マリッジリングの相場と選び方を、元宝飾販売員が伝授します!

結婚と言えば誰もがイメージする「指輪の交換」。マリッジリングについて知ってほしいあれこれをご紹介。



マリッジリングとは

「マリッジリング」とは、「結婚指輪」のことです。では、「結婚指輪」とは何でしょう。指輪の歴史はとても古く、古代エジプト時代と言われています。当時の指輪は今のように金属ではなく、貝や石を使っていたようです。

そして結婚に際し指輪を贈る習慣自体は、古代ローマ時代にまでさかのぼることができます。ローマ皇帝ニコラウス1世が世界で最初に結婚指輪をはめた人物とされており、それ以降、貴族を中心としてそのその習慣が受け継がれていくことになります。

古代ギリシャ時代には、左手の薬指の血管が心臓とつながっていると信じられていたことがあり、結婚指輪は左手の薬指につけるようになったそうです。当時は男性が鉄の指輪、女性が金の指輪を使用し、それぞれの指輪を自身の分身や、お守りとして交換したともいわれていますが、その歴史や、左手の薬指につけるようになった理由などはほとんどが伝説や伝聞、言い伝えによるものがほとんどで、正確なところはいまだによくわかっていないのが現実です。

指輪はその円い形状から、終わる事のない永遠に続く絆を意味するそうです。そして、この結婚指輪と指輪の交換という習慣が日本人に定着し始めたのは戦後、一般庶民の生活が豊かになり始める高度成長期のころでしたので、日本での結婚指輪の歴史自体はまだほんの半世紀ほどということになります。



「婚約」指輪と何が違う?

婚約指輪は男性から女性に、永遠の愛を誓うという意味で贈る指輪です。基本的には男性から女性に贈るだけで、女性から男性に贈る指輪はありません。(ただし、日本では「結納」という伝統的な風習もあり、「結納返し」という形で女性から男性に腕時計などをプレゼントする場合もあります。)

一方で結婚指輪は男女で交換をし、結婚後は日常的に身につけるものです。婚約指輪に大きめの石がついていたり、デザインの凝ったものがあるのに対して、結婚指輪は日常身につけたままになりますので、日常生活で邪魔にならないシンプルなデザインの物がほとんどです。

また、日本では男性が貴金属を装飾品としてつける習慣自体がまだできて日が浅いため、結婚指輪自体に抵抗を感じる場合もあります。その場合は「指輪の交換」ではなく、男性が女性に指輪を贈るだけのカップルもいます。また、式のためだけに男性用の指輪を購入するというカップルもおり、人それぞれです。

マリッジリングの相場

婚約指輪のように、大きめのダイヤがついていてその石のグレードに大きく左右される、というわけではありませんので、大体の相場があります。

日本人がマリッジリングの素材として最も好むプラチナを素材とした場合、一般的な2~3mm前後の幅のシンプルなものですと、2015年秋の時点では1本50,000円くらいからと考えてください。「50,000円くらい」というのは、同じ素材、同じようなデザインで使っている素材の量がほとんど同じだったとしても、実際の販売価格はブランドによって変わってくるからです。

日本の一般的なジュエリー販売会社の店頭で購入する場合と、日本のハイジュエリーのブランド店で購入する場合、そして海外のハイジュエリーを扱うブランドの物とでは価格が倍、もしくはそれ以上の違いがあります。その違いは、そのブランドの価値だと思いましょう。

そしてマリッジリングは結婚した男女がそれぞれ身につけるものですので、通常は当然ながら2本用意する必要があります。なので50,000円が2本で100,000円前後から、という相場になります。



価格を左右するもの3つ

さて、先にご紹介した一般的なマリッジリングを選ぶことにして、実際お店に足を運ぶと、その種類の多さに驚かれることでしょう。イメージされているのは横一文字のシンプルな銀色に輝く指輪かもしれませんが、しかし、よくよく見るとそれぞれのブランドが趣向を凝らして様々なマリッジリングを用意しています。

どこにする?

