押入れのリフォーム費用はどのくらい?工夫次第で楽しくDIYも!

部屋の押入れを洋風なクローゼットに変更したい、使わない押入れをもっと有効に使いたいと思う場合、押入れのリフォームを考えてはいかがでしょう?また、工夫次第でいろいろ夢が広がるのも押入れリフォームの特徴かもしれません。そんなリフォームの費用や工程、DIYの工夫のヒントをご紹介します。



押入れのリフォームとは

大体どこの家にもある押入れですが、皆さんのお宅の押入れの使い勝手はいかがですか?和室にある押入れは、布団の上げ下ろしや普段使わない物の収納には適しているかもしれませんが、普段布団を使わないという人には使いにくいかもしれません。布団よりも衣類を取り出しやすく収納したい場合は、押入れより洋風のクローゼットの方が使い易いと思うことも多いようです。

押入れのリフォームは、業者に頼む場合と自分でリフォームする場合があります。最近は、DIY(Do it yourselfの略)つまり日曜大工で、自分でリフォームを楽しみながら頑張るという人も多く、プロ顔負けの仕上がり例に驚くこともあるようです。

また押入れリフォームは、クローゼット化だけではなく、工夫次第でいろいろな空間の使い方ができ、女性や初心者でも取り組みやすいと言われています。そんな巷の押入れリフォーム事情ですが、まずは、需要の多い押入れを洋風のクローゼットに変える工程と費用を見てみましょう。



押入れをクローゼットにしたい

業者に頼んだ場合の費用

まず、押入れをクローゼットにする場合の工程はどんなものがあるか見てみましょう。ざっくりとした工程なので、順番は前後する場合があるようです。

◼︎押入れを解体する(中段などを撤去する)
◼︎クローゼットドアの取り付けの下地を作る
◼︎クローゼット内部の壁の仕上げ(壁紙やボードなどを貼る)
◼︎棚板やパイプを取り付ける
◼︎クローゼット枠の組み立てと取り付け
◼︎扉の吊り込み
◼︎廃棄物の処理

一般的に、業者に頼んで和風の押入れをクローゼットにリフォームする場合の相場は、大体8万円から20万円程度と業者さんや押入れの大きさ、状態などによって差があるようです。見積もりの例をご紹介します。

◼︎押入れの解体撤去:約10,000円
◼︎クローゼットの壁や床の補強・目隠しなど:約10,000円
◼︎棚板やパイプの取り付け:約15,000円
◼︎クローゼットの扉取り付け一式:約60,000円
◼︎諸経費(廃棄物処理費含む):約20,000円
◼︎合計:約115,000円

実際は、業者さんに状態を見てもらったり仕上がりの希望を相談したりすること必要なので、あくまでも一般的な推測例になります。

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相場の差はどこで出る?

8万円から20万円という相場の差はなぜ出てくるのでしょうか。まず、業者さんによって施工の費用や諸経費が違うようなので、実際の状態と希望を伝えて何件か見積もりを取ると良さそうです。

相場は、押入れの仕様や大きさによっても変わります。押入れの幅によって、必要となる扉の幅も変わるので、そこがダイレクトに費用の差となってくるようです。

押入れの上に天袋がある場合、押入れと天袋をつなげて大きな空間を作り、クローゼット化するケースがあるようです。押入れと天袋の境目が敷居だけか、しっかりした作りの鴨居になっているかによっても撤去の難しさが違うようなので、これも相場の差の原因となりそうです。状態によっては、あえて天袋は撤去しないという選択もあるのかもしれません。

また、クローゼットの扉をどういう形にするかによっても差が出ます。洋風のふすまのような引き戸にするか、折戸と呼ばれる、折りたたみながら開くタイプにするか、扉にはいろいろなタイプとランクがあって、かなり値段に差があるようです。

安価にリフォームするためには、パネルドアと呼ばれるアコーディオン型の扉にしたり、カーテンにしたり、また扉などの目隠しは必要ないという選択もあるかもしれません。扉のタイプやランクをどうするか、これも相場の差の原因となっているようです。

