<家賃相場>日本の家賃は高い?世界の家賃相場を調べてみました!

毎月かかっている、家賃。「日本は、家賃が高い!」と聞いたことがある方もいらっしゃるかもしれません。実際のところ、日本の家賃は、世界の家賃相場と比べて高いのでしょうか?!各国の家賃相場ついて、調べてみました。今後、海外へ移住したいと考えている方にもぜひ、参考にして頂ければと思います。併せて、世界の住みたい国ランキングについてもみていきましょう!



家賃の相場について

みなさんは、毎月の家賃にいくらくらい支出されていますでしょうか?家賃は、一般的に月収の3割以内と言われていますが、その立地条件によっては、3割では済まないこともあると思います。また、その「間取り」や「部屋の大きさ」によっても、家賃金額が異なってくるでしょう。

「日本の家賃は、高い!」と聞くことがありますが、実際のところ、本当に高いのでしょうか?また、世界の家賃相場は、一体どのくらいなのか?など、日本の相場と世界各国の相場を比較してみたいと思います。それと併せて、「住みたい国の世界ランキング」についてもみていきましょう。



日本の家賃相場は?

ここでは、一番判りやすいと思われる「1ルーム」のアパート、または、マンションを中心に相場を確認したいと思います。ホームメイトの「全国標準家賃データ」より、エリア別に検索してみていました。

全国標準(相場)家賃データ:ホームメイト
参照元:ホームメイト(2016年1月時点、著者調べ)

北海道・東北エリア

札幌で(1ルーム)アパートまたは、マンションを検索してみたところ、(3万円)台から探せます。そのため、家賃相場も比較的安めであると考えて良いでしょう。2DKでも(4万円)台から、探せるようですので、なかなか魅力的であります。

次に、東北で探したところ、仙台市内の中心部ですと、家賃の金額も少し上がってきます。1ルームで月額(4万円)台からとなりますので、やはり郊外へ目を向ける必要があるようです。

関東エリア

東京23区内(1ルーム)アパートまたは、マンションの相場ですが、一番安い場合ですと、月額(5万円)程度から探せるようです。

横浜についても、23区と同様の金額帯となっているようですので、安くは無いと思います。検索した結果から、郊外ですと、月額(4万円)も可能になります。家賃を安く抑えたければ、やはり都心部から離れたエリアで探すことをおすすめします。

関西エリア

大阪市内で検索してみた結果、1ルームで(3万円)台から探せるようです。また、大阪府内であれば、(3万円)台の物件も多いように感じます。京都市内ですと、(3万円)台から探せるようです。これは、学生が多い街だからでしょうか。よく考えてみると、やはり建物が古いことも考えられるでしょう。

また、神戸市内で検索した結果、安くても(4万円)台となっています。土地柄で、価格が違うのでしょうか?大阪と神戸では、相場に多少の開きがあることに驚きました。

九州エリア

福岡市内の相場をみてみると、(4万円)から、1ルームは探すことが出来るようです。同じ福岡県でも、福岡市外ですと、(3万円)からあるようです。やはり中心部の家賃相場が高めであることが判るでしょう。

場所は、飛びまして、沖縄県の相場をみたいと思います!那覇市で1ルームを探す場合、約(4万円)程度必要です。ですが、おかしなことに、「2K」の家賃相場も1ルームと「同じ!?」金額帯になっています。ちなみに、宜野湾市ですと、1ルーム(2万円)台から探すことが出来るみたいですので、移住をお考えの方は、参考にどうぞ。 

世界の家賃相場は?

ここでは、世界の主要都市の「家賃相場」について、LivinGraphics(リビングラフィックス)の平成25年度の調査結果を基に、「70㎡」の部屋の家賃をみていこうと思います。

ちなみに、東京の相場は、(150,010円/70㎡)となっていますので、この金額と比較してみていきましょう!

世界の家賃相場比較: アート・クラフト・サイエンス
参照元:アート・クラフト・サイエンス(2016年1月時点、著者調べ)

ロンドン(イギリス)

■ロンドンの家賃相場:(194,110円/70㎡)

ロンドン市内の賃貸物件を検索してみたところ、スタジオタイプ(1ルーム)の場合で、1カ月の家賃が約(15万円)程度となるようです。立地条件によっては、それ以上の金額を見込まなければいけないと思います。ロンドンは、世界的に見ても物価が高いエリアですので、1人暮らしするのも高くなりますね。

ロンドン・イギリスの不動産物件・賃貸情報検索:エイブル ロンドン支店
参照元:エイブル ロンドン支店(2016年1月時点、著者調べ)

パリ(フランス)

■パリの家賃相場:(145,390円/70㎡)

