<楽天カードの海外旅行保険>って使える?疑問を徹底解消!

楽天カードについている海外旅行保険って内容が充実していますね。しかしその利用条件などはご存知ですか?カード付帯の保険だけで安心なのかを徹底検証していきます。また、クレジットカード以外の海外保険も合わせてお伝えします。自分にあった保険をつかって、何が起こるかわからない海外旅行に備えませんか?



楽天カードの海外旅行保険

楽天カードの付帯サービスとして、海外旅行保険があります。これは、海外旅行中の病気や怪我を保障するサービスに加えて、その治療費や賠償責任、また携行品などの損害も補償される保険です。しかしその補償については、少々制約があるようです。順を追って確認していきましょう。

海外旅行保険の補償内容

楽天カードにサービスで付帯されている海外旅行保険の補償内容は、以下のようになっています。

・傷害死亡後遺症の場合:最高2,000万円
旅行中の事故により、その事故から180日以内に死亡または後遺障害となった場合に支払われます。なお、後遺障害については、その程度によって金額が変わります。

・傷害治療費用として:最高200万円
旅行中の事故によるケガで治療を受けた場合に、1回の事故について治療費の実費が支払われます。

・疾病治療費用として:最高200万円
旅行中または帰国後の48時間以内での発病の場合の治療費、もしくは14日以内の特定感染症による治療を受けられた場合に支払われます。

・賠償責任が生じた場合:最高2,000万円
旅行中の偶発的な事故によって、他人へのケガや物を壊したなどの損害に対して、賠償責任を負った場合に支払われます。

・携行品の損害の場合:最高20万円(免責金額は3,000円)
旅行中に価値のある携行品が、盗難・破損・火災などの偶発的な事故によって損害を受けた場合、その携行品1点にたいして10万円を限度として支払われます。ただし、そのうちの3,000円は自己負担となります。

・救援者費用として:最高200万円
旅行期間中に不慮の事故や遭難などで救助などが必要になった場合に、会員やその親族が支払った救援費用が支払われます。

※細かな条件については割愛しています。

このように、年会費が無料カードの付帯されている海外旅行保険としては、補償内容がトップクラスとなっています。

楽天カード: 各種保険自動付帯サービス
参照元:楽天カード(2016年1月、著者調べ)

プレミアムカードと通常のカードの違い

楽天カードにはいわゆるゴールドカードの「プレミアムカード」と、会費が無料の「通常のカード」がありますが、その違いはこの海外旅行保険にもあります。

プレミアムカードでの海外旅行保険については、補償の内容が厚くなっており、その利用も「自動付帯」となっています。しかし通常のカードでは、補償の内容に制約があり、その利用も「利用付帯」という形なのです。

では「利用付帯」とはどういうことなのでしょうか。

楽天カード: 楽天プレミアムカード
参照元:楽天カード(2016年1月、著者調べ)

利用付帯ってどういうこと?

通常の楽天カードでの「利用付帯」とは、海外旅行保険が有効に使える条件とされていることで、海外への出国前に、ツアーの交通費や旅費、出かけるときの公共交通機関の費用を、楽天カードで支払う必要があるということです。つまり、交通費として楽天カードを使ったら、海外旅行保険が補償されるということなのです。

この条件については、海外に行ってから交通費の支払いをしたとしても、それは該当せず、補償が開始されないということになります。出国前の交通費という制約があるのです。

プレミアムカードでは、自動付帯になりますので、このような条件は付きませんが、通常のカードはこのような「利用付帯」となっているのです。

カード利用は一部だけでも大丈夫?

交通費や旅費を楽天カードで支払わなければならないという、海外旅行保険の「利用付帯」ですが、これは全額カード利用ではなくても大丈夫です。例えば、ツアーの頭金のみを楽天カードで利用するという方法でも、利用をしたということで、海外旅行保険は有効になります。

これは、使用する最低金額の指定があるわけではないということなので、旅費や交通費に関する支払いを少しでもカード利用していれば大丈夫ということなのですね。旅費や交通費に限りますので、ホテルなどの支払いは該当しませんので気をつけましょう。

該当する交通費の支払いについて

では、該当する交通費について確認しておきましょう。基本は、旅費に関する公共交通機関の費用になります。例えば、電車やタクシー、またバスや船舶・航空券は時刻表のあるもの、バスや電車の回数券など、さらに燃油のサーチャージ代・航空機の座席のアップグレードなどは該当します。

該当しないものについては、例えば高速道路の代金や空港の駐車場代、レンタカー代、航空券の発行に関する手数料、飛行機チャーター代、ホテルのシャトルバスなどになります。

同行する人の旅費について

では、同行する友人や家族などの補償についてはどうなるでしょうか?

