二人暮らしの生活費 いくら必要?どこを削る?賢い同棲生活10のポイント

待ちに待った同棲生活の始まり。お金のことちゃんと話し合ってますか?二人暮らしはいままでとは生活費ががらりと変わります。お金のことで喧嘩してせっかくの同棲生活を台無しにしないために、二人暮らしの生活費にはいくらかかるのか、事前に全体像を把握しておきましょう。



二人暮らしの生活費 その内訳

基本的な生活に関わる費用

生活するのにかかる基本的な費用は下記のとおりです。
①家賃(更新料含む) 
②光熱費(水道、ガス、電気)
③通信費
④食費
⑤交際費
⑥交通費
⑦日用品費
⑧その他 美容費、被服費 など

①~③は固定費となり、毎月決まった額がかかります。④~⑧は毎月変動するもので個人差があります。④食費は自宅で自炊した場合のみにかかった費用とします。外食にかかる費用は⑤交際費または⑧その他に含んでください。
二人暮らしになると、①②の住宅に関わる費用は折半なのか、どちらが払うかなどを事前に決めておくと良いと思います。婚姻前のカップルでしたら、③通信費は個人で払うことになりますね。通信費には、ネット回線の使用料なども含まれますので、これもどちらが負担するか話し合う必要があります。

二人暮らしでかさむ費用は?

二人暮らしで大きく変わるのは、固定費だと②光熱費、変動費では④食費です。
自炊すれば安上がりで済むと思いがちな食費ですが、二人分になるので一人暮らしの時よりももちろん費用がかさみます。一人暮らしのときは朝ご飯や帰宅後疲れているときは簡単なもので済ませていたものを二人だと「相手に悪いから」という気持ちが優先され、今までよりもおかずを一品増やしたり、お味噌汁をつけたりするように努力します。費用面から見ると、意外にかさんでしまうので要注意です。
同じ理由で、「疲れて作るのが辛いけど、彼にテキトーな食事なんて出せない」という気持ちが動き、結局二人で外食し、外食費がかさんでしまうというのは筆者が陥ってしまったパターンです。

また、光熱費もだいたい倍になると考えておいたほうがよいでしょう。二人が一つの家の中で行動するのですから、お風呂のお湯も倍、洗面所の電気も倍、となんでも倍かかっていると思い、こまめに電気を消すことを忘れないようにしたいものです。



二人暮らしの生活費 実際どれくらいかかるの?

二人暮らしの生活費の平均を知ろう

では実際によそのお宅の二人暮らしの生活費はどのくらいかかっているのか見てみましょう。

都内の場合を例にすると、だいたい家賃に10万円、光熱費に2万円、食費に3万円、雑費に1万円くらいが平均となります。

つまり合計で16万円となります。

出典:

blog.ieagent.jp

•家賃 6万円
•水道代 約6千円(2ヶ月分)
•電気代 6千円
•ガス代 6千円
•ネット代 5千円
•食費 3万円
•外食費 3万円
•雑費 5千円

出典:

sorutono-sippo.com

•ガス:4,000円
•電気:4,500円
•水道:4,000円
•家庭内食費:8,000円
•携帯代:8,000円×2人
•通信回線費用:3,000円
•家賃:80,000円
•交通費:4,000円×2人
•外食代:20,000円×2人

出典:

blog.ieagent.jp
家賃は地域差がありますし、光熱費も都市ガスかプロパンガスかで違いが生じます。これらは、折半にするか、カップルで収入差がある場合は負担する割合を事前に決めておくとよいですね。

食費は、各家庭でバラつきがありますが、基本的に食事は自炊するという家庭では、だいたい3万円前後かかることが多いようです。
同棲生活に浮かれて毎晩二人でワインを開けたら食費(酒代)がとんでもないことに!なんてならないように計画的にお金を使いましょう。

光熱費はだいたい2万円前後かかるようです。ついついお水を出しっぱなしにしたり、電気をつけっぱなしにしたりしていませんか?

一人暮らしとどっちが得?

一人暮らしに比べ、なんでもお金の負担が増してしまう二人暮らしの生活費ですが、一つだけ負担が軽くなる項目があります。それは家賃です。
都内23区内の家賃相場を比較すると、一番安い葛飾区は、ワンルームで6.04万円、1LDK・2K・2DKの部屋で8.25万円となっています。折半すれば、一人当たりの負担は約4.1万円になります。二人暮らしを機に引っ越しをするという場合は、閑散期を狙って、いくつかの不動産屋を回ってみると良いと思います。住みたい街に出向いて不動産屋を訪れるとネットに出ていない物件に出会えたりするので引っ越し前に行ってみると良いでしょう。

