お洒落して働きたい〈アパレルのバイト〉こんな人が向いてる!仕事の実態調査

今回は、女性に人気のアパレル関係のアルバイトについて解説していきます。気になる給料や、お仕事内容、楽しく働くためのコツなどを詳しく取り上げてみました。



アパレルのバイトがしたい!

基本的な仕事の流れと内容

アパレルのバイトスタッフはお客様に対して洋服を販売する仕事です。そして、それに伴う幅広い業務を行っていきます。 接客に関して言えば、来店していただいたお客様に対して、明るく元気な挨拶をすることはもちろんのこと、洋服選びに悩んでいるお客様へのアドバイスや、試着のサポート、レジでの接客業務などを行います。

また、お客様に洋服を気持ちよく選んでいただくため、店内の掃除をしたり、洋服をたたみ直すといった商品整理もしていきます。その他にも、仕入れた商品の検品作業や、タグ付け、ディスプレイ、在庫管理なども任されます。店舗で扱う商品や流行のファッションについても、深い知識を持っている事が必須です。

昇進していくと、店舗マネジメントも行うケースがあります。未経験者の場合は、最初はアルバイトのスタッフとしてスタートしますが、キャリアを積むことでマネージャーや店長などにまで昇進する人もいます。

マネージャーや店長になると、接客や商品管理を行うだけでなく、スタッフの教育や管理を任されます。また、毎月の売り上げ目標を立てるなど、店舗運営に直結する仕事にも携わります。

このように、アパレルには様々な仕事があります。基本的には、「接客のプロ」であることが求められます。 お客様に心地良く買い物をしていただくために、一般常識やマナー、コミュニケーション能力を身につけておく必要があります。

お給料と待遇について

アパレルのバイトスタッフの給料は、他の業界と比較すると、あまり高いとは言えません。人気のセレクトショップであっても、バイトであれば時給900円程度が相場となっています。首都圏以外であれば、より金額が低いこともあります。

正社員の場合ですと、初任給は月給17万円〜20万円程度が相場のようです。会社によっては、高卒か大卒かによって初任給に1万円〜3万円程度の差があるところもあります。

ただし、実力と経験に応じて、アルバイトから正社員にステップアップする人もいらっしゃいます。また、売上成績が良ければ特別ボーナスが支給されたり、インセンティブが付く会社もあります。

一般的なアパレル店員の平均年収は300万円〜400万円がと言われていますが、店長やエリアマネージャーまで昇進すると、年収500万円以上を獲得することもできるでしょう。

店舗スタッフとしての給料は、ある程度のところで頭打ちになってしまうので、さらに多くの収入を得たい場合は、商品企画やバイヤーなどを目指したほうが賢明かもしれません。

待遇・福利厚生については、大手企業であれば、それなりに充実したところが多いようです。 具体例を挙げると、年に2回の賞与や、各種社会保険完備、時間外手当、役職手当、交通費手当、家族手当、住宅手当などがあります。基本的には、正社員のみ適応されることが多いです。契約社員やアルバイトに対しては、無い場合がほとんどです。

結婚・出産しても働けるのか

たくさんの女性が活躍するアパレルバイトのお仕事ですが、キャリアを積みあげていく際に、結婚や出産と仕事の両立で悩む人も多いです。 一般的には、アパレル店員はシフト制で勤務します。

日によっては「早番・遅番」といった感じで出勤時間が変わったり、休日が週によって不規則なケースもあります。アパレルショップはお客様が多く来店する土日に営業する店舗が多いので、どうしても多忙な土日に積極的に出勤できる人が優遇されます。

人手が足りているショップであれば、育児中は「勤務時間は午前中のみ、土日は出勤なしでも大丈夫」といった配慮をしてくれることもあります。

それまではフルタイムで働いていたけど、妊娠後は会社に相談した上で、1日4時間程度の短時間勤務で仕事を続けている人もいらっしゃいます。ただし、人気ブランドなどの繁盛店では、こういった融通はなかなか利かせにくいのが実情となっているようです。

特に、連休中はセールが重なることも多いので、非常に忙しくなります。こういった状況の中で、子供がいるから休むということは、なかなか言いづらいでしょう。平日であれば有給もとりやすいですが、忙しい時期は厳しいと言えるしょう。

