車検費用を賢く抑える!チェックポイントはこれだ

毎日の生活の中で、移動手段としてなくてはならない乗用車。でも、車を持っているだけで税金や日々のガソリン代など出費も細かくあります。なかでも2年ごとに欠かさずやってくる車検の費用は、家計を大きく圧迫する出費イベントです。安く乗り切るポイントを探ります。



車検費用は無理なく準備し期限内に検査を受けよう

通勤や買い物、子どもの習い事への送迎など、毎日車を使って移動している人は多いでしょう。日々車を使用している時にかかる費用としては、ガソリン代やオイル交換代、タイヤ代くらいしか気にとめません。でも、車所有者にとって、欠かすことができないのが「車検」という大きな費用イベントです。

車検が来ることは分かっているけど、毎月のやりくりと、移動のガソリン代をねん出するのが精いっぱいで、2年後の車検のために貯金なんてできない…という人もいるのではないでしょうか。自動車税や車両任意保険の更新が1年ごとにあることも考えると、車検は後回しになってしまいがちです。

車検を受けるのは、車を所有する人にとっては義務となります。継続使用するためにきちんと検査を受けている車でなければ、道路を走らせること自体が違法です。車検を切らしてしまい、万が一捕まってしまったら、車検費用以上の出費と刑罰を受けることになってしまうので、きちんと計画的に費用を準備しておくべきでしょう。

どのくらい費用が必要になるかは、実際には車の程度と依頼先によって大きく異なりますので、前回費用をベースに少々多めにかかることは覚悟をしておいたほうがよいです。車検は業者に見積もりなどを依頼をすると、お知らせの通知やはがきをくれるところが最近では多くなっています。

一度車検を任せた事があるところならば、車体番号ほか詳細情報が残っており、再びお願いするのもスムーズに手続きができます。車検は期限1カ月前から受けることができるので、忘れないように余裕をもって受けるほうがいいでしょう。

車検切れしたら加点や罰則の可能性もある

なんとなく車検の時期が気になっていたけど、毎日忙しくしていたらうっかり車検期限が切れてしまった!ということは、実はよくありがちな話です。ただ、ここで急いで車検を受けたいからと慌てて車に乗ってはいけません。乗っている車両がいつ車検を迎えるかは、フロントガラスに貼られた車検シールですぐに確認できます。見る人が見れば車検切れを瞬時に見つけられるのです。

車検が切れた車を公道で走らせるのは、道路交通法違反となります。違反加点6点なので免停30日が科せられます。また罰則もあり、道路運送車両法により6カ月以下の懲役または30万円以下の罰金に処せられます。罰則規定があるということは、前科がつくということを意味します。たとえ自分の不注意によるもので、大きな犯罪とは言えなくても、前科に変わりはありません。

車検切れの罰金と交通違反
参考元: CAR VALUE(2015年12月時点、著者調べ)

車検切れなら保険も切れているかも

車検を受ける時に支払う費用の中に、「自賠責保険費用」というものが必ず含まれています。これは、通称強制保険ともいわれ、自動車保険のうち万一の事故に備えてどの車両も必ず加入しなければならない保険です。車検の総額が気になって、費用の内訳はよくわからないという人もいるかもしれませんが、車検証入れに、本証とあわせて自賠責保険の明細を入れてくれている場合が多いです。

もし車検の期限が切れていれば、車検と同時期に行うはずの自賠責保険も期限切れの可能性がとても高いです。その場合も自動車損害保険補償法という法律に違反することになります。違反点数は6点加点、一年以下の懲役または50万円以下の罰金に処せられます。事故を起こさなくても見つかれば罰則を受けます。

車検の法律相談1,739件[交通違反] – 弁護士ドットコム
参照元:弁護士ドットコム(2015年12月時点、著者調べ)



車検費用の中身を知ろう

まず、車検にかかる費用にはどのようなものがあるのかということを知っておきましょう。車検を受けたあとに支払う金額だけを気にしていると、一体なににどのくらいのお金がかかっているかということが見えづらくなります。車検にかかるお金のすべてが、不具合なく走行できるようにメンテナンスをするために支払うお金だけとはかぎらないのです。