著者の場合、結婚後は家賃を主人が全額負担し、著者のお給料は貯金に回していました。主人の家賃負担は変わりませんでしたが、一人ずつ家賃を払うよりもかなりお金を削減できました。
このように個人の収支で比較するだけでなく、二人分の収支を合計して考えるのもいいと思います。結婚前は抵抗があるかもしれませんが、いずれ結婚の予定があるカップルでしたら、どのくらいの収支になるのかシュミレーションだけでも興味深いですよ。

東京23区の地域から家賃相場を調べる【HOME'S】|家賃を調べる[目安・平均]なら家賃相場
東京23区の地域から家賃を調べる・家賃相場なら【HOME'S/ホームズ】日本最大級の豊富な賃貸物件の賃料データから、目安となる平均家賃[賃貸マンション・賃貸アパート・賃貸一戸建て]を算出!東京23区の地域から家賃相場をお探しなら、賃貸情報が満載の不動産・住宅情報サイト【HOME'S/ホームズ】

賢い同棲生活10のポイント

二人暮らしにはお金がかかることはわかりました。ではどうやったらなるべくお金を使わず、楽しく暮らすことができるのでしょうか?

賢くすごす二人暮らしのポイントを10個しぼりました。

①二人の共有財布を作る

毎月決まった額のお金を二人の共有の財布に入れると、お金の動きが明確化されます。食費や二人で出かけた時に使うお金はそこから出すというルールにすると、いちいちどちらが払うかもめずに済みますね。いくら入れておけばいいかわからないという場合は試しに一人1万円ずつ入れてみてください。2万円がどのくらいの期間でなくなるのか、またなにに使ったのかレシートを溜めておいてあとから振り返ると今後の基準ができていいと思います。ここから無駄遣いがわかったりもするので、できれば定期的に二人で話し合って、お互いが納得できるお金の使い方ができることが理想です。

②おうちデートを充実させてデート費を節約する

なんでもお金がかかるから我慢では、疲れてしまいます。休日のデートはぜひ同棲カップルは同棲ならではのデートを楽しんでみてはいかがでしょうか。

映画デートだと、映画を見るのに一人1,800円、飲み物や軽食を頼めばさらに300円~1,000円程度お金がかかります。これをおうちデートにすれば新作の映画をレンタルしても500円程度で済むし、飲み物や軽食はスーパーで仕入れればかなり節約できます。スーパーで買った100円のポップコーンにキャラメルフレーバーを足すなど、自由度は無限大です。おまけに家だったら他人の目を気にせず話したり、泣いたりできるのもいいですね。

このように外出すれば一日で何千円もかかってしまうデートもおうちデートにすればかなり費用を抑えることができます。ただし、家だからと言ってジャージにすっぴんでは雰囲気が台無しです。おしゃれをしてデートを盛り上げるのも忘れないでください。

③冷凍食品をストックする

外食すると二人で一回2,000円~4,000円ほどかかりますので、食事はなるべく自宅でするようにしたいでうね。毎日食事を作るのは面倒だし時間がない、という人は冷凍食品をストックしておくといいですよ。冷凍食品は食材から作るよりも割高に感じますが、外食に比べれば安く済ませられます。賞味期限も長いので、冷凍庫にストックしておくと、急に帰宅が遅くなったりしたときも対応できるので安心です。

おすすめの冷凍食品はすぐに主食として食べられるチャーハンやパスタなどです。おかずでは餃子や唐揚げなどがあると、あとはご飯と簡単なお味噌汁だけ用意すれば立派な食事になりますので是非ストックしておきたいものです。

魚の干物なども長期間保存がききますし、食べるときはグリルやフライパンで焼くだけなので簡単です。忙しいときに和食が食べられると気持ちがほっとしますので、優秀な時短料理です。魚はレンジで加熱しても思った以上ふっくらしますし、洗い物が少なくて済むのでぜひ試してみてください。

④ずぼら飯を極める

ずぼら飯はお助けメニューとして重宝します。究極はたまごかけご飯です。これにかつお節や青のりをトッピングするとまた違ったおいしさになります。

著者のふるさと山形県には「ひっぱりうどん」といずぼら飯があります。ゆでたうどんを鍋ごと食卓にセットし、各々取り皿に納豆・卵・めんつゆをセットし、ここにうどんを食べる分だけよそって食べます。これが実に美味なのです。

山形では冬の温かいうどんが定番ですが、夏にざるうどんにしてもナイスなお味でした。さらにそうめん、そばでも愛称はバッチリですし、トッピングを工夫すれば無限に可能性が広がるずぼらメニューです。おススメは、さんま缶にゴマ・刻んだネギのトッピングです。ずぼら飯、侮れません。
二人でオリジナルのメニュー名を考案するとずぼら飯を楽しめますよ。

花のズボラ飯

⑤ちょっといいコーヒー豆や紅茶を用意する

おしゃれなカフェでコーヒー一杯飲むと500円程度かかってしまうお茶代ですが、自宅でおいしいコーヒーを入れれば節約できます。インスタントコーヒーやティーバックのお茶では物足りないという人は専門店でちょっとだけいい品を買い求めてください。

