介護付き老人ホームを検討する時は4つの費用に注目!!

最近話題の有料老人ホームですが、入居を決める際にやはり気になるのは環境やサービスもそうですがかかる費用ですよね。いくら施設や体制がよくても一生涯払い続けるものですから、無理のない範囲で決めなければなりません。一体どのくらいの費用がかかるか気になりますよね。今回は介護付きの老人ホームに入る場合かかるお金についてご紹介しようと思います。



費用1.入居一時金(前払い金)について

入居一時金というのは、入居を始める際に一括で支払う家賃または施設に入居するための利用権を支払うということです。この費用は施設によっても大きく変わってきます。例えば数十万で済む施設もあれば、1億円以上する施設もあります。

現在は法改正が行われ、入居一時金という項目での費用を設定できないケースも増えてきています。その場合、入居一時金は前払いの家賃というような名前になっている場合もありますので、施設を調べる際には気を付けて見てみましょう。

トラブルが多い項目なので必ず確認!!

チェックするところは、前払い金の費用と償却期間です。さらに入居を決めてしまった場合、例えば入居すぐ急に亡くなった場合、施設の対応等でどうしても施設を退去しなければならなくなった場合、90日以内であれば契約を解除できるクーリングオフの制度がきちんとあるかどうかも確認が必要です。

有料老人ホームのトラブルはこのポイントでトラブルが多いので、合わせて支払った一時金が日割りで計算されるかも確認が必要です。昨今のニュースでも流れていましたが、もし事業者が倒産した場合についても確認が必要です。

平成24年度有料老人ホーム事業関係制度改正資料 | 老人福祉法関係 | 制度関係 | 公益社団法人 全国有料老人ホーム協会
参照元:全国有料老人ホーム協会



費用2.毎月かかる月額使用料

月額使用料というのは、入居者が施設を利用するためにかかる費用の事で、管理費・食費・水道光熱費のことです。管理費は共有施設の維持管理にかかる費用や、事務費・職員のお給料などに充てられます。

先ほどご紹介した一時金の支払い額を低く抑えて、月額費用に上乗せされているケースもあります。この他にも、イベント参加費、病院までの送迎費用、買い物代行サービス費、美容院代、新聞代、携帯代、インターネット代、その他NHK料金など個別で利用するサービスに関しても月額使用料に合算されて請求される場合もあります。

契約を考えている場合は、どこまでの費用が月額利用料に加算されるのかをもちろん本人含めて家族もきちんとチェックすることが大事です。

東京、神奈川、埼玉、千葉などの首都圏の平均値はだいたい19万円~32万円となっていますが、もちろんホームによっても異なりますので、気になるところがあればご自身で確認をなさってみてください。 反対に、家族と外食をした場合や旅行に行ってしばらく部屋を空けた場合、食事をしなかった日数については食費から差し引いてもらえるのかも確認が必要です。だいたいのホームは1か月旅行に行っていたりして部屋を空けた場合でも家賃や管理費は払うケースが多いですが、食事についても明確に設定されているのかを聞くのもポイントとなります。

介護付有料老人ホームの費用・料金 | HOME'S介護
参照元:HOME'S介護(2016年1月時点著者調べ)

有料老人ホームでの生活に必要な費用 | ホーム選びのチェックポイント | 公益社団法人 全国有料老人ホーム協会
参照元:全国有料老人ホーム協会(2016年1月時点著者調べ)

費用3.その他にかかるもの

例えば介護保険の人員基準を上回った人員配置をしている手厚いホームの場合、看護師を24時間配置している場合などは上乗せして入居者が払う必要があります。こうした費用についても事前に確認が必要です。

有料老人ホームの費用|有料老人ホーム総合ご案内センター
参照元:有料老人ホーム総合ご案内センター(2016年1月時点著者調べ)



費用4.もしもの時の返還金

老人ホームを決める際にもちろん入居する本人もそうですが、家族もそんなにのんびりとはしていられないのが現状ですよね。先ほど途中対処した場合の一時金については契約の段階ではないとなかなか聞きづらいものこともあります。

しかしながら、施設側がこうしたお金の細かい事柄にもきっちりと説明をしてくれるかどうかもチェックすることが大事です。万が一お金の事でトラブルがあった場合に一番困るのは施設を利用している人とその家族です。もめごとを起こしたくないと考えがちですが、大事な項目なので必ず確認をしましょう。

返還金制度・短期解約制度・入居者生活保証制度 – ご入居までの流れ – 【公式】介護付有料老人ホーム グライフ北安東|静岡鉄道
参照元:介護付有料老人ホーム グライフ北安東 静岡鉄道株式会社(2016年1月時点、著者調べ)

最後に

実際に入居予定の人と自分が近くに住んでいればいろいろな施設を一緒に見学することもできますが、仕事をしている場合たくさんの施設を見て回ることは出来ませんよね。

最近では介護施設ランキングなど雑誌やネットで見ることができますが、これも誰の基準でランキングを作っているのかわからないところでもあります。自分がよいと思った施設が口コミで評判が悪いと本当に大丈夫なのか心配してしまうこともあるでしょう。

いくら施設が良くてもお金の負担の面で難しければその施設に入ることはできません。まずは実際に施設に入る上で自分がいくら支払うことが可能か、年金にプラスできるのかできないのかも重要となってきます。先ほど申した通り一般的には月額20万円を超える施設がたくさんあります。もっともっと安い施設を選ぶとなると、やはり首都圏ではなく地方を考えなければならないこともあるのです。

環境はもちろんのことですが、お金に関しては一生涯の事になりますので、ホームページやパンフレットはもちろんの事、気になる点は施設を見学して実際に体験宿泊した上でいくつかのシミュレーションをすることが大事ですね。