[主婦のパート]仕事を選ぶ際に注意したいポイントとは?

子どもが幼稚園や小学校へ行くようになり、やっと自分の時間が持てるようになるお母さんたちも多いはず。空き時間を利用して、ちょっとパートにでも出てみようかな?なんて考える方もいらっしゃるでしょう。パートの仕事と言えど、いい職場を見つけたいですよね!パートの仕事を選ぶ際に、重要となるポイントについて、まとめてみました!



主婦がパートを検討する時

専業主婦が、子育てがひと段落した時、または、子どもが学校へ行っている間だけなど、ちょっと空いた時間を使って外で働きたいと思う場合、最初に考えるのが「パート」で仕事をすることではないでしょうか?

子育てをしていた期間、社会とつながりを絶っていたこともあり、外の空気を吸いたい人。他には、少しでも「生活の足し」にするお金を稼ぎたい人など、さまざまな事情で仕事を探される方もいらっしゃるかもしれませんね。それに、パートであれば、扶養の範囲内で働くことも可能であるため、働く側にとってもメリットがある働き方と言えるでしょう。

パートの仕事を探す際、何を基準に探せばいいのか?ちょっと判らないことも多いかもしれません。どうせ勤めるなら、いい環境で長く勤めたい!そう思う方も少なくないでしょう。パートで仕事を探す際に、注意すべきポイントについて、みていきたいと思います。

※扶養の範囲内の場合、年収を103万円、130万円以内に抑える必要が出てきます。詳細については、国税庁のHPを確認して下さい。

配偶者控除:国税庁
参照元:国税庁(2015年11月時点、著者調べ)



注意すべきポイントとは?

あそこの「お洒落なカフェ」でパートを募集していた!でも、時給が安くてどうしようか…と迷う人もいらっしゃるでしょう。やってみたい仕事だけれど、お金を稼ぐという意味では、どうなの?という迷う気持ち、解かります。何を基準にパートの仕事を見つければよいのか?わからないですよね。

ここでは、パートの仕事を選ぶ際に、どのような点を注意すべきか?そのポイントについてみていこうと思います。

働く時間帯について

パート求人を見る際に気なるのが、働く時間帯になりますよね?パートであれば、何時でもいいという訳にはいかないと思います。特に、小さなお子さんがいらっしゃれば、子どもが学校から帰る頃には、自分も家にいてあげたいと思う方も多いでしょう。

ここで気になるのが、その「自分の希望する時間帯」が通るのかどうか?です。子どもが家に帰る時間帯に、自分も家に帰れるのかどうか。もし、残業が頻発する仕事であれば、パートとして働くには、不向きと言えるかもしれません。

パートを選ぶ際に最も優先すべきことは、職場ではなく、あくまであなたの家庭だと思います。個人の事情を考慮してもらえる職場でない限り、そこに長く勤めることは、難しいと言っても良いのではないでしょうか。

休める環境にあるか?

働くようになると、必ず壁にぶち当たります。例えば、子どもが風邪引いて、学校を休んだり。または、学校が台風などで「臨時休業」になったりなど、想定の範囲外のことが起こるわけです。そんな時、職場は、問題なく休める環境にあるのか?又は、子どもは、

・兄弟や友人に世話してもらう
・実家の両親に預かってもらう
・旦那さんが仕事を休む

など、さまざまな対応策を考える必要が出てくるかもしれません。

でも、近くに頼れる家族や友人が居なかったり、旦那さんは仕事が忙しくて休みどころの話では無かった場合、どのような対処をすれば良いのか?考えてしまいますよね。そういうことも考慮すれば。最低限、何かあった場合は、急に休むことも出来る職場であることが不可欠であると言えるでしょう。

もし、そのパート先が人手不足で「あなたが休んだら、誰がやるの?」というような職場であれは、それは、すでにパートの仕事の範囲を超えているかもしれません。パートは、あくまで補助的な仕事であり、正社員の仕事ではありません。自分が休んだ穴埋めは、誰かが代わりに対応出来るという状況であることが必須ではないでしょうか?

計画が立てやすい環境か?

