家のローンで失敗しない人だけが知っている5つのポイント!

家を建てる…。それは誰もが夢見る大きな買い物の一つですよね。住宅ローンは借入金額も大きく、あなたはこんな時代の中、20年、30年と長期に渡って自分の力で住宅ローンを返済していくことになります。後悔しないための資金計画として、5つのポイントを押さえて自分に合った住宅ローンを考えていきましょう。



家のローンは失敗できない

家を建てるという事は、誰もが夢見る大きな買い物となります。現金一括で家を購入できる人は、なかなかいません。自己資金だけで家を建てるのは大変難しい問題になりますので、多くの人はお金が貯まるのを待って購入するのではなく、子供の教育や快適な環境を得るために住宅ローンを使って、少しでも早く家を建てることを検討していることでしょう。

よくわからず住宅ローンを組んでしまい数十年後に後悔しない為にも、住宅ローンについて、知っておいて損はありません。今現在は低金利が続いていても、今後は市場の原理によって金利が上下していく事が予想できます。

短期間での急激な金利の上昇はなくても、将来は上昇していく可能性は大いにあるでしょう。もしあなたが返済している住宅ローンの金利が上がるようなことがあると、今後のライフプランに影響が出るかもしれません。

時代の変化にも柔軟に対応していくために、住宅ローンの為の失敗しない資金計画を5つのポイントにまとめて紹介します。



1:住宅ローンは「いくら返せるか」が大事

ワクワクし過ぎに注意!

あなたが買い物をするときには、どんな気持ちになりますか?どんより沈んだ気分で買い物をする人はあまりいないと思います。「買い物でストレス発散!」という方もいる位ですから、買い物をする時には気分は高揚することが多いようです。その中でも、買い物をする人には2通りの人がいます。

①ワクワクして舞い上がってしまう人
②ワクワクしても舞い上がらない人

さあ、あなたはどちらに当てはまりますか?

舞い上がってしまう人の特徴とは?

ワクワクするのは、とても良い事です。ワクワクしなければ、家を建てる意味もないし、楽しくもないでしょう。しかし注意したいのは、あなたが「長い人生の間で買わなければいけないのは、家だけではない」ということです。毎日の食費や水道・光熱費、子供の養育費その他もろもろ…。自動車も買い替えなければいけないかもしれません。時にはディズニーランドにも行きたくなるでしょう。

舞い上がってしまう人というのは、魅力的な住宅展示場を見ると、すぐに夢心地になってしまうようです。言葉巧みな営業マンに勧められるがまま、高価なキッチンやユニットバスを欲しがるかもしれません。

誰もがうらやむようなプランを立ててしまうのが、ワクワクして舞い上がってしまう人の特徴と言えます。

舞い上がった気持ちを抑えるには…?

ワクワクして舞い上がってしまい、その気にさせられたあなたに対して、営業マンはいよいよお金の話しをします。「これまでご検討されたプランに対して、月々の支払は○万円ですよ。」と。この金額を聞いても、舞い上がってしまっているあなたには高く感じないでしょう。

「一生に一度の買い物だし、この金額ならなんとかなる!」と、その家を手に入れることを前提に資金計画を立ててしまうかもしれません。家の他にも買わなければならないものは沢山あるのですが、舞い上がってしまっていると家の他には目を向けることが難しくなってくるでしょう。 そんな舞い上がってしまった気持ちを抑える良い方法があります。それは、最初に「自分の住宅資金はこれだけ!」と支払う予算を決めておくことです。その金額を最初にはっきりと業者に伝えることによって、相手はあなたの予算以上になる話はしなくなるでしょう。

自分自身も、予算の範囲内で最適なプランを検討するようになりますので、結果的には安全な資金計画を組むことができるようになるでしょう。将来を長期的な視野で考えた場合、いつ不測の事態が起こるかは誰にも分かりません。考えている予算よりも少し低めの金額にしておくことも、大切だといえます。

2:返せる時にはどんどん返す!

それってマイナス金利?どういうこと?