豆や茶葉を一度買えば数週間から数カ月は持ちますし、一杯当たりの金額はかなり抑えられます。コーヒーやお茶を淹れるときはゆっくりと時間をかけて、茶器も少しだけいいものを使うと贅沢な気分を満喫できます。休日においしいコーヒーを淹れるときっちんにコーヒーのいい匂いが漂って気持ちがいい休日がすごせますよ。

⑥つけっぱなしは罰金制度を導入する

ついついつけっぱなしにしてしまう電気、ガスは一カ月に換算するとその負担はバカになりません。そんな時は罰金制度が有効です。電気つけっぱなしで100円、エアコンつけっぱなしで100円など、指摘されたら100円を罰金用の貯金箱にお金を入れていきます。貯金箱が一杯になったら旅行代の足しにしたりなにかおいしいものを食べに行くたりして、二人で使えば無駄になりません。

ただし、この罰金制度は二人の同意が必要です。どちらかが嫌々の状態でこの制度を始めてしまうと、罰金の100円を巡って言い争いをする羽目になってしまいますので、始める前にお互いの了承を取ってから始めてください。一度始めるとゲーム感覚で楽しくなります。

著者の自宅でもこの制度を導入していますが、導入後はつけっぱなしにされても「100円もらえる
からいいや」という寛大な気持ちになり、喧嘩することが減りました。

⑦二人の共同貯金をする

なにか一緒にやりたいと思っていることがある二人でしたら、共同の貯金箱や通帳を作るのがお勧めです。例えば、いつまでに結婚式を挙げたいという目標があったら、毎月二人のお給料がでたらすぐに決まった金額を貯金用の通帳に移動します。先にお金を移してしまうのが貯金の鉄則です。月末に余った金額を貯めるという方法ではなかなか貯めることができないのが現実です。

銀行によっては、定期的に決まった金額を自動で積み立てしてくれる預金もあります。これでしたら一度手続きしてしまえば自動的にお金が貯まっていきますし、簡単には降ろさないのでかなり効率的に貯金をすることができます。

⑧食材の買い出しの仕方を工夫する

生活スタイルや自炊の仕方によって、食材の買い出し方法を工夫していますか?ただやみくもに安い食材を買えばいいという話ではありません。食材の買い出しで一番の無駄なのは、消費期限が過ぎて痛んで食べられなくなってしまうということです。これを防ぐために自分の生活スタイルに合った買い出しをすることが必要です。

比較的時間に余裕があり買った食材を無駄なく調理できる、という人はスーパーの特売日にお買い得な商品をまとめ買いするのが有効です。買い出しに行ったらキッチンにいま何がどれだけあるのかメモしておくと、献立を決めるときや次の買い出しに行くときに便利です。

あまり自炊ができないとか、一週間のうち何日が外食するという人は最初に一週間分の献立を決めてから買い出しに行くのがよいでしょう。注意したいのは、特売商品をむやみに買わないということです。お得だと思って買った商品でも食べきれなくて捨てることになっては元も子もありません。先に献立を決めておけば帰宅後いちいちメニューを考える手間も省けるので、時短にもなって一石二鳥です。

⑨金庫番の役割を決める

お金を浪費しやすい人と堅実な人がいます。お金の管理は絶対に堅実なタイプの人に任せるべきです。年齢や性別に関係なく、先を見通してお金の管理ができるという方にお金のかじ取りをある程度任せた方が安心です。

⑩お互いのお金の使い方に干渉しすぎない

一緒に暮らすと、相手の性格やお金の使い方など見たくないものまでよく見えてしまいます。自分には理解できないお金の使い方をしている時、つい冷たく批判してしまいそうになりますが、干渉しすぎるのは要注意です。一生懸命働いて好きなものを購入しているので、ある程度は目をつむるのが円満に暮らすコツです。

自分に振り返って、自分のお金の使い方が相手の迷惑になっていないか、嫌な思いをさせていないか少しだけ考えてみてください。



お金のことで喧嘩しないために

「お金の切れ目が縁の切れ目」という言葉があるほど、お金に関わるもめ事は今後の二人の関係性を左右してしまいます。できればお金のことで喧嘩するのは避けたいものです。

二人で暮らす以上、意見がぶつかることはある程度は避けられませんが、お金のことは事前に決められることは決めておくのがいいでしょう。お金のことはなんとなく話しづらいと避けて通りがちですが、絶対に避けては通れない話題です。一度「今日はお金の話をしよう」と宣言し、きちんと話し合っておくことをお勧めします。

お金の話をずるずる引き延ばしてしまうと、共働きなのに全然貯金がないとか、いざという時に出すお金がない、ということになってしまいます。思い立った時がはじめ時です。賢く楽しい二人暮らしを楽しんでください。