床のリフォーム|理想の床材でおしゃれ快適空間を実現しよう!

床のリフォームをすると部屋の感じがガラッと変わります。和室を洋室にすることもできますし、部屋のイメージを変えるのに最も効果の高い方法であると思われます。カーペット貼りだった床をフローリングに変えれば雰囲気だけでなく衛生面でもかなり良くなりますので、理想の空間を作りつつ日々のお手入れやメンテナンスも楽にするなど合理的に計画したいですね!



床のリフォームにかかる費用

床リフォームにかかる費用

床リフォームは部屋の雰囲気を変えるには一番効果的な方法です。昨今はハウスダストの発生しやすいカーペット貼りより、衛生的なフローリングが好まれる傾向にあり、和室が1室もない家もありますね。床リフォームといえばフローリングといっても過言ではないかもしれません。

費用としてはまず床材や糊代と施工費、リフォームによって巾木(床と壁の境目に設ける部材)に干渉する場合は、それらの材料費と施工費も別途かかります。廃材が出る場合はその処分費用も必要です。

一般的には張り替えより既存の床に重ね貼りするほうが安い費用で済みますが、ただその分床の厚みが増すため、巾木だけでなく建具にまで干渉する場合は重ね貼りという施工法が取れなくなることもあるそうです。

張替えの場合は、既存の床材によって剥がし手間や廃材処分費などがかかってきます。元の床材が、クッションフロア>カーペット・フロアタイル>フローリング>畳の順で既存床の剥がし手間と廃材処分費がだんだん高くなります。和室を洋室に変えるのが一番コスト高ということになりますね。

床材価格の傾向

床材ごとの相場を安い順に並べてみると、クッションフロア>畳>カーペット・フロアタイル>フローリング、という順番のようです。フローリングより畳のほうが高いと思い込んでいたのですが、貼る手間の違いでしょうか。高級畳などならまた違うのかもしれませんね。

また遮音フローリングは高いです。一般的なフローリングが1平米当たり7~8千円なのに対し、1~1.8万円と言われているようです。もちろん定価なので実際はそこまでかからないですが差はあるようです。

フローリングも、無垢材は高く合板は安いというイメージですが一概にそうではないということなのです。昨今はリーズナブルな無垢材もあり、ウッドワンのパイン材無垢床は1平米あたり8千円弱です。合板でも無垢よりはるかに高い商品もあるとのことで意外でした。

床張替えリフォームの価格の仕組み|フローリング・クッションフロア・カーペット・畳など
参照元:リノコ(2016年1月:著者調べ)



床リフォームの相場

重ね貼りリフォームの相場

まず一番費用がかからないのは、既存の床にそのまま重ね貼りしても巾木も建具も干渉しない場合のリフォームです。そこから見ていきましょう。まず重ね貼りリフォームですが、この施工ができるのは既存床がクッションフロアかフローリングに対してのみになります。

▼重ね貼りリフォーム(居室6帖あたり)
・クッションフロア:4~4.5万円程度
・カーペット:5.3~5.5万円程度
・フロアタイル:5.3~5.5万円程度
・フローリング:9.3~12万円程度

張り替えリフォームの相場

次に張り替える場合のリフォームになります。これは既存の床材ごとにみていきましょう。

▼張り替えリフォーム(居室6帖あたり)
 ▽クッションフロアからの張り替え
 ・クッションフロア:4.5~5万円程度
 ・カーペット:5.5~5.7万円程度
 ・フロアタイル:5.5~5.7万円程度
 ・フローリング:9.5~13.5万円程度

 ▽カーペット・フロアタイルからの張り替え
 ・クッションフロア:5.5~6万円程度
 ・カーペット:6~7万円程度
 ・フロアタイル:6~7万円程度
 ・フローリング:10~14.5万円程度

 ▽フローリングからの張り替え
 ・クッションフロア:5.5~6万円程度
 ・カーペット:6.5~7.2万円程度
 ・フロアタイル:7~7.5万円程度
 ・フローリング:10~14.5万円程度

 ▽畳からの張り替え
 ・クッションフロア:10.5~12万円程度
 ・カーペット:11.5~13万円程度
 ・フロアタイル:12~13.5万円程度
 ・フローリング:16~20万円程度
 ・畳(表替え):4.8~6万円程度
 ・畳(新調):8~10万円程度

料金表|床張替えリフォーム|下見は無料
参照元:リノコ(2016年1月:著者調べ)

床材の種類と特徴

無垢フローリング

まず無垢フローリングは人気ですね。傷ついても味がありますし、水と熱で傷を修繕することもできます。あたたかみがあり、わが家も最も安いパイン材ですが無垢フローリングは気に入っています。種類が豊富ですので後述します。

