利差(スワップポイント)で利益を得るとは?

FXでは、スワップポイント(金利差)で利益を得ることも可能でしょう。

通貨には、それぞれの国が定めた金利があります。例えば、日本の金利は、年0.1%。10万円を1年間保有したら、500円の金利を受け取ることができるわけです。日本の金利は、世界的に見ても超低金利と言えるでしょう。例えば、

・豪ドル:2.0%(金利は、2015年7月1日時点のもの)

この日本円と外国通貨との金利差をスワップポイントといい、保有した金額と期間分のスワップポイントを受け取ることが出来る仕組み。

豪ドルなら日本円との金利差は、[2.0%-0.1%=1.9%]です。1ドル100円の為替相場で、1万ドル(100万円)を保有すると考えると、[1日あたり47円]のスワップポイントを受け取れる計算になるでしょう。 スワップポイントは、ポジション維持した日数分もらえることになっています。毎日決まった時間に加算されるので、ポジションを維持したまま、その時間を経過すれば、その日のスワップポイントが加算される仕組みです。ポジションを維持したまま、翌日まで持ち越すことを[ロールオーバー]と呼びます。

満期にならないと金利がプラスされない「外貨預金」などと違い、毎日スワップポイントを受け取れるのは、FXの大きな魅力と言っても良いでしょう。
日本は。超低金利と言っても良いため、FXで外貨の買いポジションを維持するだけで、スワップポイントが入ってくることになるでしょう。それがFXのメリットと言えます。

円高の時に、高金利な国の通貨を買い、円安で売ってしまえば、[スワップポイント]と[為替差益]の両方が得られることになると思います。もし円高が進んでしまい、[為替差損]が出てしまったとしても、長期間でポジションを維持していれば、その[スワップポイント]の利益で、カバーすることも可能ではないでしょうか!? ■スワップポイントは、支払いもあり得る?

例えば、豪ドルのような高金利通貨を売って、日本円のような低金利通貨を買う場合は、その金利の差額を逆に支払わなければなりません。長期間保有すると、それなりの損失額になってしまう恐れがあるので、注意が必要でしょう。

・「低金利の通貨を売り、高金利の通貨を買う」:スワップポイントがもらえる。

その逆に、

・「高金利の通貨を売り、低金利の通貨を買う」:スワップポイントを支払わなくていけない。

スワップポイントとロールオーバーについて:セントラル短資FX
参照元:セントラル短資FX(2015年11月時点、著者調べ)

外国為替証拠金取引(FX)リスクについて: ソニー銀行
参照元:ソニー銀行(2015年11月時点、著者調べ)

レバレッジとは、何のこと?

■[レバレッジ](Leverage)とは…
小さな金額を預けて、大きな金額を動かすことを、小さな力で大きなものを持ち上げることができる「てこの原理(レバレッジ)」になぞらえてます。売買する際、証拠金に[レバレッジ]をかけて取引することで、大きな収益をあげることも可能という仕組みです。

・為替相場が[有利]な方向へ変動:「ドル安(円高)時にドルを買い、ドル高(円安)時にそれを売る」

それとは逆に、

・為替相場が[不利]な方向へ相場が変動:大きな損失を被ることも可能、損失金額が証拠金を上回る可能性もあり得るでしょう。
・例えば、[豪ドル/日本円]が[1ドル=100円]の時に[10,000ドル]の取引をするとします。

本来は、[100円×10,000ドル=100万円]がなければ、[10,000ドル]を手にすることはできませんが、FXの場合は、「差金決済」を採用した証拠金取引となるため、総取引額(100万円)の数パーセントの証拠金を預け入れるのみで、10,000ドル分の取引を行うことができるのです。

ここで、もし5万円の損失が発生すれば、預けている証拠金から差し引かれる形となるでしょう。逆に、5万円の利益が出た場合は、預けている保証金に加算されるというわけです。

証拠金で取引が出来るFXは、資金効率が大変良く、[レバレッジ]の効いた取引であると表現されているのです。

レバレッジとは:セントラル短資FX
参照元:セントラル短資FX(2015年11月時点、著者調べ)

取引できる通貨について

通貨ペアについて

ここでは、東京証券取引所の[クリック365]を基準にみていくことにします。 ・取引通貨ペア:東京金融取引所が定めた通貨ペアに準じます。
・取引単位:1枚単位で、1枚あたりの取引金額は、東京金融取引所が定めた取引単位に準じます。
・呼値の単位:原則、東京金融取引所が定めた呼値の単位に準じます。

