ギリシャの通貨についてのまとめ

ギリシャの通貨の単位やレートだけでなく、クレジットカードが使えるか、税金やチップなどその国や地域の商習慣についての説明です。



目次一覧

ギリシャの通貨やクレジットカード事情は今どんなもの?

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流通しているお金の種類(通貨)について説明

経済危機で海外から注目を浴びたギリシャですが、その国内で現在用いられている通貨としては、EU共通のユーロとなっています。これは2002年から通貨としてギリシャ国内として用いられているものになっており、それ以前はドラクマという通貨が用いられていましたが、現在ではドラクマは使われていません。

紙幣の種類としては500、200、100、50、20、10、5といった7種類の紙幣が流通しています。しかし高額の紙幣となる500,200,100ユーロは市場では流通量も少なくて使い勝手が悪いものとなっています。市場で流通量が多いのは50ユーロ以下になるので、旅行の際にはこれらを持ち歩くようにしましょう。硬貨の種類としては2と1のユーロ硬貨。そして補助硬貨として50、20、10、5、2、1といったユーロセントの硬貨がつかわれています。なおギリシャ語ではユーロのことはエヴロ、ユーロセントのことははレプタと言われています。

クレジットカードの使用について説明

ギリシャ国内でのクレジットカードの仕様ですが、大きなホテルなレストラン、有名なショッピングストアでは問題なく使用できます。種類としてはVISA、Masterカードがメインであり、JCBやAMERICAN EXPRESSはやや使用できる店が少ないです。外国で発行されたクレジットカードは限度額までしっかり使用できます。

ただし中流以下のレストランやホテル、町の中にある小さなストアなどではクレジットカードが使用できない店もまだ多いので、現金を持ち歩いておく必要はあります。



ギリシャでの両替事情

・空港での両替方法について説明

観光立国として有名なギリシャですが、このギリシャを訪れる場合は、メイン空港のエレフセリオス・ヴェニゼロス国際空港が玄関口になります。

この国際空港には、到着ロビーに両替所がありますので、到着後にここで日本円をユーロに交換することになります。ただしこの両替所は、夜間には営業していませんので、その場合は同じロビーにあるHSBCやユーロバンクのATMを利用すれば、キャッシュカードで現金を引き出すことが可能です。

・街中での両替方法について説明

ギリシャの街中に入ってからは、銀行や郵便局、ホテルのフロント、一般の両替所などで両替が可能となっています。

銀行やホテルなどでは、ややレートが不利になっていることが多いので、利用する旅行者は少なめです。また郵便局は、対応できるところが少ないので、あまり利便性が高くありません。したがって、街中での両替では、一般の両替所を利用するのが一般的ですが、レートや手数料などがまちまちですので、時間があれば、いくつかの両替所を比べてみる方が良いでしょう。

・両替における補足や注意点について説明

ギリシャをパッケージツアーなどで旅行する場合は、ほとんどのホテルやレストラン、ショップなどでクレジットカードが利用可能です。ただちょっと地元の雰囲気を味わうために、小さなレストランや個人のショップなどでは、クレジットカードに対応していないケースが多いので、その場合は計画的にユーロに両替をしておく必要があります。

比較的利便性の高いクレジットカードとしては、ビザカードやマスターカードがありますので、これらと現金をうまく併用するのが良いでしょう。

ギリシャでの交通手段や交通費について

・交通手段の紹介

ギリシャの交通手段は、鉄道、地下鉄、タクシー、バスなど、多様にあります。また、ギリシャの島々をめぐる際は、飛行機やフェリーなどを利用します。

ギリシャは、アテネ以外の都市の公共交通機関があまり発展していません。

鉄道は、アテネ~テッサロニキ間など、ギリシャの主要な都市を結んでいます。しかし、観光客が訪れる名所には、鉄道が通っていない場所も少なくありません。

地下鉄は、アテネと主要な都市、アテネ国際空港とアテネ市内をそれぞれ結んでいます。

バスは料金が安く、現地の人々が最も利用する移動手段の一つです。アテネ市内全域移動可能なブルーバス、アテネ近郊を走る中距離バス、アテネ地区限定のトロリーバスなどの種類があります。