まずはご自分の好きなブランド、憧れのブランドのマリッジリングを、実際に店舗に行って見てみましょう。この時、ただ見るだけではなく、必ず実際に手に取って、指にはめてみることを強くお勧めします。日ごろ宝飾店にご縁の無い方は、独特の雰囲気についつい気押されしがちですが、何百万円もするような商品ではありませんので、気軽に試着をさせてほしい旨を伝えてみましょう。

まったく同じ材料を使っていてもブランドによって販売価格が違う、と先ほど書かせていただきました。海外の宝飾ブランドのマリッジリングが国内メーカーに比べて高額になってしまうのは、まず第一に輸入品であることが理由に挙げられると思います。

海外のブランドは基本的に工房が海外にあり、完成品を日本に輸入している形になります。日本国内の工房でしているのは、主にサイズのお直しやクリーニングなどでしょう。一方で、日本のブランドは国内で製造している場合がほとんどですので、まずその段階でお値段が変わってしまいます。

また、どのブランドの商品にも、そのブランドの名前を冠することによる付加価値があります。そのブランドの評価が世界中でどのようにされているか、そのブランドの支持者がどのくらいいるか、たとえ高額であろうとそこのブランドの物が欲しい!と思っている人がどれほどいるか、それがブランドの付加価値です。

ですからブランドは決して安売りはできません。なぜならそれが自分たちの価値になるからです。しかし日本国内で同じように宝飾品を扱うブランドの中には、「質はいいけど高すぎない」という消費者目線で勝負をしているブランドもありますので、何店か回ってみることをお勧めします。限られた予算の中で自分の欲求を満たすことができる、コストパフォーマンスの高いものをきっとどこかのブランドで見つけられるでしょう。

マリッジリングは何でできている?

海外では18金を用いる人も多いマリッジリングですが、日本ではマリッジリングと言えばプラチナが好まれます。同じような色をしている「銀(シルバー)」が使われないのはなぜでしょうか?これは金属の持つ性質に関係があります。マリッジリングは先ほども述べたように、日常でつけっぱなしになる指輪です。そうするとそれなりの丈夫さ、金属としての安定性が求められます。

シルバーはお持ちの方ならご存知の通り、徐々に変色していきます。そして意外に柔らかいのをご存知でしょうか。もちろん、硬いと言ってもその衝撃の加わり方などによってはプラチナであっても金であっても変形してしまうことがあります。ゴルフのスイングでプラチナのマリッジリングが変形してしまったという方もいらっしゃいます。

しかし、一般的な日常使いを考えた場合、汗や温泉の硫黄、プールの塩素、化粧品その他の影響を今後何十年と受け続けるわけですから、やはりプラチナの安定性が好まれるのでしょう。また、プラチナは日本名では「白金」と表示されます。その名の通り、日本で流通するジュエリーとしてのプラチナは純度が85パーセント以上の物に限られており、純度が高い故に純粋な白い輝きを放ち続けます。

プラチナの産出地は南アフリカなどのごく一部の地域に限られており、その産出量もごく僅かです。そのためより稀少性が高く、どんなものでもより良いものを、常に最高の物を求める日本人ならではの発想がより、マリッジリングにプラチナを求める傾向を強めていると思われます。永遠の愛と絆を誓う結婚指輪です。より最高の物を求めるのは当然かもしれません。

しかし、世界に目を向けてみると必ずしもプラチナでなくてはいけない、というわけではありません。欧米では18金を選ぶ人が多く、これは指輪の製造過程で鋳造か鍛造かで大きく違いますが、鍛造ならばとても強度が上がるため金でも問題がなくなることも関係があります。インドなどでもやはり金は人気があります。

また、最近では「金」と言ってもイエローゴールドに限らず、ホワイトゴールドやピンクゴールドを用意する店も増えています。ピンク色の影響で手の血色がよく見え、手が美しく見えるということで選ぶ女性が増えています。

強度の面だけで言えば、長く使うことを考えてピンクゴールドはあまりお勧めはしません。そしてピンクゴールドはプラチナと違い時間がたつと徐々に色が変わっていきますので、若い時の手と、時を経て肌がくすんだ時ではピンクゴールドの見え方もまた違ってきます。一本の指輪で最後まで通すならば、やはりプラチナ、せめてイエローゴールドを選ばれるほうが安全でしょう。

