クレジットカードを落とした!不正利用されないための手続きを

クレジットカードは持っている人の信用により限度額まで買い物ができる便利なカードです。しかし、落としてしまうと不正利用されるおそれも出てきます。クレジットカードを落としてしまった場合どうすればいいのでしょうか、今回は手続きや補償について徹底解説します。



クレジットカードを落とした場合の手続き

クレジットカードを落としてしまうととても焦りますよね。まずは一呼吸しましょう。そしてすぐ行動に移しましょう。まずは本当に落としたのかチェックしてみましょう。意外にも財布に入れ忘れてたり、いつもしまうところと違ったところにしまってしまったり、たまたま財布から飛び出ていて鞄に、などということもあります。

それでも落としてしまった、ということであれば以下の手続きをしていきましょう。

クレジットカード会社へ連絡を

まず始めにすることはクレジットカード会社に連絡して指示に従うことです。このクレジットカード会社についてひとつ注意点なのですが、契約していていつも利用明細書が送られてくるクレジットカード会社になります。例えばいわゆるJCBカード、VISAカード、Masterカードというカード会社ではなく、セゾンカード、楽天カード、DCカードというそのカードを直接発行しているカード会社になります。

お手持ちのクレジットカードの裏面を見てみると紛失時などの連絡先が記載されています。いつも持ち歩く携帯電話やスマートフォンの電話帳に予め登録しておくと万が一の時に焦りません。

クレジットカードを紛失したら、すぐにカード会社へご一報を。
参照元:JCCA日本クレジットカード協会(2016年1月時点、著者調べ)

クレジットカードをなくしてしまった
参照元:日本クレジット協会(2016年1月時点、著者調べ)

警察への届け出が必要な場合は届け出を

クレジットカード会社に連絡するとカードを一時停止するなどの処理がなされるとともに、再発行の手続きなどに警察への紛失届(遺失届)が必要となります。この紛失届(遺失届)は最寄りの交番などで24時間受け付けてもらえます。この届け出をする際に本人確認等の書類などは不要です。

また最近では交番等に出向かなくとも電子手続きにより紛失届(遺失届)を提出することができるようになっているところもあります。

落とし物をした届出(遺失届)を出すときに、持って行かなければならないものはありますか?
参照元:京都府警察(2016年1月時点、著者調べ)

北海道警察本部会計課 落とし物(遺失物)に関する手続き案内
参照元:北海道警察(2016年1月時点、著者調べ)

公共料金支払いにしている場合はカードの変更などの手続きを

クレジットカード会社に連絡すると落としてしまったクレジットカードについては利用停止の処理がなされ、新たなカード番号を付したクレジットカードが再発行という形でなされます。再発行にはクレジットカード会社によって異なってきますが、通常2~3週間かかります。

落としてしまったクレジットカードを公共料金の支払いカードにしていた場合、カードの変更手続きをする必要があります。この場合、電力会社やガス会社など公共料金ごと個々に手続きしていく必要が出てきます。
もっとも、クレジットカード会社で変更手続きをしてもらえる場合もありますが自身で手続きしなければならない場合、元のカードは利用停止になっており公共料金の支払いが滞納扱いになる危険もあります。変更手続きについても忘れないようにしましょう。



クレジットカードを落としたとき拾った人に使用されたらどうなる?

不正使用には補償が受けられます

各クレジットカード会社は不正利用の場合に備えて補償制度を設けています。盗難に遭った場合や紛失した場合に他人にクレジットカードが利用された場合であっても、その代金を請求されません。

カードの裏面の署名欄の署名を忘れずに

上記の補償制度については、利用者の落ち度がなかった場合のみに適用されます。これはどういうことかといいますと、クレジットカードには利用者本人であることを確認するための署名欄があります。字体は個性が出るため他人がまねすることは難しいことを利用したものです。
しかし署名がなされていないと不正使用されても不正使用だと判断することが難しいのです。このように利用者が署名していないカードを落として拾った者が署名し買い物しても、不正使用と分からないため、補償がされなくなってしまうのです。

あなたのカードにサインはありますか
参照元:JCCA 日本クレジットカード協会(2016年1月時点、著者調べ)

暗証番号も盗まれてしまうと補償は受けられません

暗証番号は他人に知られない限り不正使用することは困難です。最近はICチップのついたクレジットカードが増えてきています。買い物の時でも署名でなく暗証番号の入力が求められます。暗証番号を入力できるのはまさに本人であることが推定されてしまうため、お店などの加盟店で不正を見抜くことは困難です。

こういったことから、暗証番号によってキャッシングがされた場合などの不正使用は補償が受けられなくなってしまいます。暗証番号を記載した紙をカードと一緒に保管や持ち歩くことはとても危険なのです。

暗証番号は他人に知らせないこと。
参照元:JCCA 日本クレジットカード協会(2016年1月時点、著者調べ)

クレジットカードは大切に管理しましょう!

いかがだったでしょうか?クレジットカードを落としてしまってもきちんと手続きをすれば不正使用されることは防止されます。確かに落としてしまうととても焦りますが、冷静に手続きするためにも普段から万が一の場合に備えてできることはしておく、管理はきちんとしておくのがいいでしょう。