・各手段にかかる交通費

運賃は、目的地までの距離などにより異なります。鉄道の料金はアテネ市内~空港間で約6ユーロです。地下鉄とバスの料金は1.4ユーロ位で利用する事が出来ます。

タクシーの代金は初乗り3.1ユーロで、市内なら0.66ユーロ、市外だと1.66ユーロが、1キロごとに加算していきます。

地方の観光地をめぐる時は、鉄道の最寄り駅からタクシーやバスに乗り、目的地へ向かう事になります。バスの路線は、主要な都市部しか結んでいない鉄道と比べて、地方の街中でも広く流通しているため、ギリシャ国内のさまざまな場所へ行く事が出来ます。

また、スペツェス島など、ギリシャの島々の主な移動手段は、バイクと馬車です。自動車はほとんど走っていません。



セキュリティにお金かけるべき、ギリシャの宿泊費事情

・一般的な宿泊施設を紹介

他のヨーロッパ諸国と同じように、ギリシャ国内にも世界に名だたる星付きのホテルからかなり安いホテルまで多くの種類があります。

アテネの様な大都市にはそのようなサービスの行き届いた、大きなホテルが点在していますが、国内の観光地には大型のホテルはあまりなく、ペンションサイズの小さなミニホテルが多くあります。ただ、市街地にもかなり安いホテルは存在しているものの、治安があまりよいとは言えないため注意が必要です。

海岸沿いには絶景を売りにしたホテルが多く、安価なホテルもありますが、かなり高い価格帯のコテージも点在しています。ギリシャは比較的天候も穏やかな国なので、オープンテラスであったり、外で時間を楽しめたりするような工夫がされているのが特徴です。

・宿泊施設の金額相場を紹介

国内の金融情勢が不安定なせいもあって、ホテルの金額相場もかなり幅があるのが実情です。とは言っても、ハイクラスのホテルで日本円で一泊35,000円~60,000円程度と日本とほぼ同じような価格設定です。

市街地の比較的安いホテルになると10,000円を切るホテルも多数ありますが、そのようなホテルは治安のあまりよくない場所に立地していることが多く、安全面を考えるとあまりオススメは出来ません。また、観光客と分かると何倍もの宿泊費を請求されることもあるため、かなり用心する必要があります。

海岸沿いのロケーション絶好のホテルであっても、一泊8,000円程度からと値段設定こそ安いものの、市街地に比べれば治安はよい方であるため、安全に宿泊することが出来ます。

ギリシャの食費管理はスケジュールに応じて賢く計画

・主な料理を紹介

ギリシャ料理はどれもボリュームたっぷりです。小皿料理(メゼ)はいわゆるスターター料理。「ザジキ」は塩・にんにくがポイントのきゅうりとヨーグルトの和え物。ペースト状の物が多く、しかし見た目に反してその味付けと濃厚なヨーグルトは食欲を掻き立てます。「ムサカ」はじゃがいもを大きな耐熱皿に敷き詰めたあと、ナスとミートソースを層にしてベシャメルソースでまとめた熱々のオーブン料理。暑い夏もよく食べられ、程よく粗熱を取って小さな四角に切り分けたものが皿に供されます。

魚料理はオリーブオイルで揚げるか焼くだけのシンプルな味わい、名産のレモンを絞って出来立てをいただきます。「スヴラキ」は肉の串焼きで、豚や鶏のほか羊はクセがないと観光客には評判です。シュラスコに似た「ギロス」も手軽な肉料理のひとつ。ピタパンにザジキ・トマト・オニオン・塊肉から削ぎ落としたギロスを挟む「ギロピタ」はギリシャ版ハンバーガーです。