対円通貨取引の通貨ペア、取引単位、呼値の最小変動幅および1注文あたりの上限発注数量は、次の表の通りです。 ■対円通貨取引

<通貨組合せ:取引単位(1枚):呼値の最小変動幅:1注文あたりの上限発注数量>
・米ドル/円 :10,000米ドル:0.005(50円):500枚
・ユーロ/円:10,000ユーロ:0.005(50円):500枚
・英ポンド/円:10,000英ポンド:0.01(100円):500枚
・豪ドル/円:10,000豪ドル:0.005(50円):500枚
・スイスフラン/円:10,000スイスフラン:0.01(100円):500枚
・カナダドル/円:10,000カナダドル:0.01(100円):500枚
・NZドル/円:10,000NZドル:0.01(100円):500枚
・トルコリラ/円:10,000トルコリラ:0.01(100円):300枚
・ポーランドズロチ/円:10,000ポーランドズロチ:0.01(100円):300枚
・南アフリカランド/円:100,000南アフリカランド0.005(500円):300枚
・ノルウェークローネ/円:100,000ノルウェークローネ:0.005(500円):300枚
・香港ドル/円:100,000香港ドル:0.005(500円):300枚
・スウェーデンクローナ/円:100,000スウェーデンクローナ:0.005(500円):300枚
・中国人民元/円:100,000中国人民元:0.001(100円):300枚
・インドルピー/円:100,000インドルピー:0.001(100円):300枚
・韓国ウォン/円:10,000,000韓国ウォン:0.001(100円)※300枚
※韓国ウォンについては、100韓国ウォンあたりの呼び値となります。

非対円通貨取引の通貨ペア、取引単位、呼値の最小変動幅および1注文あたりの上限発注数量は、次の表の通りです。

■クロスカレンシー取引

<通貨組合せ:取引単位(1枚):呼値の最小変動幅:1注文あたりの上限発注数量>
・ユーロ/米ドル:10,000ユーロ:0.0001(1米ドル):500枚
・英ポンド/米ドル:10,000英ポンド:0.0001(1米ドル):300枚
・英ポンド/スイスフラン:10,000英ポンド:0.0001(1スイスフラン):300枚
・米ドル/スイスフラン:10,000米ドル:0.0001(1スイスフラン):300枚
・米ドル/カナダドル:10,000米ドル:0.0001(1カナダドル):300枚
・豪ドル/米ドル:10,000豪ドル:0.0001(1米ドル):300枚
・ユーロ/スイスフラン:10,000ユーロ:0.0001(1スイスフラン):300枚
・ユーロ/英ポンド:10,000ユーロ:0.0001(1英ポンド):300枚
・NZドル/米ドル:10,000NZドル:0.0001(1米ドル):300枚
・ユーロ/豪ドル:10,000ユーロ:0.0001(1豪ドル):300枚
・英ポンド/豪ドル:10,000英ポンド:0.0001(1豪ドル):300枚 円が絡まない通貨ペアを含めると、通貨ペアはもっとたくさんあると思います。どの通貨ペアが取引できるか、いくつの通貨ペアが取引できるかは、各FX会社のHPにて、詳細を確認すると良いでしょう!

取引為替証拠金取引:東京金融取引所(くりっく365)
参照元:東京金融取引所[くりっく365](2015年11月時点、著者調べ)



FXのデメリット[リスク]とは?

FXには、メリットもありますが、同時にデメリットとなる「リスク」もあります。そのリスクに関して、見ていくことにしましょう。

為替変動によるリスクについて

為替差益の場合、必ず利益が出るとは限らないといっても良いでしょう。損失が出る可能性は、利益が出る可能性と同じだということを忘れないで下さい。安く買い、高く売ろうと思っても、予想に反して円高に動いてしまう場合は、損失が出ることになるでしょう。例えば、

・1USドル=120円で買い、1USドル=100円で売る。

この場合、[100円-120円]=-20円(20円の損失)

確率で考えると、利益と損失は同率と言えるでしょう。相場の動きを冷静に判断しながら、取引することが必要になると思います。

レバレッジによるリスクについて

レバレッジをかけて、少ない元手で大きなお金を動かせば、利益も大きくなる計算ですが、逆に言えば、受ける損失も大きくなると言えるでしょう。レバレッジ10なら、利益は10倍、でも、損失も10倍になるわけです。レバレッジは、ハイリスク・ハイリターンと言えるでしょう。

