【FX失敗談】本当にあった怖い話!対策法を知って投資リスク備えよう

あちこちで聞くFXの失敗談。中にはホラーよりも怖い話が混ざっています。今回はよくある失敗談を10個選び、私なりに対策を考えてみました。「自分は大丈夫!」そう思っていても、どこで失敗するかわからないのが投資の怖いところです。失敗談を事前に知って、万が一に備えましょう!



FXとは?

FXとは、簡単に言うと他国の通貨を買売して利益を出していく投資方法です。証拠金を元手に、その何倍もの資金を運用できることが特徴です。外貨預金との大きな違いとして、売りから入ることができるという点があげられます。



FXのリスク|基本編

資金管理で「ロスカット」を防ぐ!

「ロスカット」とは、FX会社による強制決済のことです。強制決済ですので、取引画面上で損失額がかなり大きくなった状態であっても、決済されてしまいます。

ここで、取引をしてから強制決済までの流れを簡単に確認してみましょう♪まず、取引をして「ポジション(外貨の持ち高)」を持ちます。ここでは、例として対円でドルを1単位買ったことにします。

ドルを買った後、取引後に為替が円安方向に進めばOKですが、円高の方向に進んでしまうと損をした状態になります。ドルを持ち続けたまま決済をしないでいると、為替レートが下がれば下がるほどに損失が大きくなります。

損失額が証拠金の一定以上を上回ると、「マージンコール」がきます。マージンコールは、「そろそろロスカットされるよ!」というお知らせですね。

証拠金を追加すればロスカットはされませんが、そのまま更に損失が出るとロスカットされてしまいます。このロスカット機能があるため、相場が元に戻るまで通貨を持ち続けることができないんです。

為替塾(初級編2)ロスカットについて|FX 外為どっとコム
参照元:FX 外為どっとコム(2016年1月時点、著者調べ)

FXで損をするのはなぜ?

FXは為替が円高に進むか円安に進むか当てるだけの2択勝負です。なのに、なぜ損失額が大きくなってしまうのでしょうか?2択なんだから、最終的には損益の合計がゼロに近くなりそうなものですよね。

多くの人は利益が出るとすぐに決済してしまい、損失が出ると決済を先送りにしてしまいます。「そのうち元に戻るだろう」という気持ちから、このような行動を取るのかと思います。相場が元に戻ればいいですが、損失が膨らみ続けた状態で決済することになったらどうでしょうか?勝率が5割だったとしても、利益が少なくて損失が大きいという状態になってしまいますよね?

これはFX経験者なら身に覚えがあるのではないでしょうか。因みに私もあります。損失が大きくなる前に決済してしまうのが、ポイントかもしれませんね。

よくある!怖い失敗談10選

①一発勝負に出た結果

【事例】負け続けて損した分の金額を取り返すために大勝負をしかけたが、結果、負けて大きな損失になってしまった。

よくある失敗談ですね。一度の勝負に大金を賭けるというのは、ハイリスクハイリターンな方法です。この事例は負け続けたことから大勝負に出てしまいましたが、逆のパターンもあります、勝ち続けて「イケる!」と思い、大勝負に出てしまうパターンです。

勝算があるならともかく、根拠がないのに運任せで大金を動かすのは危険ですよね?失敗すれば痛手を負うのは目に見えています。

何故こんな危ない方法をとったのか私なりに考えてみましたが、恐らく知識不足が原因ではないかと思います。知識が無いから、運さえ良ければ勝てると考えてしまったのではないでしょうか。予想を外した時の対抗策を用意していなかったのも致命的でしたね……

何の準備もせずにただ取引しているだけなら、FXはギャンブルと同じになってしまいます。ギャンブルではなく投資なんですから、お金の知識をきちんと身に着けて挑むことをおススメします。

②悪魔の通貨

【事例】FXで利益を出せるようになってきたので、調子に乗ってリターンが大きいと言われる「ポンド(イギリスの通貨)と円のペア」で取引をした。結果、数日で今までの利益を失い、更に損失が出てしまった。

これもよくある失敗談です!リターンが大きいものはリスクも大きいということを常に頭に入れておきましょう。ポンド/円で取引したことがない人は「ポンドって何でハイリスクなの?」と思うかもしれませんね。

ポンド/円は値動きの幅が非常に大きいんです。そのため、上手くいけば一攫千金ですが、外すとかなりの損失を被ります。知らずにうっかり手を出すと痛い目を見る通貨です。そのためFXの世界では「悪魔の通貨」なんて呼ばれています。物騒ですね!