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DIYでクローゼット化するには

Do it yourself=自分でやろう!の略が「DIY」です。つまり業者には頼らず、日曜大工で自分で押入れをクローゼット化することは出来るのでしょうか?答えは、やる気と道具さえあれば、もちろん出来ます!押入れのDIY(自分でやるリフォーム)は、初心者や女性でも取り組みやすく、工夫次第でいろいろなバリエーションが楽しめることで人気があるようです。ここでは、基本的なクローゼット化の手順を簡単にご紹介します。

用意するもの

スペースを作るのに必要なもの
・バール
・金槌
・軍手
・場合によってはのこぎり

その他目隠しに必要なもの
・扉
・レール
・カーテンなど

また、扉の取り付けには、電動式のドライバードリルがあると便利なようです。

リョービ(RYOBI) 充電式ドライバードリル 7.2V BD-710 647528A

撤去してスペースを作る

押入れには、中段と呼ばれる仕切りや、天袋と呼ばれる上部の収納がある場合がほとんどです。クローゼットにリフォームするには、まずこれらを解体しなければなりません。中段は一般的には釘で止まっています。この釘を外していけば解体できるので、バールや釘抜きを使って取り除いていきましょう。釘の方向の逆側に、金槌で木材を叩いても外すことができるようです。

外す順番としては、

1:ぞうきんずりと呼ばれる壁と中段板の間の細い板をバールなどで押し上げながら外す。
2:中段板と根太(中段板の裏にはしご状に渡してある棒状の部分)を外す。
3:前かまちと呼ばれる前方に残った太い板を外す。場合によってはのこぎりで切断する。
4:後ろかまちと呼ばれる押入れ奥の太い板をバールなどを差し込んで外す。

これで強敵だった中段が外れました。文章だけでは分かりにくいでしょうか?ぞうきんずりの画像は以下のサイトを見れば「あ!あれね」とわかると思います。

雑巾摺りとは [ 21stマイホーム建築用語辞典]
天袋の解体は、敷居だけを外すか全てを抜くか、またはそのままにするか、希望するリフォームと天袋の仕様によって考える必要があるようです。普通は中段と同じように釘で止められているので、バールや場合によってはのこぎりなどを使って撤去しましょう。柱と一体になっている太い鴨居で押入れと天袋が仕切られている場合は、無理に撤去せず、そのまま活かすことを考えた方がいいかもしれません。

扉の種類と取り付け

クローゼットの扉にはランクがいろいろあります。どんな扉を取り付けるかで、予算やDIYの難易度が変わってくるので、予算や自分のスキルに合わせて考えてみるといいようです。一般的に、洋風のクローゼットというと、折戸と呼ばれる扉を連想することが多いのではないかと思います。折戸はランクによって値段の差があるようですが、一般的な押入れの幅で、50,000円前後のものが多いようです。

LIXIL クローゼットドア 4枚折戸 WCF-CF1 ノンケーシング 1223/1323M フリータイプ トレンドカラー(枠カラーはクリエホワイト) ウッディーライン
組み立ての手順としては、そのドアの仕様によりますので説明書をよく読んで取り付けることになります。一般的には、

1:枠の組み立てと取り付け
2:レールなど部品の取り付け
3:扉の取り付け
4:扉の調整

という順番になるようです。

もう少し簡単に、安価に済ませたいと思う場合、パネルドアと呼ばれる扉を取り付けるという選択もあります。

パネルドア間仕切り 木目チーク 幅97cm×高さ174cm
アコーディオンのように折りたたまれるパネルドアは、折戸に比べて価格が安く、取り付けも簡単なようです。ドライバー1本で取り付けできるそうなので、折戸にこだわらないようなら、初心者にもお勧めできるかもしれません。



押入れリフォームは工夫次第

扉をつけたクローゼットへのリフォームにこだわらなければ、押入れリフォームは工夫次第で大きく夢が広がります。元押入れをベッドや机、見せる収納に変身させた具体例をご覧ください。

