<ふるさと納税>コスパ最強自治体はここ!高還元率の自治体特集

2016年のふるさと納税は1月1日がスタートです。1日分から2016年の控除に使えますから、2015年にふるさと納税をした方も振出しに戻って今年分を検討していらっしゃると思います。人気のお礼品はちょくちょく品切れしますから、狙うなら早めがお得!今回はコストパフォーマンスに注目し、還元率70%を目安に自治体をご紹介。コスパ最強の自治体をチェックしてスタートダッシュですよ!



コスパで見るふるさと納税

各自治体に寄付をし、その寄付額と自分の所得額、そして家族形態によって税金の控除が受けられ、その上、寄付先の自治体から地方色豊かなお礼品がもらえる大人気制度「ふるさと納税」!

ワンストップ特例を使える人以外は他の控除制度と同様に確定申告を必要とすることなど、まだまだ手間の多い制度ですが、2015年に制度改革が行われ、年々、使いやすい制度へと進化しています。2016年も引き続き改革が行われる予定で、今後もさらに魅力度は増していくと思われます。

控除自体も魅力ですが、何と言っても最大の魅力は各地のお礼品です。中にはなかなか市場に並ばない希少な食材やお店では手に取り難い高級食材もあるとあって、人気が人気を呼び、今や制度自体を利用したことがなくても「ふるさと納税」の名前自体は知っているという人の多い大人気制度です。

今回はそんな数あるふるさと納税のお礼品の中でも、コストパフォーマンスに優れたお礼品をくれる自治体をピックアップします。

どうせもらうなら還元率の高いお礼品がいい!そんな方は、今回の記事でご紹介する自治体やお礼品は要チェックですよ!

総務省|ふるさと納税ポータルサイト
参照元:総務省(2016年1月、著者調べ)



高コスパの鍵はアレ?

実は、還元率の高いお礼品には規則性があるってご存知でしょうか?たまたまその自治体が太っ腹だったということも確かに理由の一つではあるのですが、世にあまねく自治体の中から比較的還元率の高い自治体を見分けるコツがあるんです。本日は高コスパの自治体と合わせてこっそりとコツを教えちゃいましょう。

コツを教える前にまずは高コスパの自治体を厳選しご紹介します。その中にもヒントがありますので、自治体を見ながら「コツとは何ぞ?」「何か規則性があるのか?」と考えてみてください。答えは最後に教えます。まずは素晴らしき還元率の高い自治体をご覧あれ!

コスパの高い自治体はここだ!

コストパフォーマンスの高い自治体やお礼品はやはり皆が狙っているもの。中には一人一年一回限定のお礼品もありますから忘れずにチェックしたいところです。

還元率70%の基準に自治体とお礼品をご紹介します。新年のふるさと納税初めはコスパ良好自治体で決まり!?

還元率ほぼ70%はここだ!

高知県いの町のふるさと納税のお礼品は果実が充実しています。どれも美味しそうですが、美味しそうで終わらないのが良いところ。いの町のお礼品の還元率は約70%と非常にコスパが高く、おそらく、果物をお礼品にしている自治体ではトップクラスではないかと思います。

苺に梨にフルーツトマト、スイカにマンゴーに葡萄と、スイーツ好きには嬉しい果実がいっぱい!しかも、高知と言えば忘れてはいけないのが和紙と生姜。もちろん、こちらのお礼品にも伝統和紙製品や生姜(生も加工品もあり)もありますよ。他にもお肉や卵などもあり、果実とセットでお願いすれば食卓も生活も彩豊かになりますね。

いの町は15,000円の寄付で約10,000円のお礼品がもらえます。果物が充実している自治体として要チェックです!

ふるさと納税 | いの町役場
参照元:いの町(2016年1月、著者調べ)

還元率70%以上はここだ!

まず、高還元率・コスパという言葉で真っ先に挙げられる自治体は、千葉県大多喜町。こちらの自治体は1万円の寄付から還元率70%の感謝券をお礼品としてくださいます。この感謝券は大多喜町の温泉宿でも使えますし、ハーブガーデンなどのレジャー施設の他、地元の商店の多くで使うことができます。お土産品まで全て感謝券で買えてしまえるということです。

大多喜町は房総半島中央部に位置しており、首都圏からも1時間半くらいでアクセス可能な自治体です。名物はブランド和牛に鰻、筍、鮎など。感謝券はもちろんグルメにも使えます。

また、首都圏からアクセスしやすいことを利用して、感謝券で日用品や電化製品を購入するという使い道だってありますよ。大多喜町の電気屋さんに電化製品を注文しておいて、本田忠勝が築いた大喜多城などをぶらっと観光した後に感謝券で商品を購入して持って帰る。こんな使い方もできます。

