<車検費用比較>安く済ませるにはどこに出せばいい?

車検は高い!そう思い込んでいませんか?ですが、車検は出す場所によってはぐっと費用が抑えられます。それぞれの費用やメリット、デメリットをご紹介します。



車検費用は高い?

2年に一度やってくる車検。車種にもよりますが、一気に10万円くらいかかってしまうという人が多いと思います。結構な出費ですよね。この費用、なんとかならないのでしょうか。

車検と点検は別!

車検の費用が高いのは、色々な費用が込みになっているからです。車検に車を出す時、車が車検に通るように車を点検します。そして、不備があった場合は整備をして、車検に出します。ディーラーや車検業者に依頼すると、点検費、整備費、車検費用さらに手数料などの合計が請求されます。ですから、高くなるんですね。じつは、車検自体の費用はそこまで高くはないのです。

車検の法的費用はいくら?

車検の費用の中で「法的費用」と呼ばれるものに次の車検までの自賠責保険料、重量税、印紙代があります。これは国で定められているものですので、どこで出しても必ずかかってくる金額です。

・車両重量/軽自動車:500~1,000kg:~1,000kg:~2,000kg:~2,500kg
・自賠責保険料(24ヶ月)/21,970円:24,950円:24,950円:24,950円:24,950円
・重量税/6,600円:16,400円:24.600円:32.800円:41,000円
・印紙代/1,400円:1,700円:1,700円:1,700円:1,700円
・法定費用合計/28,970円:43,050円:51,250円:59,450円:67,750円

※重量税は、エコカーや13年以上経過した車では費用が変わってきます。

法的費用は軽自動車ですと30,000円以下。普通自動車でも40,000円から70,000円の間です。つまり、倍くらいの金額が上乗せされているんですね。法的費用の部分はどこで出しても同じですから、その他の点検整備の部分で車検全体の費用が変わってくるんです。

自動車:自動車検査・登録ガイド – 国土交通省
参照元:国道交通省(2015年12月時点、著者調べ)



車検費用を安くするにはどうする?

車検に出す時、法的費用のほかに、点検費、設備費、手数料などが上乗せされます。法的費用は変えることができませんが、それ以外のところは変動があります。どこに出すかによっても値段は変わってきますし、また出された金額から交渉次第で値下げしてもらえることもあるんです。

車検は色々なところで出せる!

車を初めて買ったときなどは、よくわからないままにディーラーに出してしまうことも多いのではないでしょうか。ディーラー車検は安心ですが、値段も高いです。ディーラー以外でも車検を出せるところはたくさんあります。

・車検専門業者
・民間整備工場
・カー用品店
・ガソリンスタンド
・車検代行業者
・ユーザー車検

これだけの種類があるのをご存知でしたでしょうか。たくさんありすぎて、かえってよくわからないという人もおおいかもしれませんね。そこで、どこに出したらどんな特徴があるのかを費用と共に比較していきます。

<車検費用比較1>ディーラー車検

新車を購入したのが一番手っ取り早く安心なのはディーラー車検ですね。ディーラー車検とは、車の販売店に依頼する車検です。費用と共にメリットデメリットをご紹介します。

ディーラー車検の費用

ディーラー車検の場合、基本費用で点検費用、車検代行費用、検査費用などがかかります。基本費用で大体4~5万円はかかるでしょう。これに法的費用を加えた金額を支払います。ですから10万円以上になる場合が多いんですね。

さらに、整備で不具合があれば別途整備費用がかかります。これはほかの車検業者に出しても同じですが、ディーラーの場合整備をするケースが多く、整備費用も割高です。車検に通るだけのギリギリの整備でいい、というのでしたらディーラー車検はおすすめできません。

ディーラー車検のメリット

ディーラー車検のメリットには以下のことが挙げられます。

・質の良い点検が受けられる
・車検の点検項目以外の点検も行ってくれる
・メーカーの純正品でパーツの交換を行ってくれる
・車検整備保証が受けられる
・車種に対しての知識が豊富
・代車の無料貸し出しがある
・土日祝日でも行ってくれる

