身近な【郵便局のパート】仕分けから配達まで仕事の実態&採用の対策を紹介

今回は、郵便局でのパートのお仕事について詳しく解説していきます。Wワークとしてサクッと稼ぎたい方にもオススメですので、是非チェックしてくださいね。



郵便局パートのメリットと待遇面

「外勤」と「内勤」

郵便局のパートは、別名「郵メイト」などと呼ばれています。自転車やバイクなどで郵便物を、町の各家庭に配達する「外勤」の仕事と、郵便局内で郵便物の仕分けをする「内勤」の2つの仕事が存在します。

時給は「外勤」の仕事の方が高額になっています。理由は、「内勤」に比べて責任が重い上、事故に巻き込まれる可能性もあるためです。気を付けていれば大丈夫ですが、ラクなお仕事ではありません。

一方、「内勤」の場合は、郵便局の室内で冷暖房の完備された環境でできますので、「外勤」と比較すると楽かもしれません。負担の少ない環境で、1.5~2時間毎に15分の休憩を取るのが一般的です。肉体的には非常に楽だと言えるでしょう。時給は東京や大阪などの都会であれば800円台、地方であれば700円台が相場となっています。

また、長時間勤務の場合は、昼休として1時間の休憩があるところが多いです。小休憩と併せますと、2時間くらいが休憩時間になります。例えば、8時間勤務の場合は実働は6時間ということになります。

休憩を頻繁にとる理由は、はがきや封筒の仕分け作業は、集中力の低下によるミスを防ぐためだと言われています。例えば、「外勤」であればマンションの郵便受けや前に立って、ただひたすら郵便物を仕分けし続けることになりますし、「内勤」であれば、局内に届いた郵便物を仕分ける単純作業になります。

このような単純作業は、長時間続けると作業効率の低下やミスが増加する可能性があると言われています。そのため、こういった頻繁な小休憩をとるという対策が取られているわけですね。

福利厚生が万全

郵便局でのパートのメリットは、やはり福利厚生が充実していることではないでしょうか。交通費も全額支給されますし、社会保険への加入であったり、有給休暇の取得などもしっかりしています。

郵便局のパートの仕事は、社会保障が完備されているため、長期間勤務を希望するフリーターの人が非常に多いといわれています。そのため、求人はあまり頻繁に出てこないとも言えるでしょう。ただ、まれに大手のバイト求人サイトで大々的に募集することもありますので、随時チェックしておくと良いと思います。

郵便局のパートは、東京、大阪などの大都市が中心となっていますが、地方の荷物が集中するような中核都市でも求人がありますので、しっかりと確認しておきましょう。

ウォーミングアップとして最適?!

短期間のお仕事であれば、時間を有効に使えます。学生の方であれば、学業との両立ができます。年末年始の間や夏休みという限られた期間を使って、集中的に仕事ができるからです。

主婦の方であれば、家事や育児の合間を縫って、働くこともできます。また、自宅の近くで気軽に働けるというのも魅力ではないでしょうか。子育てなどで忙しく、お仕事にブランクがあって不安な方でも、ウォーミングアップを兼ねて、取り組む方も少なくないようです。

アルバイトの求人情報は巷に沢山ありますが、郵便局は馴染みのある施設ですので、勤務する際の安心感は比較的高いのではないでしょうか。

求人が殺到する時期と時給

郵便局の求人が集中的に増加するのは、9~11月です。つまり、正月の年賀状配達シーズンの短期間のアルバイトの求人になります。年賀状配達のシーズンに応募し、大晦日や正月にしっかりと勤務した等の実績を作れば、後々、 長期パートとして採用されて、勤務し続けることができる可能性も高まります。

特に、「内勤」のお仕事の場合には、夜勤の勤務ができることがあります。夜勤であれば、時給が、22時から翌朝5時までの間は、昼間勤務の25%増しとなり、時給1,000円以上になるところが多いです。

夜型の人にとっては非常に美味しいパートであると言えるでしょう。その上、長期間の勤務実績を積んでいくことによって、時給が昇給していきますので、そういった点も魅力ではないでしょうか。