まだまだ先が長い人生ですから、できるだけ沢山のお金を蓄えて安定した生活を送りたいですよね。といっても、何十年もの長い住宅ローンを払いながらにもかかわらず、一方ではまとまった貯金があり、そして毎月多額の積立貯金を続けている人がいるとすれば、ちょっと待って下さい。

なぜかというと、預貯金の金利よりも、住宅ローンで借りている金利の方が高いからです。住宅ローンで高い金利を払いながら、貯金の安い金利をあてにして貯めていくことは、元金は増えていくものの、マイナス金利で貯金を続けているようなものになってしまうでしょう。

2,000万円が3,240万円に増えてる?

せっせと貯金をすることは、確かに収入が途絶えた時のことを考えると必要です。しかし、安定的に収入を得る見通しが立ち、充分な蓄えがある場合であれば、金利が高い借金(住宅ローン)を先に返してしまう方が節約になります。

例えば金利3パーセントで2,000万円を借り入れて35年で返済する場合、金利を含めた総支払額は3,240万円にもなります。

借金は早く、返せば返すほど少ない金額で完済できます。年齢が若いうちは、ほとんどの人は蓄えが少なく、決められた額の借金を返していく事が精一杯でしょう。しかし、長い人生においては、不測の事態だけではなく、良い意味で何が起こるかは分かりません。仕事上で独立をして収入が増える、相続でまとまったお金が入る、宝くじが当たる、などなど。

このような場合は、贅沢をすることを考えずに、今まで通りの生活レベルを維持するように心がけましょう。そして、住宅ローンなどの借金は一刻も早く返済していきましょう。



3: 家のローンには2つの返し方があった!

元利均等返済と元金均等返済とは?

元利均等返済の特徴は、簡単に言うと「最初は利子をたくさん返済し、完済に近づくにつれて元金を多く支払っていく」という方法です。

元金均等返済は、いつも返済する元金の金額は同じです。元金に加えて利子を支払うのですが、完済に近づくにつれて利子の支払いは減っていきます。

2つの支払い方法を比較した場合、初期の段階では元金均等返済の方が毎月の支払い金額は大きくなります。しかし、時間が経過するほど金額が小さくなるので、返済は楽になります。

2つの支払い方法、どちらがお得?

住宅ローンを組む場合には、2つの返済方法から選択することになりますが、あなたはどちらを選びますか?

先の見えない時代にお勧めするおトクな支払方法は、「元金均等返済」です。理由としては、最初に多く支払って、後々の返済をラクにすることができるからです。「年齢があがれば給料も上がるから関係ないよ」と考えずに、今よりも厳しい時代がくることを前提に資金計画を立ててみて下さい。

今払えない金額は、将来も払えないという心持ちでいることが、不測の事態も切り抜けていける原動力となるでしょう。

4: ボーナスはあてにならない!

ないものと考えよう

かつてボーナスといえば給料の○カ月分といわれ、収入の大きな柱でした。しかし今の時代、ボーナスがある人、ない人、さまざまです。はっきりした根拠はなく、社長の一声で大きく金額が変わることもあるでしょう。「業績が悪かった為、前回の半分のボーナスです。」と言われてしまえば、従うしかありません。

企業が人を募集する場合は、前年度のボーナス支払い実績を公開します。その求人を見たひとは、そのボーナスの額を期待して入社するのは当然のことでしょう。ボーナスについては、社会に出て間もない人ほど期待値が大きくなるようです。しかし、前年度の額というのは目安でしかない為、業績が悪くなればボーナス額も当然下がります。出るか出ないかは、結果次第なのです。ましてや数年後のボーナスについては、予測する方が難しいのです。

資金計画の時点では、予測できないボーナスを返済のアテにすることはお勧めできません。これも大切なポイントです。

5: 住宅ローン頭金の上手なつくり方

住宅ローンはいくらまで組めるの?

あなたは、住宅ローンはいくらまで組めるかご存知ですか?一般的には購入価格の80パーセントまで融資を受けられる、と言われています。すると、残りの20パーセントは自己資金でまかなわなければいけませんよね。普通は住宅ローンの頭金の貯め方として、民間の銀行や郵便局に貯金をしていくのが一般的ですが、「貯金が苦手…。」という方にもいい方法があります。

頭金を貯める良い方法があった!