私も一度手を出したことがあるのですが、値動きが激しい上に動きが読みにくい通貨でした。初心者は手を出さない方がいいかと思います。中級者・上級者向けの通貨だと言えます。

【ポンドの基本情報まとめ】
・イギリスの通貨
・経済指標や為替ニュースに関係無く動くことがある
・値動きが激しい。1日で2~3円動くこともある
・短期トレード向き
・呼び名「投機通貨」、「悪魔の通貨」

英ポンド | FX初心者入門|みんなの外為
参照元:みんなの外為(2016年1月時点、著者調べ)

③ビギナーズラックで勘違い

【事例】FXを始めたばかりなのに、いきなり大儲け。「私はFXの才能がある!」と思いガンガン投資した結果、後半で証拠金の大部分を削られた。

「ビギナーズラック」という言葉をご存知でしょうか?知識のない初心者が、ギャンブルなどで大勝ちすることを指します。まさに今回の事例のことですね!

「そんなの偶然でしょ?」と思うかもしれませんが、意外とビギナーズラックで勝つ人って多いんです。ラッキーなのは嬉しいんですが、その幸運が後の不運につながることを考えると、あまり嬉しくないんですよね……

ビギナーズラックを自分の才能だと勘違いしてしまうと、間違ったままの知識と方法でFXを続けてしまいます。そうなると、立て続けに損失を出す可能性があります。思い切った判断が必要になることもありますが、気持ちのどこかで冷静さを持っていられるようにした方がいいのかなと思います。

④恐怖のシステムトラブル

【事例】FX会社で突然システムトラブルが発生。決済ができずに損失が出てしまった。

FX会社のシステムトラブルで一時的に取引ができなくなる場合があります。過去にも何度かそいうケースがあり、損失が出てしまった人も少なくないです。FX会社に問い合わせたとしても、システムトラブルでの損失には対応してもらえない会社が多いようです。

FX会社を選ぶうえで、システムトラブルの少ない業者を選ぶことも大切だと考えられます。また、システムは正常でも地震や停電でネット環境が使えなくなる可能性もありますね。

でも安心してください!FXでは予約注文ができます。最初に「1ドル=○円になったら、決済する」という予約注文をいれてさえおけば、こちらがネットを使えなくても問題ありません!システムが自動的に売買してくれます♪

⑤相場が動く!経済指標にご注意を

【事例】突然相場が動き出し、数十万円損をしてしまった。原因は、取引と同じタイミングで経済に関係する重要なニュースが発表されていたためだった。

事例の「経済に関係する重要なニュース」というのは、「経済指標」のことを指します。経済指標とは、各国が発表している経済に関係する指標のことです。失業保険の申請数やGDPの発表などがそうですね。

特に「米国雇用統計」など重要なものが発表された直後には、相場が大きく動くことが多いです。そのせいで損失を出すことは珍しくありません。慣れていないうちは、こういった重要な発表のある時間帯は避けるのが無難でしょう。

FX経済指標発表一覧【リアルタイム反映】|みんなの外為
参照元:みんなの為替(2016年1月時点、著者調べ)

⑥買ったら下がるし売ったら上がる!!

【事例】「テクニカル指標」を使って分析しているのに、いつも相場が予想と逆向きに動いてしまう。外貨を買ったらレートが下がるし、売ったら上がっていく。結局数日で10万円以上の損をした。

「テクニカル指標」とはFXなどの金融商品を取引する時に使う指標のことです。簡単に言うと、その時のトレンドや売買のタイミングを教えてくれる分析方法みたいな感じですね!