大多喜町ふるさとづくり寄付金(ふるさと納税) – 大多喜町公式ホームページ
参照元:大多喜町(2016年1月、著者調べ) 高知県奈半利町はお米のお礼品で有名な自治体ですが、その他のお礼品も海産物を始めとして食材が充実しており、還元度はお礼品平均75%ほどとなっています。やはり人気のお礼品はお米ですぐに品切れ状態になるようですが、他のお礼品も高コスパの自治体として押さえておくべき自治体です。

高知といえばアンパンマンの作者であるやなせたかしさんの故郷ですが、奈半利町から土佐湾沿いを走るローカル線「ごめん・なはり線」は、やなせたかし氏の可愛らしいキャラクターが描かれ、明媚な景色も相まって人気を博しています。ローカル線ではありませんが、お礼品も、こんなに豪華でごめん・なはりと言ったところでしょうか。

奈半利町(ふるさと納税)
参照元:奈半利町(2016年1月、著者調べ) 続けて、山形県南陽市、長野県阿南町、茨城県坂東市、岡山県吉備中央町、岡山県勝央町の5自治体をご紹介します。

こちらの5つの自治体は何と1万円の寄付で20キロのお米がもらえるという共通点があるのです。お米も品種によって微妙な値段の違いがありますが、20キロと考えると、お値段や控除を考えるとコスパは余裕で70%越えです。何より1万円という手軽な寄付で日本の食卓の柱であるお米がもらえ、しかも高コスパというのが良いですよね。

ふるさと納税(南陽市)
参照元:南陽市(2016年1月、著者調べ)

ふるさとあなん寄付金|町政情報|阿南町ウェブサイト
参照元:阿南町(2016年1月、著者調べ)

坂東市ふるさと応援寄附 – ふるさと納税とは – | 坂東市公式ホームページ
参照元:坂東市(2016年1月、著者調べ)

岡山県吉備中央町ふるさと応援サイト〔ふるさと納税〕:TOP | (旧加茂川町・旧賀陽町)
参照元:吉備中央町(2016年1月、著者調べ)

ふるさと納税 勝央町
参照元:勝央町(2016年1月、著者調べ)

一年分のお米が3万円でもらえるかもしれない3つの自治体

続けてご紹介するのは、福島県湯川村、福島県広野町、山形県舟形町の3自治体です。

この3つの自治体は3万円の寄付でお米が60キロもらえるという共通点があるんです。60キロというと、人間一人が一年に消費する量と言われています、小食の方であれば60キロあれば年間ずっとお米をもりもり食べてもお釣りが来るかもしれません。

食費が浮く。

これは、主婦だけでなく、一人暮らしの人にとっても嬉しいことだと思います。問題は、一気に届いた場合に置いておくスペースですが……。お米をくれる自治体によっては、小分け発送に応じてくれるようですので、寄付の申し込みの際にきいてみるか、または事前に自治体のホームページを確認しておきましょう。

福島県湯川村公式WEBサイト 湯川村への寄附(ふるさと納税)のご案内
参照元:湯川村(2016年1月、著者調べ)

広野町ふるさと応援寄附金のご案内
参照元:広野町(2016年1月、著者調べ)

ふるさと納税制度の内容と手続きについて | 山形県舟形町ホームページ
参照元:舟形町(2016年1月、著者調べ)

コスパ最強の自治体はここだ!

コスパ最強の自治体の名を冠するに相応しいのは、「鳥取県米子市」!
その還元度は何と驚きの……110%!寄付したらかえって増えているのですけど、どういうこと!?と驚くべきこのコスパに驚くとともに、何か裏があるのではないか?と勘繰ってしまいますよね。

ご安心を。特に裏はありません。うちの自治体を知ってください!と考えて、奮発してくださっているようです。

米子市の全てのお礼品がこれだけの還元度を誇るのではなく、4月から3月(1年の間)にお一人様一回限りでもらえる「米子市民体験パック」が非常にお得なのです。3,000円の寄付からもらえ、3,000円で6,000円相当の中身のこちらのお礼品がもらえ、10,000円の寄付で体験パックにプラスして5,000円相当のお礼が一つもらえます。お一人様一年に一度限りですが、110%という高還元率を見逃す手はありません。

気になるお礼品の中身はこちら。

記念品の紹介: 米子市ふるさと納税
参照元:米子市(2016年1月、著者調べ) ハーブティーやスイーツ、お刺身の盛り合わせやテンプラの盛り合わせといった食べ物から小物、優待券まで様々です。10,000円の寄付をすればこちらのつめ合わせに加えてさらに5,000円相当のお礼品を一品選べるわけです。

現在のふるさと納税において米子市を上回る高コスパ自治体はないのではないでしょうか?優待券などは地元にお金が入る自治体としても美味しい(お渡ししたい)お礼品と言われていますし、今後は他の自治体もコスパを上げてくる可能性があります。

米子市ふるさと納税
参照元:米子市(2016年1月、著者調べ)

確率によっては高コスパ?

