【宝くじ】の種類と購入法まとめ|選び方は賞金or確率?

宝くじを一度でも買ったことがある人の割合が過去最高の78.5%に。1等賞金もアップし「夢」を買ってみようと思う人続々増えています。種類も増えている宝くじについて、それぞれの買い方や選び方を簡単にまとめてみました。



「宝くじ」とは?

私たちに夢と希望を与えてくれる「宝くじ」。そもそも、宝くじは誰が何のために作っているのか皆さんはご存知でしょうか?実は宝くじには現在のような形になってから70年もの歴史があるんです。宝くじについて知るために、まずその歴史からご紹介しましょう。

宝くじの歴史

今のいわゆる「普通宝くじ」は昭和20年10月に始めて販売されました。戦後の激しいインフレ防止や荒廃した地方の復興資金調達などの目的で政府や各都道府県が主導して開始され、その後政府主導のものはなくなりましたが地方自治体の宝くじは今も「ブロック宝くじ」として残っています。

その後東京オリンピックや万博など国家行事などへも協力していくようになり、1等賞金も年々増額して行き国民への人気もしだいに定着していきました。「宝くじ」の歴史は日本の復興と成長の歴史とともにあるという事ですね。

昭和54年から「ジャンボ宝くじ」の名前で広く親しまれるようになってからは、次々と新しい種類の宝くじが販売され、現在では「スクラッチ」「ナンバーズ」「ロト」など色んな形で宝くじを親しめるようになっています。

収益金の使いみち

H25年の実績では、宝くじの販売総額のうち賞金に使われた額が46.5%で販売にかかった経費が11.9%でした。そしてそれ以外の収益金となる部分は発売元の都道府県や全指定都市に収益金として収められ、公共事業等や社会貢献広報などに使われています。

例えば、東日本大震災の復興に充てられたり、各都市によって高齢化少子化対策や公園整備、防災対策などきちんと収益金が生かされるようになっているのですね。

宝くじのしくみ

宝くじの発売元は、地方自治体です。“宝くじの法律”「当せん金付証票法」に定められた全国都道府県と20指定都市が、総務大臣の許可を得て発売元となっています。(※一般の個人や会社などが発売することは、刑法第187条で禁止されています。)

一方で、発売等の事務については銀行等に委託しています。事務を受託した銀行などでは、地方自治体の決めた計画に従って、宝くじの図柄選び、印刷、配送、宣伝、売りさばき、抽せん、当せん番号の発表、当せん金の支払などの事務のすべてを行っているのです。抽せん会終了後、収益金は発売元である地方自治体へ納められ、そこではじめて1回分の受託業務が完了するという事です。

宝くじについて | 宝くじ公式サイト
参照元:宝くじ公式サイト(2015年11月著者調べ)



みんなが「宝くじ」を買う理由

高額当選の「夢」を買う

宝くじを買う人に「当たるかも分からないのになぜ買うの?」と聞くとだいたいの人が口を揃えて「これは夢を買っているんだ。」と言います。そう、結果が分かるまでは「当せん金で何を買おうかな?」「億万長者になったら…フフフッ。」と大きな夢を見られるのです。

買ったら毎回神棚に上げてお祈りしたり、高額当せんが出た売り場で買うなどゲン担ぎをしたり。趣味というかちょっとした楽しみ、イベントとして考えている人も多いようです。最近ではグループでお金を集めて当せん金を山分けするというサークル活動みたいなものもあるようです。

はずれても自治体への「募金」と思える

とはいえ…です。宝くじの高額当せんなんて滅多にどころか、当たったら奇跡くらいの大変な確率ですよね。全員がそんな風に思っていたらこんなに宝くじを買う人はたくさんいないと思います。収益金の使いみちのところでお伝えしたように、宝くじには社会貢献としての役割も担っています。きっとその側面があるから買うというケースもあると思います。

もしはずれたとしても地方自治体への「募金」と思ってそれが有効に使われるなら、少しの間「夢」を見てみたいと思うのもありですよね。例えば災害などの復興に使われたり、子どもたち為の施設が増えたりすれば回り回って自分の為に使われているかもと思える気がします。

1口が少額なので買いやすい

宝くじの種類によって1口の価格は違いますが、100円〜500円と1口あたり数百円で買えるのも魅力です。まとめ買いする方も多いですが、「ちょっと買ってみようかな」と思った時に始めやすい金額ですよね。例えば、タバコ買うのやめて宝くじ買ってみようとかいつも買うような何かと置き換えやすいのもいいですよね。

ジャンボ宝くじは10枚セットだと3,000円ですが、それでもちょっとした臨時収入で買える額ですし庶民にも身近な金額というところもポイントな気がします。

宝くじの種類いろいろ

ジャンボ宝くじ等

【抽せんタイプ】:普通宝くじには「ジャンボ宝くじ」「全国通常宝くじ」「ブロック宝くじ」などがあります。購入した宝くじにはあらかじめ組・番号が記載されていて、後日抽せんで決定した当せん番号と一致すれば当せん金を受取ることができます。

