<新築祝いの相場>親戚、友人、ママ友には?トラブル事例も紹介!

「新築祝い」をしたことはありますか?贈る場合はどのくらいが相場でしょうか?また、お返しはいるのかいらないのか?どんなお返しをすればいいのか?ほどほどの付き合いのママ友のときはどうしたらいいのか?など、新築祝いのあれこれについてご紹介します。



新築祝いの<相場>

昔からの習慣ではなさそう

新築祝いは「定番」と言えるほどのしきたりではないようです。地域によっても異なるようですし、古い文献に「新築祝い」というしきたりが残っているわけでもないようです。

現在でもやったりやらなかったり、ですね。また、新築祝いが「心にしこりの残るトラブル」となる場合もあります。

とはいえ、機会があったら無事に行いたい「お祝い事」の「新築祝い」。どのようなマナーがあり、どんなことに気を付ければいいのか、またトラブル事例についてもご紹介します。

相場

「新築祝い」を現金で包む場合の相場は贈る相手によって異なります。一般的な相場は以下の通りです。

●親戚:5,000円~50,000円程度
●友人・同僚:5,000円~10,000円程度
●会社の上司・部下:5,000円~10,000円程度
●知人・会社などの連名:1,000円~ 5,000円程度

品物で贈る場合もあります。親しい間柄の場合はリクエストを聞くのもいいですね。目上の人に現金は失礼という考え方もあるようです。地域の人に確認して、その場合は品物にしましょう。

■無難なもの:
スリッパなどの消耗品、花や観葉植物、商品券、時計、食器や調理器具といったキッチン用品、ワインやシャンパン、ビール、日本酒
※ただし、スリッパなど足元で使用するものは目上の方には失礼にあたるので避けましょう。

また、贈ると失礼なものもありますので気を付けましょう。

■火に関するもの:
ライター、灰皿、ストーブなど

のしの書き方としては「御新築祝」「御転居御祝」「御新居御祝」などがあります。 4文字を避けてあえて3文字や5文字にするという人もいます。「御新築祝」を避けて「御新築御祝」とするなどです。そこまでこだわらなくてもいいのでは、という人もいます。

●新築祝いを渡すタイミング
(1)お披露目がある場合はその機会に、あるいはお披露目の前に届くように送る
(2)お披露目がない場合は新築半月から1~2ヶ月以内くらい

ママ友相場

ママ友への新築祝いの場合、「相手に気を遣わせないように」比較的相場より抑えた金額で品物を贈る場合もあるようです。例えば複数人で家へ伺う場合に、それぞれ1,000円ずつ出し合って4,000円程度の品物にする、など。

あるいは一人で伺う場合に2,000円くらいの品物と1,000円くらいのお菓子にするパターンもあります。本当に親しい友人なら5,000円程度でも、ママ友の付き合いくらいならお互いあまり気を遣わない程度にしよう、ということのようです。

もらっていなくてもあげたい場合

例えば新築した家に引っ越してしばらくしてから知り合ったママ友が家を新築した場合。こちらは新築した後に知り合っていますから、当然「新築祝い」をもらっていません。しかし、ママ友が新築したのに何もしないのも…と迷うケースがあるようです。

そのようなときは相手も「うちはあげていないのに」と気にしてしまう場合がありますので、3,000円位の抑え目なお祝いにすると良い、という意見があるようです。



マンションの場合は?

新築なら「新築祝い」

マンション購入のとき、「新築祝い」でいいのかどうか迷うことが多いでしょう。

マンションでも新築のときは「新築祝い」でいいようです。そして、中古マンションだった場合は「引っ越し祝い」「新居祝い」にすればOK。家の場合も新築でなく中古を購入した場合、「引っ越し祝い」「新居祝い」などにすればいいということです。

引っ越し先が新築か中古か賃貸かわからないときも「引っ越し祝い」「新居祝い」にしておけば大丈夫ですね。シンプルに「御祝」とするケースもあります。

お返しはどうする?

家に招いてもてなす場合

新築祝いをいただく場合、品物でお返しする場合と新築した家に招いて食事などでもてなす場合があるようです。さらに簡単なお菓子などの品を手みやげとして用意する場合もあります。

招く時間帯としては「家を見てもらう」ことが目的のため家の外観や家からの外の眺めなどがよくわかる昼間にすることが多いようです。

家に招く場合は必ず手料理?そんなことはありません。家を建てるタイミングは子供が小さいときの場合もありますし、共働きで忙しくて疲れている、という場合もあります。あるいは「もてなすほどの手料理は作れない」という方もいることでしょう.