・外食した際の金額相場を紹介

スヴラキやギロピタはひとつ300円前後の手軽なファストフード。観光地だけでなく住宅地の合間にも店は点在しており、時間やお金の節約に重宝します。高級なレストランはロケーション込みの値段に相応しく、5,000円くらいから場所によっては20,000円近くまで幅があります。値段と料理のバランスがよいのは「タヴェルナ」、大衆食堂です。サラダや前菜は800円前後、魚料理で900~1,500円くらい。スヴラキなどもこうしたところでは一皿あたり1,000円を超えますが、スヴラキに限らずどれもボリュームがあるので満足するでしょう。

一人で食事ならカフェレストランがお勧めで、800~1,500円ほどで様々な味が楽しめるところもあります。ビュッフェスタイルも見られ、大皿に盛り放題で1,300円くらいのところは一人旅の強い味方でしょう。現地の人は昼食が14時頃、夕食が20時頃。夜のオープン時間には注意が必要です。

ギリシャ旅行で気になる税金とチップの習慣

・消費税や空港利用税などの税金についての説明

ギリシャに付加価値税があります。標準税率は23%ですが食料品など生活に欠かせない日用品に対しては6.5~13%の軽減税率が定められているため旅行者も負担を避けられませんが、条件によりEU圏から出国する際に払戻手続きを利用できます。

具体的な条件は、同一の免税店で120ユーロ以上を購入する、会計時にパスポートを提示し払戻書類を作成してもらいレシートともに受け取ります。EU圏からの出国時の税関でパスポート・未使用未開封の品・免税書類・レシート・搭乗券などを提出しスタンプを押してもらった後に払戻カウンターで払戻方法を選択しましょう。

ギリシャの空港税には、空港施設料22.00ユーロ、旅客保安税5.00ユーロ、国際線ターミナル施設使用料15.15ユーロの3つがありますが、航空チケットに含まれていることがほとんどです。またパックツアーでは含まれないこともあるので準備しておきましょう。

・チップなどの習慣や金額について説明

ギリシャではサービスチャージ料が含まれていることが多くなっていますが、その場合でもチップを渡すことが一般的です。

そのため、タクシー・ホテル・レストランではチップを渡す場面があります。

タクシーを利用した時にはチップとして料金の5~10%を渡します。しかしクリスマス前後の10日間は料金に規定されるため、この時期にギリシャで託しを利用した時には渡さなくても良いです。

ホテルでは、チェックイン時に1ユーロ、荷物を運んでもらったら1つにつき1ユーロ、部屋まで案内してもらった係員に1ユーロ、ベッドメイキング担当のメイドには枕銭として1ユーロ、コンシェルジュにレストランや劇場の予約を入れてもらったら1~2ユーロ、ドアマンにタクシーを呼んでもらったら1ユーロ、ルームサービスを利用しても1ユーロ渡すのが一般的です。

レストランではサービスチャージ料の有無にかかわりなく10%のチップを渡します。

ギリシャのアテネに存在する観光施設の費用

・無料で利用できる観光施設を紹介

ギリシャの首都アテネには無名戦士の墓という無料で見学できる観光スポットが存在します。独立戦争を始めとする戦争で命を落とした兵士を弔うために造られた施設で、横たわった姿の兵士の彫刻が施されています。エヴゾナスと呼ばれる独特の民族衣装を着た衛兵が立っており、30分毎に交替式が行われます。また、毎週日曜日には大規模な交替式が行われており、衛兵のパレードを見学することが可能です。

無名戦士の墓の近くには国会議事堂が存在します。中に入ることはできませんが、外からであれば無料で見学ができます。正面には大理石の柱が建てられているのが特徴です。元々は初代ギリシャ国王の王宮として建てられたもので、1931年に改修されました。

・有料で利用できる観光施設を、その料金とあわせて紹介

アテネには様々な博物館が存在しますが、その一つが7ユーロで入館できる国立考古学博物館です。ギリシャ各地に存在する遺跡の出土品が集められているのが特徴です。有名な展示物としてはアガメムノンのマスクやアンティキティラ島の機械などが挙げられます。

国立歴史博物館は正面にコロコトロニスの銅像が建てられているのでわかりやすいです。入館料は3ユーロです。ここには独立戦争に関する歴史資料が多く展示されており、ギリシャ人の苦難の歴史について学ぶことができます。

ビザンティン・クリスチャン博物館の入館料も3ユーロです。ここにはイコンやモザイク画といったキリスト教関係の美術品が約2万5,000点も収蔵されています。教会を再現した内装も特徴です。

ギリシャで有名な買い物場所は?

