100均「造花」の超進化!手作り嫌いも利用すべしアイディア8選!

最近の100均の造花で驚くのはそのまま使えるようなクオリティ。「手軽に飾るだけ」から、定番の「手芸アイディア」を作業時間別に7つを紹介します。



①作業時間0分!

シンプルにただ「飾るだけ」!!

数年前、100均の造花はどう見たってただの造花。リアリティに近いものとは程遠く、利用するにはちょっと工夫が必要でした。でも、ここ最近は花そのもののクオリティがUP!種類も豊富なので簡単に気軽にぜひ生活に取り入れてみてください。 必要なもの:花瓶、もしくは花瓶代わりになるグラス

飾りたい場所に花瓶、またはグラスを設置し、購入した造花をポンと入れるだけ。これなら時間のない人でも時間をかけずに生活に花を取り入れることができます。本物の生の花をこのボリュームで100円で買うことはできません。

また、生の花は花や葉が落ちるし、毎日水を換えなくてはなりません。お手入れが大変なだけでなく、1週間くらいすると枯れてしまうので、処分するのも面倒です。今までの造花ではなかなかそのまま飾れるような花がありませんでした。この様に手軽でまるで花束のような造花があったら、、、と願っていた形の花が100均の店頭に並ぶようになりました。

※上の写真は著者が撮影したものです。買ってきた状態がわかるようにタグをつけたまま撮影しています。タグを外せば出来上がり。 こんなもう一工夫:花瓶やグラスをちょっと高価なものにすると造花なのにグッとグレードアップしたものに見えるように思います。

注意したい点:今までよりはリアルになったものの、近くで見ると造花だと分かってしまうので食卓など近くで見える場所に利用するのは避けた方が良いかもしれません。おススメしたいのは玄関などのエントランス、居間のシェルフやボードなどの上。目に留まるけれど、手元から離れた場所に置くとお部屋の雰囲気が和らぐだけでなく、インテリアとして活躍することと思います。



②作業時間5分!

これも「ただ飾るだけ」なのですが、タグを外すだけではなく、茎の部分を切ったり、組み合わせを考えたりするちょっとした工夫の時間がプラスになります。

組み合わせて「飾るだけ」!

必要なもの:ハサミ、輪ゴムまたはワイヤータイ(針金入りの紐やリボンなど) 造花には複数の花が茎の根元で一つになっている花束タイプと、単一の花、もしくは単一の花が複数セットになっているものがあります。どちらを使っても構いません。この方法は好きな花だけをハサミで切って組み合わせて飾ります。

同じ長さの茎になるよう花を選んで切りそろえたら、花の組み合わせ方を考えます。飾る花をデザインする気持ちで組み合わせていきましょう。アイドルグループのようにセンターの花を決め、そのセンターが映えるように周りの花を添えて行くのも一つのアイディアとして試してみてください。 こんなもう一工夫:色合いは喧嘩しないようなものの方がインテリアに合わせやすいです。喧嘩するような色合いでもしっくりくるデザインが作れる方はプロに近い色彩感覚をお持ちかもしれません。また、目立たせたい花を大きく、周りにあしらう花を少し小さ目にし、大小で差をつけるのも手法の一つです。

注意したい点:一つ一つの花がよくできているのですが、種類が増えた分、花の種類も材質も多種多様。組み合わせてみると合わないこともあるようです。購入前に必ず、組み合わせを確認して見てください。同じ種類の花なのに、葉の種類が違うこともあるようです。クオリティが上がったとはいえ100均ですからこれについては買う側でチェックしたいポイントです。

トイレの排水タンクに

好きな花を選んでワイヤータイで留めた後、排水タンクの穴に茎の部分を差し込みました。排水口がない場合はそのままタンクの上に飾っても良いかと思います。茎の部分が見える場合は、ワイヤータイよりもワイヤーリボンなど見えても良い素材すると可愛く仕上がるかもしれません。
トイレはきれいにはもちろん、清潔に保ちたいところですよね。以前はビー玉や石を置いていたこともありますが、カビが生えたり、石にぬめりが出たり衛生管理に面倒に感じたこともありました。

