貧乏生活を乗り越える!制度活用と節約術についてのヒント

突然ですが、みなさんのお家は、お金持ちですか?私の家は、兄弟が多かったので、どちらかというと貧乏でした!でも、生活する上で「貧乏」を感じられることがあまり無かったように思います。きっと、親が工夫をしたからでしょう。知っておくとお得な自治体の「制度」活用と、貧乏を感じさせない「節約術」についてまとめました。ぜひ参考にして下さい!



「貧乏生活」のはじまり

これまでの生活が「一変して」しまった場合

企業のリストラや、家庭の事情により、「突然」貧乏生活を余儀なくされる方もいらっしゃると思います。特に、これまでの生活から「一変」した生活になってしまえば、精神的にも辛くなってしまうかもしれません。ですが、そのことを悲観する必要は、無いように思います。なぜなら、悲観している時間を「別のことに費やす」必要があるためです。

(例えば)
■次の仕事を得るべく「就職活動」
■危機的状況を乗り越えるための「自治体の制度」を調べる
■毎月かかる「生活費」の見直し
■自分が働く場合、未就学児の「保育園」探し

など、やらなければいけないことは、結構沢山あると思います。

もしかすると、以前より忙しくなるわけです。昔から「貧乏ひまなし」とは、よく言ったものでしょう。余計なことを考えている余裕も無いわけです。それは、ある意味いいことだと思います。

貧乏を悲観してはいけない

お金が無く、時間をもてあましていれば、きっと将来の不安から、精神的に病んでしまう恐れがあるためです。そんな病んでいる「ヒマ」な時間すら、作らない努力が必要になるでしょう。

親のあなたが病んでしまえば、あなたの子どもたちも病んでしまう恐れがありますので、貧乏を理由に「弱音」を吐かないことが必要です。但し、「うちは、貧乏だから」と教えることは、弱音ではありません。あくまで、子どもには、贅沢できない理由として、貧乏であることを伝える必要はあるでしょう。弱音とは、

・「会社をクビになったせい」
・「お父さんが浮気して離婚したせい」
・「おばあちゃんが呆けて、介護が必要になったせい」

など、貧乏の原因を誰かのせいにすることだと思います。

貧乏になった理由を知った子どもが、「元気にすくすく」と育つでしょうか。むしろ、貧乏に立ち向かう「親の背中」をみて育つのではないかと、私は思うのです。



自治体の制度を活用しよう!

上でご紹介しましたが、「各自治体」で設けている「低所得者向け」の保護や、「ひとり親」向けの手当があります。それらをうまく活用し、生活費の足しにすることをおすすめしたいです。申請することは、恥じることではありません。困った時の助け綱が「自治体」ですので、相談してみるとよいでしょう。

児童手当

児童手当の金額は、その年齢や所得により異なりますが、基本月額は、以下の通りになります。

■0~3歳まで:月額15,000円
■3歳~小学校終了まで:月額10,000円
・第1子、第2子:10,000円
・第3子以降:15,000円
■中学生:月額10,000円
■所得制限以上:月額(一律)5,000円

※児童手当の支給期間:中学校終了(15歳になった最初の3月31日)まで。
※所得制限額:年収960万円未満

出典:

www.mhlw.go.jp
詳しい情報については、各市町村へお問い合わせ下さい。

児童手当について:厚生労働省
参照元:厚生労働省(2015年12月時点、著者調べ)

児童扶養手当

児童扶養手当は、父母の離婚や、父親または、母親の一方からしか養育を受けられない「ひとり親家庭」の児童のための手当になります。

<児童扶養手当の月額>
■子ども1人の場合
・全部支給:41,020円
・一部支給:41,010円~9,680円(所得に応じ決定)
■子ども2人以上の加算額
・2人目:5,000円
・3人目以降1人につき:3,000円

出典:

www.mhlw.go.jp
地方自治体から支給されるため、各自治体によって金額が異なることも考えられます。詳しくは、お住まいの市町村窓口へ問い合わせてみると良いでしょう。

