FXの仕組みは○○がポイント!初心者必見の〈投資〉基礎知識

副業としても人気が高いのがFXです。最近は女性にも人気が出てきていて、主婦の方や独身女性の間でも注目されてきています。ただし、正しい知識を持っていないと借金を抱えてしまう恐れもありますので、しっかりと基礎知識を学んでおきましょう!



FXの仕組み

まずは、FXの特徴や魅力をしっかりと把握していて、ご自身に向いているかどうかを判断していきましょう。

外貨預金とFXの違いとは?

1998年の外為法が改正された当時、外貨預金というものが人気を集めました。その後、少ない資金でも大きなリターンが期待できるFX(外国為替証拠金取引)が、個人でも可能となり、人気を集めるようになりました。

外貨預金とFXの違いは、外貨預金は主として高い預金利息を狙うのに対し、FXでは金利の低い通貨を売り、金利の高い通貨を買います。この時に発生する金利差である「スワップ金利」を狙うわけです。

低金利とされている日本では、この金利差を利用し、金利の高い外貨を買うことで、大きな利益を得ることができるのです。為替変動に合わせて、ベストなタイミングで売買することで、大きな「為替差益」を獲得することができます。

FXは手数料がとにかく安い

FXと外貨預金の大きな違いのとしては、やはり手数料ではないでしょうか。かつては、外国の通貨を買う際は、大きな銀行でするのが基本でした。

基本的に、大手の銀行では、ドルを買う場合は、片道1円の為替手数料を取ります。1ドル100円の場合は1%となりますが、円高の80円の場合は割高になり、1.25%に上がります。最も手数料が安い米ドルであっても、買った瞬間に2.5%のマイナスになるわけです。そうなると、預金しても金利分を取り返すことは難しくなります。外貨預金は効率の良い運用方法とは言えないわけです。

FXの場合は、取引手数料が無料のところもあり、初心者向けと言えます。

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24時間リアルタイムで取引可能

FXはいつでもどこでも取引が可能です。24時間売りと買いのレートが提示されているで、売買のタイミングを逃さずに実践できます。相場が急変することがあっても、すぐに対応することが可能なのです。

最近では、iPhoneやAndroidといったスマートフォンやタブレット端末のアプリも使えます。とても充実した機能となっているので、外出先でのポジションやレート、チャートの確認も簡単に行うことができます。

24時間いつでも取引できるのは大きなメリットですが、為替が気になりすぎて、本業や家事に支障をきたさないよう注意しましょう。FXでは、機械的に自動で注文を出せる「自動売買」も可能ですので、そういったものを利用するのもいいでしょう。

「売り」「買い」ができる

FXの場合、為替レートが下落すると予想できたら「ドル売り・円買い」という注文が可能です。つまり、為替相場の動きを見て、高くなると予想できる通貨は「買い」、安くなると予想できる通貨は「売り」を選択できるのです。このようにして、為替差益がプラスに転じるように取引が可能です。為替変動に対して柔軟に対応することができます。

基本的には、取引を行う際には、自分なりの売買のルールを持っておくことがポイントです。自分なりのルールを確立するためには、ある程度の経験は必要ですが、とても大切なことです。初心者の方は、売買のルールを作り上げるまでに、膨大な時間と費用がかかるかも知れませんが、まずは「確立されたルールを利用する」という方法もあります。

FXの売買ルールは、「スパンモデル®」「スーパーボリンジャー®」といったものが有名です。

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取扱通貨の種類が多い

業者にもよるのですが、FXで取り扱われる通貨は、驚くほど種類が豊富です。選択の幅がかなり広がります。新興国の中には、高金利の国も多いです。

具体的には、メキシコペソ、ポーランドズロチ、南アフリカランド、スウェーデンクローネ、シンガポールドル、ハンガリーフォリント、トルコリラ、などがあります。これらの通貨は、対円、対ユーロ、対ドルなどでも取引が可能ですので、様々な投資戦略を立てることも可能です。



