脱・車貧乏!6人の体験談から学ぶ、お金をつぎ込ませない対処法

車貧乏と言われる人がいます。車が好きすぎて、際限なく車にお金をつぎ込む人をそう呼ぶそうです。独身の頃ならまだしも、家族がいてこんなお金の使い方をされてはたまりません。車貧乏と言われる人の体験談から、車貧乏にならないためにできる事、対処法をまとめました。脱・車貧乏!車との付き合い方を考え直しませんか?



車貧乏とはどういうこと?

車貧乏ってどういう状態?車にあまり興味のない人、女性などはピンとこないかもしれません。あなたの周囲で、彼氏や夫で車好きな人が、車の改造やカスタムにお金をどんどんつぎ込んでしまうという話を聞いた事はありませんか?簡単に言えば、車貧乏とはそういう状態のことです。

車の改造にどれくらいのお金がかかるか知りたいなら、車好きなパートナーの、部屋の片隅に置いてある雑誌を覗いてみてはいかがでしょう。きっと、目疑うんじゃないかと思います。部品一つとっても、質の良い物であればあるほど凄い金額が掲載されているはずです。

車好きが高じれば、より質の良い物を手に入れたい!という気持ちがわき上がるものです。気持ちは分かるのですが、お金は限りがあるものなので、何かを購入する時は計画的にしてほしいものです。パートナーに内緒で好きなだけ買う事だけはやめてほしいのです。

そんな車フリークのパートナーに勝手な浪費をさせないためには、どうしたらいいのでしょうか。車フリークのパートナーがいる人の体験談から、車貧乏にならないための対処法を考えてみました。



車貧乏!6人の体験談を見てみよう

体験談①ハイオク仕様で維持費が高い

夫と私、子供1人の3人家族です。車貧乏で困っています。我が家で所有しているのは、夫の車(仕事でも使用)と私が使っている軽自動車の2台です。夫の会社が自宅から1時間程の所にあり、夜勤などもあるため車で通勤しています。夫は営業職ですが、社用車がないため自家用車を仕事でも乗っています。

会社からガソリン代補助を貰えますが、主人の車がハイオク仕様で月に50,000円くらい掛かるのでとても足りません。さらに車のローンも合わせると維持費が、月100,000円くらいになります。

子供が今年5歳で再来年には小学校に上がるので、学校の学区の事もあるしできれば来年中に引っ越ししたいのですが、貯金が全くできていません。いま私が妊娠8カ月で、先月パートを辞めたばかりです。これから引っ越しや子供の事でお金がかかるのに、お金がなくて困っています。

体験談②自分勝手に車を買う夫

先月、夫が私の相談なしに勝手に車を買ってきました。付き合ってる時からスポーツカーばかり乗っていて、デートで車の展示会に連れて行かれたことがありました。結婚したら中古の手ごろな車に乗り換えると約束したのに、なんだかんだ言って売ろうとしません。

去年、子供が生まれて、ファミリーカーが欲しいなぁと言ったら「もう一台、買う?」と信じられない事を言うんです。できれば子供の兄弟も作ってあげたいし、今後のことを考えたら下取りに出してファミリーカーに乗り換えるべきだと思うのに。

そう思っていた矢先、ステップワゴンを契約してきたんです。ファミリーカーが欲しいと言ったからだそうです。しかも、ホイールとかランプなど変えてありました。毎月のローンを考えるともう頭が真っ白になってしまいました。車のせいで貧乏になりたくないから、前の車を絶対に売らせます。

体験談③車の部品にこだわる男

私の付き合っている彼氏が、すごく車が好きな人なんです。彼とは高校から付き合っています。前はいつも車の雑誌を眺めているだけでしたが、社会人になってお給料がもらえるようになったら、早速狙っていた車を買っていました。

私は車の事はまったく興味がないし、さっぱりわからないのですが、彼の家に行くたびよく分からない部品が増えているんです。聞いて見ると、掘り出しものだったとか、車のこの部分を付け替えるとか嬉しそうに話します。

車にばかり時間もお金もかけるので、彼と会う時は大体、彼の家か近くのファミレスです。好きだから今は別れる気になれないです。でも、もしこのままずっと結婚する事になったら…と思うとぞっとします。