一般的に、車検費用の内訳は「車検基本料」と「法定費用」の二つに大きく分けることができます。この中身を知って、実際にどのくらいの費用がそれぞれに掛かり、その中から無駄に支払っているお金がないかどうかをチェックすると、車検費用を抑えるきっかけを見つけることができます。

車検費用の内訳①車検基本料

車検基本料は、車検を任せるために納車した整備工場に直接支払われるための費用と言えます。主に点検に掛かるための基本料金と、継続点検の基準に満たない部品や、その後2年間運転に耐えられないと判断した部品を交換、修繕するための整備料金にあたります。

そのうち、点検技術料金は、定期点検で義務付けられている項目に沿って、点検を行うための技術料金をさします。24カ月点検の場合なら、項目は全部で56項目あり、とても細かく指定されています。また、点検をして必要な整備が必要だったり、依頼する人からの希望で部品や消耗品を取り寄せた場合の整備、脱着に掛かる技術料として整備技術料金が発生します。

オイル交換や部品交換を行った時の、部品代やオイル代も、車検の時に合わせて費用として掛かりますし、多くの車検整備工場で行っているメンテナンスとして、エンジン洗浄や下回り洗浄料金が加わります。車検を依頼する整備工場によって、行っているサービスや点検技術料、整備料金は違います。

車検費用の相場と見積もりについて〜軽自動車と普通自動車でこんなに違う!〜:常陽銀行
参照元:常陽銀行(2015年12月時点、著者調べ)

車検費用の内訳②法定費用

法定費用は、車検の時に必要となる国へ納める税金や、必ず車を使用する人が支払わねばならない強制保険の料金をさします。国税の自動車重量税は、車検を受ける車の重さによって税額が変わります。また、登録初年度からどのくらいの年数がたっているかによっても変わってきます。節目の計年数としては13年・18年があり、税金負担額が登録からの年数がたっているものほど高い割合となります。

自賠責保険(強制保険)は、車検時に、次回の車検までの保険料を前納する形で徴収します。強制保険への加入は法律で定められているため、納め忘れがないように車検の時にほかの費用と一緒に納入することとなっています。どの保険会社に加入しても内容は変わらないため、依頼した整備工場の提携保険会社に加入するのが一般的です。

自賠責保険料は毎年「自動車損害賠償責任保険審議会」というところで見直しを行っています。27年度は25年度の料率がそのまま引き継がれています。普通自動車と軽自動車、バイクそれぞれに、加入か月に応じた保険料が定められています。

自家用乗用車       軽自動車           
・37ヶ月 40,040円    37,780円     
・36ヶ月 39,120円    36,920円
・25ヶ月 28,780円    27,240円
・24ヶ月 27,840円    26,370円
・13ヶ月 17,310円    16,500円
・12ヶ月 16,350円    15,600円

軽自動車のほうが普通乗用車より保険料自体が安くなっている事が分かります。ここで2年なら24ヶ月、3年なら36ヶ月となるはずの保険期間ですが、なぜプラス1ヶ月の保険料が定められているかという疑問がおこります。 車検を行って検査合格するためには、検査を期限内に受けることと、自賠責保険に加入している車であることが条件になります。そして、車検の有効期限は記載日の24時まで、保険の満了期限は満了日の12時(正午)と決められています。仮に、滑り込みで期限日に検査と整備を受けて、午後の仕上がりになってしまった場合、自賠責保険が切れているから車検証の発行手続きができないという事もあるのです。

そのため、新車購入の時は、次回の車検にそなえて37ヶ月保険で手続きがなされます。では25ヶ月分加入する保険はと言うと、一度車検切れを起こしてしまった場合ということになります。一度切れてしまった継続検査手続きは、新車の時と同様に行われるため、プラス1ヶ月分の保険料を支払うことになります。

自賠責保険料の37ヶ月とか25ヶ月は何のために有る?どんな時に使う? | 自動車保険ガイド
参照元:自動車保険ガイド(2015年12月時点、著者調べ)

車検費用を安くするには

車検を受けるときに必ず支払わねばならないのは、税金や保険に掛かる法定費用と、プラスしてメンテナンスと整備に掛かる車検基本料と諸費用ということになります。法定費用は削りようがありませんので、車検の代金を安くするならば、注目すべきは車検基本料の部分ということになります。