これだけのメリットがあるんですね。費用は若干かさむけれど、純正品がいい。安心できるところで出したいという人にはディーラーがおすすめです。

ディーラー車検のデメリット

では、デメリットは何なのでしょうか。

・費用が割高
・車検の点検項目以外も点検されるため費用が上がりやすい

デメリットは費用に関わることばかりですね。ですが、車検を一度受けるとその後2年間の点検が無料になるお得なパックなどもあります。安心して車に乗り続けることを考えたら高くないのかもしれませんね。



<車検費用比較2>車検専門業者

車検専門業者とは、文字通り車検を専門に行っている会社です。「ホリデー車検」や「車検のコバック」などが有名です。直営店もありますが、フランチャイズ店も多く、元々は民間の整備会社というところもあります。

車検専門業者の費用

業者によって値段は異なりますが、基本費用は20,000円前後で済むところもあります、。法的費用と合わせても10万円以下になるのでかなり費用が抑えられるのではないでしょうか。他の点検も同時に行ってくれますが、整備を行うかどうかは自身で判断ができます。また、ライバル店も多いので何社かの見積もりをとり、値段交渉をすることもでき、さらに安くすることも可能です。

車検専門業者のメリット

ではメリットを見てみましょう。

・価格設定が安価で明確
・どのお店でも一定水準の整備が受けられる
・早期割引などのキャンペーンがある
・スピーディーに車検を受けられる

ディーラーほどではないかもしれませんが、車検専門業者でも安心して車検に出せるのではないでしょうか。

車検専門業者のデメリット

ではデメリットはどうなのでしょうか。

・お店に車を持ち込まなくてはいけない
・車検に必要な項目以外は点検しないところも多い

車検に必要な項目以外点検しないというのは、安く済ませるにはありがたいですが、のちのち不具合が出てきてしまうのも困りますね。車の使用状況などによって、別途点検が必要になるかもしれません。

車検費用比較3>民間整備工場

自動車の整備工場でも車検を受けることができます。「指定工場」と「認定工場」があり、指定工場では自社で点検整備から車検まで行うことができます。「民間車検場」とも呼ばれています。

民間整備工場の費用

民間整備工場での車検も、最も安い車検の方法の1つです。法的費用込みで7~8万円で済ませることもできます。ただし、工場によって費用にもバラツキがあるため、いろいろなところで見積もりをとってみるのがおすすめです。

民間整備工場のメリット

メリットを見てみましょう。

・費用が安い
・幅広い車種に対応している
・リサイクル品を使用して安く整備ができることもある
・工場によっては質の高い整備を受けられる。

民間整備工場のデメリット

では、デメリットは何なのでしょうか。

・車を工場までもっていかなくてはいけない
・工場によって質にばらつきがある
・土日祝日はやっていないところが多い
・新しい設備に弱い場合がある

民間整備工場の場合は工場によってかなり違いがあるようですね。なじみのある整備工場があればそこにお願いするのが一番です。

<車検費用比較4>カー用品店

オートバックスやイエローハットなどのカー用品店でも車検が受けられます。カー用品店の中でも指定工場になっているところがあり、その場合は店内で車検を受けることができてスムーズです。

カー用品店の費用

カー用品店での車検の場合も、法的費用を含めて7~8万円程度で受けることもできます。他のカー用品店でも見積もりをもらい、交渉してみるのもよいでしょう。

カー用品店のメリット

メリットを見てみましょう。

・費用が安価でわかりやすい
・手軽に車検が受けられる
・一定の品質のサービスが受けられる
・幅広いパーツやオイルから選ぶことができる

カー用品店のデメリット

ではデメリットは何なのでしょうか。

・車を持っていかなくてはならない
・ディーラーや専門業者よりは知識が劣ることがある

普段車に特に不具合を感じていないのならカー用品店の車検でも十分という感じがしますね。

<車検費用比較5>ガソリンスタンド

ガソリンスタンドでも車検を行うことができます。身近な存在なので手軽にできるのもうれしいですね。いつもガソリンスタンドで車を見てもらっている、という人は特に安心して出せるのではないでしょうか。

