変額保険って怖い?それともお得?中身から使い方まで簡単解説!

変額保険という保険をご存知ですか?病気の時に有り難い入院保険や、事故の時に有り難い自動車保険のような保険と歯どこが違いどんな特徴があるのでしょう?変額保険の特徴や使い方に焦点を当てて優しく解説します。



変額保険とは?

変額保険とは、言葉通り、「額が変動する保険」です。

私たちが保険と言われて思い出す一般的な保険は、入院保険、生命保険などではないでしょうか。こういった保険は、基本的に保険金が定額です。入院保険は入院一日あたり5,000円、10,000万円が支払われるなど、一日あたりの額が決まっていることがほとんどです。ですから、入院一日あたりの給付額が10,000万円と決まっていれば、入院日数が10日であれば10万円が支払われますし、15日であれば15万円がきちんと支払われます。定額なのです。

また、生命保険も、保険会社と死亡時に200万円が支払われるという契約を結べば、基本的に200万円が支払われます。特約を付加していれば増えることもありますし、病気で亡くなり、亡くなる前に入院保険を請求していなければその分も請求は可能ですが、あくまで死亡保険金は200万円となります。これらは定額保険と言えるでしょう。対し、変額保険は、額がころころと変動します。

変額保険も定額で契約する保険も、同じ「保険」には違いありません。しかし、支払われる保険金が変動する、しないによって大きな差異があると言えます。本日はそんな「額が変動する保険」こと「変額保険」についてお話したいと思います。



額が変動する?保険

額が変動するというと、「それって博打じゃない?」「保険としては怖いね」なんて仰るお客様が多いです。しかし、需要があるからこそ変額保険は今日でも売られているわけですし、きちんとメリットもあるのです。

変額保険の特徴

変額保険の特徴は、多くの医療保険や生命保険が保険の給付額が変動しないことに対し、保険金額がころころ変動します。しかし、「保険」という名がついているところからお分かりいただけるように、あくまで保険です。保険は困った時に請求し、請求金額を治療費にしたり、家族への相続財産にしたり、自分の葬式代にしたりするものですよね。困った時のお金の綱なわけです。そんな保険において、金額がころころと変わることはそれだけでデメリットです。

死亡保険金を考える

例えば、家族の死亡保険金をあてにして葬式の計画を立てる方がいます。葬式にはお金がかかりますから、懐に大打撃です。お安い葬式プランでも五十万前後かかるのは当然で、葬式をする部屋を大きくしたり、呼ぶ人数をちょっと増やしたりすればあっと言う間に200万越えです。200万円を即金で払うのは、なかなか難しいことです。お子さんがいれば学費のために貯めていた学費を切り崩さなければいけませんし、自家用車の買い替えや、リフォームのために資金であれば、人生設計自体を見直さなければいけません。

中には葬式のためにローンを組んで、住宅ローンと共に返済しているお宅もありました。家族のガン保険を解約して葬式代に充てるというお宅もありました。一気に多額のお金を用意しなければならない。しかし、事はそう簡単ではない。そんな時に役に立つのが保険です。

死亡保険金がはっきりと決まっていれば、保険金額内で葬式プランを検討することもできるでしょう。しかし、額が変動しては、計画を立てることなんてできません。150万円の葬式をしたのに、保険金が50万円だったなら、100万円分のマイナスです。保険において「額が変動する」ということ自体が、それだけでお客さんに嫌がられるデメリットなのです。曖昧なのは嫌!予定が立てられない!ということです。

しかし、ご安心ください。先ほども言いましたが、変額保険は「保険」です。

性質はあくまで「保険」?

変額保険は投資商品の性質も持ちますが、あくまで保険です。

死亡保険金があやふやなのはお客さんも困ります。ですから、変額保険の死亡保険金には最低保障額があります。「死亡保険金は1,000万円保証します」という保証がついているのです。でも、それって額が変動しないから変額保険じゃなく給付が定額の保険じゃない?と思いますよね。いえいえ、きちんと変動しますよ。

変額保険の額が変動する部分は、最低保証額以外の部分です。つまり、1,000万円以外の部分が変動するのです。

変額保険は保険料の一部を投資信託や株、外国債券のような価格が変動する投資商品で運用します。変額保険を運用する会社が株や投資信託でうまく運用益、売買益を上げれば、1,000万円に運用分のプラスがついて支払われます。1,000万円の最低保証額に200万の運用益が加算されて給付されることがあるわけです。

