[子育て費用]必要となる支出について調べてみました!

出産された方もこれからの方も、気になるのが「子育てにかかる費用」。赤ちゃんのうちは、そうでもないよね?!と思う方もいらっしゃるのではないでしょうか。でも、子どもは生まれた時点から、お金がかかるんです!その必要となる費用についてまとめてみました。子どもを育てるのは、「お金がかかる」ことを改めて実感するかもしれませんよ。



子育てに必要な費用とは?

これから出産を考えている人、または出産を控えている方が気になると思う、子育てにかかる費用について。赤ちゃんのうちは、まだお金の心配は必要ないだろう!なんて思う方も少なくは、ないでしょう。私も実際何も考えておりませんでした。子どもが生まれてから、初めてお金が必要なことが判るのです。

何に、そんなお金がかかるか?と申し上げれば、限がありません。赤ちゃんであれば、ミルクや紙おむつ、すぐに小さくなる洋服や何やら。もらったお祝いだけでは、全然足りないのが実情でしょう。また、保育園や幼稚園へ通うようになえれば、かかる保育費も安くはありません。

学校に行くようになれば、「義務教育だからお金の心配は無用」と思っていたら、それは大きな間違いであることが判るでしょう。子どもが大きくなれば、さらにお金がかさむことは、計算しておく必要があるのです!世の中の子育てしているお父さんお母さんたちが、「一体、いくら支出しているのか?」子育て費用について、みていきましょう。



かかる子育て費用の平均額とは?

就学区分でみる子育て費用の平均額

内閣府が行った「インターネットによる子育て費用に関する調査」(平成22年)によると、「子育て費用」が一番かかるのが「中学生」という結果になっております。その費用は、未就学児に対し、約1.5倍!であることが判っています。その詳細については、以下のとおりです。

■未就学児1人当たり「年間」子育て費用総額:1,043,535円
・未就学児のうち、未就園児1人当たり:843,225円

保育所・幼稚園児では、
・1人当たりにかかる金額:1,216,547円(未就園児より約37万円多い)

■ 小学生1人当たり:1,153,541円
小学生でかかる金額は、保育所・幼稚園児よりやや少なくなる結果ですが、中学生の場合は、約40万円ほど多くなっており、

■中学生1人当たり:1,555,567円(未就学児の約1.5倍の金額) 就学区分ごとに比重の高い費目については、

■未就園児:「子どものための預貯金・保険」「生活用品費」
■保育所・幼稚園児:「保育費」
■小・中学生:「食費」
■中学生:「学校教育費」「学校外教育費」

という結果になることがわかりました。未就学児もお金かかるなと思いましたが、中学生の子どもを育てるのって、結構なお金かかることがハッキリと解かりますね!特に、高校受験を控えている年齢のせいもあるでしょう。子どもが中学生になるまで、ある程度のお金して準備しておく必要が考えられます。

負担増の原因について

就学前については、「保育費」負担が大きいと考えられるでしょう。小学生で大幅増減は見られませんが、中学生では「教育費」が増大することが、ひと目でわかります。

■未就学児の「保育費」の支出について
・1~2歳:年間11万~16万円超
・3歳:年間20万円超
・4~6歳:年間30万円超

この結果から見ても判るように、就学時前の「保育費」が、子育て費用に負担をかけていることが判るでしょう。4~6歳の時点で、すでに年間30万円以上を見積もっておく必要があるのです。

また、小学生になると「学校教育費」が、かかるようになってきます。しかし、未就学児の「保育費」に比べると支出額は多くないことが判ります。中学生の場合だと、小学生に比べて「学校教育費」が高額になってきており、

・中学1年生:年間約33万円
・中学2・3年生:年間約25万円

「学校外」教育費についても、1学年ごとに多くなっている傾向が見られます。中学3年生では、年間約36万円かかっていることが判りますね。やはり、塾や家庭教師をつける子どもが多くなっている証拠でしょうか。

インターネットによる子育て費用に関する調査(平成22年):内閣府
参照元:内閣府(2015年11月時点、著者調べ)

就学区分別それぞれの費用とは?

内閣府が実施した「インターネットによる子育て費用に関する調査」(平成22年)から、ここでは、年間子育て費用額を項目別ランキングで見てみましょう!

未就学児にかかる支出とは?