パリ市内の賃貸物件を検索してみたところ、スタジオタイプ(1ルーム)の場合で、1カ月の家賃が約(15万円)以上かかるようです。ほとんどのアパートメントには、家具も付いているため、その分、家賃の価格も高くなるかもしれません。部屋の大きさもあまり大きくないため、家賃相場と比較しても、多少の割高設定となっているように思います。

賃貸物件:パリ不動産
参照元:パリ不動産(2016年1月時点、著者調べ)

ニューヨーク(アメリカ)

■ニューヨークの家賃相場:(179,690円/70㎡)

ニューヨーク市内の賃貸物件を検索してみたところ、スタジオタイプ(1ルーム)の場合でも、1カ月あたりの家賃が約(20万円)以上かかるという検索結果でした。但し、日本人向けの部屋で検索してみましたので、セキュリティ設備も充実したアパートメントです。実際、現地で探すと、また違う価格の可能性もなきにしもあらずかもしれません。

家賃相場で出ている金額が2年前のものですので、それと比較しても、家賃金額が上昇していることと、為替相場の関係で、とても高く感じるのは私だけでしょうか!?

アメリカ・ニューヨークの賃貸アパート物件:エイブルニューヨーク
参照元:エイブルニューヨーク(2016年1月時点、著者調べ)

ホノルル(ハワイ)

■ホノルルの家賃相場:(99,610円/70㎡)

ホノルル周辺の賃貸物件を検索してみたところ、スタジオタイプ(1ルーム)の場合でも、1カ月あたりの家賃が約(13万円)以上かかるという検索結果でした。ハワイは、ホリデー賃貸物件が非常に多いため、比較的安めの設定のように感じますが、観光シーズンになると、その金額にも変動が出るのかもしれません。

ハワイ賃貸物件検索:Honolulu Board of REALTORS
参照元:Honolulu Board of REALTORS(2016年1月時点、著者調べ)

バンクーバー(カナダ)

■バンクーバーの家賃相場:(119,700円/70㎡)

バンクーバー周辺の賃貸物件を検索してみたところ、スタジオタイプ(1ルーム)の場合でも、1カ月あたりの家賃が最低(10万円)程度かかるという結果でした。また、家具は、備え付けられておりませんが、洗濯機などは、アパート内に設置されているコインランドリーを利用するような設備が多いです。バンクーバーは、人気のある都市であるため、カナダ国内でも割高な相場になっていると思います。

[ 住むところの探し方 ] カナダ バンクーバーの情報サイト:GoToVan
参照元:GoToVan(2016年1月時点、著者調べ)

シドニー(オーストラリア)

■シドニーの家賃相場:(127,190円/70㎡)

私もここ6年ばかり、オーストラリアに住んでおりますので、家賃相場が毎年上昇しているのを実感しています。賃貸物件を検索してみたところ、1ベッドルームで、週(5万円)以上となっていますので、1カ月だと(20万円)程度になります。

言い忘れましたが、オーストラリアの場合は、家賃が「週あたり」の金額で表示されていますので、注意しなければなりません。

また、オーストラリアでは、そのアパートが古くても、新築と賃貸の金額があまり変わらないことが多いです。その理由は、需要と供給が追いついていないため、「どれでもいいから、借りたい」という方が多いことが考えられるでしょう。そのため、誰でもアパートを借りれるわけではないのです。なかなか、難しい問題です。

賃貸マンションを探す:スターツシドニー
参照元:スターツシドニー(2016年1月時点、著者調べ)

シンガポール

■シンガポールの家賃相場:(253,190円/70㎡)

シンガポールの賃貸物件を検索してみたところ、1ベッドルームの場合でも、1カ月あたりの家賃が最低でも(20万円)以上のコンドミニアムが一般的のようです。但し、あまり古い物件が無いのも特徴であるように感じました。シンガポールは、次々と高層のコンドミニアムが作られていますので、金額もどんどん値上がりしていくように思います。

シンガポール賃貸物件・売買不動産:フォーランドリアルティネットワーク
参照元:フォーランドリアルティネットワーク(2016年1月時点、著者調べ) ニューヨークも高いと感じましたが、シドニーや、シンガポールも月額(20万円)以上かかりますので、日本の家賃相場は、世界的にみると、比較的安価であるようですね。



住みたい国の世界ランクは?

