【夫婦共働きの生活費管理】気持よく貯金できる3つの心得!

「共働きで細かく家計をやりくりをする時間がない!」という女性も多いと思います。でも共働きなのに片方だけが考えていて無駄なく貯蓄出来ているのでしょうか?夫婦が納得して気持よく貯金していくために心得ておきたい3つの事を考えてみました。



年々増える共働き世帯、家計はどうなっている?

年齢と共に給与が上がるという時代ではなくなった今、家計のために共働きを選択する家庭が増え続けています。また、結婚と共に家庭に入るのではなくキャリアを重ねたいという女性も増えてきていますよね。そんな共働き世帯の家計の実情、どうなっているのでしょうか。

国税庁の「給与実態統計調査」(平成25年)によると、30代前半の平均給与は男性が438万円、女性が294万円。30代前半の夫婦と想定すると、世帯収入の平均は732万円という事になります。

また、つい最近発表された総務省統計局の「家計調査報告」(平成27年9月)によると、勤労者世帯の1カ月あたりの収入は約41万円となっており、消費支出(生活費)は約30万円、非消費支出(税金や保険料)が約8万円です。支出を除くと残りは4万円弱と貯金に回せるお金が意外と少なくなっている事が分かります。

統計局ホームページ/家計調査報告(二人以上の世帯)―平成27年(2015年)9月分速報―
「参照元:総務省統計局(2015年11月著者調べ)」

平成26年分民間給与実態統計調査結果について|報道発表資料(プレスリリース)目次|国税庁
「参照元:国税局(2015年11月著者調べ)」



生活費の分担方法はさまざま

それでは、夫と妻両方に収入がある世の中の共働き家庭はどのように生活費を分担しているのでしょうか。決まりがあるものではないのでこれは共働き世帯の数だけやり方があると思いますが、一般的に多いと言われている方法を確認してみましょう。

【1】共通財布型

家庭で生活費が引かれる用の口座をひとつ持っておく方法。毎月決まった額をそれぞれが口座に入れるようにしている夫婦もいれば、お小遣いを除いた全額を入れると決めているケースもあり共通財布の使い方はそれぞれあるようです。共通の口座を持つ事で連帯感があるので他の方法よりも貯金はしやすいようです。

【2】一方が全額負担型

片方の口座から主に生活費を支払う方法です。夫婦の収入差がある家庭に多いのがこの形で全体の割合でも4割近くはこの形態とのこと。例えば妻は非正規雇用やパートなどのケース。残っている妻の収入は貯金にという家庭が多いようですが、生活費を引かれる夫側に不満が出やすいなどのデメリットもあります。

【3】独立財布型

統一の口座は作らず、収入の割合などで支払う生活費を分担するタイプなどがこれにあたります。収入が同じくらいの場合は完全に折半にしている家庭もあるようです。貯金などについてもきちんとルールを決めている場合は良いですが、お互いの毎月の出費もなかなか把握出来ないなどタイプ別でいうと貯金しにくい傾向にあるようです。

共働きなのに意外と貯金が出来ていないってホント?

はじめにお伝えした30代前半の共働き世帯の平均収入732万円を見ると、結構収入があるようにも思えますが、実際は税金や保険料など非消費支出を引いた手取りの金額は減るので生活費を差し引くとなかなか貯金が出来ないのが現状なのかもしれません。

実際に「2人で働いているのになかなか貯金が増えない」、「家計を管理する暇がない」という声もよく耳にします。確かに、2人とも仕事を持っていたら家計のやりくりを上手くやっていく時間もないですし、仕事以外の時間も家事や育児をやっていたら考えるのすら面倒ですよね。

しかし、これから家を買いたい、子どもを育てたい、ゆったりした老後を迎えたいという夢があるなら貯めれるお金は貯めていった方が安心です。では、なかなか貯金が出来ないという背景にはどういう事が考えられるのでしょうか?共働きという事は収入の入り口が2つあるということです。つまり、口座が2つあるということ。そこに何かしら原因があるという事は考えられます。