<未就園児の場合>
・1位:子どものための預貯金・保険(199,402円)
・2位:食費(166,387円)
・3位:生活用品費(149,425円)
・4位:レジャー・旅行費(97,127円)
・5位:衣類・服飾雑貨費(68,754円)
・6位:保育費(62,790円)
・7位:お祝い行事関係費(59,882円)
・8位:学校外教育費(15,635円)
・9位:医療費(11,867円)
・10位:学校外活動費(11,449円)
・11位:おこづかい(487円)
・12位:子どもの携帯電話料金(21円)

<保育所・幼稚園児の場合>
・1位:保育費(379,407円)
・2位:食費(224,627円)
・3位:子どものための預貯金・保険(187,212円)
・4位:レジャー・旅行費(136,383円)
・5位:生活用品費(92,522円)
・6位:衣類・服飾雑貨費(66,462円)
・7位:学校外活動費(43,179円)
・8位:お祝い行事関係費(41,066円)
・9位:学校外教育費(30,784円)
・10位:医療費 (13,462円)
・11位:おこづかい(1,318円)
・12位:子どもの携帯電話料金(127円) 「未就園児」にかかる子育て費用の支出額1位は、「子どものための預貯金」という結果になっています。やはり、子どもが生まれた時に、学資保険や貯金を開始する方が多いと考えられるでしょう。

この年齢層では、「生活消耗品」も上位に来ています。考えられるのは、やはり「紙おむつ」や「お尻拭き」などの日用品の購入で費用がかさんでいるせいかもしれませんね。

「保育所・幼稚園児」にかかる子育て費用の支出額1位は、やはり「保育費」になります。保育所や幼稚園でかかる「保育料」や「月謝」、「給食費」などの支出になっているでしょう。

他には、0歳では、出産祝い(内祝い・宮参り)に関する支出があることも考えられ、「お祝い行事関係する費用」の支出割合も、比較的高い傾向にあるかもしれません。これらの結果から見ても、未就学児もいろいろとお金がかかることが、ハッキリ判りますね。

小学生にかかる支出とは?

<小学生の場合>
1位:食費(278,294円)
2位:レジャー・旅行費(167,044円)
3位:子どものための預貯金・保険(163,037円)
4位:学校外教育費(106,089円)
5位:学校教育費(105,242円)
6位:学校外活動費(94,985円)
7位:生活用品費 (83,419円)
8位:衣類・服飾雑貨費(68,970円)
9位:お祝い行事関係費(31,974円)
10位:医療費(21,791円)
11位:保育費(19,268円)
12位:おこづかい(9,605円)
13位:子どもの携帯電話料金(3,823円) 「小学生」にかかる子育て費用の支出額1位は、「食費」という結果になっています。やはり、育ち盛りの子どもは、食費がかさんでくるようになっているようです。

2位には、「レジャー・旅行費」が来ています。ゴールデンウィークや夏休みなど、長期の休みでかかる必要経費となっているのでしょう。1人分の旅費だけでなく、家族全員の旅費などがかかってしまうことから、結構大きな支出になっているのではないでしょうか?

また、4位の「学校外教育費」については、通信教育や塾などの費用になっていると思われます。周りの子がやっていると、「自分もやりたい」と言い出したりするんでしょうね…。私も昔そうだった気がします。でも、友達と一緒にやるって、あまり長続きしないんですよね…。

9位に出ている「お祝い行事関係費」については、七五三や端午の節句など、それぞれの行事が考えられるでしょう。

中学生にかかる支出とは?

<中学生の場合>
1位:食費(356,663円)
2位:学校教育費(274,109円)
3位:学校外教育費(248,556円)
4位:子どものための預貯金・保険(179,910円)
5位:レジャー・旅行費 (146,710円)
6位:生活用品費(97,139円)
7位:衣類・服飾雑貨費(76,507円)
8位:学校外活動費(57,337円)
9位:おこづかい(39,022円)
10位:お祝い行事関係費(33,539円)
11位:子どもの携帯電話料金(23,453円)
12位:医療費(22,624円) 「中学生」にかかる子育て費用の支出額1位は、小学生と同様の「食費」という結果になります。ですが、金額の差が結構ひらいてますね。中学生ともなると、大人と同じように食べている子も多いかもしれません。食費がかなりかさむことを覚悟しておく必要があるでしょう。

中学生の「学校教育費」は、小学生より2倍以上の金額になっていることが、判りますね。他には、「学校外教育費」についても、結構な額がかかることが予想されます。特に受験対策などで、塾へ通う人や家庭教師を雇われる方も多くなっていることが考えられます。

他、「子どもの携帯電話料金」も小学生の平均額より高額(約7倍)になっています。最近の中学生は、みんな携帯(特にスマートフォン)など、持ち歩いているんですね。私たちの時代には、考えられませんでしたが…これは、時代の流れということで、あきらめましょう。

インターネットによる子育て費用に関する調査(平成22年):内閣府政策統括官(共生社会政策担当)
参照元:内閣府政策統括官(共生社会政策担当) (2015年11月時点、著者調べ)



習い事や塾の費用は、どのくらい?