以前、私が働いていた経験上、困ったことがありました。それは、シフトが週単位だったため、休暇の予定を立てられなかったのです。それがもし、月単位であれば、簡単に休む計画も立てられたことでしょう。特に、お子さんがいたら、夏休みやゴールデンウィークへどこかへ行きたいなど、前もって予定を立てたいと思う方も多いですよね!?(忙しくない職場であれば、これに関しては問題ないのかもしれませんが…)

そこで、注意しなければならないのは、その職場のシフトは、月単位なのか?週単位なのか?について、確認することです。週単位は、どちらかというとアルバイト感覚ですよね。数日間休みを取りたいという場合、とり難いという状況に陥ることもあるでしょう。そのため、出来るなら、月単位でシフトが判る職場が理想的かもしれません。

職場の年齢層について

パート先を選ぶ際に、ぜひ重視して頂きたいポイントは、その職場の年齢層です。なぜなら、その職場に自分と同じような立場の「主婦のパート」は、他にもいるのか?ということ。居なければ、居ない理由があるのかもしれません。

例えば、残業が多くて主婦には勤まらない。又は、主婦パートに対して、意地悪な人(お局様のような人)がいる等も考えられるでしょう。面接する時に、主婦パートがいるかどうか、聞いてみるのも良いでしょう。

他に、従業員の男女の比率も出来れば、知っておくことも必要です。なぜなら、主婦でも長く勤まる職場なのかどうか?または、女性のことを軽視していないかどうか?男女平等に扱っている職場であれば、男女の比率にあまり格差が無いと思います。知っておいて、損は無いでしょう。

そのようなことも調べておくことで、いい職場に巡り合うことが出来るでしょう!最近は、ブラック企業やお店についてなど、インターネットで評判を調べることも出来ますので、それも参考にすることをおすすめします!

主婦のパートは、いくら稼げる?

地域別にみる時間給は、いくら位?

ここでは、各地域別に出ている最低賃金の金額についてみていきましょう。一般的な業務をパートやアルバイトでこなすとなる場合、下記の時給金額が目安となるかと思います。厚生労働省が発表している「平成27年度地域別最低賃金改定状況」から、確認してみましょう。
<都道府県名:最低賃金時間額>    
  ・北海道:764円(748円)  
  ・青森県:695円(679円)  
  ・岩手県:695円(678円)    
  ・宮城県:726円(710円)   
  ・秋田県:695円(679円)  
  ・山形県:696円(680円)   
  ・福島県:705円(689円)    
  ・茨城県:747円(729円)  
  ・栃木県:751円(733円)  
  ・群馬県:737円(721円)  
  ・埼玉県:820円(802円)    
  ・千葉県:817円(798円)  
  ・東京都:907円(888円)  
  ・神奈川県:905円(887円) 
  ・新潟県:731円(715円)  
  ・富山県:746円(728円)  
  ・石川県:735円(718円)  
  ・福井県:732円(716円)  
  ・山梨県:737円(721円)  
  ・長野県:746円(728円)  
  ・岐阜県:754円(738円)  
  ・静岡県:783円(765円)  
  ・愛知県:820円(800円)  
  ・三重県:771円(753円)  
  ・滋賀県:764円(746円)  
  ・京都府:807円(789円)    
  ・大阪府:858円(838円)  
  ・兵庫県:794円(776円)  
  ・奈良県:740円(724円)  
  ・和歌山県:731円(715円)  
  ・鳥取県:693円(677円)  
  ・島根県:696円(679円)  
  ・岡山県:735円(719円)  
  ・広島県:769円(750円)  
  ・山口県:731円(715円)  
  ・徳島県:695円(679円)  
  ・香川県:719円(702円)  
  ・愛媛県:696円(680円)  
  ・愛知県:693円(677円) 
  ・福岡県:743円(727円)  
  ・佐賀県:694円(678円)  
  ・長崎県:694円(677円)  
  ・熊本県:694円(677円)  
  ・大分県:694円(677円) 
  ・宮崎県:693円(677円)  
  ・鹿児島県:694円(678円)  
  ・沖縄県:693円(677円)
  
※括弧書きの金額は、平成26年度地域別最低賃金になります。
こうしてみると、地域別に賃金の開きがあることがわかります。最高は、東京都の907円に対し、最低が、愛知県と沖縄県の693円!214円も差があります。この最低賃金から、お住まいの各都道府県における、一般職のパートの時給もだいたい検討がつくのではないでしょうか。

地域別最低賃金の全国一覧 :厚生労働省
参照元:厚生労働省(2015年11月時点、著者調べ)

専門職の時間給は、いくら位なの?