児童扶養手当法の一部改正について:厚生労働省
参照元:厚生労働省(2015年12月時点、著者調べ)

児童育成手当

児童育成手当は、父または母が「いない」児童を養育している人が受け取れる手当になります。

(例えば)
・父母が「離婚」した
・父または母が「死亡」した
・父または母に「重度の障がい」がある
・父または母が「消息不明」
・母が婚姻により出産した児童
・父または母が児童を1年以上「育児遺棄」している
・父または母が裁判所からの「DV保護」命令を受けた

出典:

www.city.adachi.tokyo.jp
18歳の「年度末」まで支給されることになります。こちらも所得制限がありますので、ご注意下さい。

<手当月額>
■児童1人につき:13,500円

※所得制限等の詳細に関しましては、お住まいの市町村へお問い合わせ下さい。

児童育成手当(育成):足立区
参照元:足立区(2015年12月時点、著者調べ)

特別児童扶養手当

この手当の支給要件は、20歳未満で精神又は、身体に障害のある子どもを養育している父母になります。

<支給月額>
・1級 51,100円
・2級 34,030円

こちらも所得制限がありますので、詳細に関しましては、市町村へお問い合わせ下さい。

特別児童扶養手当について:厚生労働省
参照元:厚生労働省(2015年12月時点、著者調べ)

生活保護

厚生労働大臣が「定める基準」で計算した「最低生活費」と「収入」を比較し、収入が最低生活費に満たない場合、保護費として支給される制度です。

・「最低生活費」-「収入」=「保護費」

<保護の種類>
■生活扶助(日常生活に必要な費用)
※特定の世帯には加算もあり。(母子加算等)

■住宅扶助(アパート家賃など)
※定められた範囲内で支給

■教育扶助(義務教育を受けるために必要な学用品費)
※定められた基準額を支給

■医療扶助(医療にかかる費用)
※直接医療機関へ支払(本人負担なし)

■介護扶助(介護サービス費用)
※直接介護事業者へ支払(本人負担なし)

■出産扶助(出産費用)
※定められた範囲内で実費支給

■生業扶助(就労に必要な技能の修得等にかかる費用)
※定められた範囲内で実費支給

■葬祭扶助(葬祭費用)
※定められた範囲内で実費支給

出典:

www.mhlw.go.jp
生活保護制度を希望する場合は、お住まいの地域の「福祉事務所」へお問い合わせ下さい。

生活保護制度:厚生労働省
参照元:厚生労働省(2015年12月時点、著者調べ)

その他の手当、減免制度について

その他にも、各自治体によって、利用できる制度があると思います。東京都の手当や制度を例に挙げてみますと、以下のとおりです。

■所得税、住民税の減免制度
■国民年金・国民健康保険の免除
■交通機関の割引制度
■粗大ごみ等処理手数料の減免制度
■上下水道の減免制度
■非課税貯蓄制度(マル優)
■保育料の免除と減額
■ひとり親家族等医療費助成制度
■ひとり親家庭の住宅手当
■乳幼児や義務教育就学児の医療費助成

詳しい制度については、お住まいの市町村へお問い合わせ下さい。

ひとり親手当の届出について:足立区
参照元:足立区(2015年12月時点、著者調べ)

貧乏生活を楽しくする方法とは

「貧乏生活」と聞くと、あまり明るいイメージがありませんが、それは勘違い。貧乏だからとはいえ、みんながみんな暗いわけではありません。むしろ、気持ちの持ちようで、全然「貧乏に見えない」人も世の中にはいるように思います。そんな素敵な人になるためには、どうすればよいのでしょうか?ちょっと心の持ちようについて、考えてみましょう。

貧乏は、「デメリット」ではない!