自治体の中には、寄付者の中から抽選でお礼品の他におまけがついてくるダブルチャンスを行っているところも!

お礼品と控除でお得になっているのに、ダブルチャンスに当選してさらに一品もらえればコスパがどーんと跳ね上がるというわけです。そんなダブルチャンスを狙って寄付するのも一興というもの。もちろん、必ず当たるわけではありませんし、ダブルチャンスの当選品が凄い物ですのでかなりの狭き門ではあるのですが。

山形県村上市では、一定額の寄付者の中から抽選で、日本酒「十四代」が当たります。「十四代」と言えば、入手困難な幻の銘酒!当たったらそれこそラッキーというやつです。

ふるさと納税 村山市
参照元:村山市(2016年1月、著者調べ) 鹿児島県垂水市は、1万円以上の寄付者から抽選で、あの幻の焼酎「森伊蔵」が当たります。

「森伊蔵」は美味しい焼酎、幻の焼酎の称号をほしいままにし、その上、非常にお高い焼酎としても有名です。もし1万円の寄付で当選したら、コスパは軽く数倍に跳ね上がるのではないでしょうか。

自治体によってはこのように高コスパ品や幻の一品をダブルチャンスの賞品にしていますのでチェックしてみてください。

鹿児島県垂水市/ふるさと納税
参照元:垂水市(2016年1月、著者調べ)



ふるさと納税の手続き

ふるさと納税の手続きは簡単です。2016年から始めてみようという方向けに3分で分かる簡単な説明を行います。

1、自治体へ申し込み
2、支払い(寄付)
3、お礼品と寄付金受領書を受け取る
4、確定申告

以上です。いかがですか、簡単でしょう?

インターネットショッピングに慣れている方は似たような感覚で試せばすぐに覚えることができます。「自治体への申し込み」をまず行わなければいけませんが、これがネットショッピングで言うカートに商品を入れること。その後に行う代金の支払いを「寄付金の支払い」に見立てることができます。ふるさと納税の寄付も、コンビニ決済や銀行振込、クレジットカード決済ができますよ(ただし、自治体によっては利用できない決済方法もあります)。

その後に、ショッピングであれば商品と領収書が到着しますよね。ふるさと納税も、寄付金支払い後にお礼品と寄付金受領書が届きます。ただ、ショッピングと異なるのは、ふるさと納税の場合は受領書とお礼品が同時に届く場合と別々に届く場合があります。

お礼品は有り難くいただき、受領書は確定申告で使います。ネットショッピングは商品の受け取りで終了ですが、ふるさと納税は最後に「確定申告」をしなければならない部分が異なっています。

ただし、確定申告は、2015年4月1日から「基本的には必須だけれど、条件にあてはまる人はしなくていい」というふうに改正されました。ワンストップ特例の条件に当てはまる人は特例の申請書を自治体に提出することにより確定申告が不要になります。下の項目でもう少し詳しく説明します。

総務省|ふるさと納税ポータルサイト|よくわかる!ふるさと納税
参照元:総務省(2016年1月、著者調べ)

ふるさと納税をされた方:平成27年分 確定申告特集|国税庁
参照元:総務省(2016年1月、著者調べ)

カード決済を使えばお得?

自治体によって寄付金の支払い方法には種類があります。現在はコンビニ決済やクレジットカード決済ができる自治体が増えています。また、銀行振込などの方法もありますから、自分に合った支払い方法を選択することができます。

特にお勧めなのがクレジットカード決済です。

寄付額は少なくとも、大体5,000円以上からになると思います。寄付額が多ければその分ポイントも付与されますから、ふるさと納税分だけでどんと溜まることも有り得ます。この他に、最近は固定資産税などもクレジットカード決済のできる自治体が増えていますから、寄付金や税金は額が大きめなので積極的にカード決済をしたいところです。

2015年の改革ポイント

2015年は「ワンストップ特例」「寄付の上限金額二倍」という二つの制度改正がありました。

ワンストップ特例とは、特定の条件に当てはまっている人でかつ特例の申請書を寄付先の自治体に提出した人は確定申告が不要という特例です。特定の条件とは、給与を一カ所からしかもらっていない、他の控除を使用しないなど。つまり、サラリーマンやOLといった普段確定申告はしないという人は、上記の条件にも当てはまれば確定申告が不要になる特例です。自営業やフリーランス、上記の控除制度を使う人(ただし住宅ローン控除は二年目以降特例使用可)、寄付先の自治体が多い人は確定申告は依然として必須となります。