総務省統計局の平成26年「短時間労働者の職種別1時間当たり所定内給与額及び年間賞与その他特別給与額」を基に確認してみましょう。※企業規模計(10人以上)

■1時間当たり、所定内給与額(女性)

・自然科学系研究者:1,528円
・化学分析員:1,354円
・技術士:2,013円
・一級建築士:1,628円
・測量技術者:1,194円
・システム・エンジニア:1,889円
・プログラマー:1,735円
・医師:9,502円
・歯科医師:4,225円
・獣医師:1,120円
・薬剤師:2,408円
・看護師:1,619円
・准看護師:1,441円
・看護補助者:1,058円
・診療放射線・診療エックス線技師:3,790円
・臨床検査技師:1,658円
・理学療法士、作業療法士:1,892円
・歯科衛生士:1,371円
・歯科技工士:1,135円
・栄養士:1,194円
・保育士(保母・保父):977円
・介護支援専門員(ケアマネージャー):1,432円
・ホームヘルパー:1,336円
・福祉施設介護員:1,023円
・弁護士:3,200円
・公認会計士、税理士:2,249円
・社会保険労務士:2,962円
・幼稚園教諭:1,039円
・高等学校教員:3,580円
・大学教授:8,934円
・大学准教授:5,427円
・大学講師:5,866円
・各種学校・専修学校教員:4,056円
・個人教師、塾・予備校講師:1,556円
・記者:966円
・デザイナー:1,075円
・ワープロ・オペレーター:1,220円
・キーパンチャー:972円
・電子計算機オペレーター:1,064円
・百貨店店員:970円
・販売店員(百貨店以外):900円
・スーパー店チェッカー:900円
・自動車外交販売員:1,100円
・家庭用品外交販売員:1,152円
・保険外交員:1,183円
・理容・美容師:1,267円
・洗たく工:841円
・調理士:908円
・調理士見習:903円
・給仕従事者:925円
・娯楽接客員:1043円
・警備員:966円
・守衛:960円
・電車車掌:1,819円
・旅客掛:1,573円
・自家用乗用自動車運転者:1,065円
・自家用貨物自動車運転者:919円
・タクシー運転者:977円
・営業用バス運転者:872円
・営業用大型貨物自動車運転者:1,154円
・営業用普通・小型貨物自動車運転者:1,057円
・航空機客室乗務員:1,884円
・製鋼工:1,194円
・非鉄金属精錬工:1,097円
・鋳物工:1,068円
・型鍛造工:900円
・鉄鋼熱処理工:1,033円
・圧延伸張工:1,059円
・金属検査工:965円
・一般化学工:1,100円
・化繊紡糸工:941円
・ガラス製品工:967円
・陶磁器工:963円
・旋盤工:890円
・フライス盤工:1,147円
・金属プレス工:909円
・鉄工:1,063円
・板金工:1,288円
・電気めっき工:879円
・バフ研磨工:967円
・仕上工:906円
・溶接工:1,026円
・機械組立工:932円
・機械検査工:910円
・機械修理工:966円
・重電機器組立工:865円
・通信機器組立工:835円
・半導体チップ製造工:933円
・プリント配線工:896円
・軽電機器検査工:846円
・自動車組立工:822円
・自動車整備工:1,008円
・パン・洋生菓子製造工:940円
・精紡工:884円
・織布工:802円
・洋裁工:945円
・ミシン縫製工:796円
・製材工:751円
・木型工:963円
・家具工:803円
・建具製造工:989円
・製紙工:835円
・紙器工:870円
・プロセス製版工:1,273円
・オフセット印刷工:911円
・合成樹脂製品成形工:859円
・金属・建築塗装工:999円
・機械製図工:996円
・建設機械運転工:1,262円
・発電・変電工:1,037円
・電気工:879円
・掘削・発破工:1,017円
・型枠大工:896円
・鉄筋工:987円
・大工:997円
・はつり工:850円
・土工:1,161円
・港湾荷役作業員:830円
・ビル清掃員:925円
・用務員:920円

一般職に比べると、専門職の短時間勤務(パート、アルバイト)における時間給が非常に高い金額であることが判ります。特に医療系や法務系、教員免許など持っていれば、かなり有利になるでしょう。やはり、資格があるのは強い証拠ですね。

政府統計の総合窓口:総務省
参照元:総務省(2015年11月時点、著者調べ)



まとめ

ここまで、主婦がパートの仕事を選ぶ際に「注意したいポイント」についてみてきましたが、いかがでしたでしょうか?たかが「パート」と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、結構、考えなければいけないことが多くて、そう簡単には決められないのが、本音ですよね。

資格を持っていれば、それなりに稼げるパート職もありますが、一般的なパート職となると、やはりお小遣い程度のお金を稼ぐのが精一杯。最終的には、「扶養の範囲内」がベスト!という発想になってしまうわけです。人それぞれ事情は違いますが、みなさんに良い職場が見つかりますよう、陰ながら応援しております! ※本記事は一般的な情報に過ぎず、適用法令等の改正、前提事実や個人状況の違いおよび変化によって、掲載内容と実際の結果が異なってしまう可能性があります。従って本記事の掲載内容については一切の責任を負いかねますので、内容の解釈や実践はご自身の責任で行い、専門家に相談されることを推奨いたします。