着物のリメイクしてドレスを作ろう!コツと楽しむポイント

お母様の着物がタンスの中で眠っていると何だか寂しいですよね?せっかくある思い出の品をリメイクしてドレスにすると良いかもしれません。作る前のチェック項目3つとメリット・デメリットをお知らせしたいと思います。



着物をリメイクしてドレスを作る!

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リメイクできる着物は?

着物を年代を経ると生地が薄くなったり弱くなったりしますので、リメイクする前に3点を確認します。

・裾や襟、お尻に汚れやシミがないか?
・生地が薄くなっている部分はないか?
・引っ張って破れないか?

このチェックをしてからリメイクを始めましょう。大きい柄の物は柄合わせが必要になります。小さい柄の物はそのまま作ることが出来ます。正絹で柔らかい着物がドレスを作るのには向いています。この柔らかさが身体にフィットします。

作り方は?

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<着物のほどき方>

着物の生地を縫い合わせている糸を解くのに便利なのが「リッパー」です(上の画像)。袂は閂止めと言って糸が多く硬いので、握り鋏を使って布の部分に傷を付けない様に丁寧にほどきます。アイロンを当ててシワを伸ばしておきます。

<布幅の増やし方>

着物は幅が33cm程の反物から出来ていますので、そのままだと幅が足りませんので布を縫い合わせて生地にします。後身頃はそのままで、前身頃は反物幅を真ん中にして左右に半分の幅の布を縫い合わせます。袖は反物幅と半分の幅の布を縫い合わせます。どちらもアイロンを当てておきます。

<着物リメイク型紙>

特別な型紙はなく、市販の洋服系の本にある囲み製図や添付されている型紙で出来ます。

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着物リメイクは洋裁か和裁か?必要な道具と作り方

着物のリメイクはどちらかと言えば洋裁の要素が強い様に思います。布の幅をどう取るか?と言う部分は柄合わせを考えると和裁の知識になる分野かもしれませんが、ドレスを作ると言うのは洋裁ですので、使う道具も洋裁です。

・ミシン
・型紙
・チャコペーパー
・チャコペン
・断ち切り鋏
・糸切り鋏
・リッパー
・ピンクッション
・待ち針
・縫い針
・メジャーと定規
・ルレット
・ファスナーかボタン
・接着芯
・レース(必要に応じて)
・しつけ糸

<手順>

・柄がある物は柄を合わせておきます。
・布に型紙を当てて待ち針で止め、チャコペーパーを挟みルレットで布に線を付けます。
・接着芯も必要な部分の型を取ります。
・型紙で付けた線通りに仮縫いを行いフィット感の調整を行います。
・身ごろや袖・襟などをミシンで縫います。
・必要に応じてファスナーやボタンの部分を縫います。
・見返しや裾・袖口襟ぐりを始末します。
・必要な部分を縫い終わったらしつけを解きます。

<コツ>

着物はほどいてみたら思わぬ所に折り線やヤケなどがあったりしますので、型紙を合わせてみて上手く必要な部分が取れない時に敢えて裏表を逆に使うと言う方法があります。裾の長さが足りない場合は幅の広いレースや共布で作ったギャザーを使うと言う方法もあります。リメイクする時にはそれなりのセンスがないと野暮ったくなるそうなので、作るドレスと生地のバランスを考えると良いみたいです。

<所要時間>

着物をほどきアイロンがけをするのが慣れた人で4時間位掛かるそうです。型紙を当てて線を引いたり、切って縫うと言う手順を考えると早くて2日、着物リメイクに掛り切りと言う訳にも行かないので時間に余裕を見て作られるのが良いと思います。

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いちばんよくわかる きものリメイク術
参照元:Googlebook いちばんよくわかる きものリメイク術(2015年11月 筆者調べ)



着物をリメイクしたドレスを楽しく着るために

友人の結婚式や披露宴などで着ようと思って着物リメイクドレスを作る場合は、そのTPOに合わせて着るかどうかを決めた方が良いでしょう。着物の和柄はその場所に合っているかどうか?と言う判断が大事になると思います。お子さんの七五三はリメイクドレスで神社の参拝に行かれる場合は、お住まいの地域によって伝統的ではないと思われるケースもあるようです。

着物リメイクのメリットと注意点

お母様が着ていらした着物がタンスの肥やしになってて勿体無いからとか思い出の品を大事にしたいのでリメイクをと考えられるケースが多い様に思います。着物と言う物は白い色が年数を経るとヤケた色合いになったり、虫喰い穴が出来たりと管理が大変な物でもあります。

メリットは、他にない柄のオリジナルのドレスになると言う事とご自分でリメイクされると業者さんに頼んだ場合に掛かるコストがなくなると言う事です。オーダーで何万円か掛かるコストがなくなると言うのはかなりの節約になると思います。

気を付けたい点は、古い着物は使えるかどうか分からないと言う事と、センスが悪いとリフォーム感が出てしまう所です。また洋裁に慣れている方は良いのですが初心者さんだと襟ぐりや袖付けなどが難しく感じるのではないでしょうか?

まとめ

今まで眠っていた着物が、ドレスになって生き返ると思うと作るのも楽しくなって来ませんか?ドレスが無理でもスカートやバッグなどの小物を作る事も出来ますし、和柄の小物はプレゼントしても喜ばれますし、外国のお友達に作ってあげるのもオススメです!このように、着なくなった着物を手作りでリメイクして上手に再生させると、着物も喜んでくれるかもしれませんよ。