ロシアの物価についてのまとめ

ロシアでの移動や宿泊、食事などにかかる費用や、それに付随する情報などをまとめています。



ロシア国内外での使用通貨

流通しているお金の種類(通貨)について説明

ロシア国内では中央銀行が発行しているルーブルが基本の通貨単位として使われています。

他にも補助通貨として国内ではカペイカと呼ばれる硬貨が発行されています。1ルーブルで換算すると、1ルーブルは100カペイカ。100カペイカ硬貨は発行されていないため50カペイカ2枚分となりますが、1ルーブルでも硬貨として発行されています。他にも1カペイカ、5カペイカ、10カペイカ、2ルーブル、5ルーブル、10ルーブルが硬貨で流通。10ルーブルより上は紙幣で発行され、50ルーブル、100ルーブル、500ルーブル、1000ルーブル、5000ルーブルが市場で流通しています。

国際通貨コードはRUB(ロシアとルーブルを意味する英語のRUssiaとrouBleをかけあわせたもの)で表記。ルーブルの頭文字をとってRURと表記されていた時代もありますが、語呂が悪いなどの理由で使われていません。また、歴史的にみて旧ソビエト連邦はもといロシア帝国時代より使われているルーブルですが、ソ連時代とソ連崩壊後で1回ずつデノミを行い、1998年には債務不履行となった経緯もあって、国際通貨としてはルーブルの信用は低い傾向にあります。

クレジットカードの使用について説明

2014年3月からロシア国内ではロシア銀行とSMP銀行より発行されているクレジットカードの一部で利用できない状態となっています。

これは2014年3月に行なわれたクリミア半島のロシア編入と、ウクライナイ問題において親ロシア派に武器を供給したことで、欧米各国より経済制裁をうけているためです。辛うじて利用可能となっているカードでも、例えばアメリカの企業が発行しているカードであればロシア国内で使用することができない状態にあるため、ロシアへの渡航、カード使用時には事前に使用できるカードかどうか、注意する必要があります。



ロシア旅行での両替について

・空港での両替方法について説明

旅行などでロシアを訪れる際には、日本円をロシアルーブルに両替する必要があります。

一般的に日本人が利用する空港は、モスクワ空港かサンクトペテルブルグ空港になりますが、このどちらにも、空港内に両替所が設置されています。ただ、日本円からロシアルーブルに直接両替すると、かなりレートが悪くなりますので、出国前に米ドルを準備しておき、米ドルからルーブルに両替するのがお勧めです。

また日本の成田空港などでも両替可能ですが、ここも非常にレートが悪くなります。

・街中での両替方法について説明

ロシアを訪れた時に、街中で両替をするのであれば、銀行の窓口かホテルのフロントを利用することになります。

ただ一つ注意しておかなければいけないのが、銀行の窓口であっても、日本円からロシアルーブルには、直接両替できないところが多いことです。したがって空港などと同じように、米ドルを事前に準備しておき、これをルーブルに両替する必要があります。

このように日本円を米ドルに、さらに米ドルをルーブルにと2回両替するために、手数料が2回かかるケースもありますので、ある程度は覚悟しておく必要があります。

・両替における補足や注意点について説明

日本人がロシアを旅行する際には、どうしても両替する上で、不便な面が多くあります。したがって、クレジットカードと現金を併用して支払いをするのが一般的になります。

ロシアでもモスクワやサンクトペテルブルグなどの大きな都市では、クレジットカードでの決済は可能で、感覚的には日本でカードを使う場合と大差はないでしょう。

また現金に関しては、国際カードを準備しておき、現地のATMなどでルーブルをキャッシングする方法が、便利でお勧めです。

ロシアの交通手段と交通費と注意点ついて

・交通手段の紹介

ロシアでの交通手段は主に、電車、地下鉄、バス、トロリーバス、トラム、タクシーがあります。

電車に関してみていくとロシアでは膨大な便数が走っており、都市間では夜に出発して朝に到着する長距離夜行列車が多数運行されています。特にシベリア鉄道やモスクワからサンクトペテルブルク間の寝台特急は外国人によく利用されています。

次に地下鉄について見ると、日本でも言われるように「メトロ」と呼ばれ、特にモスクワでは市民の重要な交通手段となっております。日本の地下鉄よりもかなり深く、中もかなり古いものとなっていますが最近自動改札機が導入されました。運行時間は早朝5時半から翌1時くらいで、4~5分間隔で運行しています。

バス、トロリーバス、トラムもかなりよく見かけますが、複雑なので旅行初心者にはかなり難しいものとなっています。

あとはタクシーなどがあります。

・各手段にかかる交通費

鉄道の料金ついて、ロシアの鉄道の料金は変動制が導入されているので乗車日や乗車する列車によって料金がころころ変動します。観光ビザを取得したバウチャー旅行の際は日本で乗車券を手配することになるので、現地で購入する必要はありませんが業務ビザや学生ビザで旅行する場合と比較的近距離を移動する場合は現地で購入することになるので前もって調べておいたほうがいいです。

地下鉄の金額は乗車距離に関わらず一定となっていて、2012年時点で約80円と日本よりもかなり安いものとなっていますがこちらも頻繁に料金が改定されるので注意が必要です。地下鉄の構内はかなり豪華なつくりとなっていますが、原則撮影禁止なので気を付けてください。

そしてロシアのタクシーは基本的に事前交渉となるので、納得のいく料金となるようにきちんと交渉しましょう。タクシーでは英語がほとんど通じないので住所を書いた紙を渡すなどで、行き先を伝えましょう。



ロシアでの宿泊施設と宿泊費をご紹介!