▼メリット
・柔らかい踏み心地で冷たさを感じにくい
・経年劣化や傷がついても味がある
・調湿してくれる
・天然木材の香り
・傷が修復できる

▼デメリット
・傷がつきやすい
・水や汚れに弱い
・自然塗料だと手入れが必要になるものも
・年月が経つと狂いが出る場合も
・対応しているものもあるが床暖房には向かない

複合フローリング

次に最も一般的な複合フローリングです。合板の上に厚さ0.5~3mmの薄い木の板を貼ったもので、耐久性に優れています。ハウスメーカーなども多くはこの複合フローリングが標準となっています。

▼メリット
・デザインや色が豊富で、無垢材のように節などがなくムラがない
・変形しにくい
・耐久性・耐汚性に優れ、メンテナンスが楽
・ダニなどが発生しにくい

▼デメリット
・傷が目立ちやすく、深い傷は修復が難しい
・踏み心地が硬く、ひんやりしているので冬は冷たい
・高級感は乏しい

クッションフロア

ホームセンターなどでも売っている塩化ビニール製のシートです。床材としては最も安価で、防水性に優れているため洗面室やトイレなどの水回りによく使われます。

▼メリット
・安価で種類が豊富
・防水性に優れている
・階下に音が響きにくい

▼デメリット
・本物ではない大理石調など安っぽく見える
・汚れが付きやすく、ほこりなどが目立つ
・端の部分などに接着剤が浮いているなど施工によっては汚い
・経年劣化でみずぼらしくなる

フロアタイル

価格帯としてはクッションフロア以上、フローリング以下のカーペットと同等の位置にいるフロアタイル。見た目はフローリングと大差なく人気だと言われています。

▼メリット
・デザインが豊富で見た目はフローリングっぽい
・クッションフロアよりは高級感がある
・価格はフローリングより安価
・耐久性・耐水性に優れている

▼デメリット
・冷たい
・遮音性がない
・凹みに弱い

タイル

おしゃれな家はキッチンがタイル床ということもあります。憧れますが寒そうなのでわが家は考えませんでしたが、かっこいいですよね。タイルの床が家の中にあるなんて、おしゃれ過ぎると思います。

▼メリット
・耐久性はダントツで割れなければずっと使える
・耐水性が高い
・デザインが豊富でおしゃれ

▼デメリット
・冷たいので冬は寒々しく感じる
・割れたり欠けたりする可能性がある
・音が響きやすい
・目地の汚れが取りにくい
・水回りに使うのに滑りやすく危険



無垢フローリングおススメ5選

1.パイン(欧州赤松)

PhotoBy:著者2016年1月作成 リーズナブルで裸足に心地よい柔らかさの針葉樹床材です。経年劣化で飴色に変わっていくのも人気。わが家もウッドワンのピノアースですが割と快適で気に入ってます。居住半年ですでに傷だらけですが味があっていいかと諦めました。

無垢材なんて手が出ないわ、と思っている奥さん、安心してください。パインなら庶民的な無垢材なので大丈夫ですよ。一度ご検討ください。

無垢フローリング ピノアース | フローリング・床材 | WOODONE
参照元:WOODONE(2016年1月:著者調べ)

2.オーク(楢)

オークもパインよりは硬く高価ですが広葉樹の中では最も安価で人気です。無垢フローリングといえばオーク、というほど定番の床材です。北欧家具などにもよく使われている優しい風合いの木ですね。

オークが一番好きだという建築家さんも多いようで、硬さも適度で扱いやすいということです。安価ですが、パインより高級感があり、木目がはっきりとしていて美しく丈夫なので好き嫌いは分かれないのではないかと思われます。初めは優しい薄めの色ですが、経年劣化で褐色へと変化していきます。

見る木活かす木メールマガジン|木材ドットコム|マルホン
参照元:木材ドットコム・マルホン(2016年1月:著者調べ)

3.スギ

日本人にはおなじみの杉。スギ花粉には悩まされますが、日本を代表する針葉樹で柔らかく安価です。加工しやすいので造作家具などにもよく使われます。日本人なら杉の家に住め、と国産杉のみで作るという建築メーカーも多いですね。

節が目立つものが多いですが、味があっていいと思います。建築士さんなどは洗いざらし感があっていいという人も多いようです。…洗いざらし感、なんだか響きがいいですね。聞いただけで、裸足でスギの床に触れたくなります。

わが家もスギは選べたのですが、夫が節のある床材が苦手だというのでパインにしました。節がある方が、いかにも無垢っぽくて好きですが、苦手な人はうるさいかもしれませんね。