・生活に必要なものを購入するお店を紹介

ギリシャで食料品や日用品が揃っている大型スーパーに「カルフール・マリノプロス」があります。地元の食材はもちろん、海外の輸入品やハーブ・蜂蜜関連商品などがあり、品揃えが豊富で何でも揃います。

もう一つお勧めなのが「ABバァシロプロス」です。地元では高級スーパーというイメージが強いスーパーですが、リーズナブルな商品も多々あります。こだわりの商品が多く、地元特産品のブランドなども取り扱っているので、おみやげ選びにも良いスーパーです。

その他にも毎週土曜日には、アベロピキ/パノルム地区で青空市場が開かれます。たいへんな活気で、通り一帯にテントが張られ野菜や果物などの生鮮食品が並び多くの人で賑わいをみせます。

・一般的なおみやげの種類や相場について紹介

ギリシャのおみやげで人気が高く喜ばれるものとして蜂蜜があります。タイムやモミなど花々の種類もバラエティに溢れていて、スーパーでは広い面積をとって販売コーナーを設けているところが多いです。蜂蜜で有名なメーカーはアッテイキで、サイズが豊富なので買い求めやすい商品です。容器もパウチに入っているものもあり、ふたが付いているので使いやすいと人気があります。値段は100グラムで290円前後です。

オリーブオイルもおみやげとして人気が高い商品です。ギリシャのオリーブオイルは美味しくて品質が高いことで知られています。スーパーでもさまざまな種類のオリーブオイルが販売されていて、1瓶360円くらいから購入できるなど値段もお手頃です。

ギリシャの水・タバコ・ビール事情と価格

・水(ミネラルウォーター)の価格について説明

アテネの水道水は飲めるとされていますが、硬水で味に違和感を感じたり、濁っていることもあります。島々では雨水を沸騰させただけのものもあるので、ギリシャ国内ではミネラルウォーターを購入して飲んだ方が無難です。ミネラルウォーターには炭酸入りと炭酸無しがありますので、炭酸無しが欲しい場合は「ノン、ガス」と指定するなど確認して買いましょう。

価格はスーパーで、1.5lペットボトル1本平均で0.97ユーロ (128円)、500mlで0.5ユーロ (66円)ぐらいですが、島々では1ユーロ(128円)程度です。

・タバコの価格について説明

ギリシャは、公共施設やホテル、レストラン、バーなど他のEU加盟国と同様に屋内は禁煙ですが、余り厳格に守られておらず、多くの人が屋内で喫煙しています。ギリシャは世界で1、2位を争う喫煙率の高い国で、厳格に禁煙を適用すると、飲食店などでは客の入りに深刻な影響が出る事情があります。

ギリシャでは、スーパーやキオスク、タバコ店などで多くのタバコが売られていますが、価格は20本入り紙たばこ1箱で、平均4.88ユーロ(564円)です。

・ビールの価格について説明

ギリシャには、国産のFIX(フィックス)やMythos(ミソス)という人気ブランドのビールやコルフ島などの地ビールがあり、レストランやタベルナ(飲食店)、バーなどで色々なビールを楽しめます。

スーパーやキオスク、酒店には数多くのビールがあり、大手スーパーには日本のビールまで売っています。価格は500ml瓶入りで平均して1.4ユーロ(185円)で買え、タベルナでギリシャ産フィックスが1杯2.8ユーロ(371円)ぐらいで飲めます。