ただ、この200万円分は株や投資信託、外国債券などの運用益頼りで増えるかどうか決まりますから、昨日保険が支払われれば1,200万円だったけれど、今日は株価が大きく変動したから1,010万円の保険金支払いということはありえます。1,000万円という最低保証額にどのくらいプラスされるかが市場の動向により変動するから「変額保険」という名前がついているのです。

ただし、最低保証額がありますから、運用している会社が大損しても、保険契約者には1,000万円は支払われることになります。運用益でマイナスが出ても、1,000万円の保険金支払いは保障されているということです。1,000万円を割ってしまえば最低保証額である1,000万円が死亡保障として支払われます。

定額保険│初めてでもわかりやすい用語集│SMBC日興証券
参照元:SMBC日興証券(2016年1月、著者調べ)

Q.変額保険とは?|公益財団法人 生命保険文化センター
参照元:公益財団法人 生命保険文化センター(2016年1月、著者調べ)

ソニー生命保険 / 変額保険 虎の巻(pdf)
参照元:ソニー生命保険(2016年1月、著者調べ)

変額保険のメリット

変額保険の特徴は「死亡保険金の最低保証があり、おまけ部分が投資商品により運用されて常に変動する。おまけ部分でプラスが出ればその分還元される。マイナスが多くても最低保証額は支払われる」です。最低保証額が1,000万円なら、その分は支払われるわけですから、保険としては決してマイナスではありません。また、金額におまけがつくことがあるのですから、その点もメリットであると言えるでしょう。他にも変額保険特有のメリットがあります。

保険料が……!

実は、変額保険は全般的に保険料が安いという特徴があります。

同じような死亡保障内容の定額給付の保険と比較して「あら、保険料がお得!?」ということがありますから、変額という言葉に抵抗を持たず見比べていただきたいと思います。死亡時の最低保証額1,000万円がついている変額保険と、死亡時1,000万円の保険金支払いが行われる保険。最低いくら支払われるかと、いくら定額で支払われるかの部分、そして保険料。同じような保険であれば、変額や定額こだわらず比較してみると良いでしょう。

税金対策!

被相続人の死亡によって取得した生命保険金や損害保険金で、その保険料の全部又は一部を被相続人が負担していたものは、相続税の課税対象となります。
この死亡保険金の受取人が相続人(相続を放棄した人や相続権を失った人は含まれません。)である場合、全ての相続人が受け取った保険金の合計額が次の算式によって計算した非課税限度額を超えるとき、その超える部分が相続税の課税対象になります。

500万円×法定相続人の数=非課税限度額

なお、相続人以外の人が取得した死亡保険金には非課税の適用はありません。

出典:

www.nta.go.jp
変額保険は税金対策にお勧めです。変額保険には死亡時の最低保証があります。保険金は相続税において非課税枠がありますから、変額保険を相続税対策に活用することも可能です。

また、相続財産は遺産相続が終了するまで相続人の一人が勝手に使うことができません。しかし、亡くなった人の葬式代金の支払いや納税は待ってくれませんよね。しかし、勝手に遺産を動かすことができないというジレンマン。保険金は相続税の課税対象にはなりますが、基本的に相続財産に含まれないというメリットがあります。つまり、納税や葬式代のために動かせるのです。保険金も、問題がなければ請求後一週間ほどで振り込まれます。

変額保険は最低死亡保障額がありますから、相続税対策だけでなく、相続税の支払いや葬式代の準備に向いています。

No.4114 相続税の課税対象になる死亡保険金|相続税|国税庁
参照元:国税庁(2016年1月、著者調べ)

No.1750 死亡保険金を受け取ったとき|所得税|国税庁
参照元:国税庁(2016年1月、著者調べ) 参照元:UpIn(2016年1月、著者調べ)

運用益加算!