「貧乏」と、ひとくくりの言葉で使用していますが、もともとお金もなく、日ごろから慎ましく暮らしていた方であえば、それは「貧乏生活」ではなく、ごく普通の生活なのかもしれません。

私は、4人兄弟の長女でした。何をするのであっても、他の家庭と比べれば、あまり贅沢なことはしてこなかったように思います。

ですが、1つだけ言えることがあります。お金が無かった分、別のことに「力を注げた」ということでしょうか。貧乏だから、出来なかったこともあったとは思うのですが、今となって考えてみると、そんなのは、「小さな出来事」にすぎません。

むしろ、今の自分があることは、貧乏が「強さ」を与えてくれたように思います。そう簡単には、負けない性格です。また、貧乏であった分、親も子どもへの「愛情の注ぎ方」は、違ったように思います。

お金があれば、「お金で解決」できるであろうことも、親自身がしなければなりません。ですので、それは子どもにとっても、大きなメリットであると言えるように思います。

(例えば)
■塾に行くお金がない→勉強は、親または兄弟がみる
■ケーキを買うお金がない→手作りケーキを作る
■おもちゃを買うお金がない→買わずに遊べる方法を教える
■外食するお金が無い→工夫して美味しいご飯は作れる
■学費が払えない→奨学金を借りる、または授業料免除を利用する

お金を使わずに済むことは、ここで挙げた以上にあると思われます。貧乏は、人間を強くします!だから、そんな弱気になる必要なんてありません。

貧乏生活には、節約が必須!

節約とは、ただ「ケチる」ことではありません。無駄な費用を一切省いてしまうことです。ですので、そこまでする?と思われる方もいらっしゃるかもしれません。実際、私の親が私の生活を見て「ケチすぎる」と言っていました(笑)

(例えば)
■部屋の冷暖房をあまり使わない
■食費を可能な限り削る
■安くても余計なものは買わない
■必要なくお店へ出かけない
■基本的にお菓子は、買わない 例に挙げた、「部屋の冷暖房」についてですが、「全く使うな!」というわけではありません。家の中の「あちらこちら」で、エアコンやヒーターを点けるくらいなら、「全員コタツに入れ!」という意味です。または、寒いなら、「厚着する」ことも考えられるでしょう。ヨーロッパでも、実践されている節約方法です。

「食費を可能な限り削る」というのは、お惣菜や冷凍食品などを買わず、自分で料理することで、コストを下げることを示しています。または、パン屋さんでパンを買うくらいなら、自分で「作ってしまえ!」ということです。私が3歳くらい、まだ幼稚園に入る前だったと思いますが、「クロワッサン」を母親と作った記憶があります。

節約生活は、ただケチケチしているだけでなく、子どもにとって、「思い出」を作るチャンスでもあると言えるでしょう。ですので、親である「自分」も楽しんでやることが重要だと思います!
他には、「安くても余計なものは買わない」についてですが、お買い得品だったから「いっぱい買ってきた」なんてことも考えられるでしょう。ですが、ストックを増やすことは、「安物買いの銭失い」となる可能性もありますので、使う分だけ買うようにすることを心がけましょう。

また、「必要なくお店へ行かない」ですが、お買い得品を求めて、何軒もスーパーをはしごする方もいらっしゃるでしょう。でも、それを毎日やっていると、「時間やガソリン」の消費にも繋がることをお忘れにならないように!時間を失うことは、お金を失っていることと考えてよいと思います。その労力を他のことに費やしましょう。

「基本的にお菓子は、買わない」について、これは、お金の節約だけでなく、健康管理にもつながる話です。なぜなら、売っているお菓子にどれだけの「砂糖」や「添加物」が入っているのか?みなさんあまり把握してないように思います。しかしながら、子どもが欲しがるという理由で買ったりしますよね?

1度買うと、次回も当たり前に買うことになることも然ることながら、お菓子は、手作りが一番安く済みますし、健康上にも安全であると言えます。自分の加減により、砂糖の量を減らすことも出来ますしね!そのようなことを考えると、手作りでクッキーやケーキを焼くなどすることも、心を豊かにする節約方法だと思います。ぜひ、おすすめします!