どうしても休みたい場合は、代わりのスタッフを自分で探すか、何とかスケジュールを調整して出勤するかといった対応をする必要があります。子育てをしながらアパレルスタッフとして働く際には、周囲に協力者を見つけることも大切ですね。



向いている人の4つの条件

条件①:人と話すのが好き

店舗には、毎日色んなお客様が来店します。常連さんであれば仲良く会話しやすいかも知れませんが、初めてのお客様に接客をする際にも気さくに対応しなければなりません。

そのため、人と話すことが好きなのはもちろん、初対面の人にも人見知りをせずに、明るく話しかけられる人が向いていると言えるでしょう。初対面の人と話すのは誰でも緊張するものではありますが、自分から心を開くことで、お客様も少しずつ心を開いてくれます。

条件②:ファッションに興味/関心がある

シーズンごとに、次々と新しい商品を入荷します。商品に関して、お客様から質問を受けることもたくさんありますので、その際はすぐに答えられるようにしなければなりません。

オススメのコーディネートや、季節ごとのファッションの流行、洗濯表示の説明や、サイズやカラー展開について聞かれることも多いです。こうした際に「分からないので調べてきます」と答えていては、お客様は不安になるでしょうし、急いでいる方であれば、そのまま店を去ってしまうかもしれません。

そのため、店員はしっかり勉強して、商品知識を身に付けることが重要ですし、流行のファッションに関しても知識を深める必要があります。流行にも敏感で、新しいことを覚えるのに抵抗が無い人や、常に自分を磨き続ける姿勢のある人が向いています。

●条件③:美的センスがある

アパレルの店員さんは、決して美男美女でなければならないわけではありません。生まれつきの顔や体型よりも、「人にどう見られるか?」といった意識を持ち、そういったスキルを提供することが求められます。

ファッションセンスの高いアパレル店員に憧れているお客様は大勢います。その時に、もしアパレル店員の身だしなみが汚ければ、お客様はその店で服を買いたいとは思わないでしょう。

店舗によって、服のテイストや雰囲気は違いますが、いずれにしても、自分なりの美意識とプライドを持って、お客様と接することが求められます。

条件④:ポジティブで明るい性格

アパレルのお仕事は、たくさんの人と接する仕事ですので、ストレスも溜まりやすい傾向があります。時には、思わぬミスでクレームを受けることもあります。

そういった時は、落ち込んでしまいそうになることもあると思います。ですが、暗い顔をしたり、やる気の無い態度で仕事をしてはいけません。お客様はいい気持ちがしませんし、さらにミスに繋がってしまうこともあります。

少し嫌なことがあっても、すぐに気持ちを切り替えて、ポジティブに捉え、笑顔で元気に働くことが大切です。

資格や特別なスキルは必要?

基本的に資格は必要なし

アパレルの店員になるために、絶対に必要な資格というのはありません。学歴や経験を問われないことも多いですので、まったくスキルを持っていない状態で、キャリアをスタートすることも十分可能となっています。

アパレルの店員になると、入社後の研修で、業務に必要な知識やスキルを学ぶところがほとんどです。ただ、キャリアアップやスキルをさらにアップさせる上で、便利な資格もいくつか存在します。 「資格があれば優遇される」というものではありませんが、自分自身の財産になりますし、自信につながります。

ここではその代表的な資格をいくつかご紹介しましょう。

●ファッション販売能力検定試験

ファッション販売 (1)ファッション販売能力検定試験3級準拠
「一般財団法人 日本ファッション協会振興協会」が主催している検定試験。1級から3級の3つのレベルに分かれていて、販売知識や販売スキル、マーケティング知識等を身につけることができます。

JFA 一般財団法人 日本ファッション協会
参照元:JFA 一般財団法人 日本ファッション協会(2016年3月時点、著者調べ)

●色彩検定

わかる!色彩検定2・3級問題集 A・F・T最新テキスト対応
「公益社団法人 色彩検定協会」が主催している検定試験です。アパレル店員のみならず、デザインやインテリア関連の仕事をする人も受験しています。色に関する知識を学ぶことで、洋服のコーディネートなどをする際に役立てることができます。

