これで〈リフォーム〉相場と費用を抑えられる!5つのポイント

家をリフォームしたい!と思ったら知っておくべき事があるのではないでしょうか。リフォーム相場と費用を抑えるポイントなどなど情報満載です。



リフォームとは?

居住している住宅の改築や改装の事を指します。一般的行われているのが大きく分けて以下の4つに関するリフォームです。

1. 水回り
2. 屋外
3. 屋内
4. 外構

リフォームには多くの種類があります。玄関扉の鍵交換から増築まで住宅に関するあらゆる物がリフォームと言う言葉に含まれます。その場所や使う材料・設備や依頼する相手(親戚や近所の大工さん・地元の会社・全国展開の会社)によって金額も様々です。

リフォームをする前に考えるポイント

1. 今現在の住宅の間取りや使ってある材料を知る
2. リフォームする部位のおおよその価格を調べる、もしくは見積もりを取る
3. 予算を立てる

既存の状態によってリフォームに掛かる費用が変わって来ます。大幅な間取りや設備の位置の変更には費用が掛かります。おおよその相場と言うのは必ずしもご自身の住宅に当てはまる訳ではないので施工会社に見積もりを取るのが一番現実的な金額にになります。見積もりを取ったから絶対に施工しなければならないと言う事はありませんので、費用の総額を知るために2~3社から取るのが良いかもしれません。注意点は、その時点での価格であって工事をするのが来年とかになると相場が変わるので参考にならないかもしれない事です。



リフォームする場所の費用相場は

1. 水回り

■キッチン

・リフォームの相場:5~700万円
・換気扇交換:5万円
・フルオーダーステンレスキッチン:700万円

キッチンの換気扇交換などの1部分だけのリフォームの場合はそれほど費用は掛かりませんが、使う設備が高額な場合やシステムキッチンのサイズや位置を変えた場合も費用も高くなります。システムキッチンのサイズや位置を変えた場合も一般的なキッチンの設備を使った場合は150~180万円が相場の様です。仮設キッチンに既存のキッチンを使う時と施工会社が用意する時があり費用が変わって来ます。

■浴室

・リフォームの相場:8~263万円
・浴室ドア交換:8万円
・オリジナル設計:263万円

浴室のリフォームの場合も部位で金額が変わります。デザインに拘りがあったり、スペースの問題で特注品であったりする場合で金額が異なります。浴槽やボイラーの交換で30~40万円の費用が掛かります。ユニットバス全部を交換する場合100万円、一般的な在来工法の住宅でユニットバスを作る場合は設備のグレードによりますが工程が配線設置と解体費用の分増えますのでおよそ数十万円の予算をプラスで考えておくと良いかもしれません。また仮設シャワー室などを借りる費用も見ておいた方が良いと思います。

■洗面所

・リフォーム相場:3~200万円
・洗面台交換:3万円~
・パイン材カウンターオリジナル洗面台:200万円

洗面台のみの交換は拘ると金額が高くなります。一般的な工事ですと40~50万円位が相場の様です。洗面脱衣所は浴室の工事と一緒にされる方が多いです。
工事の都合で浴室を触るとどうしても隣にある洗面脱衣所の工事が発生しますので一緒に行ったほうが費用的にも見た目的にも良いからです。

■トイレ

・リフォーム相場:2~370万円
・トイレ内内装交換:2万円
・バリアフリー車いすで使えるもの:370万円

トイレは何故リフォームするのかと言う理由によって金額が変わります。浄化槽のトイレを水洗にする・ご家族の身体の都合で使いやすいようにするなどきっかけは様々です。一般的なリフォームの場合はグレ度に応じて20~60万円、和式を洋式に変える場合は30~80万円が相場です。こちらもトイレが1カ所しかない場合に仮設トイレの費用が発生します。

2. 屋外

■外壁

・リフォーム相場:8~1400万円
・外壁タイル張替え(部分):8万円
・ベランダ外壁張替えおよび全体塗装:1400万円
・塗装:120~150万円(家の大きさによる)
・外壁張替え:150万円以上
・塗装耐用年数の目安:およそ10年(塩害地域は除く)
・サイディング本体の耐用年数の目安:およそ25~30年(途中塗装した場合)

外壁故事は既存の壁の状態や施工方法で変わります。例えば既存の壁がモルタルでサイディングをする場合は既存の壁の上に下地を作って外壁を上に施工して行く事になります。

■屋根

・リフォーム相場:3~1000万円

施工例

・屋根集水部分板金:3万円
・茅葺き民家ガルバリム鋼板使用:1000万円
・塗替えのみ:20~30万円(補修を含むと50万円位)
・屋根断熱塗料塗装:230万円
・和瓦から軽量屋根材へ葺替え:120万円以上(屋根の平米数と材料による)
・瓦葺替え:100~200万円( 〃 )