・一般的な宿泊施設を紹介

ロシアのホテルは主にモスクワに集中しており、格安ホテルからラグジュアリーなホテルまで幅広いグレードから選ぶことができます。中には、ロシアならではのスターリン建築のタイプのホテルもあります。

また、ロシアは安価なユースホステルもあり、英語も話せるスタッフがいる宿もあります。旅人達との情報交換をしたい人にもよいでしょう。

そして、ロシアには日本のカプセルホテルのようなスリープボックスと呼ばれる宿泊施設もあります。スリープボックスでも、一般的にバスルームやトイレなどの設備も完備されています。

それ以外にも、ヨーロッパでは馴染み深いB&Bもロシアにはあります。宿によってはロシア語以外の多言語サービスのタイプもあります。

・宿泊施設の金額相場を紹介

ロシアでのホテルは、リーズナブルなホテルだと、日本円で1泊約4,000円~、中級クラスだと、約7,000円~で宿泊することができます。中級クラスでも3つ星ホテルの場合には、約50,000円以上のホテルもあります。更に5つ星の高級ホテルになると、約100,000円以上のタイプもあります。

また、ユースホステルの場合には、約3,000円から宿泊できます。但し、西欧ほどロシアのユースホステルは多くはありませんので、宿泊希望時には早めに予約したほうがよいでしょう。そして、スリープボックスの相場は約6,000円となっています。

ロシアで、いずれの宿泊施設に泊まる時にも気を付けたいことは、街の中心部や駅からなるべく近い宿を選ぶことです。特に、ロシアの冬は非常に気温が低いので、宿がすぐ分かりやすいロケーションの方が、土地勘のない旅行者にはよいでしょう。

ロシアでの生活においてかかる食費と料理の紹介

・主な料理を紹介

ロシア連邦は、ユーラシア大陸で東は東洋、西はヨーロッパ圏、また、南には中東などとも接することの出来る、世界一の国土を誇る大国です。年中、冷帯に属しているので気温が平均的に低く、快晴の日も少ないという気候です。

そんな、寒い国ロシアではどのような料理が有名かというと、ロシアの代表的料理あかいスープ「ボルシチ」です。やはり、寒い気候なので体の芯から温まることのできる、温かい料理が好まれるようです。そして、一体なぜ赤いのかというと、「テーブルビート」(日本ではびーつと呼ばれる)がもつ、赤色の色素によって、赤く染まるようです。また、ボルシチは古代ローマにルーツがあるといわれており、疲労回復させるような栄養満点の料理です。

・外食した際の金額相場を紹介

そして、ロシアの首都はヨーロッパに近い西側にあり、「モスクワ」です。モスクワ市街の外食レストランでどのようなものが食べることが、できるかというと、首都モスクワから南下したところにある巨大な二つの湖に「黒海」・「カスピ海」で引き上げられた、新鮮で豊富な魚介類を中心に楽しみ満喫することができます。また、主食は、パンやポテトといった食べ物が主流なようです。

ロシアの外食する費用は、手軽に食べることのできるファーストフードならば、日本とあまり変わりない600円~1,000円で食べることができますが、レストランでちゃんとした食事をとると、2,000円~3,000円といった日本と比べては高価な食事となってしまうようです。

ロシアの税金事情について

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・消費税や空港利用税などの税金についての説明

ロシアを旅行する際に気になる税金。まず、消費税ですが、2015年から3パーセントで徴収が開始されました。かつて導入された際は、20パーセントと、日本よりもかなり高くなっていましたが、一度廃止され、再導入されました。なお、パンや乳製品、医薬品など、生活必需品に関しては課税されませんので、一般消費者にとって優しい制度となっています。

また、次の税金として、空港税(サーチャージ)ですが、国際線の出発、着陸とも、数百円から高くても千円を超える程度に設定されていますので、北欧諸国など、高く設定されている国と比較すると、ある程度安価といえます。旅行の際は、空港税についてはそれほど重要視する必要はないといえそうです。

・チップなどの習慣や金額について説明

次に、チップについてです。旧ソ連時代にはチップの習慣はありませんでしたが、現在のロシアでは、観光地などではヨーロッパ諸国と同様、チップを渡すのが一般的なルールになっています。おおよその目安は、レストランでは料金の10パーセント程度と言われます。単純に金額を上乗せするのではなく、「お礼」の気持ちが重要ですので、キリのいい金額になるよう、少し多めに払う、という方法もひとつです。また、一部のレストランでは、料金にチップ分が含まれていますので、その場合は上乗せして支払う必要はありません。

