【マンションリフォームの費用】業者を選ぶ前に相場を知っておこう!

マンションリフォームをしたいけど、費用ってどのくらいかかるの?そんな疑問を抱いた事ありませんか。ここでは相場を紐解き安心の費用を導き出すお手伝いをさせていただきます。



リフォームの基礎知識

マンションのリフォームは、住居のライフサイクルに合わせた修繕、壊れた箇所や老朽化を直すリフォーム、人生のライフサイクルに合わせたリフォームなど、様々な用途で行うことができます。中古マンションの場合は、購入と同時にリフォームを行うこともあります。

これらのリフォームを行うにあたっては、工事費などの予算、工事業者選び、工事期間などの工程、管理組合などへの申請や近隣対策(配慮)など一連の流れをトータル的に考え計画することが重要です。工事費などの予算については、希望する取付商品の金額がもちろんですが、それを取付けるのにかかる費用、工事費や、管理費などの相場をしっかりと把握することで適正価格での工事を行うことができます。

ここでは、マンションリフォームにかかる相場をわかりやすく説明していきます。



マンションリフォームの相場について

マンションのリフォームといっても様々です。トイレなど部分的なリフォームから壁・床・天井全てを撤去してスケルトンの状態から始める大掛かりなリフォームまで、費用的には数万〜数百万円と幅があります。また同じ予算での工事においても仕上がりは十人十色で、住む人の要望や希望が反映されやすいのもリフォームの特徴です。

それでは、具体的なリフォーム相場を紹介していきます。

スケルトンリフォーム

元々の部屋を壁・床・天井から設備に至るまで全て撤去して新築同様の居住空間を作るリフォームです。全てが新しくなる良さがありますが、費用としてはマンションリフォームの中で最も高くなります。工期的にもマンションリフォームの中では一番長く2ヶ月前後かかります。

■相場:300万円〜500万円

一般的な価格帯です。特徴としては水回り設備(キッチン、ユニットバス、トイレ)に費用がかかります。床は無垢材のフローリングが選択されるケースが多く、壁や天井は白系の壁紙が多く用いられています。予算が高い方向に振れる要因としては、キッチンやユニットバスなどの高価格商品の採用や、建具や建材の高級化などが挙げられます。

また現在の傾向としてはペットと住むケースが多くなっており、ペット対策の仕様で費用が高くなる場合があります。

水回りのリフォーム

キッチン、ユニットバス、トイレ、洗面などの水回り設備は、ライフサイクル(製品の寿命)に合わせてリフォームする事が多いです。各カ所の単独工事であれば最短2日間から1週間の工期となります。

■キッチンのリフォーム 相場:50万円〜100万円

システムキッチン(パネル込み)での相場です。ガスコンロでの概算となり、IHですとガスコンロよりも約20万円高い値段となります。IHの場合は別途電源工事も必要になります。既存配管や梁の位置によっては取り付けできるキッチンに制限があります。

■浴室のリフォーム 相場:50万円〜100万円

追い炊き機能はもちろん、浴室暖房やミストサウナ機能付など高機能なユニットバスを選んだ場合、また浴槽の大きなものを選ぶと価格は高くなります。浴槽の大きさについては、既存浴室の大きさによって設置可能寸法が決まっています。

■トイレのリフォーム 相場:15万円〜40万円

従来型のタンク付トイレ(シャワー便座付)ですと15万円程での取り替えが可能ですが、最新型のタンクレスタイプですと30万円以上かかるケースが多いです。トイレのリフォームをする際には、床や壁紙も同時に張り替えるケースがほとんどの為、その工事費も含まれた相場となっています。

リビングのリフォーム

リビングをリフォームする時、単に床や壁紙を取り替える事が予想されますが、マンションの場合には、リビングの隣に使っていない和室があるケースが多く、その和室を取り壊しリビングと繋げて大きくする工事がよくあります。工事費用も上昇しますが、リビングが広くなり使い勝手がよくなります。

■相場:50万円〜90万円

天然木の無垢材を床材として使う場合は、製品単価が上がるために工事費用は高くなります。マンションでは床材に防音効果のある物を使うことが義務付けられていたりするので、一戸建てよりも費用がかかります。

収納のリフォーム

収納を増やしたいと考えた時にウォークインクローゼットなどを新たに作るリフォームです。寝室の半分を間仕切りウォークインクローゼットを作ったりします。また和室に押入れがある場合、そこをウォークインクローゼットに改装したりもできます。

■相場:15万円〜35万円

ウォークインクローゼットを設置する場所によって、間仕切りの設置などが必要になったりするために価格も変わってきます。既存の押入れなどを改装するケースが一番安く仕上げる事ができます。 マンションにおけるリフォームの相場価格には、製品代金の他に工事費用が含まれた価格になっています。

価格.com – 住宅設備・リフォーム
参照元:価格.com(2015年12月時点、著者調べ)

工事費用の豆知識

マンションリフォームの相場を知るために最初に行う事といえば、やはりインターネットで価格を調べる事ではないでしょうか?現在は建築に関する価格もオープンになってきていますので、ネットで比較されている価格なども信憑性が高くなっています。

では、その価格にはどのような項目が含まれているのでしょうか。まずは、製品代です。これは同じ製品であれば大体どこの業者もほぼ同じと見て良いです。違いがあっても数%の範囲です。

次に工事費用及び諸費用です。工事費用=人工賃と考えます。建築工事の場合、見積もりを出す業者が必ずしも対象工事をするとは限りません。水道工事であれば水道屋さん、建具取り替えであれば建具屋さんという風にほぼ元請け工務店の下請けさんが工事するわけです。

では元請け工務店さんは何をするのかと言うと、下請けさん同士が現場で作業しやすいように工程を考えたり、マンション管理組合や近隣住民への案内、説明など裏方業務的な事が主な仕事になります。

したがって、工事費用と諸費用については業者によって金額はマチマチになっておりそこに価格差が生まれています。同じ工事でも価格差が出てしまうのは、このような事情によるところが大きいのです。



まとめ

マンションリフォームの相場を説明してきました。一般的な価格の幅が存在する大きな理由についても書きましたが、地域によっても価格差が存在することも事実といえるでしょう。景気や需要に大きく影響される建築単価は東京地区では大きく上昇しており工事費用も変化していく事が見込まれます。それに伴って相場も動いたりするので、何度でも確かめて確認する事をお勧めいたします。