低資金で大きく資産を増やすには

FXはレバレッジが使える

FXの大きな特徴として、レバレッジが使えるというのがあります。簡単に説明すると、てこの原理のように証拠金を積むことで、自己資金以上の額を取引できるということです。

レバレッジを使うことで、少額の資金からでも外貨を買うことが可能です。自己資金以上のポジションを持つことができるので、レバレッジを活用しながら、上手くコントロールすることがポイントとなってきます。

通常の取引単位は10,000通貨単位となっていますが、業者によっては1,000通貨単位でも取引可能なところもあります。初心者の方であれば、そういった業者を選んで運用してみるのもオススメです。

以下では、もう少し具体的に説明しています。

レバレッジ効果について

外為取引(FX)の大きな特徴は、取引会社に預け入れた証拠金(保証金)の数倍~数十倍の取引が可能という点です。これを「レバレッジ」「レバレッジ効果」と言います。

レバレッジとは、「てこ」のことを指します。てこは、小さな力で大きな物を持ち上げることが可能です。FXも少額の証拠金(保証金)を使って、高額の取引をすることで大きなリターンを得ることができます。

具体例を挙げると、1,000,000円の証拠金で「レバレッジ7倍」でれば、7,000,000円までの取引ができるということになります。「レバレッジ10倍」であれば、取引可能額が1,000万円になるわけですね。

レバレッジ効果は、こういった多額の取引を行って、大きな利益を期待できます。ただし、予想どおりに相場が動かなかった際は、逆に損失も大きくなってしまいますので注意が必要です。

レバレッジ効果は、ハイリスク・ハイリターンであることも、しっかりと理解しておきましょう。

取引業者によるレバレッジの倍率

レバレッジの倍率は、取引をする外為業者によって異なってきます。もう少し厳密に言いますと、レバレッジを1倍、2倍、3倍、4倍といった感じで、正確に整数単位でチョイスできる業者は少ないのです。

そんなわけで、レバレッジを整数単位で選べない会社では、レバレッジのコントロールを自分で計算して管理する必要があります。レバレッジのコントロールとは、取引に必要な証拠金から計算して、現実に取引する金額を逆算して資金の管理をすることです。

レバレッジの計算方法は、「レバレッジ=取引金額÷証拠金(口座資金)」となります。以下、例を挙げておきます。

◆1万通貨の米ドル/円を取引する場合
証拠金(口座資金)が500,000円、取引レートが100円であれば、
100円××10,000通貨(取引金額)÷ 500,000円 = 2倍となります。

レバレッジの計算方法をしっかりと理解しておけば、どの会社を取引口座にするかは問題ありません。ただし、どうしても計算が苦手という方は、レバレッジコースがあらかじめ採用されている会社に口座を持つのが賢明な選択かもしれないですね。

ちなみに、FXでは、取引する際の最低取引単位が定められています。多くの業者では、10,000通貨単位となっていますが、FX業者の中には1000通貨単位でも取引可能なところもあります。最低取引単位が小さければ、取引証拠金が同じだとしても、ハイレバレッジにならずに取引することができます。

FXのレバレッジには規制があります。「金融商品取引業等に関する内閣府令の一部を改正する内閣府令」では、投資家保護のため、取引額の2%以上の保証金の預託を受けずに、業者がお客さんにFX取引を行なわせることが禁止となりました。2010年8月1日の改正法施行日からこのようになっています。
 
「取引額の2%以上」とは、レバレッジに換算すると「50倍以下」となります。これを上回るレバレッジのFX取引は禁止となるわけですね。
 
また、ここ最近では、2011年8月1日から、取引額の4%以上の保証金の預託が必要になっています。こういった細かいことも随時把握しておくことが大切です。

FXのリスクについても把握しておこう

FXで借金を抱えて失敗する原因として、きちんとリスクを把握していないという点があります。事前にリスクを把握しておけば、対処することができます。メリットだけを見て浮かれないというのがポイントです。