この利用付帯が該当するのは、そのうちの誰か1人が公共交通機関での交通費の支払いをしていれば、大丈夫です。基本的に旅行する人の分の旅費が、楽天カードで支払われているということになります。しかし、自分の旅費のみをカードで支払い、その他の人の分は現金で支払ったということの場合は該当しませんので注意してください。

さらに、大きな注意点は【楽天カードを持っている人が対象】ということです。つまり、3人で旅行へいくときに、3人分の旅費を楽天カードで支払った場合であっても、そのうちの1人が楽天カードを持っていなければ、その人は保険の対象ではないということになります。

楽天カードを持っている人に有効、さらに、その人の分が公共交通機関でのカード支払いがされているということが、条件となります。

楽天カード: 各種保険自動付帯サービス
参照元:楽天カード(2016年1月、著者調べ)

交通費について

利用付帯に関する交通費は、旅費に対するものである必要がありますが、空港へ行く前に別の場所を経由する場合の交通費は該当するのでしょうか?

たとえば、空港近くの親戚の家に寄る場合の交通費については、旅費とは判断されません。そこから空港までの交通費は該当するそうです。つまり、別の目的もあるのではないか?とみなされてしまうため、純粋な旅費に関するものである必要があります。

判断をつけかねる場合もありますので、迷う場合は楽天カードのカスタマーセンターへ問い合わせてみるのが確実で良いでしょう。

楽天カード: お客様お問い合わせ窓口
参照元:楽天カード(2016年1月、著者調べ)



海外旅行保険の対象にならない場合

楽天カードを持っていて、楽天カードでの旅費の支払いをカードで行っていれば、基本的に対象になりますが、海外旅行保険の対象にならない場合や、その保険の利用などにも注意しなければならない点があります。

18歳未満の子供

楽天カードでの海外旅行保険では、楽天カードを持っている人が対象でしたね。つまり、18歳未満の子供は自分のカードの発行ができません。つまりカードを持っていないために、対象外となるのです。

ただし、プレミアムカードであるゴールドカードでは家族特約がついています。子供の分も楽天カードでの海外旅行保険で補償をしたいということであれば、プレミアムカードが必要になります。通常のカードでは該当しませんので気をつけましょう。

現地での病院におけるキャッスレスの支払い

海外旅行で心配なのは、現地でのケガや事故による医療費になりますね。楽天カードの補償でも、ケガや病気による治療費は、最高で200万円の補償があります。ただし、これにも条件があります。

現地での医療費、つまり病院での支払いに関しては、キャッシュレスではありません。いったん現地の病院で支払って、帰国後に保険請求手続きをすることで、保険金が支払われるという形になっています。その流れは以下のとおりです。

・病院やそれに関する交通費の領収書が必要
・帰国後に楽天カードのサポートデスクへ連絡をして保険請求の手続きを開始する
・領収書と保険手続きの書類を提出する

領収書は必ず必要になりますので、なくさないよう注意してください。最高200万円で、そのかかった実費が支払い対象となります。

ただし、プレミアムカードの場合は、キャッシュレスでの診療や治療ができるそうです。こう考えると、プレミアムカードのサービスは充実していますね。(ただし、年会費の1万円がかかります)

楽天カード: 各種保険自動付帯サービス
参照元:楽天カード(2016年1月、著者調べ)

海外旅行保険の比較

通常の楽天カードのサービス付帯としての海外旅行保険は、補償も充実していて、無料としてはとても良い内容のものとなっています。しかし、やはり条件がついていることや、当然有料の保険と比べれば、補償の内容も単独で加入する海外旅行保険には落ちる面も多くあります。

例えば、多くの海外旅行保険の場合は、損害賠償については「1億円」までの補償があることや、疾病死亡保障がついていることなどがあります。そのほかには、プランとして家族全員での加入ができること、なによりカスタマイズができることが魅力です。ネットで申し込みが完結するものが多くあり、また当日の加入もできるものもあります。

