クレジットカードが使えない!!クレジットカードの利用停止とは

クレジットカードで支払おうとしたときに、店員から「このカードは使えません」と言われたら、どうしますか。いきなり使えなくなると、焦ってしまいます。利用停止になった場合はどう対応したらいいのでしょう。また、そうならないためにも、気を付けることは、何でしょう。



クレジットカードが利用停止になる理由

クレジットカードが利用停止になる理由は、いろいろありますが、主な理由は次の通りです。

・カードの限度額を超えた
・支払を延滞している
・利用規約を違反しているとカード会社が判断した
・カード不正利用検知システムによる利用停止
・カードの有効期限が切れていた
・カードの磁気ストライプの異常
・暗証番号が違う
・お店が加盟店ではなかった
・店員が操作を間違えた

この記事では、上の3について、詳しく説明をしていきます。

なお、利用者が紛失、盗難に遭った場合、利用者自身がカード会社に連絡して利用停止にすることもあります。

イオンカードのオンラインお申込み|イオンフィナンシャルサービス/暮らしのマネーサイト
参照元:イオンカード会員規約など(2015年12月著者調べ)

各種規約|クレジットカードの三井住友VISAカード
参照元:三井住友VISAカード(2015年12月著者調べ)



カードの利用限度額を超えた場合

なぜ、利用限度額を超えてしまうのか

クレジットカードには、それぞれ利用限度額が決まっています。その利用金額を超えた場合、カードが利用停止になります。

利用限度額は、1カ月単位で利用できる金額ではないので注意が必要です。カードを使って買い物ができる上限金額になります。カード会社に支払う金額が残っていると、その金額を利用限度額から差し引かれた金額が、その時点でのそのカードに対する利用可能金額になります。

利用限度額を超えないためにも、利用金額を毎回確認し、利用明細を確認することが必要です。特にリボ払いをしている場合、月々の支払が同じ金額なので、どのくらい利用したか気にならなくなるため、気がつかないまま、利用限度額を超えてしまう可能性があります。

また、キャッシング枠は、ショッピング枠に含まれているため、あくまで、そのカードの利用限度額は、ショッピング枠に金額になります。利用限度額のからキャッシングで利用した金額を差し引いた金額が、ショッピングで利用可能な金額になるため、確認が必要です。

JCCA 日本クレジットカード協会
参照元:日本クレジットカード協会(2015年12月著者調べ)

イオンカードのオンラインお申込み|イオンフィナンシャルサービス/暮らしのマネーサイト
参照元:イオンカード会員規約(2015年12月著者調べ)

利用可能枠を増やすには

利用限度額を超えてしまったために起こる、利用停止を再開するには、次の引き落とし日に支払うか、もしくは繰り上げ返済をすることで、利用停止解除になります。より早くカード利用を再開したい場合は、引き落とし日を待つより、カード会社に連絡し繰り上げ返済をしたほうが、よりはやく利用停止が解除されます。

支払から利用停止解除までの時間は、まずカード会社が入金を確認してからになるので、カード会社によって異なります。その入金の際の振込手数料は、自己負担になります。

また、利用限度額自体を増枠することができます。審査はありますが、一度カード会社に相談してみるのもいいかもしれません。

JCCA 日本クレジットカード協会 クレジットカードに関するQ&A
参照元:日本クレジットカード協会(2015年12月著者調べ)

カードご利用枠の引き上げ|クレジットカードの三井住友VISAカード
参照元:三井住友VISAカード(2015年12月著者調べ)

支払いを延滞している場合

クレジットカード利用は借金と同じ

引き落とし日に銀行口座から残高不足で引き落としができなかった場合、一時的に利用停止になることがあります。クレジットカード利用は、借金と同じため、返済しない利用者に対して、厳しい対応をとります。

遅れて支払う「遅延」の場合は、利用金額に遅延損害金を加算されます。たとえ支払いをしていても、遅延の常習者はカード利用停止になります。

支払いをしていない状況である「延滞」は、支払わなければ、それ以上のカード利用はさせないため、利用停止になります。また61日以上延滞する場合は、個人信用情報機関に登録され、利用停止どころか、強制解約に至ることになりかねません。

注意!延滞すると遅延損害金が発生 | クレジットカードの達人
参照元:クレジットカードの達人(2015年12月時点、著者調べ)

利用再開させるには

当たり前ですが、延滞している金額を支払うことが前提になります。カード会社に問い合わせをし、カード会社の指定口座に入金、もしくは利用者自身の銀行口座に入金をします。カード会社による入金が確認されたら、利用停止が解除され、利用再開になります。その際、入金にかかる振込手数料は、自己負担になります。入金から利用再開までは、カード会社によって異なるので、カード会社に確認をしましょう。

