【手作りパンの保存方法&消費期限】便利な保存グッズにも注目!

ベーカリーで買うパンももちろんおいしいけれど、焼きたての手作りパンにはかなわないですよね。最近ではホームベーカリーの機能も驚くほど充実しており、自宅でパンを焼く人がますます急増中のようです。そんなおいしい手作りパン、余ってしまった場合にどうやって保存していますか?手作りパンの保存方法からおいしさを長持ちさせるコツまで一挙にまとめてみました!



手作りパンの保存方法

作りすぎてしまった手作りパンの保存方法、みなさんはどうしていますか?そもそも市販のパンとは違い、保存料など一切入っていない手作りパンがどのくらい日持ちするのか気になりますよね。

手作りパンの消費期限

手作りパンを常温で保存した場合の消費期限は翌日までといわれています。しかし、これも最適な場所に保存するという前提での話です。手作りパンの最適な保存場所とは、湿気が少なく直射日光が当たらないところ。また、パンは臭いを吸着しやすいため、においが強いもののそばには置かないほうがいいでしょう。

そもそも日本の気候が高温多湿であるため、パンの常温保存はカビの温床ともいえます。手作りパンは出来る限り新鮮なうちに消費し、最低でも翌日までには食べるようにしましょう。

冷蔵庫への保存はNG

常温で日持ちしないなら冷蔵庫保存にしよう!と思った人もいるかもしれませんが、冷蔵庫にパンを保存することはあまりおすすめできません。確かに湿気の少ない冷蔵庫での保存なら手作りパンにカビが生えてしまうことは防げます。しかし、冷蔵庫内の温度は約3~6℃で、これはちょうどパンに含まれるデンプンを変質させてしまう温度なんです。

デンプンの劣化が進むことで味はグッと落ちてしまいますし、必要以上に水分が蒸発するためにパサパサの状態になってしまいます。さらには、冷蔵庫内の臭いを吸ってしまって食べられない…なんてこともあるようです。

常温保存よりは長持ちしそうですが、せっかく保存しても味が落ちてしまっては意味がないですよね。そんな理由から手作りに限らず、パンの冷蔵庫保存はおすすめできないのです。

手作りパンの保存は冷凍がおすすめ

手作りのパンの保存には冷凍保存がおすすめです。冷凍庫の中ならデンプンの急激な劣化を防ぐことが出来ます。余ってしまった手作りパンは早めに冷凍しましょう。

ただし、なんでもかんでも冷凍すればいいというものではありません。手作りパンのおいしさをキープするための冷凍保存にはちょっとしたコツがあります。まず、大事なのはパンが完全に冷めてから冷凍すること。パンが温かいまま冷凍してしまうと湿気を含んだ状態で保存することになり、いざ食べようとするときにベチャっとした食感になってしまいます。

また、すべてのパンが冷凍保存に適しているわけではありません。ほとんどのパンは大丈夫ですが、惣菜パンは冷凍に向かないものもあるようです。特に水分を多く含んだ野菜を使っている場合、冷凍によって味が落ちてしまうので注意が必要です。上記のことをふまえ、以下の手順で冷凍保存するのがおいしさを保つポイントです。

●パンは小分けにしてひとつずつラップする
●ジッパー付きのフリーザーバッグに入れる

どうですか?たったこれだけのことで手作りパンをおいしく保存することが出来るんです!バケットなどは食べやすい大きさにスライスしてから包みましょう。手作りパンをラップで包む際になるべく空気を抜くことでさらにおいしさをキープ出来ますよ。

ただし、冷凍したとしても保存できる期間は2週間程度です。それ以降はどんどん味が落ちていってしまうので、なるべく早めに食べきるようにしましょう。



パンの保存に便利なグッズ

一番いいのは冷凍保存することですが、翌朝に食べるのにわざわざ冷凍するのは大変…というような場合もありますよね。「でも、常温保存は臭いが着きそうで心配だし…」なんていう時には便利な保存グッズを利用するのもひとつの手ですよ。

真空パンケース

プラスティックの容器の中にパンを入れた後、付属のポンプで空気を抜いて真空状態にすることが出来るという優れもの。容器内の酸素を減らすことにより、食品の酸化を抑えることが出来ます。また、真空にすることでパンの乾燥まで防げてダブルでお得です。

木製ブレッドケース

木製のブレッドケースは通気性がよく、埃からもパンを守ってくれるのでおすすめです。木のぬくもりがインテリアにもなじんでいい感じです。

ホーローのブレッドケース

パンを収納するだけではもったいない!せっかく保存するならかわいいものがいい!そんな見た目重視のあなたにはホーロー製のブレッドケースがおすすめ。ただし、湿気がこもりやすいので暑い日の使用には十分注意してくださいね。

パン生地も保存できる!

保存したいのはなにも焼きあがったパンだけに限りませんよね。次はパン生地を保存する方法についても詳しくみていきましょう。

生地の保存は冷凍のみ

手作りパンには発酵工程がつきものです。そのため、保存方法は冷凍保存のみに絞られます。ポイントは一次発酵を済ませ、成型まで終わらせておくこと。そのあと冷凍保存することで、あとは食べたい時に解凍→二次発酵→焼成という手順で焼きたての手作りパンを楽しむことが出来ます。

まずは成型まで済ませたら、天板にクッキングシートを敷きます。シートの上に成型したパン生地を重ならないように並べていきましょう。生地を並べ終わったらその上からラップをかけ、天板ごとスーパーのビニール袋ですっぽり覆ってください。覆ったらしっかりと口を結びます。これは生地の乾燥を防ぐために必要な手順です。

その後、生地が完全に凍るまで天板ごと冷凍庫にしまっておきます。生地が凍ったらジッパー付きのフリーザーバッグに移し変え、使う日まで冷凍庫で保存しておきましょう。

あとは解凍して焼くだけでOK

自然解凍でもOKですが、パン一個につき約30秒ほどレンジにかけると解凍が早いです。レンジにかける際のワット数は200Wか300W程度、あるいは「弱」を選択してください。生地をラップで包むのをお忘れなく。

解凍したら温かい場所に移動させ、パンが発酵するのを待ちます。冷凍していたため多少時間はかかるかもしれませんが、およそ2倍の大きさになるまで膨らませましょう。あとは焼くだけでおいしい手作りパンの出来上がりです!

生地を保存する際のポイント

成型後は発酵が進まないよう急速に冷凍する必要があります。冷凍した生地の保存期間は2カ月です。2カ月を過ぎると発酵が進まなくなる可能性があるので、なるべく早めに焼いて食べることをおすすめします。

冷凍保存にはクロワッサンやバターロールなどのパンが向いています。その際、生地にイーストを多めに入れるのがポイントです。フランスパンのようなリーンな生地は冷凍保存には向きませんので注意してください。

リーンなパンの種類 | パンの図鑑
参照元:PANNOZUKAN(2016年1月時点、著者調べ)



まとめ

いかがでしたか?出来上がりのパンだけでなく、生地も保存できるのは嬉しいですね。手作りのパンはもちろんおいしいですが、その分手間も時間もかかります。多めに作って保存できるのは助かりますよね。

最近では電子レンジで手軽にパンを作る方法も登場し、これからますます手作りパンを楽しむ人が増えていくのではないでしょうか。手作りパンの保存方法をうまく取り入れて、これからもパン作りをエンジェイしてくださいね!