しかしながら、レートが大して動かない短期での取引については、大きいレバレッジを利用すること。レートが大きく動く可能性のある長期取引については、低レバレッジを使うなどで運用の方法を調整し、リスクコントロールが必要と言えるでしょう。 FX初心者の場合は、レバレッジなし、又は、低いレバレッジから始めることをおすすめします。大きく利益を狙わない代わりに、大きな損をしないようにするためです。FXに慣れるまでは、危ない橋を渡ることは避けましょう!
レバレッジを使った取引では、取引保証金(元手)に対して、大きな金額を運用することになるわけです。そのため、レバレッジが高いほど、小さなマーケットの動きであっても、口座の資産価値は大きく変動することになるでしょう。

マーケットがそのポジションに対し、急激かつ大きく不利な方向に変動する場合、損失の拡大を防止のため、保有するポジションの全部が強制決済される可能性もあると思います。レバレッジにより、小さな資金で大きな利益を得ることも可能なわけですが、逆に、預託した保証金をすべて失う、あるいは、預託した保証金を超える大きな損失を被る可能性もあることを忘れないで下さい!

FX取引を行おうとする個人の皆様へ:一般社団法人 金融先物取引業協会
参照元:一般社団法人 金融先物取引業協会(2015年11月時点、著者調べ)

FXのメリットについて

FXが人気のある理由は?

FXが魅力的である理由(メリット)について、まとめてみました!

■外貨預金と比べて手数料が安い
銀行の外貨預金と比べると、手数料がとても安いのです!一般的な外貨預金は、片道0.5円~1円もの手数料がかかる計算ですが、多くのFX取引会社が[何万通貨を何回取引しても手数料は完全に0円]となっており、取引コストがかからないというのが大きな魅力です。

■小額から始められる
小額から始められるということでも、FXは魅力的です。FXは、少ない資金で多額の取引をすることが可能となります。特徴の1つであるレバレッジを利用することが出来るからと考えて頂いても良いでしょう。レバレッジをかけない場合は、1万円の元手では1万円分の取引しかできませんが、レバレッジを使うことで、手元の1万円で、最大25倍、つまり25万円分の取引が可能になるわけです。

■スワップポイントが付与(利息が高い)
為替レートの差額を利用して利益を得る「為替差益」以外にも、スワップポイントから利益を得る方法もあります。例えば、低金利の通貨 を売り、高金利の通貨を買った場合には、その金利差調整分として、スワップポイントを得ることが出来るのです。また、スワップポイントは毎日付与されるため、とても魅力的ですね。

■いつでも現金に換えられる
外貨定期預金は、中途解約が認められませんが、FXはいつでもマーケットで決済し現金化することが可能です。必要なときに引き出せるのは、かなり魅力的ですね!

■24時間取引ができる
外国為替市場が世界各地で開いているため、FXマーケットは24時間開いております。そのため、会社から帰宅した後の夜でも、自分のスタイルに合わせて取引ができるというのが魅力です。

■円高・円安の両方で利益が狙える
銀行の外貨預金と違い、外貨を買うことはもちろん、売ることからも始められます。「買い」と「売り」の両方の取引ができるため、円高、円安のどちらでも、利益を狙うことが可能になるでしょう。

証拠金を利用した外国為替取引:セントラル短資FX
参照元:セントラル短資FX(2015年11月時点、著者調べ)

FXを始める手順とは?

FX会社にて、口座を開設しよう!

FXを始めるのに、具体的にどう準備したら良いのか?手順をみてみましょう。

■FX会社にて、口座を開設する

①FX会社の口座開設申し込みページにて、各種規約が書かれた書類を読んで同意すること。FXの持つリスクについて理解しているか、質問に答える必要があります。それが終わると、住所・氏名・銀行口座など、必要事項を入力することになるでしょう。
②免許証、保険証など本人確認書類のコピーをFAX、メール、郵送などの方法でFX会社へ送付。
③申し込みを受けたFX会社は、内容に問題がないかを審査。審査が通れば、口座が開設されます。(郵送にて、書類が届くでしょう。)
④その付与された[ID][パスワード]でログインする。
⑤自分の口座へ[証拠金]とするお金を入金して、取引開始!