しかし近年、結婚10周年記念などで結婚指輪を新調される女性も増えており、そうした場合を考えると、今の自分が身につけたい、と思うものを選ばれるのが一番かもしれません。

見た目も大切

デザインは大きく分けると2通りです。地金のみか、石がついているか、です。それを細分化すると、地金のみの場合はプラチナや金の1種類のみで作られたものか、プラチナと金を合わせた2色使い、ピンクゴールドなどを合わせた3色使いのタイプに分かれます。

そして地金のみのデザインの場合は、よくある真一文字から、指が少し長く見えるV字型、V字よりもやや優しい印象でさりげなく指を美しく見せてくれるU字型などがあります。また、Uと言っても捻じったようなデザインのU字型などもあります。

地金だけのデザインならば、その時の相場によりますが往々にしてプラチナが最も高く、次いで18金が高価になります。(2015年現在では金の方が相場としては高額で取引されているようです)、使用する量が多いほど高くなりますので、女性用に2mm幅、男性用に4mm幅のデザインを選べば、当然のことながら男性用が高価になります。

石が付いたタイプには大きく分けて2通りです。石が1つか、複数かです。真ん中に小さな石、ダイヤモンドである場合が多いですが、婚約指輪のように大きなものではなく、小さなダイヤモンドを中心に配置しているもの。あるいは刻印が彫ってある一部に、小さなダイヤを埋め込んだタイプの物などです。

石が複数ついたタイプというのは、指輪の円周にダイヤモンドをぐるりと一周あしらったもので、エタニティと呼ばれます。とても豪華な作りになりますので否応なしに高額になっていきます。また、一周ついていても日常では邪魔になる、もったいないなどと考える人も多いため、ハーフ・エタニティと呼ばれる、手の甲側のみダイヤモンドがついていて、手のひら側には地金のみというデザインもあります。

他にも、パヴェと呼ばれる、小さなダイヤモンドを石畳のように敷き詰めたかなりゴージャスで見栄えのするファッションリングのようなデザインの物もあります。当然のことながら、ダイヤモンドが多くなればなるほど、いわゆる「結婚指輪」というデザインやイメージからは離れていくことになりますが、逆にそういったものを求める人には良いデザインかもしれません。

小さくてもダイヤモンドがやはりついている方がいいけれど、そんなに目立たなくてもいい、と思われる方には、指輪の内側に小さな石を埋め込むタイプもあります。あまり表だってはいないけれど、自分だけが知っているヒミツのようでちょっとワクワクするデザインです。結婚後もこの石を見るために指輪を外し、内側に埋め込まれた石と一緒に彫られた文字を眺めて、結婚当初を思い出すのも素敵ですね。

しかし、当然のことながらダイヤモンドがつけば、そしてその数が増えれば増えるほど値段は右肩上がりになります。

「マリッジリング」でないとダメ?

結婚するとき、必ずしも経済的に恵まれた状況とは限りません。

無いとどうなる?

マリッジリングが無いとどうなるのか。どうもなりません。何も変わらないし、特に困ることも無いでしょう。生活必需品でもなければ、命にかかわる物でもありません。そもそも日本人が結婚式で指輪を交換するようになったのは、たかだかこの50年ほどです。いまだに男性はつけない人もいるくらいです。

気になる乙女心

女性はいくつになっても乙女です。女友達がしていたら自分もしたい、子供のころからあこがれていた、どんな理由にしても、やっぱり憧れていたシーンが自分にだけ無いというのはちょっと寂しいかもしれません。マリッジリングの資金が用意できなくて一番問題なのは、もしかしたらあなたの気持ちなのではないでしょうか。

マリッジリングの意味

マリッジリングのそもそもの意味は、お互いが永遠に変わらぬ愛を誓う、絆を確認するというものです。必ずしも「マリッジリング」として売り場で隣同士に並んだ物でなくてはいけない、というわけではありません。まずは自分たちにマリッジリングが必要かを考えます。

指輪をつける習慣が無い人などは、この際無理をしてまで購入する必要が無いということをまず最初にお伝えしたいと思います。「結婚式の流れで指輪の交換があるから無いといけないのではないか」、「みんなが結婚するとしているから無いといけないと思う」というイメージで振り回されて、欲しくも無いものに大金を使う必要はありません。

でも、やっぱり欲しい!