その点、造花は取り換えが容易にできます。家族で胃腸炎が流行ってトイレの消毒が必要な際も、100均の造花はためらいなく処分できるのでおススメです。水回りに使用するので、花の茎がプラスチック製のものがおススメです。

最近はフラワーアレンジメントなどに使用するために茎の部分がグリーンテープ(マスキングテープのような素材でより粘着性と伸縮性があるもの)で巻かれているものもあります。グリーンテープの下のワイヤーが錆びることも考えられるので造花っぽい感じがより出てしまいますがプラスチックのものが良いと思います。

グラスに入れてテーブルセッティングに

最近ではプリザーブドフラワータイプの造花も多く出ています。葉や茎の部分を見るとすぐに造花とわかってしまいますがその部分を完全に切り落とすと本物のプリザーブドフラワーっぽくなります。チュールなどが花の周りにあしらわれているものもあり、手芸や工作の手間が一層省けるようになっているのも最近の造花の便利なところかと思います。

③作業時間10分!

ハサミを入れて留める作業に糊で貼る作業をプラスすると花を色々な物に固定することができます。ものに花を固定してみると今あるものをより華やかにアレンジすることができます。

「グルーガン」を利用してバリエーションアップ

必要なもの:ハサミ、グルーガン

花を固定するにはボンドや糊など種類が色々ありますが一番おススメしたいのは「グルーガン」です。「グルーガン」は、スティック状の樹脂を溶かして接着する道具です。熱で溶けた樹脂が冷めれば固着するので、短時間の作業が可能です。ピストルのような形をしているので「グルー(糊)ガン(ピストル)」です。電気コードがついていて、それをプラグに刺すと道具部分に熱が入り、スティック状の糊を溶かします。 もう一工夫:グルーガンに使用する糊はスティック状の時は乳白色ですが、溶けて固まると透明になります。また、最近では色がついたものもあり、接着するものに色を合わせて使用するとより目立たなくさせることが可能です。

注意したい点:グルーガンの糊が出てくる部分の温度は130度と高温です。やけどに注意してください。また、糊が完全に冷えて固まるまでに1分ほどかかります。接着後は動かないよう貼る部分をテーブルに置いて作業するか、くっつけた後に手で1分くらい抑えるようにすると良いでしょう。

帽子の髪飾り

小さな帽子にグルーガンで花を接着し、裏側に髪留めのクリップを接着して髪飾りにしました。花は花の根元の際でカットすると花が平になって安定しやすく接着しやすくなります。萼の部分が大きい花は、接着面が花びらで隠れず、横から見えてしまうのでおススメしません。もし、そのような花を使う場合は萼の部分を小さな花や花びら、葉っぱなどで隠してしまうと良いと思います。

カチューシャ

使わなくなったカチューシャは捨てる前に造花でアレンジしてみるのも一つのアイディアです。カチューシャにお気に入りの花を一つグルーガンでポンと貼るだけです。100均で売られているカチューシャも、可愛い花をつければ子どもに喜ばれる一品になります。

フォトフレームの飾りに

シンプルなアクリルの写真立てに小さな造花の束をグルーガンで固定してみました。この写真に使った黄色い花は8本一組で100円でした。花だけでなく、子ども宛てに頂いたお菓子についていた小さなぬいぐるみもグルーガンで貼って再利用。写真立てに飾って置いていたら、再度来訪して下さった時にとても喜んでもらえました。



④作業時間15分!

コサージュ

切って、結んで、貼るだけでは物足りない!もう少し時間がある!という方にもう少し手芸要素があるものをご紹介します。色々ありますが、タイトルに「手作り嫌いも」とあるように、あまり手芸が得意でない人にも簡単にできる「コサージュ」の作り方を紹介します。 卒業シーズンや結婚式などで使われる「コサージュ」。ちょっと前の100均の花は記念行事に使うには残念なクオリティでした。クオリティの良い造花を求め、大型手芸店に足を運んだ方も多かったのではないでしょうか。ところが近年、100均でもプリザーブドフラワータイプの花などクオリティがアップしてきました。また、花1本が100円という単価のものが多かった以前と比べ、今では花5本で100円、小さいものでは8から10本入って100円というものも増えました。