定額の保険金を約して締結する保険がそのまま「保険」であるならば、変額保険は、言うなれば投資商品と保険のセットメニューです。

保険ですから保険料の一部を保険金支払いのために積み立てますし、変額ですから、保険料の一部を投資商品でお客さんのために運用します。定額の保険も保険会社が契約者から集めた保険金を運用することになるのですが、それは、主に長期の保険契約に関して月々の支払保険金が安くなるなどの方法でお客さんに還元されます。対し、変額保険は、主に運用した利益を保険金にプラスして支払うという方法で還元することになります。

運用益が出ると、びっくりするくらいの加算があることも。「1,000万円の最低保証額だったから1,000万円支払われればいいと思っていたけど、支払われたら何と1,100万円だった!」という嬉しいプラスも変額保険であればこそのメリットでしょう。

また、投資による運用部分がありますから、インフレにも強い力を発揮します。

インフレ│初めてでもわかりやすい用語集│SMBC日興証券
参照元:SMBC日興証券(2016年1月、著者調べ)



変額保険のデメリット

死亡保険金の最低保証があって運用によってプラスが出る。しかも保険料が安い。そう考えると美味しい話ばかりのような気がしますが、もちろんデメリットもあります。メリットとデメリットをよく見比べ、果たして自分にとってはどうなのかをよく考えた上で検討することが重要です。

期待はずれ?

上手く投資商品を運用してもらえればその分加算されますが、どうしても投資商品は市場に影響されます。運用担当者の腕がよくても、まったく関係ない国の政治問題で為替が上下することは珍しくありませんし、アメリカの雇用問題で日本が影響を受けて株価が上下することだってよくあります。運用担当の腕がよくても市場動向を完全に把握し、対応できるわけではありません。すると、「あれ、プラスにならない?」という問題が起きるのです。

変額保険を申し込んだお客さんは、運用益で保険金に加算されることを目的の一つとしています。しかし、市場動向により運用の利益が出ず、最低保証額しか支払われないというがっかり展開もありえます。「必ずプラスになります」「必ずおまけがつきます」とは言えない保険ですから、がっかりすることもあります。

手数料が高い?

変額保険には運用による加算があります。運用部分目当て、または投資と考えて手続きしてしまうと、後から比較したら投資信託を単品で購入した方が手数料が安かったのでは?ということがあります。変額保険や投資商品の手続きをする時には、運用の部分だけでなく手数料は発生するのか?どれくらいの額なのか?をきちんと確認してください。

特に、年金タイプの変額保険に手数料の問題が多いようです。

保障が少ない?

変額保険は投資と保険のセットメニューです。

保険は「もしものお金」に特化した商品ですが、もしもの時の時を病気や入院、事故といったものだと考えれば。保障的な特約や内容は定額保険商品の方が充実しており、医療保険に死亡保障、さらに女性疾患特約をつけて使うなど、もしもの時の助けとして優れています。特約面で比較するとどうしても定額保険の方が変額保険よりも充実して使いやすいため、その人に合ったオーダーメイドの保障を求めるなら定額保険の方が使いやすいと言えます。

生命保険の種類と特徴 | やさしい保険講座 | 保険見直し本舗
参照元:保険見直し本舗(2016年1月、著者調べ)

特約の種類と選び方 | やさしい保険講座 | 保険見直し本舗
参照元:保険見直し本舗(2016年1月、著者調べ)

変額保険 | やさしい保険講座 | 保険見直し本舗
参照元:保険見直し本舗(2016年1月、著者調べ)

途中解約で……!

※変額保険は国内外の株式・債券等で運用しており、運用実績が保険金額や積立金額・将来の年金額などの増減につながるため、株価や債券価格の下落、為替の変動により、積立金額、解約返戻金額は既払込保険料を下回ることがあり、損失が生ずるおそれがあります。

出典:

www.hokepon.com
上記引用を読んで「あれ?」と思った方はいらっしゃらないでしょうか。確か、保険金は最低保証があったのでは?とも思われたのではないでしょうか。

筆者はここまでで、「死亡保険金の最低保証」という言葉をよく使っていたと思います。このデメリットはとても重要なものなので、次の項目一つを使って説明します。「死亡保険金は最低保証額がある」という文言を念頭に変額保険最大のデメリットをご説明します。

変額保険の最大のデメリットは?

死亡保険金は最低額が保障されていますが、解約払戻金や満期保険金には最低額が保障されていません。この点が変額保険最大のデメリットであると言えます。

亡くなって下りる保険は、最低保証が1,000万円なら運用成果がマイナスでも1,000万円は保障されています。運用成果がよければ加算もあります。しかし、保険を途中解約する場合の解約払戻金や保険期間終了時の満期保険金は保障されていませんので、払い込んだ保険金よりも少なくなることがあります。

例えば変額保険を申し込んですぐに解約したとします。投資や貯蓄と同じように考えて積み立て分に運用益が加算されて払い戻されるだろうと期待していても、大抵はがっかりする結果に終わります。最悪のケースでは解約払い戻し金が零をいう、今まで保険料を払って来たのは無駄だったという結果になることも。満期保険金も運用実績により増減し、運用実績が低ければそのまま低い額で支払われます。死亡保険金では最低保証額がありますが、満期保険金は運用結果がそのまま反映することになります。

死亡保険金には最低保証がありますが、満期保険金と解約払戻金にはないんだよ。払込保険料より少なくなることもあるんだよ。この最大のデメリットを覚えておく必要があります。最大のデメリットを覚えておけば、変額保険の使い方も定まるというものです。

他の投資法や保険と比べてどう?