貧乏な家庭が増えている理由について

いま、世の中で騒がれている「貧困問題」。何が原因で増えているのか?を考えてみたところ、やはり雇用形態や高齢化社会により、起こっているように思います。詳しくみていきましょう。

その①:雇用形態による貧困

ここ20年の間でみると、正社員での雇用形態がくずれ、「非正規雇用」で働く人の割合が多くなっているように思います。もちろん、「非正規雇用」だと、ボーナスもありませんし、給与金額も高くないことが考えられます。

また、雇用期間も人それぞれです。そのため、生活の安定性を保つことが難しくなっているように考えられます。これは、貧困問題だけでなく、少子化問題にも繋がる問題のように思います。生活が安定しないから、結婚が出来ないと考えている方も少なからずいらっしゃるでしょう。

未婚率が増えれば、少子化も深刻になっていきます。さらに、結婚しても経済的な理由から、子どもを作らないという選択をされる方もいらっしゃるかもしれません。そう考えると、これは個人の問題ではなく、国家として大きな問題であるように思います。

日本は世界から見ても、かなり学費のかかる国であると言えるでしょう。そのため、子どもの学費により、経済的に圧迫される家庭もあるかもしれません。特に、子どもが多くいらっしゃる家庭であれば、かかる負担も大きくなることが予測できるわけです。

貧困格差と状況の課題について:厚生労働省
参照元:厚生労働省(2015年12月時点、著者調べ)

日本の学費は世界一高い? : 多言語のススメ
参照元:多言語のススメ(2015年12月時点、著者調べ)

その②:「ひとり親家庭」が増えている実態

ひとり親世帯数(母子世帯等調査)
<この25年間:母子世帯は1.5倍、父子世帯は1.3倍>

■(昭和63(1985)年度)
・母子世帯数-84.9万世帯 
・父子世帯数-17.3万世帯

■(平成23(2011)年度)
・母子世帯数-123.8万世帯(ひとり親世帯の約85%)
・父子世帯数-22.3万世帯(ひとり親世帯の約15%)

出典:

www.mhlw.go.jp
ここ25年間で比較してみると、「ひとり親家庭」が増えている傾向にあるようです。厚生労働省の調査結果によると、

■離婚によるひとり親家庭
■未婚により出産したひとり親家庭

の増加が原因と考えられるでしょう。

また、その「ひとり親」が正社員として働いていて、給与保証も充実している方であれば問題ないかもしれません。しかし、派遣社員やパート、アルバイトで生計を立てなければならなければ、どうなるでしょうか?特に、お子さんが小さければ、労働できる時間も限られてくることも考えられます。

特に、専業主婦だった期間の長い方が、仕事に就くこと自体も難しい世の中です。そのようなことを考えると、経済的に圧迫される「シングルマザー」の方など、多くいらっしゃることが予想できるでしょう。

そのため、最近の傾向としては、「低所得者」や「ひとり親家庭」向けの制度が、各自治体で設けられております。そのような制度を利用することも、救済策と言ってよいかもしれません。

ひとり親家庭の現状について:厚生労働省
参照元:厚生労働省(2015年12月時点、著者調べ)

まとめ

ここまで、貧乏生活について、いろいろみてきましたがいかがでしたでしょうか?「貧乏」といえど、「社会福祉制度」の有効活用と「気持ちの持ちよう」で「生活の質」を変えることは、いくらでも出来るように思います。

「うちは貧乏だから…」という言葉は、お金が全くないから出てくる言葉でしょうか?それとも、どこかのお家と比較して言っている言葉でしょうか?もし、比較して出てくる言葉であれば、それは「貧乏」では無いかもしれません。人間、誰かをうらやめば、キリがない生き物なのです。

あの人は、いつもきれいなお洋服を着ていて羨ましい。そう思うのであれば、まず自分の「内面」から変えてみる必要があると思います。ブランド物を多く身にまとっても、心が貧しければ、それは「貧乏な人」であることも考えられるでしょう。まずは、自分に自信を持つことが重要です!

貧乏という言葉の「呪縛」から開放されるよう、生活の参考にしてみて下さい!