〈世帯貯蓄〉働き盛りが一番危険なの!?格差ができる理由と対策

これからのライフスタイルを考えるとき、いつまでに、どのくらい貯めれば良いか悩むことはありませんか?特に結婚して、子供もできると、自分だけではなく家族の将来設計を考えることも多いかもしれません。今の現状も踏まえ、今後のライフスタイルを考えるきっかけにしてみてはいかがでしょうか?



世帯貯蓄のからくりを大暴露

メディアやネットで少子高齢化を騒げば騒ぐほど、将来への不安を抱えて、多くの方が「あまり使わず、極力貯める」といった貯蓄傾向に進むような気がします。終身雇用や年功序列といった、古くからの日本の雇用形態が少しづつ崩れつつあるとはいうものの、年齢とともに収入が少しでもあがることを望んでいる人がほとんどではないでしょうか?

特に結婚や出産など、ライフスタイルが変わり、支出が増えれば増えるほど給料アップを願うのも無理はないかもしれませんね。しかしながら、計画的に貯蓄している方も、そうでない方も貯めるのが難しい時期がくると思います。

計画的に貯めていても難しい?そう思うかもしれませんが、日本のライフスタイルを考えるとある意味仕方がないかもしれません。だからこそ早めの対策が必要なのでしょう。



世代間格差を生む理由

働き盛りで負債が増える

日本においては高校卒業または大学(大学院)卒業と同時に社会人になるのが一般的ですよね。そうすると、例えば、同じ額を毎月貯蓄ができているのであれば、5年間よりも10年間の方が、貯蓄額が増えていくのは当たり前になりますね。しかしながら、丁度20〜30代にかけては、結婚や出産、マイホームの購入といったように、大きなお金が動く時期を迎えます。

晩婚化や少子化に伴い、今後この時期は若干後ろ倒しになるかもしれませんが、多額のローン返済に奮闘し始める時期ということですね。特にまだまだ年齢とともに収入が上がるといった、年功序列を基本とした給与体系である企業も多数あることを考えれば、一番お金のかかる若いときに、それに伴った収入増加が見込めるわけではないということも、大きな負債を抱える原因の一つのような気がします。

定年退職後に貯蓄が増える

あくまでも一般的な例になってしまいますが、60代になると、多少の年収の減少があっても、その後の退職金などの上乗せで貯蓄額は急激に増加すると思われます。この頃になると、若い時期に開始したローンのような負債の支払いは完済しているか、またはある程度見通せる状況になっているでしょう。

また、この頃になると、子供も独立し、金銭的な援助をするようなことも少なくなってくるということも考えられますね。子供が独立すると、その分の食費や教育費などがなくなるわけですから、これは非常に大きいようです。

しかしその一方で、現在の日本の老後の年金制度を考えると、年金では賄いきれないことも多く、退職後は貯蓄を切り崩しながら生活をしていく必要があると思われます。それを考えると現役のときに老後も見据えて、早い段階から対策をとっていくことが懸命でしょう。

平成27年版高齢社会白書 (内閣府)
参照元:内閣府(2016年1月時点、著者調べ)

世帯貯蓄と運用を考えよう

日本人が貯蓄をするというと、イコール「預金」(定期預金や積立など)をイメージすることがほとんどだと思います。これは日本人の資産という観点からしても、預金の占める割合は約7割と言われております。生命保険で老後の積み立てをしている方も多いかもしれませんが、せめてそのくらいです。日本人はまだまだ「運用」ということになじみが薄いような気がします。

例えば、株や投資信託、不動産による運用をご存知でしょうか?当然元本保証に安心感を覚える日本人には、少々なじみにくいかもしれませんが、日本の富裕層や海外の方は、圧倒的に運用によってお金を生み出しているケースが多いようです。

将来への不安を払拭するためには、今の貯蓄の方法が「ベストであるのか」一度考えてみると良いかもしれません。今では生命保険会社やファイナンシャルプランナーなど、金融のプロが無料で相談に乗ってくれるケースも多いようです。ご自身の収入や支出のバランスを考えながら、運用ということも考えてみてはいかがでしょうか?知らないだけであって、ご自身のライフスタイルや上手く運用できる商品も見つかるかもしれません。



まとめ

いかがでしょうか?毎月コツコツ貯めてきたお金があっても、マイホームや出産などと重なると、大きな負債を背負うことになってしまいます。しかしこれは、あくまでも一般的なケースであり、それぞれの年収や家族構成によっても当然異なってくると思います。

いずれにしても一生のうちで、マイホームの購入が一番高い買い物と言われていることを考えれば、計画的かつ無理のない貯蓄が必要になってきますね。その一方で、マイホーム購入もなく、両親の家を継ぐような形になると、当然大幅な住宅ローンの心配を抱えることはなくなるでしょう。しかしその一方で、家庭内の問題が発生する可能性はありますが…

いずれにしても、ライフスタイルが大きく変わる結婚や出産の時期は出費も多くなることを考えれば、日々の賢明な貯蓄と、浪費を控えた生活を心がけることは大切ですね。これを機に、改めて今後のライフスタイルを考えてみてはいかがでしょうか?