家庭全体の資金が不透明。

生活費を共にするひとつの家庭で、収入源が2つあると口座が統一している家庭よりも資金の出入りが少し複雑になります。お互いの給与の実態を把握し合って「今月はこれだけ貰ったよ」ときちんと報告出来ていれば問題はないのかもしれませんが、お金の事についての感覚は人それぞれ。もしかすると、「パートナーの給与明細は見たことない」という方も結構いるのかもしれません。

貯金は相手がしてくれていると思っていた。

結婚してしばらくしてから「もっと貯金しているかと思った…」と後悔する事例もあるようです。例えば生活費の支払いをそれぞれが分担している場合、「毎月の生活費はきっちり入れているから後は大丈夫。」と残りを自分の好きなことに使ってしまっていたり。口座を別管理にする場合は特に、貯金の目安についてよく話しておくべきですよね。

お互い自由になるお金があってなんとなく使ってしまう。

口座を統一していても別管理でも、共働き家庭の場合だと「お互いいつも頑張っているしね」という気持ちでお小遣いも多めだったり、外食も多かったりついつい財布の紐が緩みがちという事はないでしょうか。確かに平日頑張っているから土日は家族で楽しむというのは良い事だと思います。ただ、毎週土日にどんどんお金が流れてしまっては貯まるものも貯まらないのでは?

少しメリハリをつけて土曜はお出かけして、日曜は家で過ごす時間を楽しんだりするのも楽しいものです。毎週末ショッピングセンターに行く習慣がついてしまうと抜け出すのも一苦労なんですよね(笑)。子どもの物を買うつもりで行ったのに気付いたら自分も買っていた…なんてなるんですよね。



貯金の効率を上げるには?

毎月の最低貯金額は決めておく!

共働きをしていると、案外このポイントがなあなあになっている家庭も多いかもしれません。特に「独立財布型」を採用している家庭は「毎月〇〇円は貯金」と決めておかないとなかなかお金は貯まっていきません。

その他の方法だとしても「残った分を貯金」よりは毎月平均の生活費から貯められる金額を設定しておいてその金額は他の口座に移すなど、お金を降ろしづらい状況にしておいた方が「貯金する分が残らない」事を防げる分効果的なような気がします。

同じ目標を持って行動することが大事!

結局のところ、どんな家計管理をしていても目標もなくただ何となく生活していたら貯まるものも貯まりません。例えば、子供が産まれたら自然に教育費について考えますよね?2人で「子供を大学まで行かせたい」という目標が出来ればその為に行動しようという気持ちになるのでいくつでも目標を持つ事が大事だと思います。

それは「家を建てたい。」でも「数年に一度は家族で海外旅行をしよう。」でも良いと思います。そしてせっかく家族になったのですからもちろん老後も健康で金銭的にもゆったりと暮らしていけたらと願っているのが普通だと思います。その為にと思えば普段のお金の使い方の意識も変わってくる様な気がします。

家計管理が共有出来れば効率が良い!

さらにいえば、家計はやはり透明性があった方が貯金もしやすいです。お互いがいくら使っているか分かっていないのに貯金が出来ている方なのがそうでないのか分からないですよね。今はスマートフォンの家計簿アプリなどでも情報を共有することが出来る時代です。

便利なツールを利用していつでも家計の情報をお互いがチェック出来る体制をとっておくのも大事な気がします。夫婦でもプライバシーはあると言う方もいます。もちろんその通りです。ただ、家族になったということはパートナーにもしもの事があった場合に金銭的な事で色々な手続きを取らなければならないのは配偶者なのです。

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まとめ

というわけで、「共働き夫婦」が「効率よく貯金をしていく」ための3つの心得とは…

・先に「貯金」ありき。残りを生活費にしよう!
・夢を話し合い、共通の目標を持つことで「貯金」という行動につながる!
・家計簿を共有。お互いが責任を持って管理している意識を持とう!

今や女性だけが家計をやりくりする時代ではありません。子供の教育資金のこと、家のローン、それから老後のこと、お酒でも飲みながらこれからの人生について会話をしてみる機会が大事かもしれませんね。