今回のケースは、テクニカル指標を使って取引しているのに利益が出ないといものですが、そもそもこういったツールを使って売買したからと言って、必ず稼げるものではありません。そもそも、テクニカル指標は種類が多いです。その中から、どれを・どのタイミングで・どのように使うかを考えなければなりません。

もし一つのテクニカル指標を使っていて損失が出続けたのなら、使い方が間違っているのかもしれませんし、相場の状況と合っていないのかもしれません。もしかすると、自分自身と相性が悪いという可能性も考えられます。

⑦負けて焦って泥沼へ

【事例】FXで負けると焦ってしまい、負けた分を取り返すために取引を続けると、更に負ける!

FXでは冷静な状態で取引することが成功の鍵だと言われています。感情的にならず、落ち着いた状態でいるように気を付けたいですね。

投資ですから負けることもありますが、負けてしまった時は気持ちを切り替えた方がいいでしょう。自分で「焦っているな」と感じたら、いったん休憩するのもありだと思います。負けが続いても最終的に利益を出せればいいんですから、深追いすることはありません。自分で決めたルールを守りながら落ち着いて取引しましょう♪

⑧直感によるトレード

【事例】突然の暴落で相場が急下降!「もう十分下がったし、そろそろ上がり始めるだろう」と思い外貨を買ったが、下落は更に続き、ロスカットされてしまった。

このケースの問題点は、何の根拠も無いのに値ごろ感でトレードしていることです。

「そろそろ上がり始めるだろう」と思った理由は何でしょうか?相場が回復しそうなニュースがあったわけでも、反転しそうなタイミングに差し掛かったわけでもありませんよね。ただの勘です。こういった「なんとなく」での取引は非常に危険です。

暴落している時は、まず暴落の原因を突き止めましょう。例えば、他国の政治状況が悪くなって引き起こされた暴落なら、それが一段落しないと暴落も収まりませんよね?取引を始める前に、一旦落ち着いて状況確認することをおススメします。

⑨暴落に巻き込まれた!

【事例】相場がどんどん上昇していたため、とにかく外貨を買っていたが、その後の暴落で資産の大半を失った。

暴落に巻き込まれて大損という話もよく聞きますね。私の知人で、1千万円損したという人もいました。FX関係の本で稼いでいる人の手法が公開されていますが、そういう人たちも過去の暴落で大損した経験があるようです。リーマンショックの時はかなりの投資家がFX市場から退場していました。

ここからは私の体験談になるんですが、暴落で大損した人に限って「どうしようもなかった」とか「昔は今みたいに注文方法が充実していなかった」なんて口にするんです。でも、話を聞けば聞くほどその人の取引手法に問題があったように思えます。

どんどん相場が上昇していたということは、上限が近かったということですよね。上限が近いのに、どうしてポジション(持ち高)の整理もせずに外貨を買い続けたんでしょうか。警戒心が足りていないように感じます。今まで上がり続けたからこれからも上がるなんて、どうして思ってしまったんでしょうか?

私なら、ある程度上昇した後はポジションを減らしていきます。上限に近づけば、急落する可能性やトレンドが反転する可能性も考えられるのでその時に備えて準備をします。欲を出しすぎて暴落などへの対抗策を取らなかった人たちは、FXに限らず投資で大失敗するのではないでしょうか。

⑩実際にあった!私のFX失敗談

最後に私の失敗談についてお話しします。今までの経験談とは少し毛色が違いますが、投資をする上で知っておいてぜひ知っておいてほしい内容になっています。

私がFXを初めたばかりの頃の話です。ビギナーズラックで1カ月もしないうちに10万円以上稼いだので、私はハイテンションでした。正直調子にのっていたんです。それで思わず「FXで儲けた!」という話を周囲の人に話してしまったんですが、これが悲劇の始まりでした。

身内数人から「お金を貸してほしい」と言われるようになってしまったんです。

最初ははっきり断っていたんですが、身内は理由を作り上げて、あの手この手でお金を借りようとするんですよね。それが続くとかなり疲れます。自分に優しくしてくれる人がいても、「この人もお金目当てなのかな」と思い始めるようになってしまったので、その時は一旦FXを止めました。

儲けるとお金を借りに来る人がいます。投資の話は信用できる人にだけした方がいいかもしれませんね。