そこで、法定費用以外の車検に掛かる料金を抑えるためにはどうしたらよいかを考えながら、車検をおねがいする時のポイントを整理してみます。それぞれのサービスや、依頼する場所など、料金の差が出やすいと思われる点を見直してみましょう。

ディーラー車検をやめてみる

あまり車のことに頓着がない、車のことは難しくて家族にまかせっきり。そんな人にありがちなのが「買ったディーラーに車のことはすべて任せておけば大丈夫」という考え方です。購入したディーラーであれば、車の型番や年式、また個人情報はあらかじめ知られているので、面倒な申し込みの手間は省けます。

また、初年度登録時の情報を持っているディーラーなら、車検の時期を見逃すはずはなく、一度は「そろそろ車検ですよ」と声をかけてもらえるでしょう。一度は担当ディーラーマンと話をしたことがある安心感から、知っている人に任せればいいという気持ちも芽生えそうです。

ただ、ディーラーでの車検工賃(人件費)は、他の車部品取り扱いショップや、民間整備工場と比べて高めなところが多いです。そして、必要交換部品や、オイル、タイヤなどの消耗品価格も、ディーラー価格となりますので割高です。

そこで、思い切ってメンテナンスをディーラー以外に任せることを考えてみると良いでしょう。見積もりを取ってみて、点検内容を確認すると、ディーラーと、ほかの車検業者やカー用品店には、大きな価格差がありることが分かると思います。

車検の時の余分なサービスを受けない!

車検基本料や整備・点検料と書かれている項目に注目しましょう。法定項目をチェックするための料金がまず料金一覧に記載されていると思いますが、そのほかに実施する予定の点検項目が本当に必要か、一度確認をしてみることも大切です。

車検を受ける直前にエンジンオイルの交換をしていたり、ライトが切れてプラグ交換をしていたり、車検前にすでにメンテナンスを受けているものは、改めて車検の時に受けねばならない整備かどうか、依頼する車検代行業者に聞いてみるとよいでしょう。

全て込みの料金で提示してある場合は、一部のメンテナンスを受けないというのは難しいかもしれませんが、代車料金、納車引き取りと受け渡しの料金などは見落としがちです。指定工場を備えているところならば、早ければ一日で車検は終わります。その間車に乗らなくても大丈夫、車両持ち込みもできるという人は、さらにお得に車検を受けることができるかもしれません。

早期割引を利用する

車検は、満了日の一か月前から受けることができます。一ヶ月間余裕があるからと、ギリギリに車検を受けようとすると、受け入れ工場に点検可能の枠がなく、また整備部品の交換が必要だと分かった時は車検切れとなってしまうかもしれません。

あらかじめ予定を組んで、早めに車検の予約をしておくと、早期車検予約割引をしてくれるような業者もあります。見積もりを依頼して、そのまま車検を受ければ、車検後のメンテナンス特典を付けてくれるようなカー用品店なども実際にあります。

このように、車検を受ける事だけではなく、車のメンテナンス全般に目を向けたサービスが早めの予約をするだけで受けることができるかもしれません。二年に一度、受けなければいけない検査であれば、先延ばしにせず、早めに相見積もりを取り、早期割引や予約特典も含めたサービスを受けることができるところに申し込むとよいでしょう。

サービスメンテナンス | ネット DE 車検 ~車検予約~
参照元:愛知・岐阜のHonda Cars 東海 (2015年12月時点、著者調べ)

車のメンテは一か所でまとめて受ける

カーディーラーで新車購入した人には、ディーラーに購入後も全てお任せと言う人は多いですが、中古車を購入した場合も、同じように販売店に全てサービスや整備を任せたほうがいいという場合があります。チェーン中古車販売店などでは、オイル交換などを行うときに、そののちにつながるサービスとして、割引チケットを配っていたり、見積もり算定をしてくれるところもあるからです。

車検は、トータルで大きな出費を伴います。もし割引特典などを受けられるクーポンやチケットがあれば、数パーセントの値引きでも助かりますね。交換部品が必要な時も、整備部品割引などのチケットを受け取っていれば積極的に使いたいものです。