と一般的な流れになるでしょう。ちなみに、口座開設は、20歳以上であることが条件となりますので、注意して下さい。

※FX(外国為替証拠金取引)には、非取引所取引(店頭取引、相対取引)と取引所取引の2種類があります。前者は、各FX会社と投資家が直接取引するものなのに対し、後者は、投資家がFX会社を通して取引所で取引するものになります。

取引ルール(くりっく365):カブドットコム証券
参照元:カブドットコム証券[クリック365](2015年11月時点、著者調べ)

注文の種類について知っておこう!

注文方法とは、どんなものがある?

ここでは、東京証券取引所の[クリック365]の基準を例にみていくことにします。 <単一注文>

■成行注文:注文を出してFX会社にその注文が届いた時点での価格で即、約定する注文方法です。自分が注文を出す際、正確にいくらで約定するのかわからないというのが欠点ですが、急落時など、すぐに売りたい時に使うと便利でしょう。※各FX会社によっては、成行注文とは異なる名称の場合もあります。

■指値注文:この価格以下で買いたい、この価格以上で売りたいと、価格を指定して出す注文方法です。例えば、1ドル=110円の時に、もっと安く米ドルを買いたいなと思えば105円で指値注文を出しておくことで、、その後、価格が 105円以下になれば、注文は約定(成立)するという方法。逆に105円まで下がらなければ、注文は約定(成立)しないのです。

■ストップ注文:あらかじめ[トリガ価格]を指定し、為替レートが指定したトリガ価格[以上]に上昇した時に買いの成行注文、トリガ価格[以下]に下落した時に売りの成行注文が行われる予約注文です。

※「トリガ価格」とは…
逆指値注文では、対象銘柄の価格等があらかじめ指定した価格条件に到達した場合、直ちに金融商品取引所に注文の発注がされますが、この[価格条件]のことを言います。

■ストップリミット注文:あらかじめ[トリガ価格]と[指値価格]を指定し、為替レートがトリガ価格[以上]になったら買いの指値注文、トリガ価格[以下]になった場合は売りの指値注文が行われる予約注文です。

■全決済注文:すべての保有建玉を一括で決済する注文です。

取引ルール[くりっく365]:カブドットコム証券(MUFG)
参照元:カブドットコム証券(MUFG)(2015年11月時点、著者調べ)

特殊な注文機能について

<複合注文>

■OCO注文:指値注文とストップ注文を同時にセットする注文方法です。 2つの注文のうち、どちらか一方が約定すると、もう一方の注文は自動的にキャンセルとなります。

■IFD注文:新規注文(IF注文)と決済注文を同時発注し、新規注文が成立した場合、決済注文(Done注文)が有効になる注文方法です。 新規注文は、成行・指値・ストップリミット、決済注文は指値・ストップリミット・トレールのいずれかの注文方法で発注できます。

■IFDOCO注文:IFD注文とOCO注文を組合せ、同時発注する注文方法です。 新規注文(IF注文)が約定した時点で、次に決済注文(Done注文)としてOCO注文が発注される仕組みになっています。新規注文は成行・指値・ストップリミットのいずれかで発注し、決済注文はOCO注文を発注します。

■トレール注文:発注したストップ注文を発注後の相場変動によって、ストップ価格を自動的に変動させていく注文方法です。

■FIFO注文:「新規/決済」の別を自動的に判別する注文方法です。 注文を出した際に、その注文と反対側の建玉がある場合は決済注文となり、反対側の建玉がない場合は新規注文となります。対象建玉を指定せずに発注することから、原則古い建玉から順に決済を行います。

■日計りFIFO注文:FIFO注文と同様の注文方法であるが、最も古い建玉ではなく、注文営業日に約定した建玉の中で古い建玉から決済する注文方法。 <ストリーミング注文>

■ストリーミング注文:提示されている「買い気配」値および「売り気配」値を同時に表示し、「買い気配」値または「売り気配」値をクリックすることで取引を約定する注文方法です。

<建玉整理>

■建玉整理:同一の通貨ペア、異なる売買区分の建玉を相殺する決済方法です。

取引ルール[くりっく365]:カブドットコム証券(MUFG)
参照元:カブドットコム証券(MUFG)(2015年11月時点、著者調べ)

[マージンコール]とは、何のこと?