寄付の上限金額二倍とは、簡単に言うと、控除に反映される寄付額が二倍になりましたということです。家族形態や所得によってそれぞれの家族がどれだけ寄付をすれば最大限控除の恩恵を得られるかは異なっています。総務省のサイトでチェックできます。なお、最大限恩恵の出る寄付額を気にせず、気軽に1万円からすることもできます。

総務省|ふるさと納税ポータルサイト|トピックス|制度改正について(2015年4月1日)
参照元:総務省(2016年1月、著者調べ)

総務省|ふるさと納税ポータルサイト|トピックス|制度改正について(2015年4月1日)(ワンストップ特例)
参照元:総務省(2016年1月、著者調べ)

総務省|ふるさと納税ポータルサイト|ふるさと納税のしくみ|税金の控除について
参照元:総務省(2016年1月、著者調べ)

2016年の改革予定ポイント

官房長官が秋田市での講演の際に「法人版(企業版)ふるさと納税があってもいいのではないか」と発言しており、2016年にはさらなる改革が待ち受けているともっぱらの噂です。

2015年は個人にとって使いやすい制度へと改革がなされましたが、今後は法人向けへの改革も行われそうな予感。しかし、ふるさと納税は基本的に個人向けの制度であることは変わりませんから、個人の利便性も考えて今後も調整が行われてゆくのではないかと考えられます。

高コスパの「鍵」!答えは?

では、最後に、保留にしていた高コスパ自治体を見分けるコツを教えましょう。先に還元率の高い自治体をご紹介したので、規則性に気づいた方も多いのではないでしょうか。

高還元率自治体を見分けるコツの答えは「お米」「感謝券」です。

お米をお礼品に置いている、または、お米のお礼品自体が非常にコストパフォーマンスに優れています。
他にも果実や鮮魚、お肉といったお高い食材は多くの自治体がお礼品に並べていて、一見するととてもお得に見えるかもしれません。いえ、実際、お得なのです。普段はなかなか手に取ることのできない珍しい食材や高級食材があれば夕飯が待ち遠しくなりますし、お子さんも大喜びでしょうから、とてもお得ではあるのです。お子さんの笑顔を価格換算なんてできませんから!しかし、価格換算してみれば、実際はお肉のお礼品よりお米のお礼品の方がコスパに優れている可能性が高いという現実があります。

また、感謝券はその自治体でしか使えず、レジャーだけでなくお土産品や日用品、果ては電化製品の購入にまで使えます。こちらもお米なみにコストパフォーマンスに優れるお礼品です。

還元率の高い自治体をご紹介し、そのお礼品の中でもお勧めのお礼品もご紹介しました。異様にお米と感謝券が多かったと思います。なぜお米と感謝券のお礼品は全般的に還元率が高いのか?そしてお米をお礼品に置いている自治体が比較的還元率が高いのか?それにはきちんと理由があるのです。

その理由とは?

自治体は地場産業や農業の保護を行います。中でも米は日本の主食として国策として保護されている食材です。お米をお礼品に置く場合、主食である米、ひいては農家の保護として買入れを行っているようなのです。

寄付金の何割かをお礼品の買い付けに充てますが、お米を買い入れる場合は寄付金としての収益と同じくらい農家保護を重視し、なるべく多目に買うようにしているという現実があるようです。これが利益度外視の高コストパフォーマンスに繋がっているわけです。

感謝券に関しては、自治体内で使うことが基本ですし、レジャーだけでなく地元の商店街でお土産を購入する時にも使えます。日用品や電化製品の購入にも使えますから、他所からお客さんが来ればほぼ感謝券プラスアルファのお金を自治体に落としてくれるわけです。こえは、自治体にとってとても美味しい話です。

一つコスパの高いお礼品を置くと、他のお礼品だって奮発しないと、賢い主婦は「お米以外は金額換算するとけっこう安いんじゃない?」とすぐに見抜いてしまいますからね。全般的にお礼品全体が太っ腹傾向になるわけです。

お礼の買い付けにばかりお金を使われたら寄付している意味がない!と思われるでしょうか。いえいえ、農家の保護や商店の保護も立派な寄付の目的です。果実や鮮魚のお礼もありましたが、お米も含め地方の食やお店にお金が流れることは決して悪いことではありません。むしろ自分の家の食卓や快適生活、レジャーの保護に繋がるのですから、良いことに決まっています。寄付金を直接使うことだけでなく、お礼品の買入れにお金を使うことも地方の活性化に繋がります。

日本中にはたくさんの自治体があります。寄付をするなら高コスパの自治体を狙いたいと思うならやみくもに探さず、お礼品に「お米」、それも20~60キロくらいどんともらえる自治体と、「感謝券」がもらえる自治体にポイントを絞って探してみてください。