【当せん金額】:当せん金額はその時々で違いますが、例えば今年H27年の「第688回年末ジャンボ宝くじ」は1等が7億円、2等1,000万円となっており年々当せん金額も増えています。

【発売時期】:「グリーンジャンボ」(2〜3月)、「ドリームジャンボ」(5〜6月)、「サマージャンボ」(7〜8月)、「オータムジャンボ」(9〜10月)、「年末ジャンボ」(11〜12月)の年5回。その他時期に応じて全国のブロック毎に発売されるものなどもあります。1枚100円〜500円、ジャンボ宝くじは1枚300円。

【買い方】:『連番』組と番号5桁までは一緒で末尾が0〜9まで連続している10枚セット。1等と1等前後賞も狙いたい方におすすめの方法。/『バラ』連続していない番号の10枚セット。一枚ずつ結果を調べる楽しみがあります。

ロト7・ロト6・ミニロト

【数字選択タイプ】:ロトは決まった数の数字の中から好きな数字を選ぶタイプの宝くじ。「ロト7」なら1〜37のうちから7個、「ロト6」は1〜43の中から6個、「ミニロト」は1〜31の中から5個です。

【当せん金額】:「ロト7」は1等約4億円、「ロト6」は1等約1億円、「ミニロト」は1等約1,000万円となっていますが、それぞれその回の販売総額と当せん口数によって変動します。また、「ロト7」「ロト6」は当せん者がいない場合キャリーオーバーと言って次回に当せん金が繰越しとなるので「ロト7」では最高8億円、「ロト6」では最高4億円と超高額になることもあります。

【発売時期】:1年中、いつでも買えます。「ロト7」は1口300円、「ロト6」「ミニロト」は1口200円です。

【買い方】:基本的には決められた分まで好きな数字をマークしますが、数字に迷った場合は「クイックピック」という箇所にマークしておけばコンピュータが自動でランダムに選択してくれます。他の数字の組み合わせでも購入する場合は同じシートで5つまで購入可能。同じ数字での「まとめ買い」や次回以降の「継続購入」などもできます。

ナンバーズ3・ナンバーズ4

【数字選択タイプ】:「ナンバーズ3」は000〜999の中から3桁、「ナンバーズ4」は0000〜9999の中から4桁の数字と申込みタイプを選んで購入します。申込みタイプには「ストレート」「ボックス」「セット」「ミニ」の4種類があります。(※「ナンバーズ4」には「ミニ」はありません。)

【当せん金額】:申込みタイプによって当せん額が異なり、「ナンバーズ3」の場合「ストレート」当せんなら9万円、「ナンバーズ4」の「ストレート」当せんは90万円とされていますがロトと同じくその回の販売総額と当せん口数によって変動があります。

【発売時期】:1年中、いつでも買えます。「ナンバーズ3」「ナンバーズ4」ともに1口200円です。

【買い方】:好きな数字を3桁または4桁マークします。「111」など同じ数字でもOK。数字を選べない場合は「クイックピック」でコンピュータ任せも可能。ロトと同じく、1枚のシートで5つまで購入可能、「まとめ買い」「継続購入」のできます。

【申込みタイプ】:「ストレート」(123)と選択したら当せんするのは(123)の場合だけ。/「ボックス」(123)と選択したら(231)(312)など数字の並びは順不同でも当せんします。/「セット」(123)と選択し(123)ならストレート当せん、順不同ならボックス当せんというセットですが当せん金額は通常より少なくなります。

スクラッチ

【削るだけタイプ】:スクラッチは買ったその場で削れば「あたり」「はずれ」がすぐに分かるタイプの宝くじです。「ストリームマッチ」「トリプルマッチ」「ラッキー3」「ラッキー迷路」「ペアマッチ」「タテ・ヨコ・ナナメ」「トライアングルチャンス」などいろいろな種類があります。

【当せん金額】:1等の金額は種類によって異なりますが、高額なものだと3,000万円です。

【発売時期】:1年中、いつでも買えます。1枚100円のものと200円のものがあります。

【買い方】:売り場で購入して削ります。出てきた絵柄や数字が券面に書いてある説明どおりになれば「当たり」。内容に応じて当せん金が受け取れます。

宝くじ公式サイト
参照元:宝くじ公式サイト(2015年11月著者調べ)



賞金?それとも確率?宝くじの選び方

H25年の宝くじ調査結果によると、以下のように「1等賞金は低いが当せん確率が高い」事に魅力を感じる人の方が多いようです。種類も多いのでいろいろなタイプを試してみるのも良いと思いますが、皆さんはどちらが好みですか?

「当せん確率は低いが1等賞金が高額」な宝くじと、「1等賞金は低いが当せん確率が高い」宝くじのどちらに魅力を感じるかを聞いたところ前者が20.9%、後者が61.1%で、確率重視の“本数派”が半数以上を占める結果となりました。

出典:

www.takarakuji-official.jp

億万長者を夢見るなら?