郵便局のパートの仕事内容

ここからは、各部署における仕事内容について順番に解説していきます。

内勤で行うお仕事内容

郵便局の「内勤」で行っているパートの仕事としては、郵便局の窓口で色んな業務を行う窓口の業務、そして郵便物を仕分けする業務に分かれています。

郵便局内にある事務室では、お客様の電話対応をしたり、書類作成やデータ入力といった一般事務を行います。窓口の業務では、お中元やお歳暮といった小包の受け渡しを行ったり、各種料金支払いに対応する業務などを行っています。

郵便物を仕分けする業務を担当しているパートさんは、基本的にハガキなどの普通郵便であったり、書留などの特殊郵便などを地域毎に分けていきます。

仕分けをする際は、普通郵便であれば、膨大な量を仕分けするため、パートさんが仕分けの専用の機械を使って、仕分けを効率化していきます。お歳暮のような小包の仕分けを担当するパートさんは、地域ごとにパレットに仕分けしていく作業を行っています。

外勤で行うお仕事内容

郵便局の外で行う配達のパートさんは、ハガキなどの普通郵便や書留、特殊郵便などを各家庭に配達するのが基本的な業務となります。パートさんは、各家庭を回る配達の仕事を行う時に、郵便局から貸し出されたバイクや自転車を使います。自分が担当している地域に配達していくわけですね。

基本的に配達のパートさんは、雨や雪の日などの天候が悪い日であっても、配達を行う必要があります。台風などの配達が困難な天候であった場合は、天候が回復するまで待機する事が多いです。

配達をスムーズに行っていくためには、自分が担当している地域を理解しておくことが大切になります。配達前にルートを把握して、流れを組む作業を行うところが多いようです。

また、最近では、年末前のシーズンに、年賀はがきや季節商品の販売を行う事もあります。配達先に訪問して、年賀はがきや季節商品をお客様に提案していく業務です。

集荷の業務に関しては、基本的に郵便局が貸し出ししたバイクや自動車を使って、様々な場所に存在する郵便ポストや簡易郵便局といったところから郵便物を回収していきます。代金が必要となる郵便物に関しても、集荷の担当者が行います。

一般事務のアルバイトについて

郵便局内で行う一般事務関連の業務としては、様々なデータ入力、パソコンで書類を作成するといったデスクワークがあります。規模の大きな郵便局の場合は、コールセンターのような部署が存在していることもあります。

パートさんが郵便物や小包などに関するお客様の問い合わせに対応する場合もあります。郵便局の正社員のように、郵政に関する専門的知識が必要な仕事を任させる事は、ほとんどありませんので安心してください。基本的な郵便に関する仕事を任されることが多いです。

内勤・仕分け(区分け)のお仕事

郵便局のパートの中でも特に人気の高い、「内勤」の仕分け(区分け)のお仕事について、さらに解説していきます。

普通郵便の取り扱い

郵便局で取り扱う普通郵便は、ハガキや封筒に入った郵便物などになります。普通郵便物の場合は、毎日大量に郵便局に来ますので、各局に仕分けるため処理をする必要があります。

パートさんが仕分けの作業を行う場合は、手作業で郵便物の種類を区分けする事になっています。大量の郵便物を処理する場合、できるだけ早くお客様の手元に届けるために、機械を導入しているところもあります。早めに仕分けした郵便物を、配達員に小分けに渡す目的で使います。

区分けをするための専用の機械にかけられない郵便物は、専用の区分棚を使って作業員が仕分けていきます。地域ごとに分けて、作業を行っていきます。機械で処理できる普通郵便物に関しては、そのまま作業員が郵便物を機械にかけて、作業の効率化を行っています。

ハガキに関しては、消印などを押す作業を行うケースもあります。仕分け作業の流れは、郵便物の引き受けをしてから、パートさんが区分けをして、ドライバーの人に仕分けた郵便を渡す、という形なります。

特殊郵便に関する仕事

特殊郵便は、配達の記録が残る特定郵便と、書留の2種類に分かれます。特殊郵便には、大切な書類や現金が入っており、その他の郵便とは別に処理をしなければなりません。

特殊郵便の仕事は、現金が入っている郵便物も多数取り扱うことになるので、郵便局に到着した際に、原則として手作業で仕分けを行っています。

普通郵便と違うところは、仕分けの作業が完了すると、仕分けた郵便物をそのままドライバーの人などに渡すのではなく、記録が残るようにパソコンに追跡番号を入力するステップを挟むことです。

