ローンの種類は何があるの?用途に合わせて借りる基礎知識

よくCMや銀行の看板でローンという単語を聞いたり見たりするけれど、そもそもローンって何だろう?色々な種類のローンがあるみたいだけど、ローンならどれでもいいの?ローンの事を知りたい方の為にご説明します!



ローンとは?

家を建てよう!購入しよう!思い切って新車を買おう!また生まれてくる子どもの将来の為にも、学校を行かせてあげたい。夢あふれる将来設計を描かれている方もいらっしゃると思います。でも同時にかかってしまうのがお金。

貯めてから購入なんてとても無理!20年30年かかる様な莫大な金額。教育費の為と待っていたらお子さんはその間に成人してしまいます!頑張って稼いでも今の手持ちでは厳しい…。すぐに将来のためにお金が欲しい。その時に利用するのが「ローン」です。

ローン(LOAN)とは、「貸付」「何かを貸す」という意味。私たちにとってのローンは「お金を借りること」という方が馴染みがありますね。銀行や金融会社等からローンを受けることを「融資」といいます。

ただ借りて返すだけではないローン

返済にも注意です。ただ融資の金額を分割してそのまま返済するだけでなく、いままで借りた分であるレンタル料、「利息」も払う必要があります。その際、レンタル料がいくらになるのかを計算するために使うのが「金利」です。

例えば金利が4%の時に100万円を借りた場合「100万円×4%(0.4)」となり、1年で「40万円」、更に12カ月に分割し、一カ月「約33,000円」を返済することになります。その金利も様々で一定期間で金利が高くなったり低くなったりする「変動金利」や返済期間中ずっと契約した時の金利になる「固定金利」があります。以上の事を踏まえたうえでいったいどんなローンの種類があるのか見てみましょう!



有担保ローン

借り入れの条件として担保が必要なローンの事です。住宅ローンや不動産担保ローン等、住宅に関するローンはこちらを指します。こちらは借り入れる際に本当に返済できるのか。万が一払えなくなった状況になった時に、予め借りた金額と同じ程度のものを提供する「担保」を設定する必要があります。

また借りる際の基準も定められており、年齢や年収等が含まれます。基準を満たない場合借り入れが不可能になる等、信用に重きを置いた審査が厳しいローンとなっているようです。その厳しい審査を超えれば融資金額の限度が無担保ローンと比べて大きく、金利が低い上に返済期間も比較的長く無担保ローンと比べると約10~20年の差がある等の恩恵があります。

住宅ローン

1番馴染みのあるローンかと思われます。銀行の外の看板で見たり、CMで見たり、国民的有名なあのアニメで「我が家にはローンがあと32年残っている」という台詞を聞いたことがある方はいらっしゃるかと思われます。まさにそのローンです。

借り入れ先は銀行のみに限らずJAや生命保険等の民間の商品があります。また銀行によっても金利が違ったり、特典が付く等あります。代表的な住宅ローンの1つ、フラット35は最長35年間金利が固定されます。35年間の固定ですので金利の変動があっても低くなった時の恩恵を受けられないデメリットがありますが、長い目でコツコツと返済し人生の計画を立てやすいというメリットがあります。

住宅ローン:長期固定金利住宅ローン 【フラット35】
参照元:フラット35(2016年1月時点、著者調べ)

無担保ローン

有担保ローンとの正反対で、担保の提供が必要ないローンです。住宅ローン以外のローンは大体無担保ローンです。担保の審査等で時間がかかる有担保ローンと比べ簡単に融資が受けることができ、また即日受け取れることができます。

しかし借りやすい反面、有担保ローンと比べると金利が高くついたり返済期間が短いというデメリットがあります。また借りやすい反面多く借りてしまい返済できないというケースもあります。払えなくなった時の代わりである「担保」がないので自分で背負う「借金」という形になります。借りるときは気軽ではありますが返済の事もしっかり考えた上で融資を受けたほうが良いでしょう。

カードローン

ローンの中で1番身近で簡単に借りることができるローンです。駅の中で自動契約機を見かけたことがある方はいらっしゃるでしょうか?主に銀行やアコムやプロミスなどの「消費者金融」で融資を受けることができ、審査を受けて発行したカードでATM等いつでもどこでも借りる事ができます。

プロミス公式サイト│キャッシング新規お申込み
参照元:プロミス(2016年1月時点、著者調べ)

三井住友銀行カードローン : 三井住友銀行
参照元:三井住友銀行(2016年1月時点、著者調べ)

教育ローン

高校、大学、大学院や専門学校等の入学や授業料、受験費用や海外留学の費用として融資を受けることができます。また職業能力開発学校への入学としても融資が受けることができます。融資金額は300万~500万円程度が多いようです。

返済期間は5年~10年ですが、在学期間中に利息だけを支払い、卒業後元金を支払うことで期間を延ばし負担を減らすこともできます。金利も選べ、変動金利と固定金利があります。日本政策金融金庫の「国の教育ローン」のほか、銀行や信用金庫等の「民間の教育ローン」等です。

民間の教育ローンは英会話などのカルチャースクールにも対応しているケースがあります。まさに「学ぶこと」に重きを置いたローンですね。こちらは機関によっては有担保ローンとして取り扱っている場所もあります。

教育一般貸付(国の教育ローン)|日本政策金融公庫
参照元:日本政策金融公庫(2016年1月時点、著者調べ)

自動車ローン

主に自動車の購入や買い替えを目的としたローンです。銀行や信用金庫の他、損害保険会社などで取扱っています。返済期間は5年~8年、融資金額は教育ローン同様300万~500万円の物があります。金利も変動ローン、固定ローンと選ぶことができます。

種類は豊富で、新車でも中古車でも利用できるローン、新車の方が中古車より金利が低くなるローン、車検や修理などの修理のためのローンや、免許取得のためのローンなど様々なものがあります。

特典も多く、ゴールド免許の場合やエコカー購入の場合には金利が優遇されるというものもあるので、用途に合わせた有利なローンを探してみると良いかもしれませんね。銀行で選んだローンなら、途中での一部繰上返済も可能なローンもあるようです。

マイカーローン | 住信SBIネット銀行のMr.自動車ローン
参照元: 住信SBIネット銀行(2016年1月時点、著者調べ)

マイカーローン | JAバンク
参照元:JAバンク(2016年1月時点、著者調べ)



まとめ

いかがだったでしょうか?審査は厳しく場合によっては今すぐに借りれないが金利が低く返済期間が長い有担保ローンと、気軽にすぐに借りれるが金利が高く返済期間が少し短めの有担保ローン。何のためにローンを借りるのか?目的をしっかり決めた上で自分の払える金額を考えた上でローンを使い分けるという手段もあります。

一生の買い物、将来に使うお金だからこそ慎重に選びたいですね。最後に、忘れてはいけないのは、ローンとは『借りたお金』であることです。当然返済する義務があります。もし借りる際に収入や返済金額の設定で不安であるならば、銀行の担当の方やファイナンシャルプランナーに相談して計画を立ててもいいかもしれませんね。お金を借りるときだけでなく、返す時のことも考えた上で素敵な将来を描けますように!