結婚式でハイライトとなるシーンは、指輪の交換と誓いのキスだと思われます。これまで出席した結婚式にはみんな指輪の交換があったから、やっぱり自分たちもしたい、そんな風に思われる方も多いと思います。

しかし、マリッジリングに何万、何十万も掛ける余裕が無いこともあります。それにもかかわらず、「マリッジリング」の売り場にあるものはみんな高額です。何十万も掛けられない、でも結婚式の指輪の交換はしたい。そんな時はどうしたらいいのでしょうか?

手っ取り早く、変える

まず、値段を手っ取り早く下げる方法としては、ズバリ!ブランドを変えることです。わかりやすく言えば店を変えるのです。欧米のブランドを見ていたのならば国内のハイジュエリーブランドに変える。これだけで、半額に抑えることが可能になる場合もあります。

視点を変える

次に値段を下げる即効性のある手段としては、デザインを変えることです。女性がダイヤモンドがついているデザインを選んでいたのであればまず、石の大きさを小さくします。毎日つけたままで家事をするのにも邪魔になりますし、すっきりさせることができると思うことにしましょう。

次に数を減らす、パヴェならば幅を細くすることで、パヴェの豪華さはそのままに、こんどは華奢、可憐といった印象に変えることができますし、なにより値段を変えることができます。

男性が幅の広いプラチナの指輪を選んでいたのであれば、使用する金属の量を減らします。幅を細くするのです。または、男性は肌馴染みの良いイエローゴールドにするという方法もあります。

長い目で見て

人間はいつかは必ず老いていきます。それは今、どんなに若く美しい女性であっても避けることはできません。そして、その老いが表れやすいのが「手」です。手は顔と同じく日々紫外線にさらされますが、顔と違って手厚いケアを受けるわけでもなく、洗い物などで酷使され、その環境はあまりいいとは言えません。

結婚当初にかわいく美しかった手に合わせて購入した結婚指輪が、長い年月を経てボリュームを増した指、節くれだってしまった指と合わなくなることがしばしばあります。外せなくなる前に早めに外し、サイズを直して使い続けたいと思うものです。しかし、このサイズ直しが有料になるブランドと、無料でサービスされるブランドがある事をご存知でしょうか。

購入の際にはその点も確認をしたいところです。なぜなら、たかだかサイズ直しといえど、プラチナにしろ金にしろ、継ぎ目が無く美しくサイズを変えるのは高度な技術が必要になりますし、大幅なサイズ変更ならば地金を追加する必要が出てくる場合もあるわけです。そうすると10,000円前後から工賃として請求されることが往々にしてあります。

最近ではあまり無いと思いますが、一昔前ならば、中途半端なところにサイズ直しを依頼すると、指輪を叩いて伸ばしてサイズを広げるという店もありました。当然ながら薄くなりますので、付け心地もあまりよくないですし、強度にも影響します。できることなら、購入した店舗でお直しを出すことをお勧めします。

また、サイズのお直しが不可のデザインもある事を念頭に、購入の際は選ぶことも必要です。プラチナと18金が平行にぐるりと一周回るようなデザインの場合、サイズ直しが不可、もしくはプラス・マイナス2号までという場合もあります。また、彫刻があったりする場合もサイズのお直しができない場合があるので念のために確認をしておきましょう。

長い人生というスパンで考えた時、トータルコストを下げるという点で非常に重要です。

変える

これはもう、二人で指輪をしたい場合の最後の手段です。指輪の売られているコーナーを、マリッジリングではなく、ペアリンクのコーナー、ファッションリングのコーナーに広げてみてください。通常の結婚指輪のコーナーでは扱われない幅やデザインのものまで選ぶことが可能になります。

そして、まず男性が毎日つけないという人ならば、必要なのは式の時だけになりますので、男性用はシルバーなどで代用することができますし、場合によっては男性用のジュエリーでチタンなどもありますのでそちらも対象になるかもしれません。