パートさんの担当は、到着した特殊郵便を引き受けてから、専用の区分棚で地域ごとに仕分けするという作業になります。仕分けをした特殊郵便は、中身が出ないように専用の袋に入れます。専用のパレットに乗せて、発着担当の人に受け渡します。

小包の仕分けに関する仕事

小包の担当者は、基本的に郵便局に到着した色々な種類の小包を地域毎に仕分けていきます。小包は、基本的に郵便物よりサイズが大きくて、重たいものも多い傾向にあります。地域毎に大きなパレットに乗せる作業を行っていきます。

専用の機械に乗せて、自動的に仕分け処理をします。その後、パートさんは、ベルトコンベアーから下りてくる小包を、地域毎に仕分けていきます。仕分けをした小包を乗せたパレットは、そのまま発着の場所に運び、ドライバー担当の人に引き渡します。

普通小包の他には、チルド専用小包というものもあります。チルド小包を扱う際には、端末機で入力してから仕分けるようにします。チルド専用の冷蔵庫に仕分けをし、ドライバー担当の人に渡すという流れです。



パート探しのコツと特徴

求人情報は早めにチェック!

郵便局でのパートのお仕事を探すのであれば、アルバイト求人情報サイトでまずはチェックしてみましょう。または、日本郵政の公式サイトを確認し、募集要項を確認することもできます。

年末年始の求人であれば、必ずと言ってよいほど、毎年募集しています。ただ、人気の高い案件ですので、求人がすぐに締め切られる場合もあります。希望する場合は、早めにチェックしておくほうが賢明ですね。

郵便局でのパートの募集には、長期と短期の2種類があります。基本的には、年末年始、6月~8月、10月~12月の短期募集が多いです。年末年始であれば年賀状の仕分けと配達、6月~8月の場合はお中元、10月~12月は、お歳暮のシーズンになります。

いずれも、郵便局が忙しくなるピークになります。この時期は、配達スタッフが不足することも多いですので、仕事内容としては、郵便物の仕分け中心の「内勤」よりも、「外勤」の募集が多くなる傾向にあります。

近くの郵便局を見つけよう

郵便局は地域に必ずといっていいほどありますので、誰でも近所でパートのお仕事ができるのが魅力です。通勤時間もかかりませんし、交通費の節約にもなりますからね。

仕事の帰りが遅くなったとしても、自宅に近い地元の郵便局ですので安心です。「外勤」の仕事をする際も、地理的に把握できているケースが多いので、スムーズに馴染める方も多いようです。道に迷って、配達が遅れる心配もほとんどないでしょう。

面接の流れを理解しましょう

郵便局の面接の内容

郵便局の面接では、基本的には、勤務を希望する日や時間の申込書に基づいて、面談が行われます。また、通勤の経路や通勤手段の確認も行われます。

短期間のパートを希望している場合は、予定の期間が終了した後でも、郵便局で働けるかどうかについて聞かれるケースもあります。また、配達のお仕事を希望している人は、免許証の確認や運転の履歴を聞かれる事もありますので、事前に準備しておきましょう。

後は、お仕事の概要説明や待遇面、交通費などの説明を受けることがあります。

面接で気をつけるポイント

面談の際に着ていく服装に関しては、必ずしもスーツである必要はありません。あまり派手な物でなければどんな服装でも大丈夫です。極端に汚れた服装でなければ、普段着や制服などでも構いません。

注意しておく事としては、面接官に対して、明るくハキハキとした対応をする事です。他のお仕事にも言えることかもしれませんが、気持ちの良い挨拶ができていれば、コミュニケーション能力があるという印象を持ってもらえますので、採用される可能性が高くなります。

また、面接が一通り終了した後は、気になる事があれば必ず質問し、確認しておきましょう。質問をすること自体は悪い印象を与えませんし、むしろ積極的だと思ってもらえます。疑問点をうやむやにせず、きちんと解決しておいてください。

郵便局のパートに関するまとめ

郵便局のお仕事は、短期間でサクッと取り組めることと、安心感がやはり魅力なのではないかと思います。
ラクではないかも知れませんが、堅実なお仕事と言えるでしょう。繰り返し言いますが、短期のお仕事を経験することで、同じ郵便局で長期アルバイトとして勤務し続けることも可能となるケースもあります。

コツコツと真面目に取り組める方であれば、評価されるわけですね。お仕事をしたことのない方や、ブランクのある方こそ、是非、第一歩として応募してほしいですね。