その他、チップではありませんが、基本的にトイレは有料になっていますので、小銭を持ち歩いた方がベターだと思われます。

ロシアは税金、チップなど、旅行者にとっても優しい国になっています。

外せないロシアの観光施設と費用

・無料で利用できる観光施設を紹介

ロシアで最も有名な観光施設といえば、「赤の広場」です。面積7万3,000平方メートルの石畳の広場で、敷地内にはレーニンの遺体が冷凍保存し祀られている「レーニン廟」、30万点の歴史的資料が展示されている「歴史博物館」、ロシア最大級の国立百貨店の「GUM」などが建ち並びます。広場の入り口には、ヴァスクレセンスキー門やポクロフスキー聖堂など、威厳のある建物が目を引きます。

公園内には、プーチン大統領やゴルバチョフ大統領、スターリンなど、ロシアの歴代大統領のそっくりさんがあちこちに出没するので、一緒に記念撮影をするのも楽しみの一つです。

「赤の広場」は誰でも自由に立ち入ることができ、「レーニン廟」も入場無料です。

・有料で利用できる観光施設を、その料金とあわせて紹介

ロシアには、歴史ある観光施設がたくさんありますが、ぜひ見学しておきたいのがクレムリンです。旧ロシア帝国の宮殿であり、ソビエト連邦時代には歴史の中枢が置かれていた場所で、現在も政治の中心地となっています。

クレムリンの敷地内には、クレムリン大宮殿、グラノヴィータヤ宮殿、テレムノイ宮殿、国立クレムリン宮殿のほか、ロシア大統領官邸、ロシア大統領府などが置かれています。13世紀から18世紀の武具や武器、宮廷衣装などが展示される武器庫、世界最大級のダイヤモンドが飾られた王笏などを展示するダイヤモンド庫のほか、複数の大聖堂があります。

クレムリンの入場料は350ルーブルで、武器庫は700ルーブル、ダイヤモンド庫は500ルーブルの別料金がかかります。

ロシアの買い物とおみやげ

・生活に必要なものを購入するお店を紹介

ロシアのスーパーマーケットは、会社によって品質に大きな差があります。安いスーパーだと、真黒になってしなびた野菜を平気で売っているお店もあります。

営業時間も会社によって異なりますが、24時間開いているところがたくさんあります。

売られている商品の種類は、日本のスーパーとあまり変わりません。野菜に果物、乳製品やお菓子などが棚いいっぱいに並んでいます。お正月がクリスマスなど、イベントの季節になると関連のグッズが店頭に並びます。

食品や日用品などの価格は日本と同じくらいです。大きなカートにいっぱいの商品を買い物していく人が多いので、レジも大行列になります。レジの最後尾を訪ねるとき「だれがはしっこ?」という表現は田舎者で「だれが最後?」と聞くのが標準的だとされています。

・一般的なおみやげの種類や相場について紹介

ロシアの民芸品であるマトリョーシカ人形はおみやげの定番です。上下をひねってあけると、中から一回り小さい人形が出てきます。6重以上になっているものが多いです。木製の人形で、現在では動物の描かれたものや歴代の大統領が描かれたものもあります。「マトリョーシカ」という名称は、女性の名前が由来しています。そのため、もともとは女の子の絵が描かれているものが主でした。価格は安いものだと400円くらいから購入することができます。

ロシアの人がかぶっているイメージの強いシャープカも人気のおみやげです。ふわふわとした帽子で、防寒具として重宝されています。毛の種類や色、形などが様々あります。お手頃な物だと1200円くらいから買うことができます。

ロシアの水、タバコ、ビールの価格について

・水(ミネラルウォーター)の価格について説明

ロシア国内の、とりわけ都市の水道水は飲み水には適していないので、ミネラルウォーターを飲むことがおすすめです。

レストランや食堂で水が飲みたいときは有料ですがミネラルウォーターを注文することになります。

ペットボトルは500mlのもの1本あたり20~30ルーブル(約40~60円)程度で買えます。スーパーや売店などで売っています。

炭酸ガス入りのミネラルウォーターが一般的のため、苦手な人は炭酸なしのものを購入するといいです。

・タバコの価格について説明

ロシアはタバコ消費量が中国に次ぐ世界第2位で、喫煙率の高い国です。歩きタバコやレストランなどでの喫煙も多いのですが、2013年禁煙法が施工され、バスやメトロ、空港、バス停、医療施設等の公共の場での喫煙が禁止されました。

日本のタバコの平均価格20本1箱300円ほどに比べると、ロシアのタバコは安いです。最も安い部類では35ルーブル(約70円)ほど、高いものでも90~100ルーブル(約180=200円)前後です。

・ビールの価格について説明

ロシアのビール消費量は中国、アメリカに次ぐ世界第3位であり、市場規模は拡大しつつあります。ロシアではビールはソフトドリンクのような認識で、気軽に飲む人が多いようです。

ロシアのビールは非常に安価で、レストランやバーなど飲食品で提供されるビールは1パイント(約470m)50ルーブル(約100円)程度です。

最も人気なのはバルティカのビールです。値段は1缶40ルーブル(約80円)ほどです。1リットルの大きな缶では85ルーブル(約170円)のものもあります。