体験談④借金して車を改造する

車好きな友人の話ですが、車の改造に命をかけていて、そのための費用を借金しているそうです。以前、VIP車の専門誌に友人の車が載った事があり、それからますます改造に力を入れるようになったみたいです。

ちょっといいホイールを入れたいとか、エアサス入れようとか、会うたびに車の改造の話ばかりしています。ショーで目立つ事を目標にしているから、パーツにもかなりこだわっているみたいです。友人の周囲の人も次のイベントでどんな改造をしてくるのか期待しているようで、止められないのかもしれません。

さらに改造のため借金をしているようで、お金がないと言っています。初めは資金が貯まってから改造していましたが、雑誌に載って以降は、給料のほとんどを車につぎ込んでいるといいます。まだ独身だからいいのかもしれないけど、いつまで改造熱が続くのか分かりません。

体験談⑤好きすぎて車屋に転職

夫ですが最近、車屋に転職しました。夫と私と3歳の子供、3人家族です。もともと車好きで、車好きな仲間とチームを作って活動していました。チームの仲間に車屋で働いている人がいて、夫も見よう見まねで仲間に教えてもらいながら自分で車を弄っているいるみたいです。

それまでは普通に工場勤務の会社員でした。お給料も手取りで25万円くらいあり、車の改造に掛けるお金も夫がお小遣いを貯めて賄っていたので、あまり問題はありませんでした。

子供が保育園に入園して私もパートに出るようになった頃、主人が転職したいと言い出しました。車のチーム仲間が働いている車屋で退職した人がいて、人が足りないから自分もそこで働きたいと言うのです。理由を聞くと、自分の車を弄っている内に、車の修理や改造をする仕事をしたくなったと言うのです。

かなり長い間話し合いをして、一時は離婚も考えましたが、主人がダブルワークすると言い出したので私が折れる形で転職する事になりました。転職を認めなければ、いずれ離婚になったと思います。転職で収入は減ったけど、子供の事もあるし、できる所まで夫婦で頑張ろうと思っています。

体験談⑥頻繁に車を変えたがる

40代で車関係の仕事をしています。車をすぐに買い替えるのは何でかとよく聞かれます。20代から数えて、車を何台乗り換えたのか覚えていません。理由は、車が好きだからです。色んな車種に乗ってみたいから、気になったら購入しています。

車は見た目が気にいっても、実際に乗らないと分からないこともあります。一度乗って、気にいらなければ半年くらいで乗り換えることもあります。今は気に行って2年乗り続けている車と、少し前に買い足した車の2台所有しています。

お金に余裕があるかと言われれば、特に余裕があるわけではありませんが困るほどでもありません。妻からはかなりこっぴどく言われていますが、車を買い換えるのを止める気はありません。

体験談から学んだこと

車貧乏の人の共通点

車貧乏と言われる人の共通点を考えてみました。1つは、考え方が大きく影響していると思います。”車貧乏”なのか”車好き”なのか、この2つの間に大きな違いが隠れています。

”車貧乏”の人は、優先事項の1番目が”車”になっているように思います。車を愛しているのは”車好き”の人と同じだと思いますが、給料のほとんどを車につぎ込むという話がよく見られました。生活に困るようになっても車に掛けるお金を優先させる。場合によっては、借金をしてでも車を改造する事もあるようです。

反対に”車好き”と言われる人は、優先事項の1番が車でないように思います。車のメンテナンスをきちんと行い、汚れたら洗車する。1台の車を大切に乗りつつ、生活や自分の自分に関わる人との関係を1番に考えているのではないでしょうか。

車貧乏と言われる人の多くは、初めの方の特徴を持っている人が多く見られるような気がします。周囲の人との関係や自分の生活を犠牲にしてでも、車を愛するという考え方が多いようです。体験談の中にもありましたが、車が好きでたまらないという人以外のケースもありました。

今の時代では高級車を維持するのも大変だと思いますが、かつて車は社会的地位を周囲に知らしめるためのツールになっていました。ある業種では、今もそのような考え方を持っている人がいるようです。

車貧乏にならないために

車貧乏にならないためにできる事は何かないのでしょうか。車に興味のない人から言わせれば、車を売るか、車から離れればいいという事になります。車を愛する人から見たら、それができないから貧乏になってでも車にお金をつぎ込んでしまうのです。