ポイント制を導入しているようなカーショップなら、ぜひ車全般のメンテナンスを一か所にまとめて継続的に利用することで、キャッシュバックや特典を多く受けることができるでしょう。

車購入特典をもう一度確認してみて

販売店で車を購入した時に、初回、次回車両点検の割引や、登録初年度から数年間のメンテナンスをお得に受けられる独自のサービスを提供しているところがあります。ディーラーでも「安心パック」などの名前で、整備や車検を安く受けることができるようなサービスに加入を促している場合が多くあります。

気軽に立ち寄れるカー用品店などでも、車検代行業務に力を入れているところはたくさんありますし、部品の在庫やメンテナンス用品を多く扱っているので、整備部品や工賃が値ごろになっているようです。ただ、販売店オリジナルのメンテナンスサービスは、消耗品の交換などは車検を受ける前でも受けたいですし、長い目で見ても非常にお得なものが多いです。

車両を購入した時でないと申し込みができないというような、整備トータルパッケージに加入していないか、車両購入店に確認したり、ホームページなどでサービス内容をチェックしてみましょう。一から点検を依頼するところを探さなくても、お得に車検を受けられるかもしれません。



エコカー減税と車検費用

車検は初めてなら3年目、2回目以降なら2年に一度必要な、継続使用点検です。車検を受けるとなると、まとまった費用が必要になりますが、同じお金を支払うなら、故障の心配やメンテナンスの頻度を抑えて、自分が乗る車が新しくし、ガソリン代も安くできるほうがお得に感じます。

購入してから大切に乗っている車も、経過年数が長くなれば部品やエンジン、車体そのものに老朽化が進みます。すると、メンテナンス費用がかさみ、車検の時に整備費用を押し上げてしまうかもしれません。一般的に、車の価値は6年で償却して0になると言われています。実際には6年以上経った車でも、乗るには十分問題ありませんが、ここで減税の対象となるエコカーについて触れてみます。

エコカーの購入と車にかかる費用

平成21年から始まったエコカー減税ですが、これは国が「排ガス規制の基準をクリアしたクリーンエンジン車を購入するときに税金を安くする」という特別措置として、毎年見直しし続いているものです。新車を購入すると、免税から50%減税まで、排ガス規制基準をもとに車検の時の自動車重量税が割引されます。

もちろん車両本体の費用がかかりますが、購入する時の自動車取得税も減税になるため、環境性能が高い車に買い替えると税金が非課税(100%減税)になります。そして、日々車に乗っている時にかかるガソリン代やエンジンオイル交換代も安くなるというわけです。

新車を購入するときに、本体価格のほかに税金や諸経費など、分かりづらい費用の支払いがあるのに疑問を感じた人もいるのではないでしょうか。このエコカー減税をうまく利用すれば、車両本体価格と登録諸経費だけで済むかもしれないということになります。

自動車:エコカー減税Q&A
参照元:国土交通省ホームページ(2015年12月時点、著者調べ)

エコカー減税対象車は自動車重量税が安くなる!

エコカー減税が導入されてから、「税金が安くなるなら車を買い替えちゃおうか」と、新車を購入した人もいるでしょう。エコカー減税対象車種は、国が定める排ガス規制をクリアしているか、クリーンエネルギーを採用しているか、などその車がもたらす環境性能や燃費基準を満たした車に選別されています。

このエコカーは平成27年度も引き続き採用されていますが、エコカー減税は、自動車を購入した時に課税される「自動車取得税」と、初回車検・二回目車検の時に納税する「自動車重量税」というふたつの税金にかかる制度です。車検の法定費用に含まれる自動車重量税が、エコカーなら免税または25~75パーセント軽減されるため、対象車以外の車の車検よりも安く車検を受けることができるのです。

自動車取得税は、車購入の時に減税対象車かどうかをチェックされるため注目されますが、エコカーを購入したら2回目車検まで、税金の割引が起こる自動車重量税を見落としてはいけません。重量税減税については、平成27年5月1日から29年4月30日までに購入した車が対象となります。

毎年制度の見直しが行われているので、これから先エコカーの購入を考えている人は、購入前にキチンと取得税と重量税の両方が減税されるかどうか、確認してみましょう。

自動車:減税対象自動車一覧(平成26年4月1日から平成27年4月30日までに新車新規登録等した自動車) (平成27年5月1日更新) – 国土交通省
参照元:国土交通省ホームページ(2015年12月時点、著者調べ)

長く丁寧に乗るほうが損かもしれない!