ガソリンスタンドの費用

ガソリンスタンドの場合も、法的費用込みで7~8万というのが目安になります。複数のガソリンスタンドで見積比較を行うのもよいでしょう。

ガソリンスタンドのメリット

メリットを見てみましょう。

・とても手軽に車検に出すことができる
・価格が安い
・24時間受付してくれるところもある

ガソリンスタンドのデメリット

では、デメリットは何なのでしょうか。

・車を持ち込まなくてはならない
・点検整備の質が低い場合がある
・代車がない場合が多い

毎日車を使用している人には代車がないのは困るかもしれませんね。

<車検費用比較6>車検代行業者

車検代行業者とは、整備は行わず車検のみを行う業者のことです。ただし、車検代行業者でも認定工場や指定工場になっているところもあり、ここでは格安で整備も請け負ってくれる場合があります。

車検代行業者の費用

基本的に、費用は代行料のみなので10,000円程度です。これに法的費用がプラスされます。ただし、別途別の場所で点検整備を行なったほうがよいでしょう。点検整備の費用をプラスすると車検業者やガソリンスタンドなどと費用はほぼ変わりません。自分で点検して車検のみ代行するというのでしたら安く抑えられますね。

車検代行業者のメリット

では、メリットを見てみましょう。

・点検、整備がない分費用が安い
・スピーディーに車検を受けられる

車検代行業者のデメリット

続いて、デメリットです。

・自分で車を持ち込まなくてはいけない
・基本、整備はついていないので別途整備が必要になる

整備が格安で出来るのでなければ、二度手間になってしまうだけかもしれませんね。

<車検費用比較7>ユーザー車検

車検は業者に依頼しなくても自分で出すことができます。手数料などがひかれるので割安になります。ただし、車についての知識が必要になります。

ユーザー車検の費用

車に対して知識があれば、点検を自分で行い、費用は法的費用のみで済みます。点検のみ業者に依頼する場合は2万円程度かかりますが、代行手数料などがかからない分一番安い車検の方法といえるでしょう。

ユーザー車検のメリット

メリットを見てみましょう。

・価格を最も安く抑えられる
・車や車検についての知識がつく

整備以外の手順はそれほど難しくありませんので、順番に行えば車検に出すことができます。最初は大変ですが一度出してしまえばその後は慣れてくるのでスムーズに出せるようになりますね。

ユーザー車検のデメリット

デメリットも見てみましょう。

・車や車検に対する知識が必要
・平日に車検場に行かなくてはならない
・車検に落ちた場合、再受験する必要がある

やはりデメリットも大きいですね。車が大好き!という人でなければ他の方法を選んだほうがよいかもしれませんね。

まとめ

車検を行ってくれる業者というのはたくさんあり、それぞれ特色があります。安心できる車検を受けたいのか、費用をとことん抑えたいのか、自分が何に重きを置くかによってどこに出せばいいのかが変わってきます。また、新車で初めての車検なら、整備は軽くでもよいかもしれませんが、長年乗っている車ならしっかり点検・整備したほうがよいでしょう。車検の費用は抑えられてもそのあとまた費用が掛かってしまってはあまり意味がないですからね。その時の状況で選びましょう。

また、どこに出すのかが決まったら、同業他社の見積もりをとり交渉しましょう。車検費用は引越し費用などと同じように交渉可能なのです。複数の業者から一括で見積もりをとる車検費用比較サイトなどもありますので利用してみるのもおすすめです。

車検自体の費用は変わらなくても、その後の点検やオイル交換が無料になるなどのサービスを受けることもできます。ですから、提示された金額で受けるのではなく、交渉をするのが費用を抑えるコツになります。