①為替相場の変動のリスク

為替相場は、短期間あるいは短時間で激しく値動きがあります。自分が予想していた値動きとは一切違う変動があったとしたら損失を被ります。レバレッジを最大の25倍と高く設定している場合には、1円の値動きでも数万円~数十万円の損失になってしまうこともあるわけです。

為替変動によるリスクを最小限に抑えるには、投資家本人の許容できる損失を最初に設定しておいて、証拠金とレバレッジの関係を把握しておくことです。多くの外為業者では、投資家の含み損があるレベルと超えると、警告を発します。専門用語で「マージンコール」と言います。「マージンコール」は、こういったリスクを最小限にしてくれる安全装置とも言えるでしょう。

②流動性のリスク

買いたいタイミングで買えない、売りたいタイミングで売れないといった感じで、取引相手がいなくてトレードができないことがあります。こういった状態を「流動性のリスク」と呼びます。

流動性が低いと、注文数が少なくなって、思った以上のレートで売買が成立しなかったり、スプレッドが従来よりも広がって取引条件が不利になったりします。

メジャー通貨として知られる、米ドル、ユーロ、英ポンド、日本円、スイスフランは、流動性が高い通貨されていますが、取引量の少ない通貨である、オーストラリア・ドル、ニュージーランド・ドル、南アフリカランドなどは、流動性が低い通貨として認識されています。

流動性のリスクは、メジャー通貨であればリスクが低く、マイナーな通貨であればリスクが高いということになります。また、政治・経済的な不安、あるいは金融の不安定、紛争、テロなどの影響で、為替市場の流動性が予想外に低下することもあります。

③金利の変動のリスク

FXには、「スワップポイント」というルールが存在します。わかりやすく説明すると、各国の通貨の「金利差」を受け取ったり、支払うことです。金利の低い通貨で金利の高い通貨を買うと、その金利差がもらえるというものです。

こうした金利差を得られるポジションの投資家は、各国の金融政策による金利の変動が、「スワップポイント」に影響します。ただし、こうした為替相場や各国の金利政策が、予想外の変動を起こした場合、レバレッジを高くしていると損失が大きくなるというリスクがあります。

④システム障害、倒産のリスク

FXは、基本的にはインターネットを利用して、パソコン上で売買注文するのが一般的です。そのため、パソコンの不具合やインターネット回線のトラブルが生じた場合、その間の取引が出来なくなるというリスクがあります。

そういったトラブルの間に、為替が大きく動いてしまい、利益の機会を逃したり、損失を食い止められないという可能性もあるわけです。こういったリスクを回避する為には、一定以上の損失が出た時点で、それ以上膨らませないようにする「ストップロス注文」が有効です。

また、FXの口座を複数の業者に持っておけば、リスク分散ができます。システムトラブルが起きたとしても、取引の環境を維持できます。ただし、同じシステムを利用している業者の口座開設をしても意味がありません。異なるシステムを利用しているところを選んで分散させてください。

あとは、FX業者が倒産したり、破産するといったリスクもあります。これを回避するためには、預けた「証拠金」がどうやって管理されているかを把握しておくことが重要です。

2010年から、「信託保全」が執行されていないFX業者にはペナルティが課されることになりました。ですので、「証拠金」に関するリスクが低くなったと言えます。

FX業者の倒産リスクに関しては、証券会社や商社系列の業者を選ぶといいでしょう。そういった業者は、資本力の高い親会社がバックに付いている場合が多いので、比較的安全と言えます。



FXの仕組みまとめ

FXについて、初心者向けに基本的知識を解説しましたが、いかがでしたでしょうか。FX(外為取引)の仕組みのポイントは、取引会社に預け入れた証拠金(保証金)の数倍~数十倍の取引が可能という点、つまり「レバレッジ効果」だということがお分かりになったでしょう。

ただし、FXで失敗して借金を背負わないためには、やはり、きちんと特徴とリスクを把握しておくことが大切になってきます。今回の内容を参考にしていただき、しっかりと学んでからFXに取り組むことを考えてみてください。あらかじめ対策をしておけば、最小限のリスクに抑えることができると思います。