車を購入して、毎日の移動に車を使用している人ならば、乗っている車そのものに愛着もわいてくることでしょう。でも、使用する頻度が高くなると、毎日のガソリン使用に加えて、タイヤやエンジンオイル、またライトのプラグなど細々した部品の消耗が速くなります。

また、走行距離が伸びると、車体そのものの重要箇所であるエンジンや車体フレーム、ハンドルの動きをタイヤに伝える役割のドライブシャフトなどにも摩耗し老朽化が進みます。車体の重要部分が古くなると、その分車検の時に整備が必要となって、メンテナンス料や部品代、工賃が高くなります。

エコカー減税が毎年のように見直されていますが、逆に登録初年度からの経年数が長くなっている車は税金が高くなるのをご存知でしょうか。登録から13年を経過した車は、自動車重量税がエコカー以外の13年未満の車と比べて24%程度高くなります。

コンパクトカー程度に多い1,000kg以下の車体の場合の重量税は、エコカー購入免税対象車なら0円、13年未満車なら16,400円、13年経過車は21,600円となります。重量に応じて税額が変わりますので、ミニバンなどの大きな車であればもっと重量税に開きが出るということになるのです。 また、13年経過と同じように18年経過車はさらに税額が上がります。人気の高いミニバンタイプのファミリーカーは、一昔前の車両の場合排気量が大きく、車両重量も重いものが多い傾向にあります。この場合、2,500kg以下の税額をみると、18年経過なら63,000円、13年経過なら54,000円、13年未満は32,800円です。

この重量税が、エコカーに乗り換えると免税ならば0円になります。車検にかかる重量税だけでも、目に見えて安さを実感できるのではないでしょうか。車本体の支払いは別に掛かりますが、大切に乗っていても登録年数の違いだけでこれほど費用に差が出るのです。もちろん燃費も十数年前の車と比べて新しい車のほうが性能がよいので、ランニングコストも圧倒的に安くなります。

愛着のある車を乗り続けて車検に出すと、結果として新車購入月賦の数ヶ月分ほどの費用を、基本車検代金に上乗せしてメンテナンスを行っているかもしれません。重量税の目安として、登録初年度から12年がたった車は買い替えをすると、車検費用が安くなると言えます。

自動車重量税 | 平成27年5月1日の税改正にも対応済
参照元:車検と車の手続き案内センター(2015年12月時点、著者調べ) 自動車重量税の金額や還付についての説明。ユーザー車検の方法や廃車の方法などについても掲載。

ユーザー車検を賢く利用し車検費用を安くする

とことん車検費用を安くしたいなら、自分で車検を通す「ユーザー車検」という方法があります。これは、陸運支局へ車を持ち込んで、書類作成から点検手順をすべて自分で行うというものです。もちろん車検の諸費用にかかる部分をすべて自分で行うので、車検として支払うのは法定費用のみになります。

車検は、持ち込んだ車両が法定項目に沿って整備されているかを点検します。決して2年後の車検まで、その車両が安全に使用できるかを検査するというわけではありません。ですから、普段使用するのに十分であるという基準を満たしていれば、車検はクリアできます。ただし不合格箇所が一つでもあれば、整備して再度点検に持ち込まねばなりません。

実際に法定項目すべてを一発でクリアするには、それ相応の日々のメンテナンスや、専門知識を持ち合わせていないと難しい面が多くあります。全てを自分一人で行う労力と費用を抑えるという点のバランスを考えると、もっとも効率よく車検代をおさえるには「ユーザー車検の代行」が適しているでしょう。

ユーザー車検の方法・やり方 | 車検
参照元:車検と車の手続き案内センター(2015年12月時点、著者調べ) ユーザー車検の受け方の方法・やり方についてや、自動車の車検に合格する為のチェックポイントについても掲載。