得意な方は手料理でもてなす場合もあるようですが、簡単にオードブルを頼んだり、お寿司の出前をとったり、仕出しを頼むなど、そんなケースも多いようです。あとは簡単にサラダや飲み物を足すなどで十分とのこと。

あまり負担にならない方法でうまく済ませている方も多いようですので、肩の力を抜いて無理せずにもてなすといいですね。

品物でお返し

家に招待してもてなす場合の他に、品物でお返しする場合もあるようです。遠方で来られない場合もあるでしょうし、臨機応変でいいようです。

相場は1/3~半返しくらいということですが、「お返しはなしにしましょう」と決めた仲間同士ではお返しなしという場合もあります。

品物は昔からお茶碗など「入れるもの」が新居にちなんで縁起が良いと言われていました。しかし現代ではタオルやシーツなど実用性のあるもので大丈夫です。送る目安としては、新築祝いから一週間前後経ったくらいが良いようです。内祝いの「のし」をかけるといいですね。

中には「お返しがなかった」というような人もいるようですので、相手によっては気を付けるようにしましょう。迷った場合は無難に半返しにしておくと安心のようです。

夫の会社同僚から品物をいただき、同僚の人数が多かった場合はお菓子などでお返しをするのも良いようです。



トラブル事例

勝手に見て回る

新築披露に招かれた場合は、「案内された場所のみを見て回る」のがマナーです。どんなに親しい間柄であっても勝手に家の中を見て回るのはNG。また、家の良い所をみつけて褒めるのが基本で批判は厳禁です。

お互いに気持ち良く過ごせる時間となるように気を付けましょう。

内祝いに不満

内祝いがトラブルの元となった事例を紹介しましょう。

家を新築したAさん。ママ友Bさん、Cさん、Dさんがお金を出し合って新築祝いとして品物を贈りました。品物でもらったとき、どんな金額で内祝いをするか悩むところですよね。Aさんは「妥当かな」と思った金額の内祝いの品を渡したのです。

それが、新築祝いの品物と比べて三分の一、あるいは半返しとは程遠い安価なモノだったのです。いただいたのが品物だった場合、いくらぐらいのものにするのかは難しいところです。その後、ママ友Bさんが「内祝いの品が安すぎるのでは?」とAさんのいないところで言い出し、雰囲気が悪くなってしまいました。

相手がどんな価値観かわからないときは、気を使って「内祝い」の品を考えなくてはいけないと言えますね。最低でも半返し程度と思われる品物にしておくと無難です。本当に仲の良い間柄であれば内祝いの品に不満を持つこともなかったかもしれないのですが、残念な事例ですね。

あげた額ともらった額

仲の良かったAさんとBさん。Aさんが家を新築したときにBさんは「新築祝い」として1万円包みました。しかし、数年後Bさんが新築したときにAさんが贈った「新築祝い」は5千円でした。BさんはそれをきっかけにAさんとそれまでのように仲良くはできなくなったようです。

ただAさんがいただいた額を忘れていた可能性もありますが、このようなことで友人関係にヒビが入るのは悲しい事例と言えますね。

新築披露に子供連れ

よくある話なのですが、新築を披露する場に小さな子供を連れて行くパターンはトラブルになりやすい事例と言えるでしょう。

あらかじめ新築披露する側が「子供は遠慮してもらいたい」と言っているにも関わらず「預ける場所がないから」「うちの子はいい子にできるから」と無理に子供連れで訪問、家を汚してしまう、あるいは家具を傷つけてしまう、汚してしまうというパターンです。

ただでさえ家を綺麗にしているお宅で「新築」であれば尚更汚されたくはないものです。「子供は遠慮してもらいたい」と言われていなくても「子供は遠慮した方がいい?」と訪問する側が気遣うくらいでいることがベストです。どうしても子供の預け先がなければお祝いを渡すだけにするなど、相手を困らせないようにお祝いする態度がポイントです。