イギリスの金融機関HSBCが発表した調査により、住みたい国の世界ランクをみていきましょう。調査対象となった国は、全部で39カ国となっています。果たして、日本は入っているのでしょうか。

第1位:シンガポール

第1位に選ばれたシンガポール。その魅力は、経済発展の「著しい伸び方」もありますが、最大理由は、税率の低さでしょう。そのため、世界の「富豪」と呼ばれる方々も多く住んでいるようです。ビジネスチャンスを狙うには、シンガポールはよい国であると言えます。

シンガポールは、国の大きさも小さいながら、日本と同じように「資源」を持たない国であります。そのため、近年は「輸出入業」を中心に発展してきました。また、アジアの玄関口と言われるくらい、飛行機の「乗り継ぎ」としても有名な国でもあり、観光業も人口島を作るなど、設備投資も盛んに行われています。

その他、教育面にも力を入れているため、世界の大学ランクでは、年々そのランクを上げてきているのもシンガポールの特徴と言えるでしょう。

シンガポールの家賃相場を見て頂いても判りますように、世界で「最も家賃が高い」のが、シンガポールです。その金額を見てもらえば、国の発展が未だに続いていることが解かるでしょう。家賃からも判りますように、物価の上昇もここ数年で大きくなっていると思われます。

シンガポール不動産の魅力:フォーランドリアルティネットワーク
参照元:フォーランドリアルティネットワーク(2016年1月時点、著者調べ)

第2位:ニュージーランド

第2位に選ばれた、ニュージーランド。私も住んだことがある国ですが、その一番の魅力は、自然の多さでしょうか。日本と同じように「四季」のある島国です。

また、「火山」があるため、「天然温泉」があることも魅力の一つかもしれません。南半球にありながらも、少しヨーロッパの雰囲気もあるように感じます。また、治安がよいのも理由の一つでしょう。

ここ数年は、アジア人の移民の数も多くなってきたため、オーストラリアと同様、物価の上昇も大きくなってきています。しかし、潮風のにおいのする素敵な国であることには、間違いないと思います。

ロングステイの魅力:ニュージーランド観光局
参照元:ニュージーランド観光局(2016年1月時点、著者調べ)

第3位:スウェーデン

第3位に選ばれた、スウェーデン。社会福祉が充実していることでも有名な国ですが、税金が高いことでも有名な国と言って良いでしょう。この国では、英語が通じるという点で、世界から注目されることも多いように思います。

但し、物価もかなり高い国ですので、ある程度の収入を見込める方でなければ、住むことが難しいかもしれません。この国には、「専業主婦」という概念が無いことも注意しなければいけない点と言えます。もし、働かずに家にいる主婦であれば、「無職の人」扱いされることが考えられるでしょう。

さらに、日本と同じように高齢化している国でもありますので、「年金」に関する問題が浮上していることも確かでしょう。

スウェーデンは本当に幸せな国なのか?:現代ビジネス [講談社]
参照元:現代ビジネス [講談社](2016年1月時点、著者調べ)

第4位:バーレーン

みなさんは、バーレーンという国をご存知でしょうか?湾岸地域の中心に位置している王国です。中東へのアクセスも大変便利で、自動車でも約1時間程度でサウジアラビアへ行くことが出来、ビジネスの中心とも言える「リヤド」へは約4~5時間程度で行くことも可能という立地です。そのため、世界の投資家たちが注目している国と言えます。

多様な文化や宗教、民族が混在していることもあり、外国人が暮らしやすい環境でしょう。また、必要な生活費も低く、教育施設も充実していると評判です。また、国家として健康管理に重点を置いていることもあり、病院や医師の数も多いことから、中東の中でも、とても魅力的な国であるように思います。

バーレーンの生活文化と教育制度:日本機械学会
参照元:日本機械学会(2016年1月時点、著者調べ)

第5位:ドイツ

第5位に選ばれた、ドイツ連邦共和国。私も住んだことがある国ですが、住みたい国に選ばれたのは、移民が多い国であることがポイントであるように思います。そのため、外国人でも違和感なく住めるということです。ドイツの教育レベルも高水準でありながら、かかる教育費が無料であることも大きな理由と言って良いでしょう。

住むためには、ドイツ語が必須となってきますが、歴史が多く残るヨーロッパを感じることが出来る、とても興味深い国でしょう。技術者であれば仕事が見つけやすいという点と、EU圏内も行き来しやすいという点も、ドイツの持つ魅力だと思います。

ドイツを選ぶ10の理由:GTAI
参照元:GTAI (2016年1月時点、著者調べ)

How countries compare : HSBC Expat
参照元:HSBC(2016年1月時点、著者調べ)

まとめ

ここまで、日本の家賃相場と、世界の家賃相場について見てきましたが、いかがでしたでしょうか?日本の家賃相場が高いのは、あくまで都心であること。また、世界の家賃相場をみても、日本が特別高いわけではないことが判りました。

各国の家賃相場から考えてわかることは、その都市の「発展度合い」によって、相場が違うことが考えられます。特に、ニューヨークやシンガポール、シドニーなど、今後も家賃相場は上昇していくことが見込まれるでしょう。

また、住みたい国の世界ランキングをみて解るように、やはり、発展なくして住みたい国になることは難しいのかもしれません。わが国も、この世界ランクの上位に入れるよう、世界から憧れの的となる国になってほしいなと、個人的に思います。