結婚式の場合は式場が用意してくれることもありますが、コストカットしたい人はぜひ作ってみてください。卒業式で数が必要な場合も花屋さんにオーダーするよりもローコストで作れますし、記念にとっておけるのも魅力の一つです。 必要なもの:造花、グリーンテープ、ワイヤー、安全ピン(すべて100均で購入できます)

まず、使う花を決めます。今回は薄バラ(5本入りの1本)と小さな花(8本入りの2本)を使います。

注意したい点:「コサージュ」は胸元に着けるものなので軽い花を選びましょう。重い花だと胸に着けた時に垂れて花が見えなくなってしまいます。また、茎の部分がプラスチックではなく、ワイヤー(針金)になっているものを選びましょう。本物の花のコサージュも花に針金を通して形成していきます。
使う花が決まったら、花の位置を決めましょう。中心となる花を決め、脇に小さな花をあしらいます。

注意したい点:くれぐれも花と花が分かれてしまわないようにすると良いようです。真ん中に空間ができるとしまりのないコサージュになってしまいます。

花の形が決まったら、その形を崩さないようグリーンテープで結束していきます。 グリーンテープは萼の少し下から始め、斜めに上に向かって花の根元まで巻いたら、下に向かって斜めに巻いて行きます。重なる部分を少量にしてテープをやや引っ張り気味に伸ばしながら斜め下に巻いていくと細い茎になります。材料費も重さもカットできて一石二鳥です。 次に安全ピンをワイヤーで固定します。装着した時に花が傾かないよう安全ピンは花の根元に設置するようにします。安全ピンの針が出る方は下に向けます。反対に付けると花に当たってしまい装着し辛くなってしまいます。巻いた針金の終わりの部分はなるべく土台になっている茎と一本になるようにしておきましょう。針金の終わりの部分が飛び出してしまうと、装着時に指や衣服に刺さって危険です。
安全ピンが固定されたら、その上からまたグリーンテープを巻き一体化させます。安全ピンの真ん中辺りから巻きはじめ、萼の方へ巻いて行き、上まで巻けたら下まで巻いていきます。 最後まで巻く前に一度鏡の前で胸元にコサージュを当て、花の向き、茎の長さを確認しましょう。長さを確認したら、丁度良い茎の長さにカットします。 茎の終りまでグリーンテープを巻いたら写真のように折り返して少し上に巻き上げたところでテープを切ります。こうすることで、グリーンテープが下からほつれてワイヤーが見えるようなことがないようになります。 これでも立派なコサージュですがリボンを添えるととても華やかになりますし、素人が巻いたグリーンテープの目隠し役にもなってくれます。今回のリボンは20cm~30cmくらいを使用して結んでいます。花の萼の下の部分にしっかり縛ります。今回は簡単に蝶結びですが、リボンの輪を二重にしても良いですし、レースの紐を飾りに足しても良いと思います。これでコサージュの完成です!

まとめ

最近の造花は今まで以上にクオリティが高くなってきています。ちょっと前はイマイチだった100均の造花が「アーティフィシャルフラワー」(造花を英語にしたもの)としてデパートなどで販売されているものに近い物になってきたように思います。アレンジいらずでそのまま使えるようになった100均の造花は注目したいアイテムの一つかもしれません。

また、クラフトブームであらゆるクラフトに対応できるよう、花の種類、材質などバラエティが増えたように思います。数の多さに、しかも100円だと思うと思わずたくさん買ってしまいそうになります。ただ、何事もそうですが、必ず購入品で出来上がる完成図を頭に描いてみることは大切だと思います。また、完成したイメージ通りに造花が使えるかどうか確認してみることも必要かと思います。茎の材質が針金なのかプラスチックなのか、額の大きさや花びらの大きさなどは大丈夫かなどぜひチェックしてみてください。

また100均によっても取り扱う商材が異なります。クラフトコーナーだけでなく、アクセサリー売り場に近い場所にあったり、造園コーナーにあったりお店によって置かれている場所も違うので、お店側の商品に対する提案がそこに垣間見れます。筆者も色々なアイディアに目を向け自分のライフスタイルに合ったものを取り入れていきたいと思います。この記事があなたの日々の生活のリフレッシュにつながったら嬉しいです。