変額保険は保険と投資商品のセットメニューです。純粋な投資商品や保険商品と比べてどうなのでしょう。どんな時にどちらが向くのでしょう?

変額保険の使い方

変額保険の特徴は何より死亡保険金の最低保証額が定まっていること。しかし、途中解約や満期保険金では払い込み保険料を割り込むこともあり、満期保険金は運用成果がそのまま反映してしまい目減りしてしまうことも。

変額保険を運用するにあたっては、死亡保険金をメインに考えるのが一つの正しい使い方です。死亡保険金には最低保証額がありますから、最低保証額を目安に葬式費用や相続対策がしたいという時に使える保険です。年金タイプの変額保険を活用し、老後の生活費として定期給付を受けるという使い方もあります。こちらは変額年金保険を契約している時の使い方です。

運用益加算があるので投資商品という目でも見てしまいがちですが、記事の冒頭で強調したように、性質はあくまで「保険」です。

投資信託との比較

変額年金は保険料を払い運用する保険です。性質は保険ですが、一部には投資という側面もあります。対し投資信託は変額保険が保険と投資のセットメニューであることと同じに、株や債券などのセットメニューです。同じセットメニュー同士ですが、運用の仕方には大きな違いがあります。

変額保険は死亡保障のある保険であるということ。対し投資信託は純然たる投資商品ですから死亡保障はありません。購入して値上がりを狙って売却するのがスタンダードな運用方法です。ただし、投資信託と変額保険には似ている面もあります。それは、年金のように定期的にお金がもらえるタイプがあるということ。変額年金は個人年金タイプがこれにあたりますし、投資信託は毎月分配型などがこれにあたります。

純粋に投資をして分配金と値上がりによる売却益を狙いたいなら投資信託。死亡保障が狙いなら変額保険が良いでしょう。似ている側面はありますが、使い方はまったく異なっていると言えます。

「毎月分配型の投資信託」とは? | 日本証券業協会
参照元:日本証券業協会(2016年1月、著者調べ)

毎月分配型投信の「分配金余力」に注目! | 楽天証券
参照元:楽天証券(2016年1月、著者調べ)

定額保険との比較

死亡時に定額の死亡保険金が下りることや、入院時や事故に一定額が給付されることを約して契約するのが定額保険です。一般的な生命保険はこのタイプになります。「死亡保険金500万円」と額が決まっていますから、変額保険のように運用により加算はありません。

変額保険は死亡保障や年金のような定期給付に特化した保険であるといえます。対し定額保険は、「もしもの時の助け」にも特化した保険です。女性疾病特約をつければ女性特有の病気の時に頼りになりますし、入院保険はそれ自体が病気の時に有り難い保険です。定額保険は種類豊富な特約を付加することで自分に合ったオーダーメイドの保険を作ることができ、もしもの時に助けになるでしょう。

しかし、変額保険は、入院で急にお金が必要になったからといって解約してしまうと、解約払戻金が支払い済み保険料を割り込む危険があります。契約して僅かな期間で解約しては、既に払い込んだ保険料を損することも。

もしもの時の助け、自分に合った日常生活の助けにするには、変額保険ではなく定額保険の方が圧倒的に向いています。同じ保険でもかなり違いますよね。

おススメの変額保険

死亡保障なら

死亡保障だけを目的とする場合は、変額保険と保険のどちらも使うことができます。変額保険で変額部分の加算も有り得るためお得ではありますが、保険も負けてはいません。例えば、死亡保障に細かな特約を付与して使いたい場合は定額保険の方がお勧めです。変額保険は特約狙いよりも、死亡保障にプラスアルファで加算が欲しい時に優れていると言えます。

死亡保障も欲しいけれど、細かな特約を盛り込みたい時は定額保険。死亡保障がメインで特約はあまり必要なく、むしろ加算も狙いたい時は変額保険の方が向いていると言えるでしょう。