公益社団法人 色彩検定協会
参照元:公益社団法人 色彩検定協会(2016年3月時点、著者調べ)

●販売士

1回で合格!販売士検定3級過去問題集 ’16年版―3級ハンドブック(改訂版)に対応
「一般社団法人 日本販売士協会」が主催している検定試験です。「小売・流通業界で唯一の公的資格」として、ファッション業界だけではなく、小売業に関わる人全般に向けて作られた資格試験となっています。販売士を目指す人向けの養成通信講座や講習会も開催されています。

一般社団法人 日本販売士協会
参照元:一般社団法人 日本販売士協会(2016年3月時点、著者調べ)



アパレルバイトはここが大変!

洋服代がかかることも

アパレル店員は、基本的に自社ブランドの洋服や、小物を身につけることが求められます。さらに、そういったアイテムは自分で購入しなければならないことが多いです。

シーズンごとに新しいものを揃えなければならないので、それなりの費用がかかってしまいます。働くブランドの価格帯にもよるのですが、高級ブランドではなく、一般的な若者向けのブランドであれば、毎月平均3〜5万円前後をかけている人が多いようです。

毎日同じ服装をするわけにもいかないので、ある程度のバリエーションは必要になります。 ただし、アパレル店員は店頭価格ではなく、ほとんどの企業で「社内販売制度」が用意されていますので、3割以上の割引価格で購入することができます。

洋服以外にもお金が必要

アパレルの店員は、基本的には、多くの人々から「見られる」仕事です。ですので、洋服以外の身だしなみにも気を配っていなければなりません。

例えば、美容院に通ってヘアスタイルを綺麗に整えたり、女性であれば、キレイなネイルを施したり、メイクに力を入れる必要が出てきます。このように、ファッションアイテム以外でも、お金を使わなければならない部分はあるわけです。

「ファッションや美容が大好き」というスタッフが多い傾向があるため、自分を恰好良く見せること自体は苦にならないかもしれませんが、お金がかかるという苦労はあるでしょう。

少しでも節約するために、自分でネイルをしたり、同じ服を上手く着こなしてバリエーションを増やすなど、工夫していくことが重要になってきます。

基本は体力勝負

アパレルの店員は、ほぼ立ち仕事で品出し等をして、広い店内を動き回る必要があります。女性の場合は、ヒール必須なことも多いですので、余計に大変かも知れません。

また、セールの時期や季節始めなどは繁忙期となり、非常に忙しいです。こういった時期は、なかなか休憩が取れないこともあります。慣れてしまえば平気なのですが、ついていけなくて辞めてしまう人も中にはいらっしゃるようです。

セールの時期の残業は当たり前で、開店前から閉店後までみっちり仕事するケースが多いです。さらに、お客様との会話に神経を使うことになりますので、精神的にストレスが溜まることもあります。

一見、 華やかな業界ですが、仕事内容は地道ですし、決して楽ではありません。仕事は仕事としてきちんと割り切って、頑張って取り組んでいきましょう。

アパレルバイト〈働く上で大切なこと〉とは?

アパレル店員のアルバイトは、お客様に、洋服や靴や小物などの説明を、分かりやすくお伝えしなければなりません。どの商品でも、何を質問されても、きちんと答えられるように、普段から勉強をすることが大切です。

一人ですべてを調べることは大変ですので、研修や情報交換を通して、知識を広げていきましょう。正確で豊富な知識を持っていれば、信用を得られて、自信にもつながります。また、会話のバリエーションも増えて、接客も楽しくなるでしょう。

商品の情報を正確に知ろうと心がけていると、自然に店内のすべての物を大切に感じるようになっていき、自信を持って提供できるようになります。是非、真剣に向き合って働いていただきたいと思います。 女性が働きたい職業の中でも人気の職種であるアパレル。ファストファッションからラグジュアリーブランドまで今はアパレル業界は飽和状態にあります。女性なら誰もが「このファッションブランドが好き」というものを一つは持っていて、店員さんに憧れを持ったことはあるはず。アパレルで働くにはどういった魅力や大変さがあるのか紹介します。