延滞をしてしまったときに気になることは、すぐに他社のカードが使えなくなるのではないか、という不安があると思いますが、そういうことはありません。延滞などの情報は、カード会社同士が直接共有しているのでなく、個人信用情報機関を通して伝わるため、個人信用機関に報告しない限りは、他社のカード会社が延滞を把握することはできません。

しかし61日以上の延滞、延滞期間は短くても頻繁に繰り返す常習者は、個人信用情報機関に報告、記録され、今後カードの審査が難しくなり、ローンも組めなくなります。自分の信用情報が気になる場合は、個人信用情報機関に問い合わせてみてはいかがでしょう。

指定信用情報機関のCIC
参照元:CIC(2015年12月著者調べ)

JICC 日本信用情報機構(指定信用情報機関)|HOME
参照元:JICC(2015年12月著者調べ)



利用規約を違反しているとは

各クレジットカード会社は、利用規約を設けています。利用者がその規約に違反しているとカード会社が判断した場合、利用停止、強制解約の措置をとられ、その代表的な規約違反は、2つあります。

・クレジットカードの現金化
・本会員以外でのカード利用

クレジットカードの現金化とは、ショッピング枠を利用して現金を手に入れる手段のことです。個人で現金化をすることもできますが、多くは現金化業者を通して行われます。現金化業者からカードを使って商品を購入、その場で商品を買い取ってもらい、利用者は現金を手にすることができます。しかし、購入代金よりも少ない金額での買い取りになります。

カード会社に現金化が発覚すれば利用停止になりますが、その辺りの線引きが難しいこともあり、現金化しやすい貴金属や金券類の高額購入しようとすると一時的に利用停止になります。

また、本人以外でのカード利用ですが、他人はもちろん、家族であっても認められません。無料で家族カードを作れることもあるので、カード会社に聞いてみてはいかがでしょうか。

JCCA 日本クレジットカード協会
参照元:日本クレジットカード協会(2015年12月著者調べ)

カード不正使用検知システムが守ってくれている

カード不正使用検知システムは、カード利用者を不正使用から守ってくれるシステムです。

カード利用者が購入した商品、場所、時間帯などの履歴をデータベース化して蓄積し、それらの傾向とは違う行動パターンになった場合、「不正使用している」と自動的に判断し、一時利用停止にします。

例えば、いつも日本で利用されていたカードが海外で利用される、また同じお店で短時間に何度もカード利用された場合に、「不正使用されている」と判断されます。不正利用されていない場合は、カード会社に連絡をして本人確認をすることで、利用再開されます。

海外旅行でもカードを使う際に慌てないためにも、事前にカード会社には連絡しておくといいと思います。

クレジットカード 知っておきたい基礎知識(国民生活センター)
参照元:国民生活センター(2015年12月著者調べ)

カード不正使用検知システム|クレジットカードの三井住友VISAカード
参照元:三井住友VISAカード(2015年12月著者調べ)

カードの管理はしっかりとしましょう

カードの管理をきちんとすることで、防げることもあります。

カードの有効期限は、把握していますか。通常、有効期限が切れる前に、次のカードが届きます。書留になるので、受け取れなかった場合、郵便局に一定期間保管した後、利用者が受け取らなければ、カード会社に返送されてしまします。有効期限が過ぎているのに次のカードが届かない場合は、カード会社に問い合わせてみましょう。

また、磁気ストライプの異常で利用できないことがあります。カードの黒い帯状の部分が磁気ストライプになります。その磁気部分に携帯電話などの磁界を発生させる電子機器がある、また高温でカードが変形することがあると、異常をきたします。カードの保管には、これらのことに気を付けましょう。

あと、暗証番号を間違えることで利用停止になります。カードを利用する際には、サインを求められますが、最近は暗証番号の入力が増えてきました。海外での利用は、ほとんどが暗証番号での入力になります。
暗証番号を間違えると後の手続きが面倒です。忘れてしまった場合、カード会社に問い合わせると、カード会社によって開示方法は異なりますが、開示してもらえます。海外旅行先で慌てないためにも、事前に確認しておくと安心です。

JCCA 日本クレジットカード協会
参照元:日本クレジット協会(2015年12月著者調べ)

買い物をしたお店に原因があることも

カードを利用しようとしても、そのお店自体がカード会社と提携していなければ、利用できません。お店の入口や、レジの前に利用可能なカードのロゴが表示されていますので、確認しましょう。

また、カード不正利用感知システムによって、以前に不正使用があったお店では、利用することはできません。

クレジットとは

クレジットカードの「credit」を日本語訳にすると、「信用」、「信用する」です。またクレジットカードを利用することは、「カード会社から信用を供与される」ということになります。そして、あまり認識されていませんが、クレジットカード利用は借金と同じ扱いになります。

クレジットカードは、今では身近で便利な支払方法のひとつです。しかし、カード会社からの信用がなくなる行為は、カードやローンが利用ができなることにつながります。そうならないためにも、利用金額の把握やカードの保管には、気を付けたいものです。