夢のドラえもん生活

押入れをベッドに…と、お子さんなら一度はやってみたいと思ったことがあるのではないでしょうか?思わず、起き抜けに「おはよう。のび太くん!」と言いたくなるような夢のある押入れ改造例はこちらです。 押入れの中段はそのままで、柵を取り付け、カーテンと壁の装飾で可愛らしいお子さんのベッドを作ってあります。これなら面倒な中段外しも入らず、女性にも簡単で、お子さんも大喜び!というすぐにでも真似できそうなリフォーム例ですね。賃貸でも出来るリフォームとしてもお勧めできそうです。 こちらも中段を上手に活用した2段ベッドの例です。外枠の濃いブラウンと、中段のかまちと柵の白のコントラストがおしゃれですね。おそらく一番上の天袋を赤と白の布で目隠ししてあるのだと思います。配色のセンスや工夫で、こんなに可愛く洋風にできるんだな、と思った改造例です。 下の段をこんな風に使えば、大人も2段ベッドとして活用できるんですね。清潔感のある白い壁紙がおしゃれでスタイリッシュな印象です。

見せる収納に変身

中段を外さず押入れはそのまま活用して、壁紙と棚を効果的に使用した例です。モスグリーンの壁紙が収納してある物の雰囲気に合っていて素敵ですね。賃貸物件でもすぐに真似ができそうなのもおすすめポイントだと思います。 東急ハンズの「Function KIT」を使って、押入れを収納スペースに変えた、リノベーション団地の一例です。普通押入れは横に空間を区切りますが、こちらは縦に区切るイメージですね。棚を配置することで、収納力たっぷりの見せるクローゼットとワークスペースが出来上がりました。 スタイリッシュなディスプレイ型の収納ですが、よく見るとふすまを外した押入れの奥に、すのこを配置しただけです。アイディア次第で簡単に、ここまで押入れが生まれ変わるという具体例だと思います。

机でワークスペースに

和風だった押入れの中段をそのまま机として、ワークスペースを作った例です。棚のペン立ての統一感が、ディスプレイ収納のようになっていて、素敵ですね。おそらく上は天袋があったのだと思うのですが、すのこ状の板でおしゃれに目隠しされているようです。 収納だった空間に机と棚を配置して、広いワークスペースを作った例です。白で統一した棚と机がおしゃれですね。また机がぐるっと取り囲むような形になっているので、パソコンに向かうときと他の作業をするときとの空間を分けて使えるようになっています。すごく使いやすそうな空間だなという印象です。

秘密基地に

子供部屋を作る余裕はないけれど、子供のスペースを作ってあげたい!そんなときも押入れリフォームは大活躍しそうです。秘密基地のような遊びのスペースは、小さなお子さんが喜ぶこと間違いなしではないでしょうか?押入れの中段がそのまま活かせそうなところも、簡単に取り組めそうでいいと思います。賃貸でもすぐに真似できそうなところもいいですね!

まとめ

いかがでしたでしょうか?生活スタイルによっては使いこなすのが意外に難しい和風の押入れですが、リフォームによってぐんと使い勝手がよくなりそうですね。

業者さんに頼んでしっかりとした洋風のクローゼットに変身させれば、元和室の押入れとは思えないほどの仕上がりが期待できそうです。やる気と自信のある方は、自分でDIYに挑戦するのもいいかもしれません。

クローゼット化にこだわらなければ、ベッドやワークスペース、秘密基地など、アイディア溢れる空間の使い方を楽しめるかもしれませんね。賃貸で大きなリフォームが難しいという場合も、ふすまを取って中段をそのまま活かせるリフォームを工夫してみるといいかもしれません。

少しの工夫で驚くほどイメージが変わるのが、押し入れリフォームの醍醐味でもあると思います。それぞれの生活スタイルに合わせた押し入れリフォームを楽しんでみてください!