屋根材に使う材料と平米数で価格が変動します。一般的に足場を組む工事ですので、外壁・屋根・雨樋は一緒にされるケースが多くあります。3カ所同時の工事なのですがバラバラにしても足場は毎回組んで撤去しますので、一緒にした方がコストが掛かりません。

■ベランダ・バルコニー

リフォーム相場:6~140万円

施工例

・バルコニー防水塗装:6万円
・アルミバルコニー交換:140万円

ベランダやバルコニーは防水塗装を施すものと本体その物の交換の2つの例があります。塗装は平米数や回数、塗料などによって金額が変わります。

3. 屋内

■リビング

・壁天井クロス張替え6畳:4~6万円位(平米1,500~3,000円)
・珪藻土塗布:平米4,000~9,000円
・床張替え:10~22万円(平米材料単価:普及品4,000~8,000円、無垢材10,000~15,000円、防音性能有り:8,000~15,000円が目安)

床の施工には2種類の施工方法があり既存の床の上に薄いフローリング材を重ねる(出来ない場合もあります)のと既存の床を撤去して張り替えるのがあります。工事には下地や断熱材も費用としてみておくと良いでしょう。

床暖房設置:40~100万円位

床暖房は温水式と電気式の2つのタイプが有ります。温水式は設置する費用が掛かりますがランニングコストは抑えられますし電気式は設置費用が安くてもランニングコストが掛かります。長い時間使用される場合は温水式短時間であれば電気式、使い方によりどちらを選ぶか考えると良いですね。電気式は既存の床の上に設置するのと床そのものの交換では費用が違います。

■ダイニング

リフォーム相場:20万円以上
床フローリング壁タイル施工:30万円位
キッチンと共に工事しカウンター設置費用:50万円位

ダイニングはキッチンと一緒になったダイニングキッチンが最近の主流になっていますので、同時に工事される方が多いです。

■洋室(寝室・子供部屋)

・クロス張替え:4万円から、広さによる
・2重窓施工:6~7万円位(窓のサイズにより変動する)
・床・壁・天井を自然素材に変える:20~30万円位
・和室から洋室へ:50万円以上

■和室

・畳替え(畳床・表替え):6~15万円(6畳グレードによる)
・天井・壁新調:10万円位
・リビング内に畳スペースや小上がり造作:30~40万円位

畳は本畳(藁床を使用)以外に畳床がポリエチレンで出来ていてダニ予防が出来るものなどもありますので、品物によって金額が変動します。

■玄関

・玄関ドア取り換え:20~50万円(カバー工法の場合でグレードによる)
・収納設置:10~20万円

■廊下

・手すり設置:1~3万円位(下地込み)
・壁クロス貼り替え・床交換:10万円以上
・壁面収納設置:50~60万円位

■階段

・手すり設置:10万円位
・踏み板・壁クロス貼り替えと手すり設置:40万円位
・勾配変更:100万円以上

既存の建物や設備の状態と間取り・面積などで金額が変動しますのであくまでも参考程度の価格だと思って頂ければ幸いです。
在来工法とは木造軸組工法で柱・梁・筋交いを使った構造で木造住宅に多い施工法です。

4. 外構

・門扉交換や1台分のカーポート設置:各10万円台から可能
・フェンス設置:50~60万円位(広さによる)
・敷地全体:100万円以上
・庭の芝設置:平米単価5,000~10,000円位
・ウッドデッキ設置:30~50万円位

外構工事には家の周り全部が含まれますので、何をどうされるかで金額が異なります。

増改築は

既存の躯体構造や取り合い(繋目)・大きさ・階数・屋根のかけ方などによって金額が変わります。一般的に小さな物より大きな物の方が平米単価が低くなる傾向がありますので、施工会社に見積もりを請求されるのが良いかと思います。

価格.com – リフォーム 費用・相場
参照元:価格.com(2015年12月 筆者調べ)

相場に見合った予算がない場合は?

ローンを組む

銀行などの金融機関でリフォームローンを組みます。

・最終返済時の年齢が71歳未満
・勤続2年以上
・前年度税込み年収200万円以上

その他ローンの審査には条件がありますのでお使いの銀行に直接お話を聞かれる事をお勧めします。また返済計画をしっかり立てる事も考えておくと良いのではないでしょうか。

みずほ銀行リフォームローン
参照元:みずほ銀行(2015年12月 筆者調べ)

退職金を前借りする

会社に長年お勤めをされている場合は退職金の前借りと言う手段もありますが、老後の事も考えて計画されるのが良いのではないでしょうか。

自分で施工出来るものはする

壁がビニールクロスの場合、業者用の洗剤がネットで販売されていますので、それを使って掃除するもしくはホームセンターで販売されている水性ペンキを上から塗ると言う方法があります。DIYは少し学べば出来る物もありますので、本などを参考に考えてみられるのも良いのではないでしょうか。

