保険の加入は告知書で決まる!書かなきゃ損する3つのポイント

いろいろ考えて生命保険のプランを決めました!申し込みます!あれ、健康状態の告知が必要なんですか?しかも該当する病気やけががある…じゃあ保険は入れないのかな…と保険を諦めたことはありませんか?もしかしたら告知書の書き方次第で保険に入れるかもしれませんよ!



健康な人だけが保険に入れるのか?

なぜ健康状態を告知しないといけないのか

告知書でおたずねするお身体やご職業等のすべての内容について、被保険者さまには「告知いただく義務」があります。
生命保険は、多くの方々の保険料による相互保障の制度ですので、健康状態の良くない方等が無条件に契約されますと、保険料負担の公平性が保たれなくなります。

出典:

www.msa-life.co.jp
生命保険に入る時には、健康状態を申告する「告知書」というものを書きます。告知書とは、加入する時にその時の健康状態を漏れなく正確に記入して報告する書面です。

そもそも保険は保険会社に入ってくる保険料と出ていく保険金のバランスが取れていることで成り立つものです。仮に何も審査がない場合、持病がある人が入ってくると入ってくる保険料は変わらないのに出ていく保険金が増えてしまうのでバランスが崩れてしまいます。

・加入者が毎月支払う保険料<保険会社が加入者に支払う保険金 ⇒バランスが崩れる

そのため保険会社は健康状態について一定の制限を設けています。「病気があると入れない」というのはこの制限のためです。

病気の人は保険に加入できないの?

それぞれの保険会社で査定の基準が異なり保険商品によっても違いがありますが、一般的には出ていく保険金が多いと思われる医療保険(病気やけがで入院や手術をした時のための保険)は査定が厳しいようです。

加入が難しい病気は、がんや心疾患、脳血管疾患、腎不全、うつ病などの精神疾患などが挙げられます。意外と思われますが、高血圧や糖尿病、ぜんそく、バセドウ病なども加入に制限がかかることがあります。 また危険な職種である人や体に入れ墨、タトゥーがあるという人は加入できません。

病気ではありませんが妊娠中である、流産や早産をした、帝王切開をしたなどがあると加入が難しくなることもあります。他にも風邪や花粉症の治療中である、健康診断で異常を指摘された場合なども加入が難しくなる要因となります。

嘘の告知をすると保険金が出ないことも!

正しく告知いただかなかった場合、ご契約または特約が解除や取消・無効となり、保険金・給付金等をお支払いできないことがあります。

出典:

www.msa-life.co.jp
紙に書くだけだし黙って嘘を書いてもバレないでしょ!?と思う人もいるかもしれません。

しかしこれは大きな間違いです。意図的に「病気やケガはない」と偽りの告知をすると告知義務違反とみなされて保険金が出ないこともあるのです。

保険金の請求の時には医師の診断書を取り付けるのですが、そこに保険に加入した日よりも前に病気を発症していて治療をしていたと書かれていたら告知義務違反となる可能性が高いです。万が一の時に必要な保障を受けるための保険ですから正確な告知をすることが重要なのです。



病気があっても保険に加入できる方法とは?

告知が必要な期間を過ぎれば告知の必要なし

告知書を見ると「○年以内に入院しましたか?○年以内に病気の治療をしましたか?」などと一定の期間内で治療や投薬などをしたかを聞いていると思います。裏を返せばこの期間が過ぎれば告知をする必要がないということです。

たとえば告知が必要な期間が5年で、6年前に骨折をして入院したけれど完治して5年経っていれば告知をする必要はありません。

ただしこれは医師から完治という診断をされてから一定期間が過ぎた場合に該当します。経過観察のため定期的に通院していたり薬をもらっていたりする場合は完治に当てはまりません。また病気によっては期間にかかわらず発症したことがあるかを聞く質問もあります。

持病があっても入れる保険を選ぶ

専門用語で「引受緩和型・無選択型」と呼ばれる商品を選ぶこともできます。通常の保険では加入できないような持病があっても入れるような簡単な告知内容になっていたり、告知自体が無かったり加入できる人の幅をぐっと広げています。

ただし保険会社としては保険金を出す可能性が高い商品なので、通常の保険よりも保険料が高かったり、一定期間保険金が出なかったり、出される保険金が少なくなっていたりします。

通常の保険での告知では加入ができなかった場合に加入を検討したい保険商品です。

通常の保険に条件付きで入る

告知の内容によっては通常の保険の内容に一定の条件がついた契約をすることができます。

<条件の例>
・保険料の割増
・出される保険金の減額
・特定の部位や病気の時には保険金が出ない

保険会社が保険金を出す可能性が低いと判断した場合はこれらの条件は一定の期間だけ制限するように設定することもあります。しかし契約上の期間が過ぎれば、無条件で契約した人と同じ保障内容になりますので持病があっても入れる保険よりよい内容で保障を受けられます。

おさえておきたい告知書の書き方

より詳細に具体的に、ポジティブに書く

保険会社での審査が優位になるように詳細にかつ具体的に書きましょう。

たとえば子宮頸管に良性腫瘍があって摘出して担当医師からは完治と言われたとします。単に「子宮頸管に腫瘍があり摘出した」と書くと保険会社の担当者は腫瘍は実は悪性ではないか、腫瘍はいくつあるのか、再発しているのではないかなどと悪いようにとってしまい保険の加入ができないことがあります。これは保険金が出ていく可能性が高い人を加入させないようにするためなのです。

そこで自分は可能性が低いというアピールが必要となります。この場合は「子宮頸管に良性腫瘍が1つあり摘出。担当医師より完治との診断あり」などと書いた方がよいと思われます。

服用している薬や治療方法を詳細に書く

薬や治療方法などで加入できるかどうか判断が変わってくることがあります。

糖尿病や高血圧、ぜんそくなどは薬で症状をコントロールすることがあり症状が落ち着いていても薬を服用している人もいます。

そこで告知ではどのような薬を飲んでいて症状が落ち着いているかを書きます。同じ薬の名前でもより強い薬が存在することがありますのでおくすり手帳や薬の説明書きなどを見て正式な名称を書くようにしましょう。

仮に高血圧でAという薬を3か月間飲んでいて定期的に通院し、症状が落ち着いている場合は「薬品名:A○mgを1日2回朝晩服用。病院には月1回定期的に経過観察のため通院。担当医師より投薬治療により数値が安定しているとの診断をされる」というような内容になります。

症状が回復に向かっていれば現在の状態を書く

治療中や経過観察中と”完治”では加入できる可能性が違ってきます。

「1年前に右手首を骨折」と書くと今はどのような状態なのかがわからないので不利になる可能性がありますので「1年前に右手首を骨折。2か月間ギプスで固定した結果、医師より”完治”と診断された」などと書くと担当者も”完治”していることがわかり安心できます。



まとめ

病気やケガの内容によりますが、ポイントをおさえれば告知書の書き方次第で入れる保険の選択肢を広げることができるのです。

また、告知に不安のある場合は契約の前に保険会社に健康状態の告知をして加入できるかどうか調べてもらうこともできますよ。詳しくは保険会社の外交員や営業社員、保険代理店などに相談してみましょう!