カードローンなのに無利息?!カラクリとサービス内容を徹底解説

カードローンを取り扱っている金融機関では無利息サービスを提供するところがあります。利用者からすれば金利を一定期間払う必要がないわけですから歓迎すべきことです。ただ同じ無利息サービスと言っても金融機関によって内容も異なり、使い方もさまざまです。この記事では無利息サービスについて研究するとともに賢い利用法についてご紹介。



無利息サービスの目的

金融機関でさまざまなローンに関係したサービスが増えています。カードローンで一定期間、利息を無利息にするサービスもそのひとつです。

ところでなぜ、本来金融機関の主要な収入源である金利を無料にしてまでこのようなサービスを展開するのでしょうか?
ひとつは新しい顧客の囲い込みを図るためです。

いったん顧客が他の金融機関と取引を始めてしまうと、煩わしさも手伝ってなかなか他の金融機関まで取引を広げようとはしません。入り口部分でいかに早く、顧客を自分の会社につなぎ留めれるかが勝負になるからです。それだけにカードローンの場合、初回に限っての条件付きですが、金利を無料にするところが多くなっているのです。



金融機関別無利息サービス

無利息サービスを金融機関別にチェックしてみると、やはり圧倒的に消費者金融が多いです。一方、銀行にもカードローンで無利息サービスをやっているところがないわけではありませんが、数的にはやはり少ないです。

これはやはり銀行がそこまでしなくても預金や他の金融商品、住宅ローンからカードローン、振り込みなど多くのサービスを既に提供しているので、顧客を集められるという強みがあるからかもしれません。
その点、消費者金融はキャッシング専業ですから、ローンそのものに魅力を付ける必要があるからだと思われます。

それでは金融機関別に無利息サービスの中身を見ていきます。

プロミス

プロミスの無利息サービスは以下の通りです。

①契約が初めての顧客に限り、初回利用日(契約日でない)より30日間無利息
ただしメールアドレス登録とWEB明細利用登録に同意したもの
ここで、WEB明細利用というのはキャッシング取引のすべてを利用者がネットで確認することを言います。

②プロミスインターネット会員になれば、利用実績に応じてポイントが貯められるので、それを提携ATM手数料無料サービスに使えるのに加えて、ポイント額に応じて一定期間(7日~30日)無利息サービスが受けられる

ポイントサービス|便利な会員サービス|プロミス公式サイト
参照元:プロミス(2015年12月 著者調べ)

アコム

アコムの無利息サービスは以下の通りです。

①初回契約日の翌日(利用開始日でない)から30日間無利息
利用できる条件として返済期間の間隔を35日払いにすることに了解したもの

キャッシングのアコム|キャッシング、カードローン、融資なら消費者金融のアコム
参照元:アコム(2015年12月 著者調べ)

新生銀行カードローンレイク

新生銀行カードローンレイクの無利息サービスは以下の通りです。

①初回利用の顧客に限り、利用金額5万円以下、かつ180日間無利息サービス
この場合、利用額が5万円を越えた部分に金利が発生します

②初回利用の顧客に限り、契約日の翌日から30日間無利息サービス
契約額が200万円超の場合はこの30日間無利息サービスのみ利用可能

③ただし、ふたつの無利息サービスは同時に利用できない。ひとつに限定される。

注:下記リンク先のレイクには①と②のどちらの無利息サービスを使ったほうがより利息が安くなるかのシミュレーションも用意されています。自分にあった使い方の参考にしましょう。

レイクの2つの無利息ローン | レイク公式:キャッシングなら新生銀行カードローン レイク
参照元:レイク(2015年12月 著者調べ)

ノーローン

消費者金融ノーローンの無利息サービスは以下の通りです。

①借り入れ日の翌日から7日間無利息
②さらに借金が完済された月の翌月からまた借り入れが発生すれば、再び7日間無利息サービスが利用可能
③ノーローンとカードローンが契約がある限り、このサービスは継続して受けられる

1週間無利息キャッシング【ノーローン】 – キャッシング・消費者金融なら1週間無利息キャッシングの【ノーローン】
参照元:ノーローン(2015年12月 著者調べ)

ジャパンネット銀行カードローン

ジャパンネット銀行の無利息サービスは以下の通りです。

①初回借入日から30日間無利息サービス
ただし無利息期間中に約定返済で延滞をしたら無利息サービスは受けられなくなる

More Speedy! 速さが自慢のネットキャッシング|ジャパンネット銀行
参照元:ジャパンネット銀行(2015年12月 著者調べ)

無利息サービスの活用法

それではどのような利用者にとってこのような無利息サービスは利用価値があるのでしょうか?いくつかの事例を紹介します。

①カードローン取引をその金融機関と初めて取引するとき、不安がありますよね。そのような場合、最初の1週間から30日、あるいは最長180日(金額限定)利息が掛からないのは慣れるまで安心感が得られるででしょう。

②冠婚葬祭など、急な出費を強いられた時、手元に十分な現金が用意できない場合は無利息サービスを使って資金が用立てられるでしょう。

③次の給料日前にお金が足らなくなった時、一時的な建て替え資金として無利息サービスを利用してキャッシングが受けられるでしょう。



無利息サービスの盲点

それではいいことばかりに見える無利息サービスですが利用上の盲点はないのでしょうか? 以下では考えられるデメリットについて考えます。

①複数金融機関でキャッシング取引を開始して無利息サービスを組み合わせて使うとたしかに、原理的には30日間を超えた無利息サービスを受けられることがあります。しかし、それには限度もあることを知らねばなりません。

つまり、無利息サービスの利用を目的として一度に3カ所も4カ所もの金融機関で同時にキャッシング枠を開いてしまうと、その動きが全て個々の金融機関を通じて信用情報機関に登録されます。それは逆に個々の金融機関に悪い情報と判断されて、以後の取引に悪影響を与えかねないので、節度のある申込に限定することをお勧めします。

②無利息期間は金融機関によってばらつきがありますが、長いところは30日から180日とあります。この期間の間に金融機関と決めた毎月約定返済日がやってきます。無利息期間だと安心していても、その期間内にも返済日がやってくれば決められた最低返済額を返済しなければなりません。

もし返済をうっかり忘れて延滞してしまうと、それが契機となってせっかく獲得した無利息期間が強制終了させられるケースもありますので注意が必要でしょう。

最後に

カードローンで無利息サービスを採用している金融機関をいくつか取り上げて内容をチェックするとともにその活用法について学んできましたがいかがでしたか。

無利息サービスはあくまでカードローンに関するサービスの一つに過ぎません。金利は当然借金に係るコストのひとつですが、ほかに間接的なコストというのは提携ATMでの出金、返済時の手数料や返済に伴う銀行への振込料などもあります。しかし方法を変えれば手数料を無料にできる方法はたくさん用意されています。

さらにポイントサイトを利用してカードローンを申込すれば、そのポイントサイトからポイントをゲットできて、コストをカバーできる方法もあるようです。要は無利息サービスだけに注目するのでなく、さまざまな角度からコストを減らす方法は用意されていますので、商品知識をしっかり学んでカードローン全般に強い賢い利用者になっていきたいものです。