三井住友海上「ネットde保険@トラベル」

補償の内容の一例として
・傷害死亡高度障害:1,000万円
・治療・救援費用:1,000万円
・疾病死亡:1,000万円
・損害賠償:1億円
・携行品損害:30万円 など。

日数別や行き先別での保険料となっています。ネットでの申し込みも可能。その他に、緊急の歯科治療費用や、手荷物遅延などの補償、弁護士費用などもつけることができます。

※補償の内容については、必ずご自身でご確認ください

補償内容|特定手続用海外旅行保険|三井住友海上
参照元:三井住友海上(2016年1月、著者調べ)

損保ジャパン日本興亜「off!」

補償の内容の一例として
・傷害死亡高度障害:1,000万円(家族500万円)
・治療・救援費用:1,000万円
・疾病死亡:1,000万円(家族500万円)
・損害賠償:1億円
・携行品損害:30万円 など。

ご自身でのオーダーメイドで補償を選べ、治療費500万円の補償で780円から設計が可能です。クレジットカードに付帯されている海外旅行保険の上乗せとしても人気があります。

※補償の内容については、必ずご自身でご確認ください

新・海外旅行保険【off!(オフ)】 | 損保ジャパン日本興亜
参照元:損保ジャパン日本興亜(2016年1月、著者調べ)

ジェイアイ傷害火災「t@biho」

補償の内容の一例として
・傷害死亡高度障害:1,000万円
・治療・救援費用:1,000万円
・疾病死亡:1,000万円
・損害賠償:1億円
・携行品損害:30万円 など。

補償のカスタマイズができるほか、24時間365日・日本語でのトラブル対応などもあります。グループ契約最大10名まで契約ができます。

※補償の内容については、必ずご自身でご確認ください

【公式】海外旅行保険・留学保険《t@bihoたびほ》
参照元:ジェイアイ傷害火災保険(2016年1月、著者調べ)

エイチ・エス損保「スマートネットU」

補償の内容の一例として
・傷害死亡高度障害:1,000万円
・治療・救援費用:1,000万円
・疾病死亡:1,000万円
・損害賠償:1億円
・携行品損害:30万円 など。

ファミリープランでは家族6名まで、グループプランでは10名まで契約できます。日本語でのサポートセンターは24時間・365日対応しています。

※補償の内容については、必ずご自身でご確認ください

ご契約プランのご案内|ネット海外旅行保険スマートネッとU|海外旅行保険のエイチ・エス損保【公式】
参照元:エイチ・エス損保(2016年1月、著者調べ)

AIU保険「AIU海外旅行保険」

補償の内容の一例として
・傷害死亡高度障害:1,000万円
・治療・救援費用:2,000万円
・疾病死亡:500万円
・損害賠償:1億円
・携行品損害:20万円 など。

出発前の病気の疾病治療や、また妊娠初期の以上による治療も補償されます。世界55ヶ所以上の病院でのキャッシュレスメディカルサービスもあります。

※補償の内容については、必ずご自身でご確認ください

海外旅行保険 インターネット契約 | AIU保険会社
参照元:AIU保険会社(2016年1月、著者調べ)



まとめ

いかがでしたか?楽天カードのサービス付帯の海外旅行保険は、無料ながら内容が充実していますね。しかし、通常のカードとプレミアムカードではその内容が異なり、通常のカードの場合は「利用付帯」として出国前の旅費や交通費について、カード利用が必要となってきます。それをクリアすればかなり良い内容であると思います。

しかし、カードを持っていない人に対しては補償がされなかったり、18歳未満は補償対象外となったりしますので、注意が必要です。必要に応じて、別で有料の海外補償保険をプラスするのも良いですね。

ちなみに、複数の海外旅行保険に加入していても、すべての保険からその補償が出るわけではなく、その中の一番大きな補償額が補償の限度となりますし、基本実費補償となりますので注意が必要です。必ず重要事項などを確認のうえ、検討するようにしてくださいね。

楽天の保険: クレジットカード付帯保険と海外旅行保険の重複 – 海外旅行保険のよくある質問
参照元:楽天の保険比較(2016年1月時点、著者調べ)