なぜ、そんなに車にお金をつぎ込むのでしょう?そのあたりを考えてみると、解決策が見つかるかもしれません。女性がダイエットしたいと言いながらなかなか実行に移せないというケースがありますね。痩せたいのに食べてしまうという時の心理状態と、車貧乏でもやめられない時の心理状態は似ているように思えます。

例えばダイエットのケースの場合、ついつい食べてしまう人の生活を見てみると、ストレスを抱えていたり仕事の関係で夜遅くに夕食をとったりというのが多い事があるようです。心理的な面で言えば、心が満たされていない状態を食べるという行為で補っている人もいると言います。

車貧乏な人はどうでしょう。「車は誰にも邪魔されないプライベート空間だ」という人がいます。こう言う人は人間関係が苦手、関わるのがうざったいと言っている事が多いように思います。車は心理学で言うと「車=自分」となるようです。車を自分に投影して、すごい車を持つ自分はすごい人間だと錯覚しているというのです。

車が社会的地位を表す時代があったので、そういう事もあるかもしれません。車貧乏な人の全てが当てはまるわけではないと思いますが、これに該当する人は少なからずいると思います。そんな人の場合は、根源を解決しなければ車貧乏から脱出はできないかもしれません。

車にお金をかけさせない!対処法

車貧乏を解消する対処法を考えてみましょう。本人は好きでやっているのでいいかもしれませんが、彼氏や家族がいる人には、大きな問題です。なんとかしてお金をつぎ込まないようにさせたいですよね。

■車の改造に命をかけている・借金してでも改造する
→こういった人は「車=自分」と考えているのが多いように思います。車が自分なのですから、お金はいくらでもつぎ込みます。部品やベース車は中古で探すといった努力で、予算内に納める事は可能です。大切な人がいるなら、考えを改める必要がありそうです。

■新しい車に変えたがる
→新しい車はカッコよく見えたりするものです。女性が新作に弱いのと似ています。でも、車は金額が大きすぎます。収入に合った車の維持を考えなければ、いずれ周りに人がいなくなるかもしれません。収入の中で車に掛けられる金額をよく考えることをお勧めします。

■高級車ばかり乗りたがる
→車は一種のステータスと考える人がいます。収入のある仕事をしている人ならそれも必要でしょう。しかし収入が少ない人はそうもいっていられません。見栄のために高級車を選ぶのはそんなに大切でしょうか?大切な人を犠牲にするほど重要なのか考えを改める必要がありそうです。

■維持費が高すぎる
→これはそもそも、車を維持できるほどの収入があったのかが問題です。車がないと生活に困る地域がありますが、維持費が高ければお手頃な価格の中古車を選びます。収入が少ないのに新車を選ぶのは、初めから無理があります。収入に見合った車の購入計画を考えた方がいいでしょう。

体験談から車貧乏から脱出する方法を考えてみました。例えば、本当に車が好きすぎて仕事にしたというなら、収入が減ったとしても家族の問題です。しかし、個人的に車に愛情をかけ過ぎてお金をつぎ込むとなると、収入がいくらあるのかによって貧乏になるかどうかが決まります。

収入が少ないのに車につぎ込むのは、無謀と言えるでしょう。もし家族がいる人ならなおさらです。自分の収入がどの程度かを見直して、車に掛ける予算をもう一度検討する事をお勧めします。



車と人との程よい距離

車は、人間の生活を便利にするため作られました。車とは人生を豊かにするための道具だと言う事です。時代は変わり、車の価値も変わりました。車で自分を表現する人が現れたのです。車の形が好きだと言う人、スピードを求める人、車に個性を持たせたい人などさまざまです。

その中で、自分自身よりも車の方が大切だと言う人がいます。生活に困るほど車にお金をつぎ込んで、車貧乏と言われることがあります。車に興味がない人に言わせれば、借金してまで車につぎ込むなんてバカみたいに思えるかもしれません。

でも車のために人生を無駄にするのは、もったいと思いませんか?大切な人と過ごす時間を大切にした方が有意義ではないでしょうか。お金は道端に落ちているわけではありません。一日の大半を働いてもらう大切なものです。それを頭に置いて、車との程よい距離を持った付き合い方をしてみてはいかがでしょうか。