ローンの負担が無い?【ゼロ円住宅】のほんとのところ

夢のマイホームがゼロ円で手に入ると聞いたらあなたはどう思うでしょうか?そんなうまい話は無いと思っても気になりますよね!そんな魅惑の響きを持つゼロ円住宅の事を調べてみました。ほんとうに0円で夢のマイホームを手に入れることはできるのでしょうか?



ゼロ円住宅って何なの?

太陽光発電のお家

残念ですが住宅の販売価格がゼロ円と言うわけではありません。
太陽光発電でエネルギーを作り出して電力会社に電力を購入してもらった利益で住宅ローンを払うというのを基本としたお家の事なのです。

屋根の上に太陽光発電のパネルを載せて、自ら住宅ローン返済のお金を稼ぐお家の事を【ゼロ円住宅】と呼ぶのですね。

賃貸住宅と自宅を併設

自宅住居と賃貸住宅を一緒にしてしまい、家賃収入を住宅ローンに充てようという考え方です。

こちらも建物自体が収入を稼ぎだしてくれるので【ゼロ円住宅】に入るのですが、かなり纏まった金額の借り入れが可能な方でないと現実的ではありません。

土地や資産があって運用していきたい方はコチラなのでしょうが、ちょっとスケールの大きい話しなので今回は太陽光発電のお家を主流にしていきたいと思います。

0円で出来る家 収入住宅|百年住宅
家賃収入で住宅ローンを軽減!0円でできる家、百年住宅の収入住宅。2015/12月現在著者調べ

賃貸併用住宅を建てるなら「ゼロ円マイホーム倶楽部」 |
サラリーマンでも住宅ローン0円で首都圏に家を建てられる!賃貸併用住宅を建てるなら「ゼロ円マイホーム」のページです。賃貸併用住宅ならば、住宅ローンをゼロ円でマイホームを持つことができます。2015/12月著者調べ



ローンの返済をゼロ円にするには

固定価格買取制度

2012年7月より国が定めた価格と期間で電力会社などにお家で作りだした再生可能エネルギーの購入を義務付ける制度のことを【固定価格買取制度】といいます。

この制度を利用して住宅ローンの支払い分を稼ぎだそうということなのですが

・太陽光発電で電力を作り出し、家庭で使った残りの電力を買ってもらう(10kw未満)
・太陽光発電で電力を作り出し、作り出した電力全てを買い取ってもらう(10kw以上)

と、太陽光システムが10kw以下か以上かでローンが払えるのかどうかが変わってきてしまいます。

ゼロ円住宅を狙うなら

通常の住宅用の発電システムですと10kw以下の発電量の事を指すようです。

固定価格買取制度での買い取り価格は毎年見直されてしまいます。基本的に減額していくそうなので少しでも早いうちに契約して固定価格で買い取ってもらいたいところですよね!

10kw以下ですと固定買い取り期間は10年と決まっておりますので、10年後の買い取り価格は約束されたものではないのです。

10kw以上になると買い取り価格は10kw以下より少し安い金額になってしまうのですが、固定買い取り期間は20年になります。20年は売電価格が下がることなく安定しているので10kw以上の発電システムにした方がより現実的に稼ぐお家になる!という考え方のようです。

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メリットとデメリット

メリット

メリットは何と言っても副収入が得られるということになるでしょう。
良くすればローン以上の稼ぎをたたき出してくれるかもしれませんし、悪くても確実に住宅ローンの負担額は減ってくれます。

ゼロ円でマイホームが持てるというのはやはり魅力的ですよね!

10kw以下の住宅用になると自治体により違うのですが補助金を受けられるところもあります。
また災害時の停電の時も使用することが出来るのも心強いですよね。

デメリット

・高い建物や山などが近くにないこと
・太陽光システム代が住宅ローン代金に上乗せされるのでローン総額が高くなること
・よほど広い設置面積が無いかぎり土地代までは賄えないこと
・太陽光発電の設置場所が眼の触れない場所にあるので故障が見つけにくいこと
・天候に左右されるので計算どおりにいかないこと

発電しないと意味が無いので安定した日照時間を確保できる環境の土地でないと意味がありません。

ローン総額の上限が人により決まっているので、ソーラーシステムを上乗せしても借りられるだけの方でないとローンが組めません。

発電住宅は経済産業省の許可が必要になります。また電力会社との売電契約が必要になるのですが、北海道、東北、九州、四国、沖縄の電力会社5社は新規契約の中断を決めているそうです。

なっとく!再生可能エネルギー 固定価格買取制度 設備認定
参照:経済産業省 2015/12月著者調べ



まとめ

固定買取価格買取制度が定められた2012年には、10kw以上・以下ともに40円(1kwあたり)を超えていたのですが、2015年7月には27円に下がってしまいました。とても残念です。

今からですと少し出遅れた印象があります。ですがやらないよりはやった方が確実にお得なのは間違いありません。予算に余裕があって、電力会社との新規契約が可能な地域であるならば検討の価値はまだ十分にあるのではないでしょうか?

住宅メーカーも太陽光発電のシステムだけでなく、ゼロ円住宅にするために省エネの家を低価格で作るということも考えているようです。各社比較するととても面白くいろいろと勉強になりました。

例え住宅ローン分を賄えなくとも、我が家で作ったエネルギーを消費することから節電を学ぶなど環境問題に目を向けるきっかけになるかもしれません。ゼロ円住宅と言うのはとても夢のあるお話ですよね!私も調べてみてとても興味がわきました。

※本記事の情報は、一般的または筆者個人の調査によるものです。法令などの改正、前提事実や個人状況の違いや変化によって、掲載内容と実際の結果が異なってしまう可能性があります。 従って本記事の掲載内容については一切の責任を負いかねますので、内容の解釈や実践はご自身の責任で行い、専門家に相談されることを推奨いたします。

なっとく!再生可能エネルギー 固定価格買取制度
参照元:経済産業省(2015年12月時点、著者調べ)