借金を乗り越え活躍する芸能人|実は苦しんだ過去があった!?

何事もなく、毎日を過ごすことができればそれは無難な人生と言えるでしょう。しかし人生は誰しも山あり谷あり。上手くいくことよりも、なかなか前に進まないことの方が多いかもしれないですね。これは一般人の私たちだけでなく、芸能界でも同じこと。お茶の間に笑いや夢を与える芸能人の中には、借金を乗り越えて活躍している方も多いことをご存知でしょうか?



日本人の借金の現状

日本人は平均から自分がどのくらいにいるのかと比較することを好みますが、総務省の調べによると、二人以上の世帯の負債現在高は509万円(2014年)となっています。多くの方が住宅の取得費用で、多額の借り入れをしていると考えれば、決して悲観するほどの数字ではないように思われます。ただ、負債の内訳はそれぞれの家庭で異なると思いますので、あくまでも参考にする程度にして考えてみました。

2人以上世帯の負債現在高
参照元:総務省統計局(2016年1月 著者調べ)



借金を乗り越えた芸能人

借金の話は「過去でしょ!」

「いつやるか?今でしょ!」が話題となり、2013年には流行語大賞も受賞し、現在もテレビ番組で大活躍の林修先生。博覧強記な方で、子どもから大人まで勉強になる情報をいつも提供してくれますね。経歴も東京大学を卒業されているなど、輝かしい過去を持ってい林先生ですが、過去に株やギャンブルで1,000万円を超える借金を作ったといいます。

その借金を返すために、友人の紹介で塾講師を始め、その後ブレイクのきっかけを作った東進ハイスクールの講師として正式採用されたそうです。「ピンチはチャンス」という言葉を聞きますが、どうにもいかなくなったときに目に見えない光が差し込み、将来を照らす道しるべとなることもあるものですね。

「いつやるか?今でしょ!」が話題になりましたが、「勝てる場所で誰よりも努力すること」という予備校講師の時代に感じたこの言葉も、強いメッセージとして記憶に残りますね。

パチスロ通い!?

「下町ロケット」「テルマエ・ロマエ」「TRICK」「HERO」など、人気ドラマや映画に出演され、活躍中の阿部寛さん。彼もまた借金を背負っていた時代を経験した一人。モデルとして人気を博していたときに、バブル絶頂期も重なり、不動産投資を始めた阿部さん。しかしバブル崩壊に伴う不動産価値の下落とともに、人気も低迷。仕事もなく多額の借金を背負うことになったそうです。

仕事も減り、焦燥感に駆り立てられ、数年間は仕事にも恵まれずにパチスロで生計を立てていた時代もあったようです。しかしこの頃に古武術を始め、後の仕事につながっていくことになったそうです。悶々と気持ちが下降していく中でも、未来に向けた行動が、いつ、どこで芽生えるかはわからないものですね。

また、主演ドラマ「結婚できない男」での演技が評判となり、そうしたイメージがさらに定着し、結婚できない男としての評判も立ちましたが、2008年に入籍し、今では2児の父でもあります。

借金を残した父への恨みで再ブレイク

今や見ない日はないと思うほど、様々な番組に出演されている坂上忍さん。彼もまた借金を背負った過去からブレイクを果たした芸能人の一人です。バラエティ番組で「潔癖症」や「毒舌キャラ」を発揮するタレントとして定着していますが、もともとは「天才子役」といわれた存在だったようです。

一時低迷していた時期はあったものの、見事な再ブレイクで年収は1億円以上といわれる状態になっています。しかし、そんな坂上さんも巨額の借金を背負って返済に追われている時期があったのです。当時子役として活躍していた一方で、家庭環境が悪化。副業の不動産が成功したことをきっかけに父親が出版社を立ち上げるも失敗したそう。

しかも坂上さんが15歳の時に両親は離婚し、家族はバラバラになったそうです。父親は事業の失敗とギャンブルで負った1億円もの借金を残して姿を消してしまいます。ちやほやされていた子役から一転して、借金取りに追われる日々になります。

借金を返済するために高校を中退し、芸能界一本になり、また母や兄も身を粉にして働き、坂上さんが25歳頃に完済したようです。2010年に父が亡くなった際に、「大好きだった親父が大嫌いになって、恨みに思うことを利用して頑張ってこられた部分もあった」と話したそうです。莫大な借金を背負うことは不運に思いますが、それが成長と再ブレイクのきっかけを作ったのでしょう。

借金も大成するための通過儀礼

日本人の特徴として、借金に対してはネガティブな発想を持っている方が多いような気がします。当然のことですが、闇雲にあちこちからお金を借り、周囲に迷惑をかけるようなことは避けなければなりませんね。しかしながら、何かにチャレンジしたり、自己投資をしていく中で、なかなか仕事が低迷する時期は、誰しもが経験する可能性はあるということでしょう。

「借金も成功への通過儀礼」

林修先生にしても、阿部寛さん、坂上忍さんにしても、今や当時の借金の何倍も稼いでいることを考えれば、「借金=悪いこと」というイメージも多少は変わるのではないでしょうか。



まとめ

いかがでしょうか?芸能界で生き残るということは、運や実力もさることながら、粘り強く諦めずにやり続けることが、とても大切なような気がします。テレビや雑誌を通して感じる芸能界は、美しく華やかな舞台に感じますが、それぞれ様々な想いを持って活躍されていることを知ると、また見方が変わってくるかもしれませんね。

芸能界だけでなく、私たちの生活に照らし合わせてみても、逆境に当たったときこそ、前向きに乗り越えていくことの大切さを改めて感じます。