年齢、学年で支出が大きい「学校外活動費(習い事の月謝等)」と「学校外教育費(学習塾費)」については、下記のピークに高い金額を支出している傾向が見られました。

■習い事の月謝:小学3~4年生がピーク
■学習塾費:小学5~6年生、中学3年生でピーク

「学習塾以外の習い事の月謝等」の支出額については、4歳頃から多くなり始めており、下記をピークにして、それ以降は減少傾向にあるようです。その原因を考えてみると、やはり塾などに行くようになるからでしょうか?習い事にかける時間が、減少しているのかもしれませんね。

・小学3年生:(年間)約78,174円
・小学4年生:(年間)約78,804円 

また、「学習塾費」の支出額は、小学1年生から多くなり始めるため、「中学受験」を控えた子ども「小学5~6年生」で急増傾向が見られます。他、高校受験前の中学3年生では、塾にかかる金額についても、かなり高額になっている傾向にあり、

■1人当たりかかる年間費用:206,315円(月額:約17,192円)

また「学習塾以外の習い事の月謝等」と「学習塾費」の平均合計額は、以下の通りになります。習い事や塾の月謝でかなりの出費が出ることが予想されますね。それも必要となる支出になると思いますので、今から貯金をしておくことをおすすめします。

■1人あたりにかかる平均額
・小学1年生(年間):86,567 円
・小学6年生(年間):162,174 円(※1年生の約1.9倍)
・中学3年生(年間):234,295 円(※小学1年生の約2.7倍)

インターネットによる子育て費用に関する調査(平成22年):内閣府政策統括官(共生社会政策担当)
参照元:内閣府政策統括官(共生社会政策担当) (2015年11月時点、著者調べ)

子ども手当の活用について

子ども手当の利用について、現在「子育て中」のみなさんが、どのように活用されているのでしょうか?内閣府の「インターネットによる子育て費用に関する調査」(平成22年)から、結果を見てみましょう。

優先したい活用法とは?

<子ども手当の活用に関して>
・「子ども将来のための貯蓄」: 43.4%
・「日常の生活費に補てん」:11.4%
・「子どもの保育費」:10.8% 子ども手当の活用について、みなさんの希望としては、 「子ども将来のための貯蓄」が最も多く見られました。でも、実際は、世帯年収が低くなるにつれ、「日常の生活費に補てん」に充てている割合が高くなる傾向にあるようです。理想と現実は、なかなか異なるようですね。

しかしながら、子どもにかかる支出へ当てるという、本来の子ども手当の目的と合致していると言えるでしょう。

■世帯年収別にみた最も優先したい「子ども手当」の使い道

<年収別:保育費:学校教育費:学校外教育費:習い事など費用:将来の貯蓄:家族の遊興費:子どもに限定しない貯蓄:日常生活費に補てん:その他>

・300万円未満:12.2%:9.9%:5.2%:8.8%:38.5%:1.4%:2.4%:20.1%:1.4%

・300万~400万円未満:13.4%:8.0%:6.0%:7.7%:45.0%:1.2%:4.0%:14.0%:0.8%

・400万~500万円未満:12.8%:7.5%:5.4%:8.5%:46.2%:2.1%:4.7%:11.9%:1.0%

・500万~600万円未満:12.0%:8.3%:7.6%:10.3%:45.1%:1.1%:5.1%:9.8%:0.7%

・600万~700万円未満:9.2%:9.0%:10.2%:9.2%:44.0%:1.8%:5.4%:10.6%:0.6%

・700万~800万円未満:7.6%:8.1%:10.7%:13.1%:43.7%:2.0%:5.3%:8.8%:0.7%

・800万~1,000万円未満:7.5%:9.6%:12.4%:10.9%:41.6%:2.8%:5.2%:9.5%:0.6%

・1,000万円以上:9.3%:11.1%:15.3%:11.2%:36.1%:2.4%:6.1%:7.9%:0.6%

出典:

www8.cao.go.jp

まとめ

ここまで、子育てにかかる費用についてみてきましたが、いかがでしたでしょうか?想像以上に子育てすることは、お金がかかる!ということが判かり、私もチョット頭が痛いです。ですが、子どもがまだ小さいうちから、少しずつ貯金しておくことが、いかに重要であるかを知れただけでも、今後の貯金に対する目標が出来たように思います。

また、ひとり親家庭で育てている方であれば、地方自治体からのもらえる「手当」なども色々ありますので、市町村の役所へ確認してみると良いかもしれません。子どもが大きくなるのは、「アッ!」というまです。お互いに子育て楽しみましょうね!