夫婦でかけるべき保険は?ライフプラン別【選び方】

いざという時のためにも入っておきたい保険。でも、何もわからず保険会社のいいなりになって加入していませんか?家の次に高いともいわれている保険。年収400万で掛けられる保険料は約1万円程と言われていますが、世帯別に掛ける内容も金額も違って当然です。あなたの保険は大丈夫ですか…?



結婚したら保険の見直し!

共働きの場合

お子さんがいらっしゃらない共働きの時は、ほぼ独身時代と同じ保険で大丈夫でしょう。なぜなら、どちらか一方が万が一亡くなったとしても、もう一方に働き先が確保されており独身時代同等の生活が送れるであろうということだからです。

と、いうことで共働きの時に入っておきたいのは医療保険ですね。病気で入院したり手術をしたりすれば、多額の費用が掛かることが想定できるからです。医療保険にも定期保険といって、何年かに一度保険料が上がるものから一度入ると料金が上がらないものなどいろいろなタイプがありますが、私がおススメするのは終身型です。

これは入った年齢で保険料が決まり、保険料が上がらないものになります。定期保険に比べ最初に払う料金は割高ですが、以後料金が上がらない点を考えるとお得だと思いますし、キャッシュフローなど考える上でも計算しやすくなります。

保障内容としては、すでに主流にはなっていますが入院1日目から保障されるもので、入院日額5,000円・手術給付金が1回50,000円くらいあれば、高額医療制度などと合わせて安心な額と言えるでしょう。この保障内容で保険金額は30歳男性で1,400円程度となるようです。

高額療養費制度を利用される皆さまへ |厚生労働省
参照元:厚生労働省(2016年1月時点、著者調べ)

専業主婦(主夫)の場合

専業主婦の場合は、先ほどお話しした医療保険と一緒に生命保険も必要になります。それは、大黒柱が亡くなってしまったら、すぐに安定した職に就ける保障がないからです。だからと言って、多額の生命保険を掛ける必要はありません。年齢にもよりますが、子どもがおらず身軽なうちはある程度仕事に就きやすく、就職活動などもしやすい傾向になるからです。

では、どのくらい・どんな生命保険に入るといいでしょうか?そこで私がおススメするのが、定期型生命保険です。定期型は掛け捨てにはなりますが、その分費用が安く済むのが特徴です。子どもがいらっしゃらないご夫婦ですと、葬儀代と職につけるまでの生活費が賄えればよいので500万円ほどの保障でいいでしょう。その場合月額695円から保険が選べるようです。

この程度なら、家計に負担なく加入できるのではないでしょうか?



子どもを授かったら保険の見直し!

残された家族のために…

子どもができると夫婦2人の時とは違い、簡単に仕事を探し仕事をするなど身動きがとりづらくなります。その為、残された家族の生活の保障が必要になります。

そこで、まず私がおススメするのが収入保障という保険です。これは、例えばトータル3,000万の保険金を年金という形(年または月額)で保障を得る保険になります。この保険のメリットは一度に大金を手にすることがないので、今までと同じようなお金の使い方をすることができるということ。縁起でもない話ですが、多額の保険金を一度に手にすると、親せきからお金を貸して欲しいと言われたり銀行などから投資の話を持ち掛けられたり、金銭麻痺をして散財してしまう…などというリスクからも身を守ることができるのです。

金額は必要に応じて変更でき、保障を得られる年齢(年数)も自分で設定できます。例えば奥さん(またはご主人)が65歳まで、月額10万円を受け取る。という形だと約月額3,000円の支払から選べるようです。これは、現在の生活費や残された人が今後どのくらいだったら稼げるか?または、公的年金がいくら支払われるかなどで変わってきますので、しっかりと計画して加入する必要があるでしょう。

遺族厚生年金(受給要件・支給開始時期・計算方法)|日本年金機構
参照元:日本年金機構(2016年1月時点、著者調べ)

子どもが生まれる前から出来る、学費対策とは

あなたはお子さんにどんな進路を歩んでほしいと考えますか?最近では大学への進学率も上がっているといわれています。大学に行くために必要な金額としてだいたい500万~1,000万くらいあれば、国立から私立理系まで賄えるであろうと言われています。子どもが2人いれば単純にその2倍はかかります。

なるべく子供には行きたい進路に進んでほしいと思うのが親心。でも、こんなに貯金するのも難しいのが現実…だからこそ、なるべく早くから大学資金を貯めておきたいところです。

そんな時おススメなのが、低解約返戻金型の終身保険です。これは簡単に言うと貯蓄型の死亡保障になります。一般的は教育費の貯め方として学資保険が用いられることが多いですが、低解約返戻金型の終身保険で貯めるメリットとして

・被保険者が死亡時に固定の金額が貰える
・支払い期間終了後、もし使わないときはそのまま保険として置いておくことで返戻金が増えていくので使用用途に融通が利く

という点です。一般的に学資保険は支払期間を設定して、もしその間に契約者が亡くなった場合、支払いをすることなく契約期間満了後に契約した金額を受け取ることができます。低解約返戻金型の終身保険の場合は学資保険同様に支払期間と料金を決めるとそれに見合った死亡保障料金が設定されます。その為、契約者が亡くなればその時点で死亡保障が受け取れるのです。

利率も学資保険や低解約返戻金型の終身保険によって変わってきますが、ほぼ同等の利率が見込め使用用途がより多く選べる低解約返戻金型の終身保険は使い勝手がいいと言えるでしょう。

ただし、注意点として貯蓄型の保険は支払期間を待たずに解約してしまった場合、元割れの可能性があります。保険に加入する際には、貯めたい金額も大事ですが支払いが可能な金額を設定することをお勧めします。貯金と保険のバランスをしっかりと考えて補助的に保険で補うようにした方がいいかもしれませんね。

マイホームを購入!

家を買ったら保険を減らす?

団体信用生命保険(以後、団信)をご存知でしょうか?住宅ローンを組む際に加入が必須(フラット35の場合は任意)となっており、もし、ローン返済中に契約者が死亡、または高度障害になった場合、残りの住宅ローンを相殺できる保険です。

ほとんどの民間ローンでは、銀行が団信の保険料を負担してくれる為、契約者の負担はないのが特徴で、一部の民間金融機関や住宅金融支援機構のフラット35を利用する場合は、借入時にローン金額に応じた保険料を年に1回支払うことになっています。

この保険を利用することによって、生命保険で補う住居費負担分が必要なくなるため結果的に生命保険料を減額できるのです。マイホームを購入した際には保険の見直しをお忘れなく!!



夫婦で保険プランを考えよう

いかがでしたか?もしもの時に役立つ保険。でも、家計の負担になりやすいのも保険です。各家庭の収入や家族構成、将来設計等で重きを置く部分も変わってくると思います。こちらを参考に、保障内容の重複や掛けすぎによる保険貧乏にならないよう自分たちのライフプランをもって、安心して生活を送るツールとして役立てたいですね。