我が家を一新!劇的DIYリフォーム
参照元:Googlebooks(2015年12月 筆者調べ)

費用を少し多めに考えておく

リフォームは既存の部分を壊してから新たに作ると言う物ですので、壊す範囲でない所に影響が出たり、床を開けた時にシロアリが入っていて駆除する費用が発生したり、お客様サイドでは想定外の問題が起きるケースがあります。基本的に見積もりは床や壁の中まで壊してから見積もっている訳ではなく施工会社の見積もり担当者が既存の建物の図面を見て現場の状況を加味し想像で出している金額です。実際には開けてみないと分からないと言うのが実情です。特に間取りを変えたり、設備の場所を移動したりする時には注意が必要です。



リフォーム費用を安く抑える5つのポイント

1. 2~3社で同じ工事内容で見積もりを取る

施工会社によって同じ工事内容でも金額が違いますので、最低2社から見積もりを取り、納得出来る価格の会社と契約されると良いと思います。

2. 設備の金額を抑える

同じ様な機能でもメーカーによって金額が異なるのでいろんなメーカーのショールームを見て回ると良いです。同じトイレの機能でもメーカーによって価格が違うのがお分かりになると思います。

3. 設備ショールームの値引きセールを活用する(くじ引きの場合もあります)

年に1回ショールームの設備入れ替えがあり、展示品を格安で販売する事もありますので、調べてみると良いのではないでしょうか。

4. 使える設備を再利用する

既存の設備が壊れていない時、それを再利用する事で費用を抑える事が出来ます。多少使用感はあるかもしれませんが、例えばキッチンのシンク下の扉や洗面器の下の扉などは市販のカッティングシートを貼れば綺麗になりますので上手に節約出来るのではないでしょうか?

5. 値切る

あまりにも小さい工事では無理かもしれませんが、ある程度の金額の工事は値引きに応じてくれる施工会社がありますので、ダメ元で交渉してみても良いのではないでしょうか。値切り交渉をするタイミングは見積もりが上がった後、契約前が良い様です。

大体のお客様は2~3社で相見積もりを取られています。特に金額の大きなリフォームの場合には施工会社によって値切り交渉が可能な場合があります。その施工会社ごとに低価格で仕入れられるメーカー品が違いますので、機能的にどうかと言う事を見てみましょう。デザイン性に拘るのであれば、少し機能が落ちると言う事もあり得ますが、ご自身の納得出来る範囲で設備を考えてみると良いかもしれません。

相場を調べる手段は?

ネットで検索する

インターネットは便利な物で検索すれば、金額の相場が分かります。その際、検索窓に入力する文言は少し詳しくされると良いかもしれません。例えば、地域名・リフォームする部位名リフォーム・費用相場(池袋トイレリフォーム費用相場と言う感じです)で検索すると費用相場と施工例が見られると思います。

相見積もりを取る

前述しましたが、施工会社によって設備や材料・人足賃などが違いますので比較検討し後で後悔のない様にされると良いと思います。その際、施工会社の評判なども調べてみると良いかもしれません。

お支払いの方法は?

会社によって施工前・施工中・施工後と3回に渡ってお支払いするパターンがあります。たまにあるのが様子を見に来た営業マンに手渡すケースですがこの時、営業マンは領収証を持参していない事がありますので、仮領収で名刺の裏に金額・日にち・営業マンの領収印もしくはサインを貰って物的証拠を残す方が良いと思います。この際必ず後日会社発行の領収証を貰う必要があります。

確実なのは少し手数料が必要ですが銀行から振り込みを行う方法です。金融機関を通せばお支払いをした相手の会社にきちんと入金されます。正しいお支払い方法は金融機関からの振り込みになります。

まとめ

人は人生において何回か生活が変わるものです。結婚した時・子供が出来た時・子供が巣立った時・老いた時、それぞれ使いやすい住宅の仕様がありリフォームを考えます。筆者も住宅リフォームの営業経験があり、お客様の生活が便利になると喜ばれた時とても嬉しく思いました。本当にお客様ごとにリフォームのきっかけや見積もりは全然違いました。お住まいの地域によっても相場が変わると思いますが、この記事が少しでもあなたの参考になればと思います。

※本記事の情報は、一般的または筆者個人の調査によるものです。法令などの改正、前提事実や個人状況の違いや変化によって、掲載内容と実際の結果が異なってしまう可能性があります。 従って本記事の掲載内容については一切の責任を負いかねますので、内容の解釈や実践はご自身の責任で行い、専門家に相談されることを推奨いたします。