= 杉の床の暮し (一番簡単な本物の木の家) = 志田建築設計事務所 東京都・中野区
参照元:志田建築設計事務所(2016年1月:著者調べ)

4.サクラ(カバ・バーチ)

画像はイメージです サクラといっても、春に咲き乱れる桜ではなく、樺桜や西南桜などのことを指すのだそうです。広葉樹なので適度な硬さがあり、狂いが出にくく木目も控えめできれいだと言われています。色もピンクがかっていて節も少ないため無垢フローリングが苦手なタイプの人でも大丈夫だと思われます。

丸太ごとに色合いが異なり、色合わせが難しいという欠点もあるようです。が、個人的にはお金に余裕があったら、オプションでサクラの床にしたかったという思いもあります。一番したかったのは栗ですが…無垢なのに傷が付きにくいのはいいですよね。

無垢フローリング|輸入木材|加工木材|新木場|木材販売|新協商事
参照元:新協商事(2016年1月:著者調べ)

5.表面無垢化粧フローリング

画像はイメージです 正しくは複合フローリングになるのですが、貼られている単板がブラックチェリー、ブラックウォルナット、ハードメイプル、アッシュ、オークなどのハードウッドで、2mmと厚いのが特徴の銘木フローリングです。天然木のような風合いを持ちつつ、複合フローリングの耐久性を備えていて人気なのだそう。

無垢材ではどうしても狂いが出がちな床暖房にも対応しており、高級感があって機能性が高いものを求める人にはおススメであると思われます。価格は1平米あたり1.5千円程度~で、高めだと思われます。

ライブナチュラルプレミアム | 朝日ウッドテック株式会社-フローリング・床材・木質建材など
参照元:朝日ウッドテック株式会社(2016年1月:著者調べ)

床リフォーム業者の選び方

必ず相見積をしよう

上に相場を書かせていただきましたが、あくまで例であって、実際に依頼する場合は予想程度の金額であっても必ず相見積はするべきだと思われます。相見積によって相場の把握もしやすくなりますし、同じくらいだったらそれはそれで納得材料となります。

なんのリフォームにおいても、相見積は基本ですので遠慮することはありません。比較対象がなく1社のみで決めてしまうと後悔する羽目になるかもしれません。

フローリング張替え、補修の金額・費用・相場 | リフォーム・修理の一括見積サイト【ローカルワークス】
参照元:ローカルワークス(2016年1月:著者調べ)

依頼する上での注意点

実は床は、リフォームの時に一番後悔することが多いポイントなのだそうです。床材の種類から、遮音床にすれば良かった、床暖房を付けておけば良かった、など後から思っても遅いですよね。

せっかく床を剥がすのなら、後悔しないようにこの機会に床暖房にするなど思い切った決断も必要かもしれません。床暖房にするには12~14帖などのLDKで100万円前後の費用は掛かるとおもわれますが、後でしようと思うと床を剥がし戻すだけで10万円以上の費用が掛かることも。

あとはウォルナットなどダークブラウンの床にして思ったより暗くなってしまった、または白い床にしたら落ち着かない雰囲気になったなど、部屋の広さによって後悔することも。実際に現場を見て的確なアドバイスをしてくれる業者さんもいますので、こう!と決めつけず共にプランニングする姿勢は必要です。

施工の流れ

フローリングに張り替える場合の施工手順を見ていきましょう。

1.家具類を移動する
2.養生する
3.既存床の解体撤去
4.下地工事
5.新しい床材を専用糊で貼る
6.仕上げ工事
7.清掃
8.家具類を戻して完了

重ね貼りの場合は3~4の工程がない分、騒音なども出ないので安心です。工事期間の目安としては6帖程度の居室なら重ね貼りで1~2日、張り替えで2~3日程度ということです。

フローリングの張替工事 施工手順~価格まで解説
参照元:株式会社マスターホープ(2016年1月:著者調べ)

床のリフォームまとめ

このように色々な床材があり、その素材や工法ごとに価格もさまざまです。床は家で一番後悔するポイントだとの意見が多いようです。個人的には無垢フローリングがとても好きなので、2階も無垢床にしたかったと思っています。

しかし床リフォームをする際には床暖房もできれば付けたいですね…無垢といっても複合フローリングよりは冷たくないものの熱を発しているわけではないので朝など冷たいです。オール電化にしていて暖房もエアコンのみのため足元が冷えるので多少費用がかかっても床暖房にするべきだったなと、それは後悔しています。

せっかくの床リフォーム、後悔のないように、これまでの経験を生かしてじっくり計画してみましょう。