【老後に貯金】がない!?豊かな老後を送る為に今からできる回避術

皆さんはどのような将来を思い描いていますか?今や下流老人・老後破産という言葉がよく聞かれるようになりました。果たして公的年金だけで豊かな老後が送れるでしょうか?外食も行けず、新しい服も買えない、そんな老後生活を送らないために、今からできる回避術を3つご紹介します。



老後の現状把握と未来予測

老後に向けて現状を把握する

あなたは何歳まで働けますか?あなたの配偶者(夫・妻)の定年まであと何年でしょうか?

長生き・長寿は楽しみでもありますが、一方でリスクともいわれています。男性の平均寿命は80歳、女性は87歳です。65歳で定年となった場合、その後の生活は年金に頼る形となります。今20代のあなたは全く予測できないことかもしれませんが、それはいつか現実となります。

では今の生活を維持するために必要な毎月の生活費がどのぐらいかはなんとなく予測がつくと思いますが、いくら入ってくるかは予測できますか?このまま定年を迎えた場合の年金額を算出してみましょう。日本年金機構から毎年送られてくる「ねんきん定期便」は、送付月=誕生月となっているので一度目を通してみるのもよいと思います。

退職時に退職金が出る会社にお勤めであれば、大体の退職金額を予測しておきましょう。

大切な「未来」への情報、「ねんきん定期便」をお届けしています|日本年金機構
参照元:日本年金機構(2016年1月時点、著者調べ)

未来予測から見えるマイナスは一体いくらになる?

さて、将来の退職金を把握するといっても、まったく退職金がでない家庭も多い時代、老後にお金がなくなる最たる理由は定年を境に収入が途絶えることです。ではいくらあれば悠々自適な生活ができるのでしょうか?仮に65歳で定年を迎える夫婦が、85歳までにかかる生活費を考えてみましょう。

月の夫婦の生活費(税金の支払い含む)が25万として、1年で300万、20年で約6,000万がかかります。
一般的な会社員の受給額が200万~280万といわれている中、そのマイナス分を埋める貯蓄を今からはじめることが大切です。仮に年金額が200万だったとすれば、マイナス分が年間100万×20年間分の2,000万が必要となります。

老後にいくら入ってきていくら足りないのか、現状の把握と将来の予測は今からでも遅くはありません。
まずは分析からはじめましょう。



老後の貯金こう作る!今からできる収入確保術

住宅ローンは繰り上げ返済で定年までに完済する

住宅ローンは老後破綻を招くひとつの原因でもあるといえます。例えば35歳で35年フルローンで購入したマンションは70歳で完済です。もちろん繰り上げ返済を考えて購入している方が多いと思いますが、その年齢を何歳に設定していますか?

55歳で完済できれば、その後の5年~10年は老後資金の最後の【貯め時】です。これがもし70歳まで残ってしまうと65歳~70歳の返済が重く家計にのしかかります。今から早期完済を見越して返済計画を立てましょう。また住宅を購入していない人は、いつまでに返済できるかをよく計算をしてから購入を検討しましょう。

子供独立後の10年~15年は一番の貯め時!

人生には貯め時とそうではない時期があります。子供が生まれる前の独身時・結婚後の共働き時・子供が中学生に上がる前までは一般的に貯め時といわれています。そして一番の貯め時が子供が独立した後の10年~15年です。

ここで住宅ローンや学資ローンの繰り上げ返済、そして上記で計算をした老後資金のショート分を貯めていけるかで老後の人生が変わってきます。保険の見直しや住宅ローンの借り換えを行うこともその手段の一つといえます。

無理のない金額で個人年金をはじめよう

みなさんは個人年金作りをはじめていますか?老後の貯金を確保する方法のひとつに個人年金があります。老後資金を確保する上で重要なことは、安全性と換金性です。公的年金は一度払った保険料は返還されることはありませんが、個人年金であれば場合によっては解約をして現金化することができます。とても流動性のある金融商品です。

また個人年金は生命保険料控除の対象となり、節税の効果も発揮しますので、無理のない金額ではじめてみるのも老後の貯金作りには適した商品といえると思います。

年金保険|個人年金保険|東京海上日動あんしん生命保険
参照元:東京海上日動あんしん生命保険(2016年1月時点、著者調べ)

健康維持に努める

毎日の生活習慣を見直す

老後の不安はお金だけではありません。それは【病気】です。夫婦が健康で定年を迎えられることがまずは大切であり、一番の優先事項とも言えます。なぜなら働き時、稼ぎ時であるときに病気で入院、介護の状態となると自分だけの問題ではなくなります。家族全体の就労環境に影響をするとともに、家計全体がマイナスとなることは確実だといえます。

規則正しい生活を送り、バランスのとれた食事をとり、運動習慣を身につけ、活力あふれる老後を目指しましょう。そのためには日々の生活習慣を見直し、健康維持に努めることが大切です。

主婦こそ定期健康診断を受ける

会社に勤めている場合は、毎年の健康診断で生活習慣病やメタボリックシンドローム、病気の早期発見ができる可能性は高いですよね。しかし、普段定期健康診断を受けない主婦の方は、知らず知らずのうちに病気が進行し、症状が出たときには手遅れだった、とならないようにしたいものです。そのためにはまず以下の2つの選択肢があります。

①主人の会社で配偶者向けの健診があるかを調べて、受診する。
②お住まいの地域の健診を受ける。

また直接病院に問い合わせをして、健康診断を受けることも可能です。特に20代~50代にかけて多く発症する女性特有の病気(乳・子宮・甲状腺系)は自身で定期的に受ける習慣をつけましょう。

健康診断を実施しましょう
参照元:厚生労働省(2016年1月時点、著者調べ)



まとめ

いかがでしたか?老後に貯金がない!という事態は誰にでも起こることです。特に今収入が高く、自由にお金を使っている人ほど、老後の年金生活で破綻を招く傾向があります。

誰もが不安なに思うことですが、まずは正しい情報を収集していくこと、現状の把握をしてみるだけでも見通しができることだと思います。できることを無理なく、かつ夫婦であれば情報を共有しながら、豊かな老後を送れるようにしたいものですね。