新築披露の場で家を汚してしまった場合、新築した友人だけでなく、一緒に招かれていた友人達からも「非常識」とその後距離を置かれてしまうケースもあります。くれぐれも気を付けましょう。

観葉植物は人による

新築祝いに観葉植物は「根付く」ことから縁起がいいとされていますが、中には「もらって困った」という人もいるようです。特に家族にアレルギーを持つ人がいて観葉植物を置けない、などの事情があるととても困る贈り物ということになってしまいます。

観葉植物の場合は事前に確認できる間柄だと良いかもしれません。

趣味の合わない絵を飾り続ける

ご主人の友人が張り切って送ってくれた新築祝いの大きな絵画。奥さんにとっては全く趣味の合わないもの。しかし、その友人が遊びに来たときのためにそれなりの場所に飾っておかなければと苦笑交じりに飾りました。

絵画は趣味がありますので、「この絵が好き」などの情報がない限り「相手が喜んでくれるかどうか」わかりづらい贈り物と言えます。気を付けたい新築祝いのようです。

一緒に行く友人と相談していなかった

新築したママ友に招いていただいたAさんとBさん。軽く「遊びにきてね」というお誘いだったので、ママ友という関係でもあることから普段通りのつもりで遊びに行くつもりだったAさん。ところが、もうすぐママ友の家に着くというところでBさんから「お祝いを持参したから渡そうと思っている」と聞きました。

AさんはBさんに「そういうことは事前に相談してくれないと困る。相談してくれれば一緒にできたのに。」と言いました。AさんもBさんも不満な思いが残ってしまいました。

複数人で新築のお宅に伺うときは事前に相談しておくといいようですね。

あまり親しくないのに

以前は少し親しくしていたけれど、最近はあまり付き合いのないママ友AさんとBさん。どうやらAさんが家を新築したらしいけれど、あまり親しくなくなったので知らなかったBさん。そんなBさんにCさん達ママ友グループが「Aさんに新築祝いを渡すから一人1,000円ね」と声をかけてきました。

もう親しくしていないし、そもそも新築した話を聞いていない。それなのにお祝いのお金を集めるときだけ声をかけられても…と躊躇するBさん。

このような場合にはスマートに「Aさんからまだ話も聞いていないし、負担に感じさせると悪いからAさんから話を聞いたときに個人的に渡すことにするわ」とする方法もあるようです。あるいは、万が一Cさんグループが「Bさんってケチね」と言うようなタイプだったら「面倒なことにならないように」1,000円くらいなら出してしまおう、という方法を選択する人もいるようです。

状況によってうまく立ち回る必要があるようですね。

マンションだからもらえない?

新築マンションを購入したAさん。友人達のグループでは家を新築した人に「新築祝い」を贈る習慣がありました。ですが、Aさんには誰も何も贈ってくれなかったのです。「マンションだともらえないの?」と腑に落ちないAさん。

マンションだと「新築祝い」という発想に結びつかない人も多いようです。地域や人によってはお祝いを贈ることもあるのですが、マンションのためなかったというケースもあるとのこと。

これはお付き合いや「感覚の違い」にもよるので、どちらが正しいとははっきり言えない問題ということでしょう。

新築なのに煙草

お祝い事だからと親戚を呼んで新築披露をしたAさん。そのときに親戚の一人がいきなり煙草を吸いだしてビックリ。非常識だと不満が残りました。

特に新築の家では煙草を控えた方が良い場合も多いようです。気を付けたいことですね。

周囲に合わせて無難に

いかがでしたか?新築祝いについては、地域差もあるようですし、簡単に済ませることが多いのも現代の傾向と言えるようです。

例えば兄弟には招いてもらったから自分のときも招く、友人達の間で「新築祝いは特にしない」となっているからしないなど、周囲の状況に合わせて無難にこなしている人が多いようです。

「お祝い事」ですから、最低限のマナーやタブーを知ってトラブルなく無事に楽しみたい行事とも言えますね。そのために今回の知識を活かしてみてはいかがでしょうか。 *本記事は一般的な情報に過ぎず、適用法令等の改正、前提事実や個人状況の違いおよび変化によって、掲載内容と実際の結果が異なってしまう可能性があります。従って本記事の掲載内容については一切の責任を負いかねますので、内容の解釈や実践はご自身の責任で行い、専門家に相談されることを推奨いたします。