保険はインターネット上で簡単に加入でき、インターネット上で加入すれば保険料が安くなるタイプもあります。よくコンビニにチラシが置いてありますよね。変額保険には投資という面もありますから、簡単に加入できないというデメリットがあります。インターネット加入を検討するなら、特約が充実している定額保険に安い保険料で加入することもできますからその分お得になります。後は目をつけた変額保険と定額保険、見比べてどちらが自分によさそうか、どちらがお得になるかという話になります。

変額保険 | ソニー生命保険
参照元:ソニー生命保険(2016年1月、著者調べ)

バリアブル保険(変額・終身型)
参照元:ソニー生命保険(2016年1月、著者調べ) まずご紹介するのが、ソニー生命保険のバリアブル変額保険の終身型。こちらは保険料が安いことで有名な変額保険なのですが、安いだけでなく一定額以上になるとさらに割引きのサービスがあります。他、運用部分を8種類のタイプから選ぶことができます。かっちりと枠にはまったタイプではなく、状況に合わせて運用タイプを変更できるのが高ポイントです。

オリックス生命保険の変額保険RISEは、保険料払込期間を多種選択肢の中から自分い合ったものを選ぶことができます。保障の面でも優秀であり、変額保険のデメリットである解約払戻金についても払戻率が高い保険です。

解約払戻金の払戻率でいえば、もう一つAIG富士生命のE-終身も優秀な変額保険です。こちらの保険は保険料払い込み期間が終われば生涯保障を介護保障や年金受取に移行させることができます。死亡保険金狙いだったけど年金型もいいなあという方にはお勧めです。

終身保険RISE[ライズ]|オリックス生命保険株式会社
参照元:オリックス生命保険株式会社(2016年1月、著者調べ)

AIG富士生命|E-終身(特徴)
参照元:AIG富士生命(2016年1月、著者調べ)

年金のようにもらいたいなら

変額保険には年金のように給付を受けるタイプもあります。こちらも運用益でもらえる金額に加算がありますのでお得といえばお得です。老後の資金として活用する方も多いです。ただし、「老後の資金としてお得」という言葉だけで簡単に加入を決めてはいけません。なぜなら、「年金資源保障」というタイプを選択しなければ、支払った保険料より年金総額が下回ってしまう可能性があるからです。慎重にタイプを選択しないと自分に合った使い方をすれば損をするということになりかねません。

年金資源保障タイプは、年金のように定期給付で受け取っても、一括で受け取っても、もらえるお金の額が保険料を下回ることはありません。この他に「年金受取総額保証タイプ」というタイプもありまして、こちらは年金のように定期給付で受け取った場合は保障されるけれど、一括受け取りは保証しないよというタイプです。

多くの保険会社が年金受取総額保障タイプで商品を出す中、第一フロンティア生命は年金資源保障タイプばかりを出している会社です。一覧を確認すればどの商品にも年金原資確定部分付の文字が!

年金資源保障タイプの変額年金を取り扱う会社として是非チェックしてみてください。

商品一覧 | 第一フロンティア生命
参照元:第一フロンティア生命(2016年1月、著者調べ)

変額保険はセットで使う!

変額保険商品全般の特徴を解説しました。変額保険の特徴は、

■保険金に運用益加算がある
(この部分が主に変額。商品としての性質は保険)
■死亡保険金は最低保証額あり
■解約と満期保険金は払い込み保険料より低くなる可能性がある
■特に解約は、契約してすぐだと保険料をかなり損してしまうことも
■死亡保障が優秀なので、葬式代や相続財産の準備用として使える
■年金タイプもあるよ!

などが主だった特徴でした。
変額年金の特徴を考えると、保険を変額年金だけでまかなうことにはリスクが多いと言わざるを得ません。なぜなら、病気になって入院費が必要になっても、解約にはデメリットがあるからです。

そこで、変額年金は単品で運用せず、死亡保障特化として考えて相続や葬式代、つまり遺すためのお金として考え、日常の保障は定額保険でフォローするという使い方はいかがでしょうか。この方法はもしもの時も定額保険でフォローできますし、死後は変額保険でフォローできます。定額保険に自分に合った特約をつければ隙のない保障になります。

保険金の支払いや生活費、教育費など、必要な資金は預金で用意し、暫く使い道がないお金は投資信託や債券、株で運用する。変額保険は他の投資や定額保険とセットで使うことをお勧めします。