必ずしもお揃いである必要はないのです。要は気持ちの問題、二人が結婚した時にお互いが指にはめたという思い出が残るのが一番大切です。

次を待つ

上でご紹介した最後の手段に納得がいかない場合の新しい手段です。二人で指輪をすることを諦め、女性用のみ用意します。結婚式では「指輪の交換」ではなく、「指輪を贈る」スタイルに変えます。これで式での指輪にまつわる儀式もできるし、今後の生活で結婚指輪をする事もできます。

それでもどうしても二人で指輪をしたいのであれば、いつかの記念日を待ちましょう。1周年でもいいし、クリスマスでも構いません。いつか余裕ができた時に、二人であの時にできなかった、指輪の交換をするというのも素敵なものです。

百聞は一見に如かず

自分の足で…

家でいろいろと考えていても、こういったものだけはネットで予算に合うものを探してお取り寄せ…というわけにはいきません。まずはとにかく実際にお店に足を運ぶことが大切です。実際に店頭で実物を手に取ってみて、自分の手に合うデザインがどういったものなのかをまず、だいたいでいいので決めましょう。

値段と相場を確認するのはそれからです。ある店では石のついていないシンプルな指輪を見て、次の店では石のついた指輪を見ていたのでは、価格帯が定まらないばかりか自分が混乱するだけです。

センパイ

あなたの周りの既婚女性はどのようなマリッジリングをしているでしょう?通勤電車の中でいろいろな人の指を見てみましょう。古臭くてつまらないと思っていた一文字の地金だけのデザインが、実は実用的で思いのほか素敵に見える場合もあります。

まずはデザインのリサーチを世の中のセンパイ方からしましょう。また、話を聞きやすい身近な先輩については、どこで購入したのかなどを聞いてみてください。星の数ほどある宝飾店を片っ端から見て回ると、時間もかかるし混乱するばかりです。店舗数を絞る意味でも、身近な先輩は貴重な存在です。

気をつけたいこと

マリッジリングは縁起物であるということもあり、多くのブランドが店頭に置いているものは見本として扱い、注文を受けてから作成という流れになります。ということは、今日買って持って帰るというのはもちろんのこと、今日来て明日受け取りというのも難しいということです。

ましてや海外ブランドとなると、在庫が無ければ海の向こうから運んでくるわけですので、結婚式の日取りを決めるのと同じく、余裕をもって3カ月前には注文をできるようにしましょう。ということは、いつもお買物が優柔不断でなかなか決められない人はもう少し早く動き出さなくてはいけませんね。

この際のお支払いですが、縁起物なので現金で、という場合とクレジットカードでのお支払いという場合とどちらもあります。若い二人が問題ないと思ってクレジットカードの分割払いをしたことが、ご両親に知れて大目玉という場合もあります。日ごろから縁起を気にしたり、風習などが根強い地方のご出身ならば事前に確認をしておきましょう。

なお、結婚指輪は日常つける指輪であるため、様々なシーンで注意したいことがあります。まず、ダイヤモンドがついている指輪をマリッジリングとして選ぶ場合。ダイヤモンドは親油性です。油と仲がいいため、洗い物などをしているうちに徐々にダイヤモンドがくすんできます。

また、石鹸なども油が含まれていますので石鹸カスなどが溜まっていくこともあります。面倒かもしれませんが、定期的に柔らかい歯ブラシなどでダイヤモンドの部分を軽く磨くか、メンテナンスに出すなどした方が美しい状態を維持できます。

次に気をつけたいのが冠婚葬祭です。特に不祝儀の際の指輪の扱いです。基本的には通夜・葬儀では貴金属類はつけません。特にきらきら光る石は非常識にあたります。一粒小さな石がついている程度ならばそれほど神経質になる必要もないかもしれませんが、エタニティやパヴェなどをマリッジリングにした場合は外すか、手袋などで隠すなどの配慮が必要かもしれません。

そういったマナーに関しては、ご自分の実家はもとより、お相手のお母さまにも一度確認をしておく方がよいでしょう。

あなたと一緒に…

マリッジリングは、あなたと一緒にこれから長い結婚生活を共にする同志です。指にはめたその時から、何も言わずにただじっと、あなたを見守ってくれるでしょう。素敵な同志が見つかりますように。