各FX会社では、口座にある証拠金以上に損失が発生しないよう「マージンコール」(追証)や「ロスカット」(強制決済)という、投資家を保護するためのしくみを設けています。

■マージンコールについて
証拠金に一定の損失が発生した場合、FX会社が顧客に対して知らせるもの。今の段階では、市場から「退場」にはならないけれど「危ないよ」というサインになります。担保の残りの余力を示す数字を「証拠金維持率」というが、これはFX会社によって「取引に必要な証拠金額の△%は維持してください」と決められているでしょう。

マージンコールが発生した場合の解決方法としては、
・決められた期日までに口座にお金を振り込んで証拠金の額を増やす
・取引を一部決済することで、維持率を高める

などの方法になるでしょう。FX会社によっては、「アラーム通知」などの名前で呼ばれていることもあります。

証拠金規制(FX顧客の保護):一般社団法人 金融先物取引業協会
参照元:一般社団法人 金融先物取引業協会(2015年11月時点、著者調べ)

[ロスカット]とは、何のこと?

■ロスカットについて
マージンコールが発生しているにも関わらず、こちらが何もせず、さらに損が拡大した場合、「ロスカット」が行なわれます。顧客の意思に関わらず、取引(ポジション)は自動的に決済される、つまり強制的に反対売買されてしまうということになるのです。

ロスカットはもちろん、マージンコールも発生するまで放置しておかず、前もって[逆指値注文]などを出しておくことで、損失を拡大させないようにすることをおすすめします。

※FX会社によってはマージンコールがなく、ロスカットだけというところもありますので、注意して下さい。各FX会社のマージンコールやロスカットの対応状況は、HPにて詳細を確認すると良いでしょう。

ロスカット・ルール義務付けについて(FX):一般社団法人 金融先物取引業協会
参照元:一般社団法人 金融先物取引業協会(2015年11月時点、著者調べ)

取引する際、注意するポイントとは?

無登録の海外所在業者による外国為替証拠金取引(FX取引)やバイナリーオプション取引等の勧誘について、金融庁より注意喚起が出されております。金融庁のホームページで確認して下さい。その他に、関東財務局や国民生活センターから、関連する注意喚起が出されておりますので、それも合わせて確認することをおすすめします!

初心者が注意するべき点とは?

ここでは、金融庁が発表している、FXについての注意点をみてみましょう。

■外国為替証拠金取引(FX)は、金融商品取引法に基づく[登録を受けた業者]でなければ行うことができません。登録を受けていない者からの勧誘に注意が必要です。
※登録業者かどうかを判断する場合には、金融庁のHPで「登録業者一覧」にて、確認できます。

■[登録を受けた業者]と取引する場合でも、その業者の信用力を慎重に判断し、取引内容をよく理解することが重要になります。

■外国為替証拠金取引は、少額で取引できる反面、預託した[保証金]以上、多額の損失が生ずるおそれのある非常にリスクの高い取引です。リスクを認識した上、自らの責任で投資判断を行うことが必要となります。考えられるリスクは、

・相場変動リスク
・金利変動リスク
・流動性リスク
・システムリスク
・信用リスク

などが考えられます。

いわゆる外国為替証拠金取引について:金融庁
参照元:金融庁(2015年11月時点、著者調べ)

FXなどの金融商品取引に関するトラブルについて:特定非営利活動法人[証券・金融商品あっせん相談センター](FINMAC)
参照元:特定非営利活動法人[証券・金融商品あっせん相談センター](FINMAC)(2015年11月時点、著者調べ)

まとめ

ここまで、FX(外国為替証拠金取引)についてみてきましたが、いかがでしたでしょうか?外貨預金とは違い、自分のお金を増やすという意味では、すごく魅力的な方法ということが解かりましたね!しかしながら、メリットと同時にデメリットもあることがわかりました。

レバレッジを使うことで、自分の預託した証拠金以上のお金を動かすことが出来るという点では、ハイリターンが見込めるかもしれません。しかしながら、もし自分の予想に反した場合には、これが大きな損失となってしまうことも忘れてはならないでしょう。

また、FXは、ある意味ギャンブル的な性質も持ち合わせており、ギャンブルに依存しやすい方へは、決しておすすめ出来ないことを予め知っていて欲しいと思います。

自分の持っている資金を上手に運用することで、お金を増やしたいと思う方へは、是非おすすめしたい資産の運用方法です。ぜひこれを参考に、検討してみてはいかがでしょうか! ※本記事は一般的な情報に過ぎず、適用法令等の改正、前提事実や個人状況の違いおよび変化によって、掲載内容と実際の結果が異なってしまう可能性があります。従って本記事の掲載内容については一切の責任を負いかねますので、内容の解釈や実践はご自身の責任で行い、専門家に相談されることを推奨いたします。