まずはインターネットで見積もりを

車検をどこに依頼するか、インターネットで調べてみると、実に膨大な業者の数があります。これまでなじみのディーラーへ全て任せていた…というような人にとっては、一体どこにどう頼んだらいいのか全く見当がつかないと思われるかもしれません。

サービスは車検を代行する会社それぞれで大きく違いますので、まず見積もりを取ることが大切です。

・車検専門フランチャイズ車検
・民間整備工場車検
・カー用品店車検
・ガソリンスタンド車検

車検のみを生業としている会社もあれば、車に携わる(修理や部品販売)会社が車検も商品として取り扱っている場合もあります。おおよその会社が、自社で整備工場を持っていて、事前に整備を行って継続点検検査を受けるという流れになっています。

車検の取り扱い業者は多いですが、ディーラー車検のように全てをフルメンテナンスするか、または車検を通す目的で最低限の整備をするかなど、程度の差はそれぞれです。また、整備点検の工賃や代行手数料が価格に大きくかかわりますので、この項目にも注目して見積もりを比べてみるとよいでしょう。

車検は目的に応じて選ぶ |
参照元:車の車検徹底解説!(2015年12月時点、著者調べ)

実績の多い代行会社を選ぼう

車検を受ける業者を選ぶとき、まず信頼のおけるところにお願いしたいというのがありますね。車検費用は少なくても数万円かかる出費ですし、お金を支払ってまもなく車の調子がおかしくなった…など、車検の後にも不満を残したくありません。

それまで何の付き合いもない会社に、初めて車検をお願いするのはなかなか勇気のいるものです。そんな時には、自分がお願いしようかと思う会社の車検実績や、評判を調べてみるとよいでしょう。車検台数の多さや、店舗の多さ、店舗が長く続けて営業しているなど、見積もりを頼んだ時にその会社の様子もチェックするとよいでしょう。

見積もりのなかにメンテナンスの項目があったら、その内容を質問してみるとよいでしょう。実績のある良い業者ならば、依頼する人の予算や、整備の程度など細かく聞き取って汲み取ってもらえます。車検に通ればOKなのか、それとも十分に不具合を修繕してメンテナンスしたいのか、など柔軟に対応してもらえるのが代行業者のメリットでもあります。

車検は目的に応じて選ぶ |
参照元:車の車検徹底解説!(2015年12月時点、著者調べ)

車検費用だけにとらわれるのはNG

車検費用をとにかく安くしたいという気持ちが大きくなりすぎて、車検代金基本料だけを比較して安易に申し込んではいけません。基本料と看板やホームページに明記されている料金は、そのほとんどがメンテナンスや整備をしなかった場合の最低価格です。

整備諸費用の車検代行料金が安いからそれ以外にお金はかからない、と思い込まずに、見積もりの中身をきちんとチェックしましょう。基本料が安い場合、メンテナンス工賃やほかの代行料金が高いということも考えられます。また、車検の間の代車が無い、車両持ち込みしか受け付けないなど、料金とサービスの間で差が出てきます。

まとめ

車検費用は、車に乗る人すべてが「できれば安くしたい」と願っているでしょう。法律で定められた点検ですが、この車検をクリアしたからと言って、次回車検まで問題なく乗ることができると保証されたものではありません。車にかかる全体の費用を抑えつつ、整備条件もクリアして、適正な状態で乗り続けたいならば、エコカー減税を利用した車両の乗り換えも検討してみるとよいでしょう。

また、車検そのものを安くするならば、フルメンテナンスを行うディーラー車検ではなく、ユーザー車検を行う代行会社を利用すると良いです。多くのカー専門業者がありますが、実績とサービスを比べて自分の納得できる業者を探すと、これまでの車検代と比べてぐっと安く車検が受けられるかもしれません。

※本記事の情報は、一般的または筆者個人の調査によるものです。法令などの改正、前提事実や個人状況の違いや変化によって、掲載内容と実際の結果が異なってしまう可能性があります。 従って本記事の掲載内容については一切の責任を負いかねますので、内容の解釈や実践はご自身の責任で行い、専門家に相談されることを推奨いたします。