サラリーマンの方がマイホームの頭金を貯めるのなら、勤務先に「財形貯蓄制度」があるかまずチェックしましょう。財形貯蓄には、「一般財形貯蓄」「財形住宅貯蓄」「財形年金貯蓄」の3種類があります。

この中の「財形住宅貯蓄」は住宅取得向けで、55歳未満であれば利用できる制度になります。これは本人と金融機関が貯蓄契約を結びますが、勤務先を通して給与やボーナスからの天引きで積み立てることが条件になります。

この財形貯蓄制度を利用する最大のメリットとしては、元本550万円までは利息が非課税になることです。その他のメリットとしては、勤務先によりますが利子の補給があったり、住宅手当などの制度があったり、一定の条件にあえば「財形住宅融資」を受けることができたり、となりますので、一度勤務先に確認してみることをお勧めします。ぜひ住宅ローンを考えている方は、「財形制度」が勤務先にあれば貯蓄を始めてみて下さい。

頭金を作るということは、「借入金額が少なくなる」ということなので、毎月の支払いが楽になります。

財形貯蓄制度|厚生労働省
参照元:厚生労働省HP(2015年10月時点、著者調べ)

家のローンを返せなくなるとどうなるの?

収入が無くなる危険

住宅ローンは長期的に返済していくことになるので、2年や3年で終わるものではありません。短い人で15年、長い人で40年近くにもなるという非常に長い期間になりますので、その間に運悪くリストラや病気になり、収入が途絶えてしまうことも考えられます。

こんな時は貯金を切り崩して返済に充てるしかありません。こんな時でも無理なローンを組んでいなければ、比較的長い間収入がなくても安心していられます。しかしワクワクして舞い上がってしまい、身の丈以上のローンを組んでしまっている場合は、のんびり安心してはいられません。

最悪の場合として、貯金も底をついて就職も決まらず、収入が得られない状態になってしまった場合はどうすればよいのでしょうか?

まずは相談しましょう

返済できるお金の当てがなくなってしまったら、まずは返済先の窓口に相談しましょう。なんとかなるさ、と放っておき、延滞という事態になると、翌月には先月の支払い分と合わせて2カ月分支払わなければいけなくなり、大ピンチです。

万が一支払えなくなることを想定し、住宅ローンを組む場合には「連帯保証人」を立てているか、もしくは保証期間に保証料を払い、連帯保証人の代わりとしている制度を利用している場合が多いと思います。あなたが住宅ローンを支払うことができなくなった場合には、保証期間が金融機関への支払いを肩代わりしてくれます。

しかし、保証期間へのあなたの支払い義務は延滞利息を含んで残りますので、返していく事が必要です。ただ、当座はしのぐことができますので、支払えないという事態になったら、まずその時点で窓口に相談して下さい。

こんな殺し文句に注意!

自分で情報を集めて見極めましょう

「普通はこうしていますよ。」
「ほかの方もこうされました。」
「こっちの方が後々便利ですよ。」

売る方は高く売りたい、貸す方は多く貸したい。営業に従事している方は、皆プロですから、様々な殺し文句を駆使するでしょう。一生に一度しか買わないあなたはもちろん素人ですので、「そんなもんなのかな」と信用するしかありません。こうなると、言われるがまま、必要のない設備や材料にお金をかけることになってしまうでしょう。

資金計画も同様で、「ローンの返済額が年収の25パーセント以内なら安心です。」という言葉、これには何の根拠もありません。一人ひとりによって生活スタイルも違うのは当たり前で、ローン返済にあてられる金額も全く違ってくるのではないのでしょうか。

少しでも良い環境で、魅力的な家に住みたい、という思いは皆同じです。しかしお金もかかります。住宅購入初心者のあなたは、自分自身でもどこで折り合いをつければよいのか、いつも迷ってしまうでしょう。しかしお金を返していくのは営業マンではなくあなたなのです。契約が成立してしまえばあなたの生活が苦しくなるかどうかは関係ないのではないのでしょうか。

上手い言葉に惑わされないように、資金計画は情報を収集した上で自分で判断しましょう。住み始めてからのあなたの生活を親身になって考えてくれる営業担当者に出会える事ができたらラッキーですね。最大の買い物といわれる住宅ですが、あくまでも返せる範囲内で計画してあなたの生活を守っていきましょう。

※本記事は一般的な情報に過ぎず、適用法令等の改正、前提事実や個人状況の違いおよび変化によって、掲載内容と実際の結果が異なってしまう可能性があります。 従って本記事の掲載内容については一切の責任を負いかねますので、内容の解釈や実践はご自身の責任で行い、専門家に相談されることを推奨いたします。