当せんする確率は奇跡に近いですが、「どうせ買うなら億万長者!」と大きな夢を見たいならこの3つがおすすめです。

《ジャンボ宝くじ》:H27年の「第688回年末ジャンボ」は1等7億円。前後賞あわせると、なんと10億円!(1口300円)1等が当たる確率は1/10,000,000(※購入1枚の場合)

《ロト7》:1等4億円、キャリーオーバーで最高8億円。理論上の1等が当たる確率は1/10,295,472

《ロト6》:1等1億円、キャリーオーバーで最高4億円。理論上の1等が当たる確率は1/6,096,454

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当選確率でみるなら?

「億万長者とは言わない。当たる確率が高い方がいい!」という方はナンバーズやミニロトがおすすめ。

《ナンバーズ3》:3桁の数字から選ぶのでストレートで当たる確率は1/1,000。最高9万円ほど。

《ナンバーズ4》:4桁の数字から選ぶのでストレートで当たる確率は1/10,000。最高90万円ほど。

《ミニロト》:1等が当たる確率は1/169,911。1等約1,000万円。

発表まで待てない人は?

「なんだか今日はツイてる日♪ちょっと運試ししたい!」なんてその日の運をその場で試したいという方はスクラッチならその場で結果が分かるので挑戦してみては?

《スクラッチ》:削ってその場で「当たり」「はずれ」が分かる。1等が1000万円のスクラッチの場合、確率は1/1,000,000 1等が100万円の確率は1/125,000 

いろんな選び方がありますね。その日の気分で買ってみるのも楽しいかもしれませんね。

購入場所と結果の確認方法

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購入場所

全国の「宝くじ売り場」で購入可能です。

駅の近くなどでよく見かけますが、中には「ロト」「ナンバーズ」のみの店舗や「ロト」「ナンバーズ」は取り扱っていない店舗などもあります。最近では「ロト」「ナンバーズ」が買えるATMタイプの宝くじ売り場も増えているようです。

みずほ銀行に普通預金口座等を持っていてキャッシュカードを作っている方は、「ロト7「ロト6」「ミニロト」「ナンバーズ3」「ナンバーズ4」をみずほ銀行ATMで購入がすることができます。みずほ銀行店舗にも宝くじ購入ブースが設置されているところが400店舗以上あります。

宝くじ売場のご案内
参照元:宝くじ公式サイト(2015年11月著者調べ)

結果の確認

スクラッチ以外の宝くじは「インターネット」「発表日翌日の新聞」「携帯サイト」「テレフォンサービス」などで当せん番号を確認できます。「インターネット」の場合はみずほ銀行Webサイトで確認可能。携帯サイトの場合もみずほ銀行経由で確認する方法が一般的です。

みずほ銀行 宝くじコーナー
参照元:みずほ銀行(2015年11月著者調べ)

当せん番号の確認方法について | 宝くじ公式サイト
参照元:宝くじ公式サイト(2015年11月著者調べ)

注意点

当せん金の受取り期限は1年!

宝くじの当せん金には時効があります。もしも当せんしていたら支払開始日から1年の間に、お金を受け取らなければなりません。(ロト7、ロト6、ミニロト、ナンバーズは抽せん日の翌日から1年間です。)

信じられない事ですが、実は1億円以上の当せん金で「未換金」のものが意外とたくさんあるんです!買ったまま放っておくことのないよう気をつけましょう。尚、時効となった当せん金は収益金と同じように公共のために有効に使われるそうです…。

宝くじ詐欺にご注意!

宝くじに関する事務手続きはみずほ銀行が代行して行っていますが、その「みずほ銀行」を装った宝くじ詐欺が横行しています。高額当選を利用した振り込め詐欺、嘘の当選通知メールなどもあるようです。当せんをお知らせするサービスはありませんので、こういった電話やメールは信用しないように気をつけましょう!

みずほ銀行 宝くじコーナー:Warning
参照元:みずほ銀行(2015年11月著者調べ)

ハズれ券を捨てるのはちょっと待って!

実は9月2日を「くじの日」と設定し、過去1年間に抽せんされたハズレ券を対象にステキな賞品が当たる、「宝くじの日記念お楽しみ抽せん」(宝くじ敗者復活戦)というのがあるんです。

時効当せんを少なくする目的で始められたのですが、当せん番号を調べればもしかしたら未換金の当せん宝くじが見つかるかもしれませんので確認してみましょう。※スクラッチは、宝くじ券の裏面にいつの「お楽しみ抽せん」の対象となるか記載してあります。尚、「ロト」「ナンバーズ」などの数字選択式、「イベントくじ」は対象外です。

まとめ

宝くじとは日本の歴史や文化とともに生まれ、親しまれてきたものだったんですね。今では宝くじの種類も増え、1等賞金の金額も年々増額してます。簡単に当たるものではないのでどんどんお金を注ぎ込むことはしたくないですが、お小遣いでたまに楽しむくらいなら夢があっていいかもしれませんね。