子供がいても生活費をラク〜に節約するコツを現役主婦が伝授!

お子さんがいる家庭にとって、何かと出費がかさむもの。「子供がいるうちは節約できない」なんて、考えていませんか?子供がいてもママの工夫次第で生活費を節約することは可能です。ケチケチした節約ではなく、小さい子供がいる家庭だからこそできる楽しい節約のコツを、現役主婦から学びましょう。



子供がいると生活費が増えてしまうのは事実

出典: http://www.jili.or.jp/index.html
こちらは、総務省「家計調査報告」にみる世帯人数別の消費支出の割合を示した表です。 この表では具体的な家族構成は明らかになっていませんが、世帯人数と消費支出が比例していることが分かります。やはり家族が増えれば、出ていくお金も必然的に増えていくものです。これからお子さんを、と考えている夫婦にとって、子供が生まれたらどれくらいの生活費がかかるのかというのは気になるポイントですよね。

実際に私も子供が生まれる前は、「今の給料で生活していけるのか」と不安に感じていた1人です。では、子供が生まれたら生活費はどのように変化するのでしょうか。



未就学児2人を育てる我が家の場合

我が家には5歳の男の子と1歳の女の子がいます。子供が生まれると、一時的にかかる費用と毎月かかる費用とがあります。一時的にかかる費用とは、チャイルドシートやベビーベッド、ベビーカーなど大きな買い物であったり、お宮参りやお食い初めなどお祝い行事などにかかる費用です。

今回はこうした費用ではなく、毎月かかる費用にスポットを当てて子供が生まれる前後でどう変わったかを振り返ってみます。

おむつ代、ミルク代は必須

まず、子供が小さいうちに必ずかかる費用として、紙おむつ代とミルク代が挙げられます。紙おむつ代は月齢等にもよりますが、毎月2,500~5,000円程かかっていました。布おむつを使えばもう少し安く抑えることはできますが、育児と家事でいっぱいいっぱいだった私には布おむつという選択肢はありませんでした。

我が家は2人とも完全母乳だったためミルク代はかかりませんでした。こちらも母乳の出具合や月齢によって幅はありますが、完全ミルクの場合6,000円前後かかるようです。

電気代が最大2倍にアップ!

夫婦2人の頃は2~3日に1回稼働すれば間に合っていた洗濯機が、子供が生まれてからは毎日フル稼働状態になりました。子供は汗をかきやすく、また食事などで服を汚してしまうことも多く、洗濯物の量が大幅に増えました。また、肌が弱い我が子は頻繁にシャワーを浴びせていました。

水の使用量が大幅に増えたことで、水道検針の際に「水漏れしていませんか?」と確認されるご家庭もあるそうです。また、夏場はエアコンを使う頻度も大きく増加しました。猛暑で夜中も気温が下がらず、子供が寝付けないとなればやはりエアコンの使用は仕方ないと考えます。

そんなこんなで、水道代が約1,500円、電気代は夏場に最大7,000円の増加になり、家計に大きく響きました。

将来に備えて学資保険に加入

私が将来について不安に感じていたまさにその時期に、当時勤めていた会社に来ていた保険営業の方に勧められて加入したものです。学資保険にもいろいろな商品があり特徴もそれぞれなので、もう少し他の商品も比較検討したかったのですが、勧められるままに加入してしまったのが反省点です。

ただ、学資保険で貯める仕組みが自動的にできたことは良かったと思っています。

学資保険スクエア | ソニー生命保険株式会社
参照元:ソニー生命保険(2016年2月時点、著者調べ)

家計に重くのしかかる幼稚園、保育園費用

現在幼稚園に通っている息子ですが、以前は保育園に預けていました。保育料は世帯収入によって決まりますが、住んでいる自治体によってその金額は大きく変わります。年齢が小さいほど保育料が高くなるのは、ほとんどの地域で共通だと思います。

1歳児の頃はその前年の我が家の収入が少なかったため、保育料はびっくりするほど安く済みましたが、翌年以降はがんと保育料が跳ね上がり、見間違いではないかと思ったほどです。いっぽう幼稚園は、世帯の収入に関係なく一律となっています。こちらは公立か私立かでその費用は大きく変わります。

私立幼稚園に通う息子の場合、月33,000円かかっています。20,000~35,000円が相場のようです。
また入園金を支払ったり、制服や体操着、カバン、お道具セットなどを購入するため、入園時は出費がかさみます。参考までに、息子の幼稚園では入園金として50,000円、制服などの購入費用として約56,000円かかりました。

特に負担の大きい私立幼稚園に対しては、自治体から補助が出ます。世帯収入や子供の人数などによって補助金が決まりますが、とてもありがたい制度です。

この他にも被服費がかかったり、小さいうちから習い事をと考えているご家庭ではもう少し支出が増えそうです。こうして見ていくと、やはり子供が生まれると支出が増えるのか…と不安に思ってしまう方もいるかもしれません。

でも、子供が小さいうちはちょっとした工夫で生活費を抑制することができちゃいます。我が家で実践しているコツをご紹介します。節約疲れを感じることなく、毎日を楽しみながらできるものだけを厳選してみました。

食費を制する者は家計を制す!

我が家の食費は、毎月4万円前後です。初めに見た表を見てみると、4人世帯の食費の平均が7.8万円ですので、なかなか節約できているほうだと思います。実を言うと、夫婦2人の頃の食費も月に4万円前後だったので、家族が増えてもあまり変化はありませんでした。

いいことづくめの「おうち外食」で家族も満足

その理由の1つに、外食回数が減ったことが挙げられます。以前は共働きで週末の外食が夫婦の楽しみでした。しかし小さい子供がいると、落ち着いてゆっくりと食事を楽しむことが難しくなるため、外食の頻度が自然と激減しました。

現在外食は月に1回程度。その代わりに、週末は家でホットプレートを使って焼き肉をしたり、手巻きずしやピザを作ったりと、目の前で調理したり自分で好きなように作らせる機会を積極的に作るようにしています。これを我が家では「おうち外食」と呼んでいて、ちょっとしたイベント気分を味わっています。

お天気のいい日には、お庭でご飯を食べてみたり、おにぎりを作って公園で食べるだけでも、子供にとっては楽しい食事に大変身。いつもと違う雰囲気で気持ちもワクワクになります。外食が少なくても家族からの文句は出ません!それでいて、外食と比べて安上がりといいことづくめですよ。

買い物は、買う量もかける時間も最小限が鉄則

以前はスーパーに行ってから買うものを決めていましたが、何を買ったか忘れてしまい、気が付いたら冷蔵庫で賞味期限切れになっていた…ということがよくありました。冷蔵庫に残っているのに同じものを買ってしまい、結局食べられずに無駄になることもしばしばでした。

そうした反省から、今では1週間の献立を決め、それに必要な買い物リストをあらかじめ作ってから買い物に行くようにしています。買い物前の冷蔵庫チェックもマストな作業です。あらかじめ買うものを決めているので、「特売」の言葉に目を惹かれることがなくなりました。リストアップしたものだけを買えばいいのです。

スーパーでの滞在時間も必然的に短くなり、無駄な買い物がかなり少なくなりました。



お金をかけずとも満足度は得られる

フリマやリサイクルショップはお宝の宝庫

子供には可愛い洋服を着せたいと思うのが親心。ですが、高い服を買ってもすぐにサイズアウトしてしまったり、お外遊びで泥だらけになったりとちょっともったいないですよね。また、汚してしまったり汗をかいたりすれば着替えも当然必要になり、被服費も馬鹿になりません。そこで利用したいのがフリーマーケットやリサイクルショップです。

まだまだ着られるお洋服を格安で買うことが可能なので、これを利用しない手はありません。最近ではフリマアプリも充実しているので、気軽に参加することができるようになりました。季節を先取りすれば(夏に冬用のコートを探す…など)、よりお得に購入することができます。

リサイクルショップでお目当てのお洋服を思わぬ価格で発見した時は、まるで宝を探し当てたかのような
満足感が得られますよ。日本人の「もったいない精神」は、ママの強い味方です。

開催スケジュール リサイクル運動市民の会
参照元:リサイクル運動市民の会(2016年2月時点、著者調べ)

無料のレジャースポットで遊びつくす

我が家は、支援センターや児童館、図書館をよく利用しています。すべて無料で利用できるうえに、同じ年頃の子供たちと遊ぶ中で、社会性などが身につくメリットもあります。また子育て中のママと知り合える機会にもなり、子供だけでなくママも楽しめます。育児中のママには悩みや不安もつきもの。ママ友と悩みを共有できれば、ストレスをため込まずに済みます。

意外なことですが、ストレスは節約にとっての大敵なんですよ。また、仲良くなればお洋服やおもちゃのお下がりをいただけたりと、いいことがたくさんありますね。夫がお休みの日は、ちょっと遠出して大きな公園に出かけたり、牧場でのんびり動物と触れ合ったり、足湯にゆっくり浸かったりと、レジャーは満喫している方です。でもこれはすべて無料で楽しめるレジャースポット。

大人のレジャーには何かとお金がかかるものですが、子供が小さいうちは無料や格安で楽しめるレジャースポットがたくさんあります。科学館や博物館なども小さい子供は大人の半額以下で入れるところが多いので、これらをうまく利用すればレジャー費を楽しく節約できます。

鉄道博物館 – THE RAILWAY MUSEUM –
参照元:鉄道博物館(2016年2月時点、著者調べ)

はまぎん こども宇宙科学館 オフィシャルホームページ
参照元:はまぎん こども宇宙科学館(2016年2月時点、著者調べ)

子供は遊びの天才!

お友だちの家に遊びに行くと、あまりのおもちゃの量に驚くことが多々あります。我が家にもおもちゃはありますが、基本的には誕生日とクリスマスに買う以外はあまり買い与えていません。

おもちゃでももちろん遊びますが、牛乳パックを電車に見立てて遊んだり、空のペットボトルを並べてボウリングをしたり、空き缶を何個積み上げられるかを競ったりと、子供の発想に驚くこともしばしばです。子供たちと一緒に作った段ボールハウスも好評です。子供2人が入るのがやっとという大きさですが、それがかえって秘密基地のようで、2人で仲良く中に入って遊んでいます。

子供は遊びの天才、とはよく言ったのものです。おもちゃを買わなくても、このように身の回りのものでいくらでも代用できますよ。与えられたものだけで遊ぶのではなく、自分たちで遊びを考えるとうい発想力や柔軟性はお金では買えないのです。

子供を育てるのに本当に必要なものは…

ママやパパのアイディア次第で楽しく生活費を節約できるということがお分かりいただけだでしょうか。子供が生まれると支出が増えることは事実ですし、子供が成長すれば家計に占める子ども費の割合がますます増えていくことは避けられません。

だからこそ、子供が小さいうちから生活費を引き締めるポイントを知っておくことは重要です。お金をかけることだけが子供への愛情ではありません。一番大切なのは子供を大事に思うパパやママの気持ちだということを忘れずに、育児を楽しんでくださいね。